OZ.

Opened Zipper

7速化作業(9) リアディレイラー調整

2006-10-09 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
ついに折りたたみ自転車ハイユニ号7速化の最後の作業、リアディレイラー調整です。

7速用に交換したグリップシフターのケーブルは、以前から使っていたアウターケーブルには通してあります。(オブジェになっている左側のグリップシフター装着時に、標準のグレーから交換したブラックのアウターケーブル)
後はケーブルをRolla Majigに通してからリアディレイラーに繋いで留めるだけ。

留める際のワイヤーの引き加減と、リアディレイラー自体のHIとLO側のネジで調整していきます。
リアエンド側をディスプレイスタンドに乗せて、クランクを手で回してはグリップシフターを捻って調整。

2速から1速になる際、24T→34Tと10Tも飛ぶんですが、本当にチェーンがこの段差を這い上がれるんだっけ? と半信半疑でした。
リアディレイラーを調整しながら試してみて、1速へダウンしてみたときはちょっと感動。
ゲージが動くと2速にあったチェーンが1速のギアに押し付けられ、10T分の段差を這い上がっていきます。
いやー、デキるもんなんだねぇ、スプロケのアップシフト面取りのデキ具合も関係してるんだろうけど。

1速にしたときのリアディレイラーのテンションプーリーが、ホイールのリムすれすれって感じです。
標準のディレイラーよりゲージが長いからかな。

調整していて感じたのは、シフトする際のディレイラーの動きの滑らかさです。
なんつーか、「ヌルッ」とギアチェンジしていくんですよね。
シフター側は「カキッ」という感触だし、スプロケの部分のチェーンは「チャッ」と小さく音がしますが、ディレイラー自体がなんだか「ヌルッ」なんです。
この滑らかなギアチェンジっぷりが何だか嬉しい。
クランクを手で回しながらチェーンにグリスを着けつつシフトチェンジして、スプロケ側全体にも行き渡らせておきました。

以前から、チェーンとステーの間隔が狭くて干渉しそうな点が気になってました。
スプロケを7速化して大丈夫かなと不安だったんですが、リアエンド部の左右に、リアディレイラーアダプターユニットを下方向に可能な限りオフセットして装着しておいたお陰で、そこそこ余裕がありました。
よしよし、大成功やな。

さて、これでようやく7速化の作業が完了。
走行してみての感想はまた後日。