OZ.

Opened Zipper

9速化作業(2)リアディレイラー交換

2010-09-04 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月中旬)
9速化作業の続きです。

リアホイール(ハブ)のスプロケを9速用に交換し終わったので、次はリアディレイラーを9速用に交換します。
購入しておいた9速用のリアディレイラーはSHIMANO Deore RD-592です。
必要も無いのにロングゲージなので、また色々と調整など苦労しそうですが、その苦労も楽しみの内ってことで。

リアディレイラーアダプターユニットから旧リアディレイラーのAlivio RD-410をアーレンキーで外します。

RD-592をリアディレイラーアダプターユニットに取り付ける前に比較…かなりスッキリしてるなぁ。
RD-410のゲージは武骨な「鉄板2枚重ね」って感じでしたが、RD-592は「鋼の触手」という雰囲気。
RD-592は出っ張りも少ないです…それでスッキリして見えるのか。

リアディレイラーアダプターユニットにRD-592をアーレンキーで固定します。
RD-410と全然違っていて、固定するボルト部分が全然出っ張ってない。

おっとコレはもしかして…以前使っていたリアディレイラーガードを持ち出してきて当てがってみますが、全然ダメ。
リアディレイラーガードは、クイックリリースレバーのナット部と入れ替えて装着しますが、TIOGAのホワイトのカーブドレバーに交換した後は外したままの状態でした。
しばらくホワイト化パーツの馴染みっぷりを観察したかったためですが、RD-592には対応できないことが判明したので、RD-410と共に引退が決定です。

そしてシフターケーブルの固定部分を確認しますが、リアディレイラー側のアウター受けの位置がまた全然違うと気づきます。
RD-410では後ろから前へ向けてほぼ水平方向でアウターケーブルを取り回す必要がありましたが、RD-592では上から下へって感じでほぼ垂直方向になってます。
チェーンステーのアウター受けからリアディレイラーへ取り回すためにアウターケーブルを曲げる必要があって、その部分にAvid RollaMajigというシフトワイヤープーリーを使っていましたが、これももう使えなくなります。
RD-592ではチェーンステーのアウター受けからほぼ真っ直ぐにアウターケーブルを引いて終わりって感じになります。

リアディレイラーガードとか、Avid RollaMajigとか、無駄にこういう小物を付けるのが楽しかったのになぁ、とうとう引退かぁ、残念。
特にRollaMajigはこないだ頑張ってシルバーにペイントしたばかりだったのに…まぁしょうがない。
これも全て、必要も無いのにBBB RollerBoys(シールドベアリングプーリー)を着けてみたいというだけの理由でリアディレイラーをDeore化しようとしている自分が悪いのです。
何かを改善するためのカスタムではなく、カスタムそのものが目的になっているため、本末転倒なことばかりやってる気がしますが、まぁ自分が楽しいからイイか。

RD-592をリアディレイラーアダプターユニットには簡単に固定できましたが、チェーンとステーの干渉回避策でリアディレイラーアダプターユニットを逆に内側に装着しているため、チェーンが干渉しないようにリアディレイラー自体の固定用ボルトの突き出し部分を削る必要があります。
RD-410でも削って削って干渉回避していたので、RD-592でも同様に作業開始。
鉄ヤスリでゴリゴリゴリゴリ…
ゴリゴリゴリゴリ…
ゴリゴリゴリゴリ…

もうイイかなってくらい削ってから、ホイールを一旦仮留めして、新チェーンを当てがって確認しますが、そう簡単には干渉回避できません。
かなり削らないといかんなぁ。
ゴリゴリゴリゴリ…
ゴリゴリゴリゴリ…
しばらく削り続けて、ようやくチェーンが干渉しない状態にできたので、ボルト先端削り落し作業はこれで完了。

続けてシフターケーブルを固定しますが、取り回しが変わってほぼ真っ直ぐに持っていくので、カーブしていた分やRollaMajig分が不要になりました。
余る分の長さだけアウターケーブルをカットして接続します。
インナーワイヤーもカットする必要がありますが、それはチェーンを交換した後の調整時に行うことにします。
とりあえずこれでリアディレイラー交換は終わりってことにしておきます。
でもコイツの調整が一番肝心なんだけど…