はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

芝公園

2014年08月16日 | はなし
 「5月の散歩」、続き。


 東京タワー前の道を麻布方面から海(東京湾)方面に向かって歩くと、すぐにこういう場所に着く。

 どうです、いいところでしょう!

 「もみじ谷」と名前がついている場所で、湧き水の小川がちょろちょろ流れているのですが、“滝”もあります。東京はこういうコンクリートと自然とのコントラストが面白いです。





 さっきの「もみじ谷」は、この案内板の地図の上の方の「東京タワー」のすぐそば。
 僕はこの「もみじ谷」を通って、道路を渡り、「増上寺」に行くつもり。

 この地図のど真ん中にあるのが「増上寺」で、その右が「プリンスホテル」。
 そこをぐるりと囲っているのが「芝公園」です。もともとは「増上寺」も含めて“芝公園”だったらしいのですが、それだと法律上どうのこうので今は、“真ん中を除いたドーナツ状の部分”の全体が「芝公園」です。 古墳もあるんですね。

 あとでこの辺の地図を確認していて、この公園に「伊能忠敬記念碑」があったと知り、それを見逃し素通りしたことがちょっと悔やまれました。伊能忠敬って、ちょっとした“超人”ですよね。



 さて、道路を渡ったところに幼稚園があったのですが、そこへ至る道に「犬の散歩禁止」という大きな看板がありました。(それを写真に撮らなかったのが残念です。)それを見て「へー、犬の散歩禁止なのか…。」と思いつつ、さらに歩きました。






 それでまあ、こういうほのぼのとした広場に出ました。広くて、円形の、バラの花が咲いて美しい広場です。
 5月のバラはいいですねえ。

 

 この写真、向こうから一人の人物がこちらに向かって歩いていますね。おっさんなんですが、彼、スポーツバッグのような大きさのものを胸に抱えています。

 犬、でした。

 そうか、「犬の散歩禁止」…、そういうことか。

 抱えて散歩するのはいいんですね。ちょっと面白かったです。



 振り向けば、奴がいる。



 で、次は増上寺。






 歌川広重『名所江戸百景』の79景「芝神明増上寺」。

 絵の、左の赤い門が「増上寺」の正門らしいです。右が「芝明神」なのかな? ちょっと違う気もするけど、この辺りに「芝明神」があるんですね。今は少し場所が移動したのかもしれません。僕はこの時は「芝明神」にまで興味はなかった(知識もなかった)ので行きませんでしたが。


 けれど、昨日の将棋の記事の中で触れた、江戸時代末期の女流の将棋指し池田菊が「芝明神前に住む妖しき女」とのことで、つまりそうか、この辺に住んでいたんだな、と。


 橘仙斎『将棋営中日記』という江戸末期の書物があって、それには次のように記されているとのこと。
 「神明前に住居せし池田菊女と云へる者、子九月廿二日岡村幾次郎四段の開会の節に、男計りの中へ只一人出席せし由、誠に珍敷事のよし、其様子人を人とも思はず、其の上早き将棋にて、考へもせずにさすよし、当時初段のよし。」
 この女性、“超早指し”だったんですね。「人を人とも思はず」って、そこ、どんなのかもっと具体的に(笑)。
 
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5月、東京タワーに近づいて横を通る

2014年07月11日 | はなし
 5月の初旬のある日、東京の神田にちょっと用事があって、その用事が思わず早く終わって時間が余ったので、「そうだ、愛宕山へ行こう!」と思いました。
 それならせっかくなので「東京タワー」の横を歩こうと思い、地下鉄に乗って、日比谷線の神谷町駅で降りました。

 この写真は、その神谷町駅を出たところの歩道陸橋の上から取りました。


 ところで、「神谷町」は駅名としては残っていますが、町名としてはもう「神谷町」という町は正式な住所としては今はないようです。
 この辺りは、「愛宕」、「虎ノ門」、「麻布台」、「芝公園」の町名が残っています。「愛宕(あたご)」という町も、消えてなくなりかけていたのを、住民が必死で抵抗して、なんとか残されたようです。
 僕の生まれた故郷も、「町」としてはなくなり、今は「市」に吸収されています。過疎化が進んだ結果、「市」になるとは、妙な感じです。
 冬にでこぼこの田んぼで野球をやって、その途中でSLが通るとみんなで手を振って、運転手が手を振り返してくれてよろこんだ子供時代が、ほんと、“夢のような記憶”です。



 「飯倉」と名のついた交差点を左に曲がって、この道をまっすぐ進むと「東京タワー」にたどり着く。少し坂道になっている。


 今回、この周辺の地図を確認していて“新発見”したことで、「麻布狸穴町」という町の存在がある。これは「あざぶまみあなちょう」と読みます。
 知っていましたか、みなさん。こんな町名が今も東京の真ん中にあるんですよ!
 この町は、「麻布台」、「麻布永坂町」、「東麻布」に囲まれて、しっかり残っている。きっとこの町名に愛着のある住民が何人かいて、どうしても、どうしても、「狸穴町」という町名を残したかったのでしょうね。
 「まみあな」で漢字変換すると、ちゃんと「狸穴」ってなるじゃないの。なんかすげえ~。



 「東京タワー」に到着。
 撮影時はまったく思わなかったけど、この写真でみると、背景がみょうに芸術的だよね。絵の具で描いたみたいに。



 5月はバラの咲く季節。
 「東京タワー」の道路側はこんなふうに「バラの生垣」が続いていて、たいへん美しかった。みなさん、「5月の東京タワー」はお薦めですよ。このバラの生垣がずっと続いています。



 この電波塔は、「紅葉山」と呼ばれていた丘陵地に建てられた。
 高さは333メートルと知られているが、海抜でいえば351メートルなのだそうだ。



 「55th」って、何が?
 つまり「東京タワー」生誕55周年ということです。正式名称は「日本電波塔」。1958年(昭和33年)12月23日に完工式。翌日より一般オープン。

 ビアガーデンがありました。5月の天気の良い日の昼間のビールはとてもおいしそうですね。
 僕はビールも日本酒もウイスキーも味は大好きなのですが、どうも体質がアルコールと合わないらしく、少しでも飲むと1週間くらい体調がわるくなることがわかってきたので、最近は一切飲まないと決めています。
 だからコーヒーなのですが、居酒屋などで宴会すると、メニューにコーヒーがないので、それが不満です。
 まあ最近は、誘われることもなくなりました。
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「お茶の水橋」周辺

2014年06月28日 | はなし

 JR御茶ノ水駅の東口。

 こっちから出ると、目の前に「お茶の水橋」がある。右に行けば「お茶の水橋」、左に行けば神田○○町という感じ。 御茶ノ水も含めこのあたり一帯は江戸時代から「駿河台(するがだい)」とも呼ばれている。



 御茶ノ水駅東口を出ると、なぜか楽器専門店が並んでいる。 たとえば、バイオリン専門店。



 そして、これはウクレレ専門店。




 「お茶の水橋」から西を望む。もちろん川は神田川。



 電車の行く先は「JR水道橋駅」である。



 広重『名所江戸百景』の「48景 水道橋駿河台」。 
 これは5月の端午の節句の風景。 そしてあの橋は「水道橋」である。
 (「安藤広重」という呼び方は間違いなのだそうだ。苗字を付けて呼ぶなら、「歌川広重」が正しいらしい。)
 「端午の節句」は、今では5月5日だが、江戸時代はどうだったのだろう?
 どうやら、旧暦の5月の最初の午(うま)の日だったようだ。とすると、現在の6月初め頃ということか。

 なぜ「水道橋」なのか。
 この絵の手前に「水道」がこの神田川を渡っていて(現代なら金属製の水道管だが、当時は水の渡る木製の“懸樋”)、そのそばに架かる橋だから。「神田上水」は、井の頭池(現在の三鷹市)を水源とする人工の川で、これは神田方面へ上水を供給する水道として造られた。その「水道」が、神田川とクロスしていた場所がここである。
 このあたり、詳しく正確に記述すると面倒なことになる。「神田川」も、時代によって名前も位置もエリアも何度も変化しているから。
 井の頭池を水源とする「神田上水」が、「関口」(文京区)で二手に分かれ、左が「上水道」となり、右が“余水”として「神田川」となる。その左手に進んだ「水道」が、「水道橋」の地点でクロスして江戸城方面の武家屋敷に流れていく、という構成である。(現代はその旧「神田上水」も、「神田川」と呼ばれている。)
 遠く井の頭からわざわざ「水道」を引っ張ったというのは、やはり「湧き水」でないと飲み水としては使えない、ということなのでしょうか。井の頭池すげー、と言わざるを得ない。



 「お茶の水橋」を渡ると、左手にビワの木があった。ビワの実は、6月の梅雨の今の時期が“食べごろ”だが、誰にも食べられることなく過ぎてゆくのだろう。 東京にはこのようにビワの木がよく見られる。
 どうやら神田川の北側のこの下の方のどこかで、昔むかし、良い「湧き水」が発見されて、それが「御茶ノ水」の名の由来になったようですな。場所は特定されていないようです。徳川第二代将軍秀忠の時代ですから、江戸時代の初期の話。



 振り返って駅と橋を見ると、こんな感じ。


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御茶ノ水「聖橋」周辺

2014年06月19日 | はなし
 JR御茶ノ水駅の「聖橋」から東(秋葉原方面)を望む景色。
 右手がJR御茶ノ水駅のホーム。川はもちろん神田川。斜めに渡っている電車は地下鉄丸の内線。
 奥に見える鉄橋はJRですが、そのむこうにかすかに見えるのが「昌平橋」ではないかと思う。
 左手に緑が繁っていますが、あそこらへんのさらに左に「湯島聖堂」があります。

 この写真を撮った日は小雨が降っていました。




 これが広重の『名所江戸百景』47景「昌平橋聖堂神田川」。
 「聖堂」というのは湯島聖堂のことで、 あの坂の向こうにそれがあったということ。
 手前の橋が「昌平橋」で、この絵は昌平橋から(上の写真とは逆に)西を望んだ景色になります。

 偶然ですが、この絵も、“雨”の景色ですね。


 このあたりは一帯が“台地”(神田山)だったんですよ。そこをザクッと掘削して「神田川」を作ったのです。つまり人工の川なんです。
 最初につくった「神田上水」が住宅の多いところを通っていたので、どうも増水すると洪水になって危険ということで、この川をつくったようです。この神田山を削って、その“土”は、品川などの埋め立て地に運ばれたんですね。




 江戸時代は、「昌平橋」があって、御茶ノ水の「御茶ノ水橋」と「聖橋」はありませんでした。
 この古地図は、上方向が南で、皇居(江戸城)のある方向です。川の左が秋葉原方面、右が水道橋方面となります。

  「昌平橋」は元々は相生(あいおい)橋と呼ばれていたが、湯島聖堂(朱子学を学ぶところ)の聖人孔子の生まれ故郷の「昌平」にちなんで「昌平橋」と呼ばれるようになった――とのこと。

 御茶ノ水がなぜ御茶ノ水というかというと――、ええと、忘れました。興味があったらこちらで調べてみてください。 
              →神田川のページ






 JR御茶ノ水駅のホームから見た「聖橋」。 なかなか味があります。
 この橋がつくられたのは1927年(昭和2年)。 設計は山田守という人だそうです。
 なぜ「聖橋」と名前が付いたかというと――



 この橋の北に「湯島聖堂」があって、南には「ニコライ堂」があるからです。2つの「聖堂」をつなぐ橋。

 なお、「湯島天神」はまた別にあって、「神田明神」のもう少し北のほうに離れて位置している。(「湯島天神」には菅原道真が祭られている。)




 あれが「ニコライ堂」。 この呼び名は愛称で、正式には「日本ハリストス正教会東京復活大聖堂」。
 ロシア正教の聖堂で、「ハリストス」とはキリストのこと。キリスト教が東(イスタンブール・ギリシャ正教)と西(ローマ・カトリック)に分かれて、ギリシャからロシアに渡ったのが「ロシア正教」。
 
 「ニコライ堂」と呼ばれているのは、1861年に日本に来た伝道師ニコライ(イワン・カサートキン)による。ニコライが日本を赴任の地として選んだのは、青年の時、図書館で、ゴローニン(海軍軍人・探検家)の著書の『日本幽囚記』の中に描かれていたある日本人に会ってみたくなったからということである。江戸末期の船問屋の天才船長だった高田屋嘉兵衛のことである。どういうところで嘉兵衛を天才とするのかといえば、大阪から関門海峡をまわって函館(松前)に荷を運ぶということを仕事としていたが、生涯、一度の事故も起こしていないということです。
 日本に来て、ニコライさんは高田屋嘉兵衛を探したが、嘉兵衛はすでに死んでいて会うことはできなかった。

 ある本に書いてあったが、ニコライは「聖歌」にたいへんに力を入れていて、このニコライ堂の聖歌隊の合唱はとても人気があったとのことです。ラジオも蓄音機もない時代ですから。遠くから聴きに来る人もいたとか。


 僕は一度、この「ニコライ堂」の中を拝観してみようとは、前から思っていますけれど、まだ、行っていません。





 さて、サッカーW杯「コロンビア-コートジボワール戦」を観よう。

 そしていよいよ「日本-ギリシャ戦」ですね!
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発見!!!!  “隠れあやちょ”

2014年06月11日 | はなし

和田彩花著『乙女の絵画案内』 (PHP新書) 

 

 

新書サイズの、まあこういう本なのですが、なぜかちょっと写真に撮りたくなって

 

表紙をはずしてみたのですが、すると…

 

おおっ? 表紙の下に、また表紙!?   なぜ表紙が二重に??   

さらには―――

 

おい! ちょっと!

 

“表の”表紙をひっくり返すと、そこには“隠れあやちょ”が!  これはびっくり!

 

スマイレージのリーダー和田彩花(わだあやか)さん。彼女はアイドルをやめたら、15年後くらいの将来は、どこかの美術館の案内人か、あるいは館長にでもなっているかもしれないね。

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神田川の船着き場

2014年06月01日 | はなし

神田川。 朝8時頃。 秋葉原の近くの神田佐久間町の和泉橋から。

ここは初めてきた。

船着き場がある。

 

あれ? 人がいっぱいいるが…   どういうこと?

まさか、神田川を船で渡って出勤!?  そんなシステムってあったの!?

ここは隅田川が近いが、ここでフェリーに乗って神田川→隅田川→深川、木場、みたいな感じ?

 

気になって近づいてみた。

 

 

すると―――みんなで黙々と煙草を吸っていた。

ああ、そういうことだったのね。

(この写真は別の場所で撮ったものです。)

千代田区は確か東京で最初に「路上喫煙禁止」を条例にした区でしたね。

 

最近は、田舎町でも「たき火を禁止」を条例としていたりしますね。

猫カフェで猫を夜遅くまで働かせてはいけない、という東京の条例はその後、猫は夜行性だからいいんだとかで時間変更があったところまでは知っていますが、今はどうなっているんですかね。

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サバイバルしとけや! (3)

2011年11月27日 | はなし
    これは何かといいますとアイリスオーヤマ・センサーライト。

 

 値段は900円くらいだったと思います。
 アイリスオーヤマ? 聞いたことあるけど、何屋さん?

  

 http://www.irisohyama.co.jp/products/
 生活用品の何でも屋さんの日本の製造メーカーのようです。 本社は宮城県仙台市。

 

 僕がこれを買ったのは、大震災の後、電気消費の節約のために。
 玄関とトイレ前とに置いています。スイッチいらないし省エネだし、とても便利。
 これなら地震で停電になっても、懐中電灯の置き場所を探さなくても、とりあえずこれでまかなえます。



 電池は、単三×3。

   

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サバイバルしとけや! (2)

2011年11月15日 | はなし
                 LEDランタンサーチライト(ヤザワコーポレーション)  1435円 
 


アルカリ乾電池BOX   防災の必需品



電池を装着   単三アルカリ乾電池×4



まずはサーチライト型   キラーン! 



次はランタン型  シュゴ~ン、準備OK!



点火!  ドドーン!   どうだ! 世界を明るく照らしてやる!



 LEDライトの発明のおかげで「乾電池」の存在がより頼もしくなりましたね。

 ヤザワコーポレーションは日本の電気メーカー。 小型家電はなんでも中国製になった…というわけでもないらしい。 がんばれ MADE IN JAPAN !
 LEDの進化には日本の力が大きくかかわっているのだ。(中村修二氏が有名だがそれだけじゃない。) 力ずくの政治は苦手、でも製造技術は世界一。

 やい中国、アメリカ、武器つくってやろうか~!!


 そういえば今年もそろそろクリスマス前の電飾の季節。
 だけど震災による自粛ムードもあるのかな? どうだろう?
   (TPP問題でいまそれどころじゃないや。)
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11・12 渋谷 TPP協定断固反対デモ

2011年11月13日 | はなし
                     宮下公園  14:00



 「もうこういう国(日本のこと)はアメリカが見限ってあたりまえなんです、これは! そしてアメリカの考えは手に取るように判ります。 日本はね、“おそらく遠からず支那中共(中国共産党)に押さえられる。だったら支那中共に押さえられる前に、日本の資産を全部アメリカに移してしまえ!”――というのがね、たぶん…たぶんというよりほぼ間違いなくアメリカの考えなんですよ!」





 「そうさせない。そうさせないと本気で願うんだったらね、君達は強くなきゃいけない! “心強くあれ”と 私はずっとあなたたちに言い続けてきた。 “心強くあれ”ということは“勇気を持つ”ということ。 “勇気を持って声をあげる”ということなんです。」




 デモの主催は『在特会』。 『在日特権を許さない市民の会』のこと。

 この場合の「市民」は、やたらと「市民」という看板を掲げて市町村や国の政治に口出しする「プロ市民」に対する当てつけの意味で付けたとか聞いたことがある。『○○○の市民の会』などのような団体のことだ。
 そうした「プロ市民」の中にはしばしば外国人、すなわち在日朝鮮人が入っており、それを左翼系の日本人活動家が支えている場合が多い。
 こうした人達は日本人であっても「日本国」がなぜか嫌いな人が多く(それで「反日」と呼ばれたりする)、彼らはだから、「国民」という言葉を使わず、やたらと「市民」を強調する傾向がある。

 日本国憲法は「日本国」と「日本国民」の安全のために作られた憲法である。「国民」のためのものである。
 そこを勘違いさせるようにこっそり「市民」という言葉にすり替える…、そんな「反日」勢力が日本の政治を掻き回している――。 それは絶対許せない、というのが『在特会』の主張であろうか。

 外国勢力――特に中共(中国共産党)の日本侵略計画――に対しての、日本国と日本人の、あまりの無防備さについて彼らは訴え続けている。


 確かに、私たちは気づくのが遅すぎたようだ。




 『在特会』のデモ・街宣は、朝鮮系や左翼系の団体を相手にするときに過激な発言が多い。
 しかしこの日のそれは、道行く日本人にまっすぐと訴えるものだった。

 

 渋谷の街は(土曜日の午後ということもあり)、人が多い。 その街の中を、警官に守られて堂々と行進するのは、やってみるとなかなか気持ちがいい。

 参加者は200人ぐらい。
 もっともっと参加してほしい。 気づいてほしい。 叫べ!!
 「TPP」の問題は、日本人にとっての大問題なのだから。 「日本」が死ぬか生きるかの。





 「TPPで世界一素晴らしい日本の医療保険制度が崩壊します!」

 「日本人のいのちをアメリカのマネーゲームのおもちゃにさせないぞー!」


 


 『在特会』は「朝鮮人」「支那人」と言う言葉をたびたび使う。 たぶん、意識して。
 私たちはそれを聞いて、使い慣れていないせいで、ドキッとする。

 しかし、この言葉、「朝鮮人」、「支那人」はべつに差別用語ではない。
 「朝鮮半島」「朝鮮民族」「東支那海」などと公式に使うように、民族の呼び名であり、地名である。
 けれども、それをたとえば「“朝鮮人”は差別語だ!!」と主張する「市民団体」もある。 それなら使うのやめとこうか、と気の優しい(あるいは気の弱い)日本人は思ったりする。
 ところが、これが彼ら「市民」の作戦の狙いなのである。日本人の弱点を見事に突いている。
 「“朝鮮人”は差別語だ」と刷り込まれた日本人は、いざ喧嘩になっても“朝鮮人”が言えない。こうやってあらかじめ相手の使える「言葉」を先回りして封じておく(何年もかけて―)のである。
 (もともと日本語は他の国の言葉に比べて、かなり「悪口」が少ないようだ。)


 日本人がのほほ~んとTVを見て漫画を読み、そして真面目に働いていた間に、何十年もそのような作戦を日夜ずっと練ってきた人たちが「市民」であり、その後ろ盾が「朝鮮総連」「民団(在日本大韓民国民団)」「中国共産党」である。
 彼らは国会に、省庁に、地方議会に、企業に、マスコミにと、じわじわとその勢力を進めてきた。 (NHKもフジテレビも電通も彼らの影響下にあるらしい。)


 私たちは、どうも、たたかうことをサボり過ぎていたようだ。


 そんなダメ日本を見限って、中国共産党に日本の財産が持っていかれる前に、俺たちが先に貰っとこう、と乗り出してきたのがアメリカ(実際は多国籍巨大企業)で、それが「TPP」の意味である―――と『在特会』の会長は言うのである。

 今の民主党内閣は、バーゲンセールのように、「日本」を切り売りしているように見える。

 「悪魔の協定TPPから日本を守り抜くぞー!!」 「おおーッ!」
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サバイバルしとけや! (1)

2011年11月11日 | はなし
 WINTECH 「手回し充電ラジオライト」 というものを買いました。 2890円。
 MADE IN CHINA です。(できれば日本製を買いたいが、この頃の身の回りの製品はほとんど中国製ですね。)


 これがあれば、地震などで電気の供給がストップしても、ラジオを聴くことができますし、「明かり」もOK。

 ――しかし本当に使えるのか? とりあえず実験だ。





「手回し」で充電します。
 ぐるぐると20回ほど「手回し」してみました。 すると――




 「スポットライト」はこんな感じです。




 これが「ランタンライト」。 うん、明るいですね。


 部屋を暗くしてみましょう。

   

 こんな感じ。 電池なしに、とりあえずは明かりが確保できる。(さすがLED兄貴ですわ。効率がいい。)




 ライトとラジオを同時に使うことも可。
 ラジオはAMとFMとが聞けます。 (ただし今回はFM放送はクリアには音が入りませんでした。)


 さらに、いいところは――



 携帯電話の充電もできるんです!

 ぐるぐるぐる…ぐるぐるぐる…
 今回は80回の「手回し」でやってみました。

 ――結果、ふつうに充電完了しました。 使えます!



 すごいですね!! これがあれば、電池なしで、ラジオが聞けて、ライトが使えて、携帯電話の充電ができるんですね!

 3千円でこのサバイバル力。 これはお得。 買っとけ、買っとけ! 
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朴鉄柱 1967

2011年11月10日 | はなし
 〔 韓国から日本をながめていると、日本が“心”という字に見える。北海道、本州、四国、九州と“心”という字に並んでいるのではないか。
   …(中略)… 
 “八紘為宇”という考え方は、日本の大らかさの現れであって、これは積極的に世界に知らせる必要がある。 〕



 〔 日本神話は、ギリシャやユダヤの神話に較べて明るく、ロマンの香りが高く親しみやすい。それに日本神話は檀君神話より四百年も前にまとめられた。私が日本神話に内面親しみを感じるのは、日韓は同祖だと信ずるからである。 〕





 〔 現在の日本人の自信喪失は敗戦に起因しているが、そもそも大東亜戦争は決して日本から仕掛けたものではなかった。平和的外交交渉によって、事態を打開しようと最後までとり組んだ。それまでの日本はアジアのホープであり、誇り高き民族であった。最後はハル・ノートをつきつけられ、それを呑むことは屈辱を意味した。“事態ここに至る。座して死を待つよりは、戦って死すべし”というのが、開戦時の心境であった。それは日本の武士道の発露であった。日本の武士道は、西欧の植民地勢力に捨身の一撃を与えた。それは大東亜戦争だけでなく、日露戦争もそうであった。日露戦争と大東亜戦争――この二つの捨身の戦争が歴史を転換し、アジア諸民族の独立をもたらした。この意義はいくら強調しても強調し過ぎることはない。 〕



 朴鉄柱(1922-1990)
 韓国人。釜山に生まれ、日本の学校に学んだ後、釜山の龍頭山神社、下関の住吉神社に奉職。終戦後、韓国に帰り「日本文化研究所」を設立。その活動が韓国国家の法に触れるということにより投獄されるなどの境遇にあうも、「韓日文化研究会」と名称を変えて資金難や不遇の状況のなか活動を続けた。

 この文は、名越二荒之助『日韓共鳴二千年史』からの抜粋。
 1965年、日韓基本条例が締結され、国交が樹立されました。その2年後1967年の11月1日、名越二荒之助(「なごし・ふたらのすけ」と読むらしい)が学生たち7名を連れて訪韓した際に、朴鉄柱(「パク・チョルジュ」と読むみたいです)が彼ら日本人に向けて発した言葉です。
 訪れた朴鉄柱の「韓日文化研究会」の建物は荒廃してそれは目も当てられぬほどだったとありますが、しかし朴会長の目は爛々と輝いていたということです。


 なお、1967年のこの名越二荒之助と7名の訪韓では、ソウル大、梨花女子大、高麗大、慶北大、その他、中・高校の学校訪問を行いました。当時の“ 反日感情の根深さは予想を超えるものがあり ”、彼らに対しても訪問先で、“ 豊臣秀吉、加藤清正、「日帝三十六年に及ぶ侵略」などについての攻撃があった ”そうです。 つまり、“謝罪せよ”というわけです。
 しかし名越はこう書いています。
 “ それに対して我々は「謝罪」をせず、当時の極東アジアの状況を語り、反日怨念だけでは健全なる愛国心は育たないことを強調しました。”

 「謝罪」だけでは良い日韓関係は築けない、と十分に知っていたんですね、この当時の日本人は。
 (「国際交流」ってのは要するに、「闘い」なんですね。 「仲良くするための闘い」…。)





 さて、朴鉄柱の言葉の続きです。

 〔 大東亜戦争で日本は敗れたというが、負けたのはむしろイギリスを始めとする植民地を持った欧米諸国であった。彼らはこの戦争によって、植民地をすべて失ったではないか。戦争に勝ったか負けたかは、戦争目的を達成したかどうかによって決まる、というのはクラウゼヴィッツの戦争論である。日本は戦争に敗れて戦争目的を達成した。日本こそ勝ったのであり、日本の戦争こそ、“聖なる戦争”であった。ある人は敗戦によって日本の国土が破壊されたというが、こんなものはすぐに回復できたではないか。二百数十万の戦死者はたしかに帰ってこないが、しかし彼らは英霊として靖國神社や護国神社に永遠に生きて、国民尊崇の対象となるのである。 〕



 これから生まれてくる日本人のために、良い「日本」を残したい。 「TPP」はやめてください!
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自然を愛す人々

2011年11月04日 | はなし
 
 〔 別の古い杉板の一隅には竹の吊り花生けがあり、金属製に相違ない葡萄の蔓が一本出ていた。蔓は銀線、葉と果実とは、多分に漆なのだろうが、銅、銀等に似せた浮き彫りであった。意匠の優雅、仕上げ、純潔は言語に絶している。日本人のこれ等及び他の繊美な作品は、彼等が自然に大いなる愛情を持つことと、彼等が装飾芸術に於て、かかる簡単な主題(Motif)を具体化する力とを示しているので、これ等を見た後では、日本人が世界中で最も深く自然を愛し、そして最大な芸術家であるかのように思われる。彼等は誰も夢にだに見ぬような意匠を思いつき、そしてそれを、信用し難い程の、力と自然味とで制作する。彼等は最も簡単な事柄を選んで、最も驚く可き風変わりな模様を創造する。彼等の絵画的、又は装飾的芸術に於て、驚嘆すべき特徴は、彼等が装飾の主題として松、竹、その他の最もありふれた物象を使用するその方法である。 〕



「TPP」は日本の自然を破壊する。 やめてくれ。


 〔 この地球の表面に生息する文明人で、日本人ほど、自然のあらゆる形況を愛する国民はいない。嵐、凪、霧、雨、雪、花、季節による色彩のうつり変り、穏やかな河、とどろく滝、飛ぶ鳥、跳ねる魚、そそり立つ峰、深い渓谷―――自然のすべての形相は、単に嘆美されるのみでなく、数知れぬ写生図やカケモノに描かれるのである。 〕



「TPP」は日本の心を切り刻む。 ばかやろう。


 〔 往来を通行していると、戦争画で色とりどりな絵画店の前に、人がたかっているのに気がつく。薩摩の反逆が画家に画題を与えている。絵は赤と黒とで色も鮮かに、士官は最も芝居がかった態度をしており、「血なまぐさい戦争」が、我々の目からは怪奇だが、事実描写されている。一枚の絵は空にかかる星(遊星火星)を示し、その中心に西郷将軍がいる。将軍は反逆の大将であるが、日本人は皆彼を敬愛している。鹿児島が占領された後、彼並に他の士官達はハラキリをした。昨今、一方ならず光り輝く火星の中に、彼がいると信じる者も多い。 〕

      ( 『日本その日その日』 エドワード・S・モース著 )
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決戦は金曜日

2011年11月03日 | はなし
 明日は
 『11・4 TPP絶対阻止 国会大包囲』デモ。

 
 主催はチャンネル桜。 だれでも参加できるようです。行きましょう!!
 霞が関の国会議事堂その裏の第二議員会館前集合、13:00から。


 僕も行きますよ~。これだけはまず止めないと。


 「TPP」の目的はどうやら“亡国”だもの。

 「グローバル化」「開国」ってのは、翻訳すると、“日本国はいらないから解体しよう”ということらしいです。 まさか、と思っていたが、甘かった。
 民主党は本気でそんなことを考える集団だったんだね。
 これが冗談じゃないから恐ろしい。(だからかれらは日本国旗を愛せない。)





 今日、野田佳彦首相は政府専用機でフランスへ。 そこで開かれるG20首脳会合でなんと「日本の消費税率10パーセント引き上げる」って「国際公約」して来るんですって! 日本の国内の問題を外国で勝手に公約するって…!!! 
 もう無茶苦茶です! だれのためにやってんの?

 その消費税で集まったお金は将来的にどう使うつもりでしょう?
 アメリカと韓国のためにバンバン使うんでしょうね。その時には野田はすでに総理ではないのでしょうが、これが“彼ら”の計画なんでしょう? いったい“彼ら”って、だれでしょうね?



 経団連が「TPP」参加に賛成しているのも胡散臭いです。「TPP」で日本の経済が壊れるのは目に見えているのに…。
 そこでこの経団連会長と、「モンサント社」というグローバル企業との黒い繋がりが噂されています。遺伝子組み換え種子などを売りたがっている多国籍バイオ化学メーカーです。


 とにかく、民主党野田内閣、マスコミ(とくに日本経済新聞)、経団連の「TPP」参加誘導が気持ち悪い。 
 まるでカルト宗教の勧誘のよう。

 でも、負けるもんか~!!


 新党日本田中康夫の国会質問は説得力があった。
         → 「TPPは羊の皮を被ったオオカミ、アメリカ独り勝ちの時代錯誤なブロック経済」
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エドワード・モースの日本 1877

2011年10月30日 | はなし
    10・29『TPP大反対デモ』出発地点 東京銀座水谷橋公園 13:30



 前回に続き、『日本その日その日』(エドワード・S・モース著 石川欣一訳)から。

 〔 不思議な有様の街を歩いていて、アメリカ製のミシンがカチカチいっているのを聞くと妙な気がする。日本人がいろいろな新しい考案を素速く採用するやり口を見ると、この古い国民は、支那で見られる万事を死滅させるような保守主義に、縛りつけていないことが非常にハッキリ判る。 〕


 〔 日本人はある神秘的な方法で、彼らの廃棄物や屑物を、目につかぬように埋めたり焼いたり利用したりする。いずれにしても卵の殻、お茶の澱滓(かす)、そのすべての家の屑は、奇麗にどこかへ持って行って了うので、どこにも見えぬ。日本人の簡単な生活様式に比して、我々は恐ろしく大まかな生活をしている為に、多くの廃物を処分しなくてはならず、而もそれは本当の不経済である。我国で有産階級は家のあたりを清潔にしているが、(日本では)田舎でも都市でも、貧民階級が不潔な状態の大部分に対して責任を持つのである。 〕



銀座から新橋、さらに霞が関へ


 〔 外国人は日本に数ケ月いた上で、徐々に次のようなことに気がつき始める。即ち彼は日本人にすべてを教える気でいたのであるが、驚くことには、また残念ながら、自分の国で人道の名に於いて道徳的教訓の重荷になっている善徳や品性を、日本人は生まれながらに持っているらしいことである。衣服の簡素、家庭の整理、周囲の清潔、自然及びすべての自然物に対する愛、あっさりして魅力に富む芸術、挙動の礼儀正しさ、他人の感情に就いての思いやり……これ等は恵まれた階級の人々ばかりでなく、最も貧しい人々も持っている特質である。 〕



日比谷公園の噴水前にて解散




 日本を護れ! あきらめるな!


 昨日、韓国ソウルでは、デモ隊が国会に雪崩れこみ、警官隊と衝突! 約70人が拘束された。
 先日、韓国大統領李明博がオバマと会談して締結した米韓FTAに反対する国民のデモ隊の「怒り」が爆発したのだ。(しかしもう遅い? この条約は来年1月から実施されるようだ。アメリカはそのつもり。)
 国民が怒るのも当然で、こんな一方的にアメリカに有利な“奴隷契約”を勝手に結ばれれば暴動が起こるの当然のこと。 国内産業はガタガタになる。李明博は「韓国」をアメリカに売り飛ばしたのだ。(アキヒロが代わりに貰ったものはなんだろう?)

 むしろ不自然で不気味なのは、日本のマスコミ。
 この韓国国民の「怒り」をなぜ報じない? なぜ深刻に受け止めない?

 日本も(野田首相が)同じことをやろうとしているのだぞ!

 この「米韓FTA」の日米版が「TPP」。 アメリカのねらいは「日本」。 アメリカが一方的に利益を日本から搾り取る“不平等条約”(=“奴隷条約”)。
 韓国の場合は今インフレでしかもアメリカ以上の失業率だから、この改革を進める理由はないわけではない。
 ところが日本の場合、まったく意味がない。「国を滅ぼす」だけ。

 日本の農業を壊滅させて食料自給率を低下させれば、あとで日本人が猛烈に怒ったところで(契約破棄のための)戦争はできなくなる。 水源もアメリカ資本に押さえられるかもしれない。
 そうして食料・水を押さえた上で、日本の利権を奪っていく。日本人は苦しくなってもおとなしいし、日本がさらにデフレで経済的に苦しめば、やっと老人たちが貯めこんでいるお金を吐き出すしかなくなるだろう。 「生かさず殺さず」の大変にアメリカにとって都合の良い「属国」が出来上がる。
 そして輸入禁止になっているアメリカの製薬会社の新薬もじゃんじゃん売って日本人を“クスリ漬け”にする、そんな狙いもあるだろう。 やくざだね。


 そう、これは「戦争」なんだよ! 
 アメリカ相手の戦争。 もう始まっている。
 
 相手が勝ちやすいように相手の仕掛ける罠(「TPP」)に自分から入っていくなんて馬鹿げている!
 

 テレビを観れば、「TPP? まあ、参加してみれば?」みたいな暢気な流れ! おいおい!
 民主党前ではこのところずっと「座り込み」をしている人もいる(がんばれ!!)のだが、テレビ局は無視。
 もちろん一般国民による「TPP反対デモ」が行われていることも報じない。


 なにこれ? (もはや、出来レースなのか?)


 『野田首相、TPP交渉参加の意向固める』―――???
 国会議員の半分以上が反対しているというのに?
 韓国ではなんてことしてくれたんだと大騒ぎになっているのに?


 野田も前原も菅も仙谷もくるっている!
 民主党も、マスコミも病気だ!



 日本を護れ! 護ろう!     TPP絶対反対! 
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心に、“ひのまる”

2011年10月28日 | はなし
 小学生、中学生のとき、よく社会の授業中に地図帳の中にある「世界の国旗」を眺めて楽しんだものだ。そしてこうも思った。

  やっぱ、日本の国旗が一番だ。 シンプルで、美しい。

 ずっとそのことを忘れていた。 
 やっぱり僕らに“ひのまる”は必要だ。 ないと、困る。



 〔 人々が正直である国にいることは実に気持ちがよい。 私は決して札入れや懐中時計の見張りをしようとしない。錠をかけぬ部屋の机の上に、私は小銭を置いたままにするのだが、日本人の子供や召使いは一日に数十回出入りしても、触ってならぬ物には決して手を触れぬ。 〕
    『日本その日その日』 エドワード・S・モース著 石川欣一訳 

 これは社会科歴史の教科書の中の「大森貝塚の発見」でおなじみのエドワード・モース(アメリカ人)が1877年の日記に書いたもの。モースは生物学(海岸の腕足類)の研究のために日本に来て、神奈川県江の島に小さな実験所を設け活動していた。
 今から130年以上前のことであるが、上のモースのこの文章を読み、思う。 当時も、そしておそらくはもっと昔も、我々日本人がこのようであったことが大変に誇らしい。もちろん、今だって。



 TPP交渉参加反対!!!


 その日本人が今、大変な局面に立たされている。問題はいくつもあるが、当面の大問題は、野田首相が11月に「TPP交渉参加」を表明したことである。
 これは大爆弾なのだ。経済的な面でいえば東日本大震災で我が日本が受けた試練の、その100倍ほども威力のある爆弾を投下されると思ってほしい。それほどに日本の浮沈を左右する重要事項なのだ。

 「TPP参加交渉のテーブルに乗る」ということは、アメリカの用意した熱湯たぎる大鍋の中に「日本」が自ら進んで入っていくということなのだ! その煮えた鍋料理をおいしくいただくのはアメリカ金融資本である。
 日本には何もいいところがない。そりゃそうだ。食べられるのだから。


 であるのに、民主党、野田や前原は「TPP参加」へと誘導している。さもそれが自然な流れであるかのように発言しつつ。(初めにTTP参加を言い出したのは前首相の菅直人だ。) 
 民主党はなんなのだ? 新聞・テレビはなんなのだ?
 こんなものは、日本人なら、全員が全員、「それは駄目!」と言うべきものではないのか!?
 わけがわからん。



 アメリカという国は、実はもう20年前から赤字国家なのだそうだ。
 それで破たんしないのは、「国債」を発行して赤字を補てんできるから。その「国債」をいっぱい買っているのが、中国と日本。まあつまり、日本と中国がアメリカを支えてきたってわけ。20年ずっと。 (アメリカが破たんすると世界経済が大恐慌になるからそこは仕方がないんだね。ドルで世界が回っているわけだし。世間的にそのアメリカ経済の脆弱さが明らかになるのはまずいんで誤魔化してきた。それでマスメディアはそれを報じられないわけだけど、ちゃんとした専門家にはわかっているってことだ。ちなみに、アメリカメディアはすべてユダヤ資本。)

 「日本は借金大国であり、これ以上借金が膨らむとギリシャのように破たんするかも…」なんてことがずっと言われてきたけど、これもマスメディアの大ウソ。
 確かに「借金」もあるけど、それ以上に日本は個人資産も多いし国債とか財産を持っていて、本当は「お金持ち」なのだ。ギリシャの破綻で、「ユーロ」の信頼が落ちて、「円」が上昇している。これはつまり、「やっぱり一番信用できるのは日本じゃね?」ってことだろう。(日本には迷惑なのだが。)
 東日本大震災であれほどの被害を受けて、放射能問題を抱えて、それでも暴動が起きないし、日本は逆にスゲえ、失業率も低いし金いっぱい持ってるし…、というような位置にいるのが世界の中の「日本」という国。(マスコミは逆のことばかりを言っているのだが。)

 しかし、日本の政治力がひ弱だということもまた当然世界はよく知っている。今の個々の日本人男子が「よわっちい」ことも知っている。
 そうなると「世界の国々」が企むことは何かといえば、なんとかしてあの「日本」にある富を横取りできないかなあ…ということだ。そう考えるのが自然なのだ。“悪だくみ”の大好きな者どもにとっては。
 お金持ちの「日本」に、過去の歴史がどうのとひたすら粘着しようとするのが韓国、こっそり人民を送り込んで10年後20年後に自分らの国にしてしまおうと姦計をめぐらしているのが中国、そしてならず者の親分アメリカが堂々と正面から仕掛ける罠が「TPP」なのである。(まったくもう! こんなことは明らかじゃないか!)
 「お前いいもの持ってるな、それよこせよ、お?、まだまだあるじゃないか、そうだお前俺様の奴隷になれや。」というのがアメリカの「TPP」。


 アメリカ合衆国の人口はおよそ3億1500万人。その内の3千万人(!)ほどが失業状態である。
 彼らはどうやって生きているかというと政府から「クーポン券」をもらい、それを持っていくとパンと交換できる、そんな生活だというのである。そのような失業問題を20年ずっとアメリカは抱えてきて、でもできるだけ世間には知られないようにしてきた。
 アメリカという国は、1パーセント未満の富豪が、富の85パーセントを握っているのだそうだ。“貧富の差”がハンパじゃない。 だから「格差デモ」が起きているわけだ。
 日本の“貧富の差”をみると、この前も書いたけど、フジテレビの平均年収が1500万、一方で下層労働者がきっちり週6日働いて年収200万未満…。日本の“格差”もずいぶんだとは思うのだけど、アメリカの場合は「そんなの全然幸せだ!」と言わせるほどに“格差”が開いているのだろう。
 オバマ大統領が「TPP」を推進する目的の第一が「雇用を創出する」なのだそうだ。それは、ようするに、「日本人の雇用をアメリカが奪う」つもりでいるのである。


 日本にとっての「TPP」の危険はあまりにたくさんある。
 「TPP」の交渉条項の中には、「保険」「金融」「資本」が入っている。
 たとえばアメリカは、日本の「郵貯」の金をねらっているという。 そこでその「郵貯」の制度についてアメリカが、「自由化していないじゃないか。制度を変えろ。」と言ってくる。日本は当然そういうことはできないと突っ張るが、するとアメリカはそれを「国際金融紛争裁判所」とやらに訴える。そしてそこはアメリカに有利な判決をするようにできている。しかも判決が出ればその不服申し立てはできない決まりだ。
 そんな具合で、なんでもかんでも国際裁判に持ち込んで、奪えるものを全部奪ってしまおう、というのがアメリカの「TPP」戦略。ひどいよね~。
 たとえていうなら、「日本」の家の戸を開け、「アメリカ」という客を招き入れ、「この家の中にあるものは喧嘩で勝ったものが自分のものにできる」というルールでやろう、と「アメリカ」に提案されているようなもの。(あなたは日本が勝てると思いますか? 相手はアメリカのユダヤ金融資本ですよ。)
 こういうのが、「グローバル化」、「自由化」の正体で、ようするに“強いもん勝ち”の世界。 「TPP」を日本が受け入れてしまうと、「日本」という国はアメリカの様になる、ということなんだよね。(あなたはアメリカの様になりたいですか? ずっと赤字国なんですよ、アメリカは。)


 結局これをやって得するのは、アメリカの1パーセントのお金持ち、「ユダヤ金融資本」なんですね。彼らは金があるし、アメリカのマスメディアも牛耳っているからやりたい放題できる。
 「TPP」実行後は、日本のマスメディアも彼ら「ユダヤ」に支配されるでしょうね、きっと。

 オバマの言うアメリカの失業問題も一時的には改善されるでしょうが、結局数年すれば元にもどるんじゃないですか。「ユダヤ資本」が富のすべてを持っていく仕組みの世界がうまくいくはずはないと僕は思います。
 日本人流の考え方でいけば、アメリカ人の貧乏社会の責任は、アメリカの1パーセントのお金持ち(主にユダヤ系)が解決すべきところと思います。ところがアメリカ(ユダヤ資本)が言うところの「グローバル化」には、そんな考えはないんですな。彼らは次なるお金儲けのためにその資本を使います。
 そんな「グローバル化」のどこがいいんですか。


 1980年代に、M&Aすなわち企業買収というようなことがアメリカのビジネスの主役になり、その結果、アメリカの製造業は一気に衰弱したようです。その結果、実質アメリカ経済は破綻した。 こういうことも表面には知らされていなかったから、これが世界の正しいビジネスのやり方だ、などと日本などでは勘違いされていたりした。事実は、アメリカ産業は空洞化し、以後ずっと苦しんでいるのである。
 その「苦しみ」を、アメリカが「日本」を奴隷化することで解決しようと提案してきたのが「TPP」。 日本は、「アメリカは強い。言うこと聞かないとなにされるかわからない。だから言われた通りにするしかないのでは?」と思いがちだ。確かに、アメリカは「何をしでかすかわからない」。 けれど、「世界のボス」としての実力はもはやアメリカにはないのでは? アメリカがTPPで「日本」を思う通りにしてもそれは一時しのぎで、結局は「日本」も「アメリカ」も、「ユダヤ資本」の奴隷状態という構図になっていくのだろう。
 もはや「国家」というものは、「ユダヤ資本」の商売道具でしかないのかもしれない。(ていうか、昔からそうか。)
 
 なるほど、オバマも、日本の野田、前原も、つまりはすでに「ユダヤ資本」の傀儡なのか…。日本のマスメディアも。 あーあ。
 あの様子ではそうだよな。 ゾンビみたいだもん、あいつら。



 「TPP」が実行されたら、専門家によれば、日本はさらにデフレが進むらしい。失業率も増大するだろう。
 そうなったときはもう、若者は海外に出ていくんだろうね。国内には仕事がないんだから。ますます日本は「若者のいない国」になるね。だけど海外に出た若者は喜ばれることだろう。日本人はきっちり働くし、穏やかだし。
 根性のない若者は、日本に残るだろうけど。 若者に生活保護なんて余裕は国にはなくなるだろうから、きっとお金を貯めこんでいる老人がお金を出して、つまり若者は老人に恵んでもらって生きるのかな。
 彼らドケチな日本の老人の個人資産を市場に吐き出させるのもアメリカの狙いの一つなんだよね。
 (最後に笑うのはユダヤ金融資本、そう、彼らだけ。 どんだけお金が好きなんだユダヤは!)


 僕が危惧するのは、貧乏になることじゃなくて、「TPP」によるグローバル化アメリカ化の後に、この日本の街や自然や人から「日本人らしさ」が失われるだろう、ということなんです。
 正直さ、仕事好き、清潔、親切好き、小さな美を愛しむ心…。

 (ああ、日本が好きだ!!)



 土地や山河に外国資本が入って、水の管理も奪われたりしたら…、どうする? いやだなあ…。何もかも「お金」に変えるユダヤのやり方…。
 中国人も入ってくる。「TPP」によって、アメリカに、保護すべきものまで無理矢理自由化されたとしますよね。アメリカが「自由化せよ」と言って。で、そうなったとき、国際法で、一国に対して認めた「自由化」は、別の国に対してもまた認めなきゃいけないというようなルールがあるんだそうな。だから中国が「俺にも自由化認めろ」と言われればそうしないといけない。
 ほんと、アメリカのようになりますよ。「中国人」の街ができて、「韓国人」の街もできるでしょう。民主党はそうしたいみたいですしね。
 犯罪、増えますよ。 中国人、掃除しませんよ。



 「TPP」の一番の問題点は、「日本の主権がなくなる」ということです。

 つまりいったんこの「TPP」というルールが進められると、「これはヤバイ!」と気づいても、日本の国会ではもうそれを止める何の手立てもなくなってしまう、ということ。 国会議員なんて、何百人いても、指を咥えて全員が喚く以外のことはできないわけです。

 こんなの、やらないほうがいいに決まっています。


 


 というわけで、僕は明日、「TPP参加交渉反対デモ」に参加しようと思っています。 やれるだけのことは、やろう。
 
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