高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

公開通信講座 その⑦

2007-11-01 19:25:42 | 主義・主張
しばらく公開通信講座がお休みしてしまいました。本日は、ねおす自然案内人養成の秋コース開講日で、WTB君が「読んでます!!」と私の目をまっすぐに見て言ってくれたので、それに気を良くして、再会です。

NPO法人ねおすは、そもそも組織自体が「協働事業体」を意識して運営されているネットワーク型の組織です。通年雇用のスタッフが15名、個人起業している2名、グループNPOである北海道山岳活動サポートに4名がいます。そして、道内拠点(札幌、登別、黒松内、弟子屈、中頓別、東川)6箇所に分散居住しているので、そのネットワーク性を維持するためにも 8つの経営原則を持っていることをお伝えしました。
「ねおす経営 エコロジー8原則」です。そのうち 5つ(相互協働、持続可能、生態的循環型の影響、エネルギー開放、調和)まで これまで書いてきました。

本日は・・・
変化受容の原則 です。

ネットワークを意識した「関わりづくり」=社会関係性資本の整備を目標に活動を展開してゆくと、当然関わる人や他の組織、セクターが増えてきます。すると、いろいろな意見や新しい条件が運営に加わることとなり、活動そのものが変化あるいは変容してくるわけです。 それを当たり前のこととして、受け入れる という原則です。

これは、活動自体のマンネリ化を防ぐことにつながります。
活動の柔軟性、臨機応変性を生み出すことになります。
体験活動の大原則である、「今、ここ」で起こること、起こっていることを大切にすることでもあります。

この原則に基づきながら行った過去の大きな出来事は・・・
北海道自然体験学校NEOS から NPO法人ねおす に脱皮したこと
札幌のみにスタッフが居住して活動していた時代から、北海道各地にスタッフが移住し居住しはじめたこと、
そして、
NPO法人ねおすから NPO法人北海道山岳活動サポートが分化したことが上げられます。

そして、
エコツアー部門の独立も目指していますが、なかなか困難な状況にあります。
子ども事業は、別NPO法人の分化を目指して活動しています。
そして、手始めに個人事業として起業しようと がんばっている元専従スタッフもおります。

これらも、この変化受容の原則によっております。
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
多謝。 (きゅう(若))
2007-11-05 19:10:20
こんにちは。

通信講座ありがとうございます。

その⑦”受容変化の原則”を読みました。
今年の”旭岳自然保護監視員”体験を通して、私は”ねおす銀河ネットワーク”のどのへんで、何色に輝くべきなのか…

もう少し動きながら探ってゆきたいと思います。


きゅう
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