今回のゲストは、テニスのクルム伊達公子選手。
今年の4月に12年ぶりに現役復帰をした伊達選手ですが、
南原 「干支で言うとひと回りしてるんですよ」
伊達 「はい、すみません(笑)」
南原・伊達 「ハッハハハハハハハ」
というやり取りがあったりして、番組は和やかにスタート(笑)。
まずは、トーナメントで優勝しても「嬉しい反面ちょっと恥ずかしいような複雑な気持ちでしたね(笑)」という話や、「新入りなんだけど自分は年上みたいな(笑)」という、現役復帰してからの嬉し恥ずかしのエピソード(笑)や、旦那さんからは「復帰すれば?復帰すれば?復帰すれば?」と出会った頃からずっと言われていた、という話など、現役復帰話をあれこれと。
そして、
伊達 「日本人選手がなかなか、こうトップにいるっていう選手が少ない中で、まず私が、その、過去にナンバー4(世界ランク4位)まで行けて」
南原 「はい」
伊達 「今、テニスが変わってきて、どうして私が出来たことが今のみんなには出来ないのかな?っていうことは、ひとつすごく自分の中で疑問にはなってきてたんですね」
南原 「これ、逆にひとつ質問させていただくと、その」
伊達 「はい」
南原 「4(フォー)まで上がるっていうか、世界で戦うには何が必要なんですかね?」
というやり取りも。
伊達さんいわく、世界で戦うにはハングリーさや勝負への執着心、そして運などがうまく組み合わさって初めて上位へ行ける。
そして、バランスが大切・・テクニックやフィジカルなども必要だが一番大きいのはメンタル、とのこと。
コートの中でのメンタル面が大事なのはもちろん、他の部分・・ツアーを回る時は荷物は全て自分で持ち飛行機のチケットなども自分で獲らなくてはいけないので、超過料金を取られそうになっても「あたしたち遊びじゃないんだ!」というふうにカウンターで喧嘩をしたりと、色んな面でのメンタルが大事とのことでした。
で、
伊達 「今、でも、なんか良い子が多いですね」
南原 「あぁ、総じてね」
伊達 「個性的な子が少・・それはどこのスポーツも」
南原 「そうですね」
伊達 「同じかなと思うんですけど」
南原 「はいはい」
伊達 「スピーチしても、綺麗に答える子がすごく多いなっていうのは私すごく感じるんですよね」
南原 「はい」
伊達 「だからちょっと面白みは欠けるかなっていう、何か」
南原 「そうですね」
伊達 「個性的な選手がもうちょっといてもいいんじゃないかな」
南原 「外国人なんか個性だらけですもんね」
伊達 「そうですね」
南原 「自己主張も強いし」
伊達 「う~ん」
南原 「練習相手もどんどん自分で入っていっちゃうんでしょ?」
伊達 「そうですね~」
南原 「えぇ」
伊達 「こないだとかも、何かこうちょっと雨が降り始めたときに練習をしてたんですけど」
南原 「はい」
伊達 「若い選手が時間よりも早く来たんですね」
南原 「はい」
伊達 「で、雨が降り始めてるから(若い選手は)早く入りたかったんですよ」
南原 「はいはいはい」
伊達 「それで私が、あの~、(若い選手が)入ってきそうだなっていう、でも、選手はやっぱり二人で練習、オープンコートでやるほうが良いので」
南原 「はい」
伊達 「で、入りそうになったから「何時から練習コート取ってるの?」って、ちょっと意地悪だっかなと思うんですけど(笑)」
南原 「(笑)はいはい」
伊達 「「何時から取ってんの?」って言ったら、「あと10分後です」って言うから、そしたらもう一人の子が「一人でやりたいですか?」って、あの、四人(で練習する)よりも二人で(練習を)やりたいですか?って言ったから」
南原 「はいはいはい」
伊達 「「うん、もちろん二人でやりたいよ」って言って、雨降って、もうそれ以上降るともう(練習)出来なくなっちゃうんで」
南原 「はいはいはい、早めにね」
伊達 「はい、(若い選手はコートに)入りたいんですけど、でも時間ではなかったから、入れてあげなかったんですけど」
南原 「アハハハハハハ、ハッハハハハ」
伊達 「(笑)だけど世界で揉まれていくためには」
南原 「うん」
伊達 「そういう時には、ある程度、「あ、雨が降ってきたんで時間変更したんです」とかっていうことを、ある意味頭を使っていかないと、世界では勝っていけないくらいやっぱタフなんですよ世界の・・」
南原 「自己主張していかないと」
伊達 「自己主張もしなきゃいけないし、ずる賢くもならなきゃいけないし」
南原 「うんうんうん」
伊達 「じゃ10時半からしか(コートを)取ってないからって言ったら、もう自分の練習出来なくなるわけですから」
南原 「なるほど」
伊達 「そのへんはやっぱもっと揉まれていかないと」
南原 「うん」
伊達 「素直すぎる」
南原 「はい」
伊達 「っていうところは有り過ぎるのかなって」
南原 「伊達さんの場合はもう世界基準が分かってるんですよね、世界の選手だったらこんなふうになってるから」
伊達 「そうですね、もう当たり前のようにウソついちゃいますからね、外国の選手だったら、「あ、もう取ってるよ」って言って」
南原 「はい」
伊達 「で、堂々と入ってきますから」
南原 「そん時、最初どうだったんですか?「何この人?」と思ったんですか?」
伊達 「いや、もうそれはもう、もちろんそんなことばっかりでしたよ」
南原 「「じゃあたしもこんなことに負けられない!」」
伊達 「はい、そうです。だから私も自己主張もやっぱりどんどんどんどんするように・・ならざるを得なかった!(自己主張)しないともう、それはもう存在すら認めてもらえないので」
南原 「そうですか、でも、その貴重な経験がやっぱりね、それがやっぱり大事なんじゃないですか?それを伝えていくっていうのが」
伊達 「そうですね」
南原 「はい」
伊達 「だからチャンスがあればそれは、「意地悪じゃなかったんだよ」って言いたいなと思うんですけど(笑)」
南原 「ハッハハハ、いや、わかりますわかります」
伊達 「あれだけだと、ただの意地悪なお姉さ・・おばさんになっちゃって(笑)、ハハハ」
南原 「ハッハハハハ、いや、そんなことないですよ」
伊達 「(笑)」
南原 「世界基準ですからね、えぇ」
という話も。
強くなければ生きていけない・・と言っていたのはF.マーロウですが、私立探偵だけではなく、テニス選手も強くなければ生きていけないのか(笑)。
いや、ホントに、実際に世界で戦ってきた伊達選手の話だけに、「自己主張もしなきゃいけないし、ずる賢くもならなきゃいけないし」という言葉はとても重みのあるもので、大いに納得でした。
たまに『Get』で放送している"修造チャレンジ"でも、テニスだけではなく、自分をいかにアッピールして自己主張していくか、ということを松岡さんは子供たちに教えていますが、松岡さんも世界で戦ってきた人なので、テニスプレイヤーとして成功するにはプレイ以外ののことも大事だということがよく分かっているからそういう訓練を子供たちにしているのでしょう。
それから、「良い子が多いですね」「スピーチにしても綺麗に答える子がすごく多い」という話も、妙に納得。
伊達選手が12年ぶりに現役復帰して活躍するのは素晴らしいことだと思いますが、「伊達選手が復帰?私がもう一度引退させてあげるわ」ぐらいのことを言っちゃう若手選手がいても・・これだとちょっとプロレス的になってしまいますが(笑)、いや、でも、それくらい活きの良い選手が出てきてくれれば、日本のテニス界の未来も明るいと思いますし、伊達選手が現役復帰した甲斐もあるように思います。
来週に続く・・・。
あ、書き忘れてしまいましたが、8月2日にニッポン放送のイマジンスタジオで番組の公開イベントがあるようです。
ゲストに有森裕子さんを迎えての収録とのことでした。
お蝶~初日4日前にご苦労さまっす、であります(笑)。
今年の4月に12年ぶりに現役復帰をした伊達選手ですが、
南原 「干支で言うとひと回りしてるんですよ」
伊達 「はい、すみません(笑)」
南原・伊達 「ハッハハハハハハハ」
というやり取りがあったりして、番組は和やかにスタート(笑)。
まずは、トーナメントで優勝しても「嬉しい反面ちょっと恥ずかしいような複雑な気持ちでしたね(笑)」という話や、「新入りなんだけど自分は年上みたいな(笑)」という、現役復帰してからの嬉し恥ずかしのエピソード(笑)や、旦那さんからは「復帰すれば?復帰すれば?復帰すれば?」と出会った頃からずっと言われていた、という話など、現役復帰話をあれこれと。
そして、
伊達 「日本人選手がなかなか、こうトップにいるっていう選手が少ない中で、まず私が、その、過去にナンバー4(世界ランク4位)まで行けて」
南原 「はい」
伊達 「今、テニスが変わってきて、どうして私が出来たことが今のみんなには出来ないのかな?っていうことは、ひとつすごく自分の中で疑問にはなってきてたんですね」
南原 「これ、逆にひとつ質問させていただくと、その」
伊達 「はい」
南原 「4(フォー)まで上がるっていうか、世界で戦うには何が必要なんですかね?」
というやり取りも。
伊達さんいわく、世界で戦うにはハングリーさや勝負への執着心、そして運などがうまく組み合わさって初めて上位へ行ける。
そして、バランスが大切・・テクニックやフィジカルなども必要だが一番大きいのはメンタル、とのこと。
コートの中でのメンタル面が大事なのはもちろん、他の部分・・ツアーを回る時は荷物は全て自分で持ち飛行機のチケットなども自分で獲らなくてはいけないので、超過料金を取られそうになっても「あたしたち遊びじゃないんだ!」というふうにカウンターで喧嘩をしたりと、色んな面でのメンタルが大事とのことでした。
で、
伊達 「今、でも、なんか良い子が多いですね」
南原 「あぁ、総じてね」
伊達 「個性的な子が少・・それはどこのスポーツも」
南原 「そうですね」
伊達 「同じかなと思うんですけど」
南原 「はいはい」
伊達 「スピーチしても、綺麗に答える子がすごく多いなっていうのは私すごく感じるんですよね」
南原 「はい」
伊達 「だからちょっと面白みは欠けるかなっていう、何か」
南原 「そうですね」
伊達 「個性的な選手がもうちょっといてもいいんじゃないかな」
南原 「外国人なんか個性だらけですもんね」
伊達 「そうですね」
南原 「自己主張も強いし」
伊達 「う~ん」
南原 「練習相手もどんどん自分で入っていっちゃうんでしょ?」
伊達 「そうですね~」
南原 「えぇ」
伊達 「こないだとかも、何かこうちょっと雨が降り始めたときに練習をしてたんですけど」
南原 「はい」
伊達 「若い選手が時間よりも早く来たんですね」
南原 「はい」
伊達 「で、雨が降り始めてるから(若い選手は)早く入りたかったんですよ」
南原 「はいはいはい」
伊達 「それで私が、あの~、(若い選手が)入ってきそうだなっていう、でも、選手はやっぱり二人で練習、オープンコートでやるほうが良いので」
南原 「はい」
伊達 「で、入りそうになったから「何時から練習コート取ってるの?」って、ちょっと意地悪だっかなと思うんですけど(笑)」
南原 「(笑)はいはい」
伊達 「「何時から取ってんの?」って言ったら、「あと10分後です」って言うから、そしたらもう一人の子が「一人でやりたいですか?」って、あの、四人(で練習する)よりも二人で(練習を)やりたいですか?って言ったから」
南原 「はいはいはい」
伊達 「「うん、もちろん二人でやりたいよ」って言って、雨降って、もうそれ以上降るともう(練習)出来なくなっちゃうんで」
南原 「はいはいはい、早めにね」
伊達 「はい、(若い選手はコートに)入りたいんですけど、でも時間ではなかったから、入れてあげなかったんですけど」
南原 「アハハハハハハ、ハッハハハハ」
伊達 「(笑)だけど世界で揉まれていくためには」
南原 「うん」
伊達 「そういう時には、ある程度、「あ、雨が降ってきたんで時間変更したんです」とかっていうことを、ある意味頭を使っていかないと、世界では勝っていけないくらいやっぱタフなんですよ世界の・・」
南原 「自己主張していかないと」
伊達 「自己主張もしなきゃいけないし、ずる賢くもならなきゃいけないし」
南原 「うんうんうん」
伊達 「じゃ10時半からしか(コートを)取ってないからって言ったら、もう自分の練習出来なくなるわけですから」
南原 「なるほど」
伊達 「そのへんはやっぱもっと揉まれていかないと」
南原 「うん」
伊達 「素直すぎる」
南原 「はい」
伊達 「っていうところは有り過ぎるのかなって」
南原 「伊達さんの場合はもう世界基準が分かってるんですよね、世界の選手だったらこんなふうになってるから」
伊達 「そうですね、もう当たり前のようにウソついちゃいますからね、外国の選手だったら、「あ、もう取ってるよ」って言って」
南原 「はい」
伊達 「で、堂々と入ってきますから」
南原 「そん時、最初どうだったんですか?「何この人?」と思ったんですか?」
伊達 「いや、もうそれはもう、もちろんそんなことばっかりでしたよ」
南原 「「じゃあたしもこんなことに負けられない!」」
伊達 「はい、そうです。だから私も自己主張もやっぱりどんどんどんどんするように・・ならざるを得なかった!(自己主張)しないともう、それはもう存在すら認めてもらえないので」
南原 「そうですか、でも、その貴重な経験がやっぱりね、それがやっぱり大事なんじゃないですか?それを伝えていくっていうのが」
伊達 「そうですね」
南原 「はい」
伊達 「だからチャンスがあればそれは、「意地悪じゃなかったんだよ」って言いたいなと思うんですけど(笑)」
南原 「ハッハハハ、いや、わかりますわかります」
伊達 「あれだけだと、ただの意地悪なお姉さ・・おばさんになっちゃって(笑)、ハハハ」
南原 「ハッハハハハ、いや、そんなことないですよ」
伊達 「(笑)」
南原 「世界基準ですからね、えぇ」
という話も。
強くなければ生きていけない・・と言っていたのはF.マーロウですが、私立探偵だけではなく、テニス選手も強くなければ生きていけないのか(笑)。
いや、ホントに、実際に世界で戦ってきた伊達選手の話だけに、「自己主張もしなきゃいけないし、ずる賢くもならなきゃいけないし」という言葉はとても重みのあるもので、大いに納得でした。
たまに『Get』で放送している"修造チャレンジ"でも、テニスだけではなく、自分をいかにアッピールして自己主張していくか、ということを松岡さんは子供たちに教えていますが、松岡さんも世界で戦ってきた人なので、テニスプレイヤーとして成功するにはプレイ以外ののことも大事だということがよく分かっているからそういう訓練を子供たちにしているのでしょう。
それから、「良い子が多いですね」「スピーチにしても綺麗に答える子がすごく多い」という話も、妙に納得。
伊達選手が12年ぶりに現役復帰して活躍するのは素晴らしいことだと思いますが、「伊達選手が復帰?私がもう一度引退させてあげるわ」ぐらいのことを言っちゃう若手選手がいても・・これだとちょっとプロレス的になってしまいますが(笑)、いや、でも、それくらい活きの良い選手が出てきてくれれば、日本のテニス界の未来も明るいと思いますし、伊達選手が現役復帰した甲斐もあるように思います。
来週に続く・・・。
あ、書き忘れてしまいましたが、8月2日にニッポン放送のイマジンスタジオで番組の公開イベントがあるようです。
ゲストに有森裕子さんを迎えての収録とのことでした。
お蝶~初日4日前にご苦労さまっす、であります(笑)。