はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

次の一手 問12 答えあわせ

2014年05月29日 | 次の一手
                     「次の一手 問12 問題図」
 ここで有力と思われる手は次の3つ。
   A.7三金
   B.7三銀
   C.6九歩
 (実はもう一つ、「 D.8二歩 」もたいへん有力。これは最後に見ていきます。)

 参考までに、この図でウチの「激指13」氏の推奨する第1候補手は「6九歩」でした。


 この「問題図」、僕の実戦(対戦相手は<激指七段>、手合いは「四枚落ち」)からの取材ですが、この局面、対局中の僕の瞬間的な直感は、「7三金か7三銀で勝てるのではないか、それでだめならしっかり受ければよい」というものでした。

7三金図1

 「A.7三金B.7三銀)」は、上手はこれを取れないので、8二桂と受けることになる。それはわかるがその後がわからない。
 「7三金、8二桂、7二金、同銀」となれば、その後の攻め手がないと、まずい。金を敵に渡してしまうことになるので。
 それなら、受けるか…。上手は持ち駒は「桂」のみなので、受けてあの馬を追い払ってしまえば勝てそうだが、具体的にどうやるか。


7七銀図
 ところが、7七銀と受ける手には6六桂という手があって、これはだめだ。
 だから、受けるなら6九歩しかないか…。(9七金や5七銀もあるが、勝てそうにない。ここで6九歩以外に受けがないというのが誤算だった。<激指七段>はそれを見越してこの局面を選んだのでしょうけどね。)

 まてよ。「7三金、8二桂として、そこで7七銀」とすれば、今度は“6六桂”がないから、これでいけるんじゃないか。
変化図1
 7七銀以下、同馬、同玉、7三金、5四角。

変化図2
 この5四角は上手玉への“詰めろ”。
 以下、7二金、8四歩、6六金打、8七玉、8四銀、7二角成、同歩、8三銀。
 (8四歩のところで、6五角と金を取るのは、7四桂で形勢不明になるようです。)

変化図3
 これは下手が勝てる。8一銀の受けには、3一竜がある。

 僕はこんなふうに考えて、「問題図」の局面で「A.7三金」を指すつもりでいたが、簡単な読みの“見落とし”に気がついた。「A.7三金」に、8二桂なら読み通りだが、
7三金図2
 「6八歩成、8九玉、8二桂」とされると、上の読みはまったく意味をなさない。これはだめだ。


 そういうわけで僕が選んだ手は、「 C.6九歩 」。(とりあえず、と金をつくらせてはいかん、と判断した。)

6九歩図1
 「6九歩」で、これで上手はどう攻めてくるのだろうか。
 (ア)6六桂(イ)6六金、が考えられる。

 まず(ア)6六桂から。8九玉、8七馬、7九金。

6九歩図2
 これで後手の早い攻めはない。5六金くらいだが、それなら8四歩で下手が勝てる。

6九歩図3
 次は(イ)6六金
 これには8七金がぴったりの受け。上手が6六金と出たこの瞬間には6六桂と打たれないので、この受けが利く。
 
6九歩図4
 6四馬、7五金(銀だと6五馬があり、この馬が竜にあたってまずい)、8二馬、8四歩。
 これも下手ペースだろう。このような勝ち方が僕の描いた“絵”でした。

 <激指七段>はどう攻めてくるのか? 彼の指した手は、「第三の手」でした。

6九歩図5
 (ウ)7六金。 これが実戦で<激指七段>の指した手。 僕はまったくこの手が見えておらず、意表を突かれました。
 これは取るしかない。同桂。

6九歩図6
 そこで<激指>、6六桂。
 人間はこういう桂馬をつかった攻めを読み切るのにいちいち時間を必要とするが、<激指七段>はそれを軽々とやってのける。「二枚落ち」「四枚落ち」を<激指>を相手に指して思うことは、「激指は異常に桂馬の攻めがうまい」ということです。
 ここで僕の第一感は、8八玉でした。以下、8七歩、9八玉、7八桂成、8九歩、7六馬。

6九歩図7
 これは次に、8八歩成からの“詰めろ”だが、先に9七玉とかわしてどうか。
 ――と、そこまで考えて、気づいた!
 7六馬は(3二の)竜取りになっているじゃないか!!!

6九歩図8
 ということで、6六桂の王手に、実戦で僕は、8九玉と指しました。
 ここで上手8七馬なら、僕の勝ちになります。8二銀以下、上手玉が詰むからです。(7六の桂の利きがあるから)

 しかし、<激指七段>がそんなこと知らないはずもなく、7六馬と指しました。
 (この手が「竜あたり」でなかったら、ここは下手有望だったんですけどねえ…。)

6九歩図9
 以下、5二竜、8七馬まで、下手投了です。

 はじめから「7六馬が竜取りになる」ことを知って7六金と指した<激指七段>と、途中でそれに気付く「僕」との認識の時間差が、そのまま将棋の実力差になっているように感じます。


 以上のように、問題図で「 C.6九歩 」は、下手負けになります。


 ということは、「問題図」では、どうやら攻め切るしかないようですね。


7三金図1
 やはり「 A.7三金 」、この手が正解なのでした。
 これは上ですでに述べたように、「6八歩成、8九玉、8二桂」とすすみます。

7三金図2
 ここで7二金は、同銀で下手勝てません。その後“詰めろ”で迫る手段がないからです。
 それで僕は、「A.7三金」をあきらめたのでしたが――



7三金図3

 7二竜と指せば勝てるのです。

 (この手はコメント欄で「通りすがり」さんが指摘なさっておられます。)

 7二同歩は、8三金があるので、7二同銀と上手は応じます。そこで――

7三金図4
 8四歩と歩を置けば、これが上手玉への“詰めろ”になっています。
 このとき、上手の持ち駒は「飛」のみで、下手玉に詰みはありません。
 
 示されてみれば、じつに簡明な勝ち方でしたね。僕は「7二竜」が見えていませんでした。
 この「7二竜」と、6九歩と受けた後の敵の「7六金」が見えていなかったために、僕は7三金と最初の予定通りに指して勝てる将棋を負けにしてしまったということになります。

 A.7三金 」が正解で、下手勝ち。 


 さて、では、「B.7三銀」はどうなのでしょうか。

7三銀図1
 問題図から、7三銀と指したところ。
 ここから、「6八歩成、8九玉、8二桂、7二竜、同銀、8四歩」とすすめば、やはり下手勝ち。

7三銀図2
 ところが、7二竜を「同歩」と取るのがこの場合上手の最善で、これで下手は攻め切れません。(7三の駒が金ならば、7二同歩には“8三金”がある。)
 
7三銀図3
 ちょっと面白いので、ここでさらに7一金と食いつくとどうなるのか、調べてみます。この手は8一金打、9二玉、9一金打までの3手詰ですね。これを上手9二銀と受けるのは、8三銀で無効。では、どうするのか。

7三銀図4
 「7八と、同玉、2八飛」が正解手順。2八飛と、ここから飛車を打つ。どういう意味かというと、桂馬(2九)を取って、それを受けに使うという意味です。
 2八飛に4八歩などの中合いなら、同飛成で、こんどはもらった「歩」を8一歩と打って受けに使えばよい。
 図(2八飛)以下、8九玉、2九飛成、9八玉、8一桂。

7三銀図5
 これで上手勝ち。
 次に7三の銀を入手する手があるし、それを回避して6二銀不成と下手が指せば、7九竜でよい。7九竜は詰めろではないが、次に7六金がねらい(同桂は7八竜で詰み)で、下手はこれを受けづらい。


 このように、「 B.7三銀 」も惜しいところまではせまれるが、上手勝ちとなる


 さて、最後にもう一つ、問題図での「D.8二歩」を見ていきます。

8二歩図1
 僕自身は、この手をまったく考えていなかったのですが、ブログコメント欄に「modora」さんよりご意見をいただきまして、<激指>を使って検討してみましたら、かなり有力と判明しました。
 (<激指>はこの8二歩を6番目の候補手としています。)

 結論から書いておきます。「 D.8二歩 」(詰めろ)に対しては「6八歩成、8九玉」として、そこで
 (カ)8二玉 → 下手優勢
 (キ)8二金 → 上手優勢
 となるようです。 (なお、(ク)9二銀は8三銀で下手勝ち。)

8二歩図2
 「 (カ)8二玉 」に、6三金(図)で、部分的には、なんとこの上手玉は寄っています。(個人的にはまったく気づかなかった。)
 6二歩と受けても、7三銀、同金、6二竜で詰み。

8二歩図3
 8一桂と受ければ、8四歩(図)が“詰めろ”。 (7三銀、同桂、7二金、同歩、7一銀以下)
 歩が攻めに利くようなら、下手の攻めは切れ目なく続くので勝てる。
 
8二歩図4
 「8二歩、6八歩成、8九玉、8二玉、6三金」に、“4二桂”で下手の攻めの継続がむつかしそうだというのが、コメントをくださった「modora」さんのこの手に対する評価でした。
 僕がこの後を<激指>で調べてみると、どうやら4二桂に4三竜(図)で「下手良し」という結果になりました。
 図以下は、6三金、同竜、7二金、6五竜、6七桂成、9七金、5三馬、9八玉、7七成桂、6六銀、7八と、7七銀、同と、8六銀で、次の図。

8二歩図5
 これは「下手優勢」のようです。
 図以下、想定手順は、5四馬、7四桂、7三玉、5四竜、8八と、同玉、5四桂、7五銀、5八飛…
 しかし勝負としてはまだまだこれからですね。

8二歩図6
 最初に戻って、「8二歩、6八歩成、8九玉、8二金」の場面。この「(キ)8二金 」で今度は上手が良くなるようだ。
 この8二金には、7三金が有効と思われる。(7三銀だと、8一歩が効く。このとき金ならば8三金とできる。)

8二歩図7
 7三金に、上手は7二銀と銀を引くのが最善手。これで上手が有望とみられる。
 9七金、同馬、8二金、同玉、8三歩、同玉、9七香、7八金。

8二歩図8
 この7八金と打つ手で、△8六桂や△8七金だと、逆に下手勝ちとなるようです。(ということはこのあたり、相当接近した形勢だと思います。)
 7八金という寄せがあって、この図は上手勝ち。
 9八玉、8六桂、8七玉、8八金、同玉、7八桂成、8七玉、8六歩、同玉、7四桂、8七玉、8六金、9八玉、7六金左という寄せです。ちょっと面白い寄せ方ですね。


 以上の通り、「 D.8二歩 」は上手優勢となる



 もう一度結論を書いておきます。

 正解手は、「 A.7三金 」でした。



[以下は余談ですが] 実は「問12 問題図」は、実戦そのままの図ではなく、少し改造しています。

参考図1
 これがほんとうの実戦図です。「問題図」との違いは、持ち駒です。「金2銀3」となっており、銀が一枚多い。
 この場合、ここで▲7三金→下手勝ち、▲7三銀→下手勝ち、▲6九歩→下手負け、となります。つまり▲7三金、▲7三銀、どちらでもよい、ということになるのです。(▲8二歩はむつかしいが、これも下手良しと思います。)

参考図2
 ▲7三銀でも下手勝てるというところが大きな違いですが、7三銀、6八歩成、8九玉、8二桂、7二竜に、上の解説では「同歩」で下手攻めが続かないという結論になっていますが、この参考図2のように持駒に「銀」がもう一枚加わるとその時上手玉は詰むのです。
 図は、8一金以下の詰み。

参考図3
 また、「問題図」より、7三金、6八歩成、8九玉、8二桂、7二金でもこの場合は下手勝ちがある。7二同銀に、参考図3のように8四銀と置いておけば、上手玉への“詰めろ”になっていて下手勝ちである。(この場合は銀を相手に渡してはいけないので7三銀はだめ。)
 つまり、「7二竜」が発見できていなくても、こうやれば勝てていたという話。
 結局、「6九歩」と受けて、なんとかなると思ってしまったのが僕の失敗。「受けが全くない」とはっきりしていた状況だったら、この図の8四銀までの順を見つけることができたのではと思うのです。
 今回記事の最初のほうで書いたように、直感的には「7三金か7三銀で勝てるのではないか」と思って、それが正しかったわけですけどね。でもいつでも「直感」で勝てるわけではないですから、むつかしいところです。
 (追記: 図で△8一金だと、下手どうするか。4三竜が良いようです。以下7六金に、8三歩。さらに8七金なら、8二歩成、同金、9三竜から詰み)


[おまけ]
 それから、今回のこの記事を書いていて、連想した将棋があるので、それについて以下に書いておきます。
 2007年3月に行われた「ボナンザ-渡辺明戦」、あの歴史的一戦の将棋です。
 今日解説した内容で、「7二竜」の寄せが、「ボナンザ-渡辺明戦」での渡辺さんの勝因になった終盤の「3九竜切り」を思い出させたのです。

 その将棋の終盤を最新版の「激指」で評価値をみるとどうなっているのか。そこも興味の湧くところです。

66手
 相穴熊戦。 「激指」の評価は「+191 互角」。
 今、後手の渡辺が飛車を成りこんだところ。先手ボナンザは9一角成と角を成りこんで先に香車を手にしている。
 さあ、終盤だ。

76手
 76手目、渡辺は銀を捨てて、攻める。
 ただし、渡辺のこの「2六銀」捨ては、「激指13」でも読み筋通りの手。評価値は「-200」
 ここから白熱の寄せ合いになった。

81手
 後手渡辺明の手番。
 「激指13」の評価値は「-27 互角」。
 渡辺はここで、2五歩、同銀、2七歩、同飛、2六歩、同飛、1五金と攻める。
 そこでボナンザ、飛車を逃げず2四歩。
 2六金、2三歩成、同金右、2四歩、2七歩。

94手
 なんと「駒柱(こまばしら)」ができた! 
 「激指13」の評価値は「-7 互角」。

95手
 2三歩成は、95手目。
 「激指13」の評価値は「-196 互角」。
 次の手が渡辺明の例の手「3九竜」だが、「激指13」はこの手を読めているだろうか?
 その「激指」のここでの候補手は次の通り。
  (1)2八歩成  互角 (-196)
  (2)2三同金  互角 (-187)
  (3)3九竜  先手優勢(+967)
 読めてはいるが、良い手ではないと判断しているようだ。最善手は2八歩成、というのが「激指13」の意見。

96手
 そして96手目、渡辺明の「3九竜」。
 この手をボナンザが読めておらず、それで渡辺が勝ったとされている。

 この局面、「激指13」の評価値は最初は+1000以上だった。つまり「激指」的には、後手のこの「3九竜」は直感としては“悪手”なのだろう。しかし、10分以上考えたあと、「先手優勢」→「先手有利」→「互角 -5」と変化して、そこで落ち着いた。
 プロ棋士らの検討の結果等によれば、実際のところは、ここではすでにはっきり「後手良し」で、ここから先は、先手に勝ちはないようだ。それが真実のようである。
 ところが最新ソフト「激指13」もここではそれはまだ見えていないということになる。

 2二と、同角、3九銀、2八金、同銀、同歩成、同馬、2七歩。

104手
 「激指」の評価値は「-514 後手有利」。 
 ここから先は徐々に、そして着実に「後手優勢」の方に評価が傾いていく。

 2七同馬、同金、3九銀、3八銀、2八金、同金、同銀、2七歩。

投了図 
 ボナンザ、投了。 112手。


 こうしてみると、あれから7年経過した今でも、渡辺さんの“読み”とセンスのほうが、「激指13」を上回っているように思われます。

 ただし、これはあくまで家庭用ゲームソフトの「激指」なのですが。今回のそれぞれの局面の評価値はだいたい10分ほど時間を与えて出したものです。




 以上で終わりです。 今回の記事は簡単に書けると思っていたら、自分が思っていた3倍くらいの時間がかかりました。

 解答を下さった通りすがりさん、modoraさん、ありがとうございました。

次の一手 問12

2014年05月24日 | 次の一手

 「次の一手 問12」は、僕の対ソフトの実戦から。

 相手は『激指13』の「七段」(最強レベル)です。

 「四枚落ち」の将棋です。(四枚落ち:上手が飛角香香の四枚の駒を落として対戦するハンデ戦)

 

 問題図は、その終盤。

 下手に詰みなし。よって、詰めろが続いて攻めきれれば勝てる。でも駒を渡すと下手玉が危ない。

 また、ここで受けて、受けきってしまえば下手勝てる。

 さあ、どうするか。

            ――という問題。

 

        (僕は負けてしまいました。直観的には「勝てる」と思ったんですけどね。)

 

 これは問題図より少し前の局面です。

 ここから、6八玉、6七歩、7八玉、3五銀、同飛、6八角、3二飛成、8六角成、とすすみまして「問題図」になります。

 このあたりの手順も、『激指』も、どうやら最善手を指しているわけではなさそうです。

 『激指七段』レベルの強者と「二枚落ち」や「四枚落ち」で戦うときに、理想の戦い方としては、“飛車角をどちらも相手に渡さず”、そして相手の攻めを受けきってしまうことです。(ですのでたいへん「受け」の訓練になります。攻め合って勝てるような甘い相手ではありません。)

 4六銀と『激指』に打たれたこの図では、その意味で“失敗”しています。飛車か角、どちらかが取られてしまう状況に持ち込まれてしまった。

 しかし、逆転されたかというと、それはまだわからない。もともと初めからあった下手のリードがここでなくなって「互角」になったというところです。(「互角」にしてはいけないんですけどね。向こうは、終盤力はプロ棋士並みに強いわけですから。)

  

 そう、『激指13』を買ったんです。

 もともと僕は、将棋ソフトは詰将棋の検討にしか使っていなかったのですが、たまたま「次の一手」問題を作るようになって、詰将棋ではあまり頼りにならない『激指』(定跡道場2)の「検討モード」を利用するようになり、それがきっかけとなり時々対戦もするようになりました。『激指』の戦闘力を「初段」とか「2級」にして。(これは「平手」の対戦)

 それで今回『激指13』を購入して、「駒落ち」で対戦してみたら、これが面白くて、ハマった。

 戦績は今では、「二枚落ち」では勝率9割、「四枚落ち」も勝率9割。

 でも「飛香落ち」だとまだ勝率1~2割です。どうやったら「飛香落ち」で『激指七段』に勝ち越せるのかいまのところわかっていません。

 「飛香落ち」で負け続けてストレスがたまるので、「四枚落ち」を指してストレス発散するようになったのですが、これが楽しいんですよ。『激指七段』は本当に強くて、「四枚落ち」のハンデをもらっても、こちらが緊張感を保って戦わないと、勝利を奪われてしまいます。“四枚落ちで負けるわけにはいかない”――そういう緊張感の中で、自分なりの“新戦法”をつくって戦う、それがとっても面白いのです。(「二枚落ち」より「四枚落ち」のほうが、下手の戦術の幅が広くなる。)

 人間相手だと、“「四枚落ち」で本気で何番も相手してくれる実力プロ並みの相手”なんて、探してもどこにも見つからないでしょうね。

 

 「次の一手」の解答は、3日後くらいに出すつもりです。