高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ひめゆりの塔に思う

2013-01-19 12:06:14 | コラム風味
 沖縄旅行をしてきましが、まずは那覇の南部を回りました。 沖縄は確か4度目なのですが、そのうち3度は講師仕事ばかりなので、観光らしきものはしていません。 まして、ひめゆりの塔すら行っていないので、今回は最初にお参りに行き、太平洋戦争で民間人も数多く戦死したことを心に刻み込みました。

 アルジェリアでは日本企業が出資稼働している天然ガスプラントがアルカイダ系の人々によって襲撃を受け、アルジェリア軍が救出?攻撃をしているとのこと。隣国マリではフランス軍が空爆をしている。イラク戦争後にイスラム過激派が北アフリカに入り、各国の反政府軍とつながり戦いが激化しつつあるらしい。 太平洋戦争時の日本とはまったく状況は異なるが、戦う双方が「正義」を掲げて戦っていることには違いない。

はたまた、昨今の情勢はイスラムとキリスト教の対立もあろうが、その根底には資本主義富裕層が各国の貧困を生み出していることがある。そして、日本はその富める層への加担国であることも明らかである。

自民党政権は、表面上は穏健的に新政権を運営しているが、「集団的自衛権」を明確にした自衛隊の軍隊化を目指している。そして、「公共の概念」も改憲に含めている。 私達は、国内だけを見ることなく、この大きな世界情勢の中でものごとを考える必要がある。いつのまにかに、新自由主義なグローバル経済の中に突入している日本を守るためには、この「集団的自衛権と軍隊化」が必要だという論理が幅を利かせてしまうこと事態が危険なことだ。 
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