はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

カスハガ

2007年12月02日 | まんが
 みうらじゅんの『カスハガの世界』(ちくま文庫)という本を衝動買いしてしまった!
 「カスハガ」とは、「カス」な「絵葉書」という意味らしい。文庫サイズだけれど全ページカラーなので900円もする。こういう本は図書館で読めないからなー。
 おもしろい …んだけど、20分ながめて、あれれれ? あと、どうする? あ、ああ、後悔~。 面白いけど、この本、今後の活用方法がないんだよな。ひゃあー、しっぱい、しっぱい。
 「おもしろい」だけでは買う意味がないんだなあ、と反省。
 上の絵は『カスハガの世界』から、千葉・御宿の海女さんの絵葉書の写真を模写。「こんな人、いないよ!」ってゆうカンジ。



 みうらじゅんという人は面白い人だ。仏像が好きなんだよねこの人。そしてキャッチーな言葉をつくりだすのが上手い。(養老猛氏もそうだが。) 普通の人とはちょっと違うことを考えていて、それを言葉であらわす。 ん、てことは、「詩人」なのか?
 みうらじゅんの漫画『アイデンティティ』はいい本だと思う。(映画化もされている) 1、2巻は古本で買って持っているけど、第3巻はまだ読んでいない。読みたいけれど、あの絵で1500円は高くて買えないな。

 いくらいい本でもほとんどの漫画は図書館で読めないのが困る。あとで(20年後とか)読みたくなって、でも古本でも手に入らないってことがよくある。傑作の短編漫画を描いて消えちまった人とかたくさんいると思うんだけど。そういうの、読みたいな。
 浦沢直樹の『PLUTO』は、やっぱり、謎がどんどん深まって結局謎だらけで終わるという彼のとくいなパターンなのだろうか? 全然読んでいないけど。
コメント
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