笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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HAIRSPRAY

2009年10月22日 | 映画とかDVDとか
映画です。
いわずとしれた
大ヒットミュージカルの映画版。

飛行機で見て、
号泣です。
となりで寝ている娘をギューと抱きしめましたわ。
迷惑な母さんです。
泣くところ一個もないですけどね。
むしろ気力にあふれて
爽快な気分になる映画です。

わたしの
ストライクゾーンど真ん中だったもので。
60’S、ミュージカル、青春映画、ぽっちゃり。
あたしの興味キーワードに引っかかる引っかかる。

ストーリーを
すごいザックリ書くと、
ぽっちゃりの女の子トレーシーが
テレビスターになる話です。
そこに60年代の文化や公民権運動
パパママや
親友

などのサブプロットが絡んで
重層的で
歌とダンスにあふれた
ハッピーな話になっています。

自分が自分らしくあること。
が裏テーマです。
けなげで明るく強く生きる主人公が
実にチャーミングで格好いいです。
こういうとこアメリカの女性像だなぁ
って思います。

そんでもって、
ザ・アメリカ
に関して、
いやなところもあるけれど、
やっぱ
嫌いになれない

映画を見て心から思いました。

人は違って当たり前。
濃いチョコレートほど甘い
という表現を黒人の男の子が使います。
平等が正しい。
というのは薄っぺらな発言です。
差別は絶対ある。
そのうえで、どう生きるか。
映画では歌とダンスで
ふたつの人種がつながります。
で、私は思った。
ユーモアもね。
人種差別に関する表テーマがあるのに、
絶対に暗くならないのは
そのせいです。
楽しむこと、笑うことの尊さが
作品の根底に流れています。
笑えればOKなんです。
差別もタブーも。
日本はそこんとこ、まだまだだよなぁ。
とつくづく思いました。

サントラを買おうと思います。
笑えて、音楽もよくていい映画だよ。

ちなみにそのあとで
リトルミスサンシャイン
を視聴。
こちらも
自分らしくあること
がテーマの
そんでもって、
イチイチ笑わせてくれる
ユーモアと感動にあふれたいい映画です。
大好きなトニ・コレットも出ていますし。キャストも素晴らしい。
終盤からの展開、
声出して笑ったわ。
周りから見たら
気持ちの悪い乗客だったことでしょう。
泣いたり笑ったりだわ。
どっちも
すごい見たかった映画でした。得しちゃった。

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