OZ.

Opened Zipper

9速化作業(3)チェーン交換・調整

2010-09-07 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月中旬)
9速化作業のスプロケ交換・リアディレイラー交換が終わったので、残るはチェーン交換と調整。
ちなみにシフターは以前、フロントディレイラー除去のとばっちりで交換した際に9速用にしていたのでした。

交換用に購入したチェーンはWIPPERMANNのCONNEX-904です。
モノトーン化推進キャンペーンを継続中なので、KMCの9速用白黒チェーンにするか悩みましたが、見た目がかなりエグそうな気がしたので断念。
フツーのSHIMANOの9速用チェーンでも良いかなーと思いましたが、これまで使っていたWIPPERMANNの8速用チェーン(CONNEX-808)はミッシングリンクがとても便利で重宝していたので、やっぱりWIPPERMANNにしようってことでCONNEX-904です。

8速チェーンは自転車イジリ作業時のバイブル「MTBメンテナス」の訓え通り、アウター×ローにかけて2リンク余らせる長さにしていましたが、少し前にチェーン脱落防止策として2リンク分を削って短くしていました。
9速用チェーンへの交換の際にまた短くしておくか少し悩みましたが、チェーンガイドで脱落は防止できているんで、とりあえずバイブルに従っておこうと思います。
チェーンをチェーンリング・スプロケに懸けて回して計測し、+2リンク強になってしまいますが、長さを合わせてチェーンカッターでピンを抜き、ミッシングリンクを使って留めます。

チェーンガイドの内側を回すのがなかなか大変で苦労しましたが、grungeのチェーンフッカーが協力してくれたお陰でなんとかなりました。
チェーンを外す作業のときはかなり役に立ってくれてます。>チェーンフッカー
ワイヤーハンガーを加工すれば作れそうだなんて思ってましたが、買って良かったなと。(それでも作れそうなのは作れそうですが)

さて、こうして物理的には9速化パーツへの交換が完了した訳ですが、問題はここから。
ちゃんとシフトできるように調整する必要があります。
シフトワイヤーを概ね良さ気な位置に合わせて、シフトして試してみますが、ローに入れようとするとリアディレイラーの上側のガイドプーリーがスプロケのローギアに接触しています。
ダメだこりゃ。

リアディレイラーの位置自体を調整して、ディレイラーから離れる方向にズラしてみると、どうにか接触は回避できました。
しかしローに入れると、チェーンがテンションプーリーからほぼ直接スプロケのローギアに懸かる状態になってます…つまりガイドプーリーがほとんど機能してない。
まぁ機能しなくても良いか、チェーンは懸かってるんだし。

こうしてロー側は調整できましたが、トップ側でまた問題が。
トップ9速に入れようとするとチェーンがリアディレイラー内側に引っかかってハマり込み、動かなくなってしまいます。
リアディレイラーハンガー(アダプターユニット)を内側に装着したせいで、リアディレイラーとスプロケの間隔が近過ぎるせいだろうか。
少し逆回転させつつ何度か試すと9速にシフトできることもあるんだけど、ほぼ確実にひっかかってハマります。
本当にダメだこりゃ。

リアディレイラーの角度調整など色々試してみましたが、改善できません。
シフト時にチェーンがスプロケのギアから脱線する場所とリアディレイラーが近過ぎるんだよなぁ。
リアディレイラーの内側の角を少しだけ削ってみましたが、今のところ効果なし。

しょうがないんで、9速は「禁断のギア」ってことで「9速にシフトしてはいけない」という、とりあえずの運用回避で逃げることにします。
そうは言っても、トップギアが使えないんじゃ意味が無いので、どうにかしないとな。
また色々と試行錯誤してみます。

(2010年8月末追記)
※実はリアディレイラーの装着方法に誤りがあったんですが、この6月中旬時点ではまだそのことに気付いていないのでした。