
恵比寿ザ・ガーデンルームで行われた、『YEBISU亭~第20回記念シリーズ第二弾!~』へ行ってきました。
南原さんは何を口演するのかな?と思っていたら・・・な、なんと、『仔猫』でした(笑)。
いや、てっきり『竹の水仙』か、以前披露したという新作の『お受験』をやるのかと思っていたのでちょっと肩透かしを食らった感じでしたが、でも、考えてみれば『仔猫』は怪談噺でもありますので、この季節にはピッタリかもしれません。
詳しい感想などは後日書きたいと思いますが、マクラは末広亭の時とほぼ同じ、新たに『ウリナリ』でパプアニューギニアの夫婦が日本に来た時の話がなどが加わっていました。
本題の『仔猫』は、さすがにやりなれてるという感じで、番頭さんがおなべに暇を出すのが言い出せなくてキセルに見立てた扇子を震えながら口や鼻に運ぶ場面などではかなり笑いを取っていましたし、おなべが独白する場面ではしんみり聴かせ、切ない表情も良かったと思います。
たい平さんは、落語を二席。
最初の演目は・・一度聴いたことがあるのですが、落語の知識がなくてタイトルがわかりません(と思っていたら、いつもお世話になってるA様のサイトに『紙屑屋』との情報が。教えていただきありがとうございます)。
二席目は、『青菜』。
こちらも季節ものという感じで、今の季節にはピッタリ。
「鞍馬から牛若丸が出でまして、そのナをクロウ判官」「ヨシツネにしておきな」という台詞が妙に耳に残ってしまいました(笑)。
たい平さんは、南原さんがトーク中でも言っていたように器用といいますか、多芸で浪曲のダミ声のマネから花火の音マネまでこなし、落語でも客席を大笑いさせていて、さすがという感じでした。
落語以外では、舞台が始まってすぐに、南原さんとたい平さんがショートコント・・ウンナンのネタ『癖について考える』と『ミニスカート』を、二人でやってました(笑)。
『癖~』のほうはけっこういい感じでしたが、『ミニスカート』は・・・。
南原さんがたい平さんのことを「おい、内村」と言い間違いをしたり、何故かたい平さんも南原さんのことを「おい、内村」と言い間違いをしたりして、かなりグダグダ(笑)。
3時半からリハーサルをして二人で練習をしていたとのことでしたが、このコントはテンポと間が命という感じのネタですので、さすがに一朝一夕でやるには無理があったようです。
あと、落語の合間には"今夜踊ろう"というコーナーがあり、南原さん、たい平さん、まったく心が無い司会進行の(笑)まあくまさこさんの三人であれこれとトークもしてました。
ここでは、南原さんの狂言実演・・橋掛から登場して名乗りまでの一連の動作と狂言ウンチクで客席を感心させたり(笑)、色紙プレゼンとがあったり、あと、『お蝶~』の告知もしていましたが、南原さんは「8月5日から・・」と初日の日付けを言い間違ってました(笑)。
う~む、いくら忙しいとはいえ、初日の日を間違えるって・・大丈夫かな~(笑)。
あ、それから、南原さんはこの日の楽屋で、たい平さんから寄席文字の書き方を習っていたそうです。
教わり好きの南原さんならさもありなん、という感じでちょっと笑ってしまいましたが(笑)、いつか南原さんの寄席文字が見られる日がくるかも?です(笑)。
それから、ロビーには『Get』と『サッポロビール』から南原さん宛に花が届いてました。

という感じの、『YEBISU亭』でありました。
詳しい感想&レポなどは、また後日に。