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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 12/25 X'mas special

2005年12月27日 | Get Sports
2時間番組に戻った『Get』ですが、『ニュース&スポーツ』が別番組になってましたので、1時間50分の放送でした。

Chapter 1 は、サッカー日本代表で柏レイソルの玉田圭司選手の特集。
スタジオでの Talk LIVE は、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで、W杯についてあれこれ。
日本は予選突破できるか?という質問に南原さんは、「得失点差?」と、とぼけた顔で言ったあと、「これ言っとけば何とかなる」(笑)。
中西さんいわく、「(ブラジル・クロアチア・オーストラリアは)最高じゃないけど、最悪じゃない(組み合わせ)」とのこと。
う~む。私のサッカー知識は、『Get』と『NANDA!?』で仕入れたものが9割なので(笑)、サッカー素人の私には、予選突破できるのかどうなのか、よくわかりません。ハイ。
ですから、南原さんの言うように「得失点差」でいけるんじゃないっすか、と、お気楽に考えとくことにします(笑)。

Chapter 2 は、ヤンキースの松井選手の特集。
義田貴士さんのインタビューVTRのあと、その義田さんを加えてのG-Talk。
松井選手についてあれこれと約10分間話してました。

Chapter 3 は、アイシンシーホースの佐古賢一選手の特集。
今年の3月、JBLプレーオフ ファイナルの最終戦で左足アキレス腱断裂というケガをし、11月のJBLスーパーリーグ開幕戦で復帰するまでの佐古選手に密着、226日。
5月に南原さんが、リハビリ中の佐古選手のもとへ見舞いに行き話を聞いてる様子が流れてましたが、35歳の佐古選手は、「辞め時を探してた」「ケガして引退かな、弱気になってもう終わりかな(と思ったこともある)」、でも「ケガと向き合わなければダメだろうな」と、笑顔で話してました。
相手が南原さんだからこんなに笑顔なのかな、と思っていたら、
復帰した開幕戦後の南原さんのインタビューに佐古選手は、
「南原さんが見舞いに来た時は、いっぱいいっぱいでした。でも、落ち込んでる姿を見せるわけにはいかない。自分に精一杯の笑顔を見せた」「(復帰して)今日が迎えられるとはあの時自信がなかった」。
・・・そうだったのか。
やせ我慢してカラ元気の笑顔を見せてこそ男の子です(笑)。
そんな佐古選手を見て、危うく泣くとこでした(笑)。
今回の特集を見て、佐古選手はプレーだけでなく、人間的にも素晴らしい人だと実感。
ケガをして、自分の弱さと正面から向き合う姿勢に感銘を受けました。
そして、「やっぱり人に支えられているんですよね。周りの人間を大事にしなきゃいけないし、そのために自分も磨かなきゃいけないし、頑張んなきゃいけない」という言葉も、重みと説得力があるものでした。
それから、家族に対する想いと誠実な人柄も伝わってきました。
あと、開幕戦終了の直後、チームメイトと共に横一列に並んで客席に手を振り挨拶したあと、コートのすぐ脇で観戦していた南原さんのもとへ一人歩み寄り、握手をしてお礼を言ってる姿にちょっと感動。
ぜんぜん格好付けてないし、謙虚だし。
なんていい人なんだ!
スタジオでの G-Talk は、その佐古選手が登場。
この日、広島での試合を終えたあと、嫌いな飛行機に乗ってわざわざ来てくれたそうで。
やっぱりいい人です(笑)。
佐古選手いわく、「復帰と復活は使い分けたい」ということでしたが、
「復活はファイナルを戦って優勝した時。1年前のその日に戻れた時」とのこと。
チームが優勝してその日に戻れることを祈ってます。


今回の『Get』は、X'mas special にふさわしい充実した内容でした。
なのに、こういう時に限って1時間遅れで始まるって、どういうこと?
以前にもこんなことがありましたが、せっかく良い番組なんですら。
頼んますよ、テレ朝さん!