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Opened Zipper

大分トリニータの躍進

2006-09-04 00:00:01 | サッカー
先日、8/30(水)19時からJ1 21節の大分×浦和戦がNHK BS1で放映されていました。
前節の8/26(土)19時からの新潟×大分戦もBS1で放映されていたので、2戦連続でTV観戦できてラッキー。
しかしこの日は腰痛がキツくて、ダウンしたままの観戦でしたが。

前半、日本代表選手だらけの首位・浦和レッズを、我らが貧乏チーム大分トリニータが圧倒していました。
圧倒は言い過ぎ? いや結局前半はレッズに1本もシュート打たせてないんですから。
ツブれた高松が寝たまま押し込むという、かなり泥臭いながらも前半に先制点を挙げてリード。
浦和の攻撃は全然コワくない、そして大分の攻撃は得点を予感させます。
何だか嘘のように皆の動きが良くて、スッゲーと喜んで観てたんですが、後半までこの動きが持つかどうか不安に。

何で浦和、妙に大人しいのかなー?
明日、アジアカップ予選の日本代表選出が控えてるから、ここで怪我したくないとか?
きっと代表に選ばれるハズだから、今日はちょっと休養しときたいんですけどーってか?
「ボク達は代表の試合があるからねぇ」「大分、必死だな」とか思ってるんじゃないだろーな、などと勝手に勘ぐってみます。

しかし後半になってレッズの眼が覚めたようで、今度は攻め込まれまくりです。
それでも攻撃をしのいで、カウンターで攻め上がり、センターで高橋→松橋→高橋のワンツーから高橋の追加点。
すげー、サッカーみたいだ!

最近の大分の試合を観戦していて、以前とは違うレベルの動きを見る度に「サッカーだなぁ」と感動してしまいます。
前のレベルが低かったんだと言われればそれまでですが、成長したもんだなぁと。
ようやくJ2からJ1に這い上がった後は、毎シーズン降格争いでヒヤヒヤさせられてましたが、シャムスカ体制になってからは本当に強く・巧くなったと思います。
15位あたりが定位置だったのに、現在7位で、あの首位レッズと互角に戦ってるんだもんなぁ。

その後もレッズの猛攻をしのぎ続ける大分を、腰痛悪化で横になったままながらも心の中で必死に応援。
深谷がワシントンに振り切られてしまいレッズに1点を返されますが、これはしょうがなかろう、パスも良かったし相手はあのワシントンだもの。
更にレッズの攻撃をしのぎ続ける訳ですが、以前のトリニータだったらベッタリ引いて守るだけで、苦しくツラい時間が続くだけの展開でした。
しかし今はこの状況からでも、ボールを奪うと攻め上がって行くのが嬉しい。
前半に体力使い切ったようで、攻め上がった後に戻って来れなくなってるけど。

トゥーリオが警告2枚目で退場になってしまいますが、最後までしのぎきって試合終了。
なんと首位のレッズに勝っちまったよ、トリニータ。
6位にいたジェフ千葉が負けてくれたお陰で、トリニータは7→6位に戻ります。
やったな、5位鹿島も目前だぞ。

その後、腰痛が更に悪化してダウンしている間に、中東遠征の代表メンバーに大分から西川と梅崎が選出されたことを知って驚かされます。
西川はまぁあるかもと思ってたよ、間違いなく若手No.1キーパーでしょう。
レッズ戦でもトータル2~3点分に値するような見事な飛び出しを見せてくれてたもの。
しかし梅崎だったかー、A代表に? 19歳だぞ。
いやもちろん、梅崎はすごく良いプレイヤーなんですが、大分から西川以外で選ばれるとしたら大活躍中の松橋かなと思ってたもんで、ちょっと意外でした。
韋駄天松橋は田中達也とスタイルがカブるから、難しいのかなー?

心配なのは次の9/9ホームでの福岡戦に帰って来れるのかなー? という点。
確認してみたら帰国は9/7だそうですが、中東遠征して帰国して翌々日ってのはキツいよなー。

しかしついに大分からA代表に選出されて、すっげー嬉しいです。
試合に出場できるかっつーと難しそうな気がしますが、とにかくTV観戦しようと思ったら大分では放映されないと判明。
何やってんだか大分のTV局、相変わらず電波のロストワールドのままです。
福岡のTVQが映ればなんとかなるんだけどなー、確かノイズ入りまくって全然ダメだったよなぁ…

やっぱりBSデジタルをいい加減に導入するしかないですね。
今のレコーダーが2台ともBSアナログチューナーなもんで、なかなか踏ん切りがつかないんですが、地上波もデジタルになることだし、年末までには地上波/BS/CSデジタルなレコーダーを導入する予定でいました。
が、もうちょい前倒しにできないもんかな…嫁さんに交渉してみるか。