OZ.

Opened Zipper

7速化作業(1) スプロケ取外し

2006-09-23 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
モノは揃えてあるので、そろそろやっちまうかってことで、折りたたみ自転車の7速化作業に着手することにします。

とりあえず自転車をひっくり返して前後ホイールを外します。
チェーンもチェーン切りで外してしまい、ディレイラーガードもリアディレイラーも取り外します。
シフターとスプロケ、リアディレイラーのどこから手を着けようかなーと考えて、スプロケから始めることにします。

まずはリアホイールから、標準の6速のスプロケを外さねば。
ナットと玉押しを緩めてハブシャフトを抜いて、ついでにベアリングの玉を取り出しておきます。
後でハブのグリスアップをしようと思っていたので、その準備ってことで。

その後、ボス抜き工具をハメてモンキーレンチで回そうとしますが…回らない。
全然回る気配なし。
ボス抜き工具がぐらつくのがマズいのかなと思い、ハブシャフトを通してナットで緩めに固定してから回そうと試しますが、変化なし。
もしかして逆ネジなのか? と疑ったんですが、ボス抜き工具の説明を見るとちゃんと反時計回りで緩むはず。
ガッチガチに硬いようです。

どうしたもんかなと悩んだんですが、しょうがないのでモンキーレンチに(以前ステーのビガーパンツに使っていた)ゴムホースを被せて、金槌で叩きまくります。
ひたすら叩いて、叩いて、叩いて、叩いて…
途中で夕食を挟んで。
またひたすら叩いて、叩いて、叩いて、叩いて…
叩いて、叩いて、叩いて、叩いて…
のべ小一時間くらいでしょうか、汗ダラダラになった挙句にようやく回り始めました。

いやー、硬かったな、しかし。
値段が値段だけに、もっとテキトーにハマってる程度に違い無いと思い込んでたんだけど(失礼な)、回転方向的に乗ってる間にチェーンで引っ張られてどんどん締まっていくからか。

こうして、ようやくスプロケが取り外せました。
新しい7速のスプロケと比べると一回り小さく見えますが、これは標準の6速が14-16-18-21-24-28Tだったのに対して、7速の方は11-13-15-18-21-24-34Tとローがいきなり10T飛んでデカいため。
さすがスプロケ本体に「MEGA RANGE」「SUPER-WIDE 11-34T」と誇らし気に書いてるだけのことはある。
とは言え、ローが大径化することや6速→7速化自体はどうでも良くて、トップが14→11Tになってトップスピードが上がる(ハズな)のが今回の改造の主目的なんですけど。

こうして無事にスプロケを外せたので、次は前後ホイールのハブのグリスアップだな。