高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

一流の田舎

2007-06-18 22:42:33 | 日記
今期、中頓別町訪問2回目の旅でした。 黒松内にほぼ一年研修滞在したYCNが6月から住み、体験活動の素材を探したり取材したり、アイディアをしぼったりする1年となり、私も足しげく通うことになりました。YCNの滞在宿舎は、元敏音知(ピンネシリ)小学校の校長先生の家です。私の家も元校長先生宅ですが、比べると YCNっちの方が、けっこう立派です。

それはさておき、今回の訪問目的は、NPO法人中頓別森林療法研究会の設立シンポジウムへの参加でした。 国保病院の院長であるS先生が中心となり立ち上がったNPOで、医学的な森林療法を研究してゆくユニークなNPOです。 生活習慣病の改善に、心療内科の治療的プログラムとして、精神疾患の療法として、はたまた乳牛の健康増進として、森林ウォークや森林(特に針葉樹が・・)が発する α-ピレンという香り成分をかがせる実験成果などが研究発表、事例発表されとても興味深い集まりでした。

私自身がメタボなので、まさしく患者としても連夜の睡眠不足に関わらず、先生方の貴重なお話を聞け、意見交換をし、おかげさまで、「そうや自然学校」設立準備のプロセスも見えて来て、アイディアもいろいろと浮かんで来ました。これからの仕事も面白くやってゆけそうです。

***
さて、この集まりにNEOSグループの若手も一緒に行ったのですが、行きの車の中で、中頓別町のキャッチコピー「一流の田舎とはなんですか?」の質問があり・・、その答えを見つけようとした二日間でした。

中頓別は、針葉樹と広葉樹が混在する樹種豊かな森で、野鳥のさえずりは、黒松内以上です。そこは、生き物が集まるエネルギースポットでもあると感じていました。敏音知地区の自治会長さん、「一億年の地層の谷間」遊んでいる酪農家、各地の若手の森林官達と飲んでいた、一日目の夜の懇親会の2次会で・・・、はっとひらめいた答えがありました。

それは・・、
一流の田舎とは 定義その1・・・
生き物がたくさん住んでいるところ

 都会にはたくさんの人間が集まっていますが、生き物にとっては「田舎」ですが、田舎はたくさんの生き物が住んでいる 都会なのであります。
2次会の締めの挨拶に指名されて・・・この定義を提唱して・・、

「東京は 生き物にとって 田舎だぁ! 生き物にとっての都会の中頓別に 乾杯!!」  と叫んだのでした。

二日目のシンポジウムの打ち上げの席で・・、内科医、歯科医、獣医、中頓別農業高校の先生、議員さんと飲んでいて・・・はたとひらめいた 二つ目の定義は・・、

一流の田舎とは 定義その2・・・、
地域にこだわりのある人達が住み、こだわりを持ついろいろな人達があつまれるエネルギースポット

***
生き物にとってのちょっと田舎の札幌に午後帰り着き、重ための2つの会議も 中頓別でエネルギーをもらえて快調でありました。

パートナーMMCと軽く一杯やりつつ夕食とって・・・ 疲れを癒して インターネット喫茶にて・・・



コメント (2)
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あまおと

2007-06-18 07:25:26 | 日記
ぱらぱらぱら・・と窓をたたくような音で目がさめした。

でも、布団をぬけ出しカーテンを開けると曇り空ながら、雨はなく・・ウグイスやツツドリが立派にさえずっていました。

「一流の田舎」を目指す中頓別で開催された森林療法研究会のシンポジウムに参加。生活習慣病改善、診療内科、精神科、はたまた歯科医や獣医さんも参加している会合は、新鮮で刺激がありました。

一流の田舎とは何?と考えさせられる日々でした。 携帯電話からの書き込みでは書ききれない・・ また いづれ
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