笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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粋だねぇ

2008年05月30日 | テレビ
父の影響なのか、なんなのか、
昔から落語に詳しくなりたい
と思いつつ今日まで来てしまいました。

数年前、
早稲田の社会人講習で、
「落語と日本文化」
という落語の実演と、
それにまつわる日本文化(お茶、書、三味線など)の講義を
受講したことがあります。
大変良かったです。おすすめです。

でも知識はそこから発展せず。

そこで先日、
「上方落語 夢の競演!」
というタイトルのDVD借りてみました。
「夢」?
素人の私は皆目検討がつきませんが、
とにかく失敗が少なかろうと。

古典落語は、あらためてすばらしいです。
味わいのある話自体もそうですが、
私はとくに大御所の年輪を重ねた芸が好きです。
一瞬にして、その場が江戸時代になります。
一人しかしゃべってないのに、
舞台装置も、登場人物も、鮮やかに目の前に現れます。
人間パワーをビシバシ感じました。
しかし、
知識がないもんで、サゲがわかんないです。
「???」と思っているうちに終わったりします。
そんななか、
桂ざこばさん(師匠とはあえて呼びません)は
すごく分かりやすく面白かったです。
知っとこのコメンテーターとしてでしか知らなかったのですが、
すごい人でした。

創作落語、現代落語も好きです。
気軽な気持ちで大爆笑できます。
笑いは知識(古典)とも、時代(創作)とも結びついている。
深い。

ああ深い落語の世界。
テレビドラマ「タイガー&ドラゴン」も「ちりとてちん」も
見ましたが、
本物の落語通になるには、
まだまだ入り口にも立っていねぇ!
気がします。

ちなみに
着物姿もセクシーだと思うのは私だけ?
途中で羽織一枚脱いだりするのですが、
とくにそこが極めてセクシーです。

今度は寄席に行きたいです。
そしてそのあと立ち飲み屋で一杯。
そんなデイトがしたいわ。

で、
Yahooの出会いサイトで「落語」で検索したら(また?)
該当者なしでした。
むむむ。

これでも社会人

2008年05月28日 | その他
毎日会社に行くのに、ひとつ忘れ物をしております。
今日は、ハンカチ忘れました。
昨日は冷凍庫に入れたまま、水筒を持ってくるのを忘れました。
夕方水筒カッチカッチです。

その前は、財布。
スキャンカードが入っているので、
課長にその旨伝えなくてはならず、赤っ恥。

その前は、携帯。
と思って、家に帰ってきたら、
ガラクタやゴミがたまっているカバンの底から出てきました。
携帯も見つからないような、カバンの底。
ブラックホールです。

小学生から全く成長しない私です。
毎日あたりまえのように忘れ物をしてた私。
毎日立たされるのがすごく嫌だったけど、
全く直そうという気もなかったような。
直すってことに考えが及ばなかった。アホ小学生です。

子どものときは先生に怒られるのがひたすら怖かったけど、
大人の今は忘れ物すると面倒なだけ。

子どものうちから持ち物チェック癖をつけないとダメですね。
でもゆずが毎日忘れ物しても、
私は責められない・・・。

私は何を書きたいか

2008年05月26日 | テレビ
雑誌の自己啓発記事を読んで、
載っていたチャートで己診断をしたら、
いろいろあるのなかでひとつだけ確かに判明しました。

私は「笑い」について語りたい!

ということ。
なぜ、これだけ?
もっとほかにあるだろう。
でも記事によると、
「緊急性に乏しいが、やりたいこと」を重視すべし
ともあったので、
早速、ブログで積極的に語っていきたいと思います。

今またテレビではお笑いブームがきているようです。
日本の笑い向上委員会会員(?)としては、
いろんな世代に幅広く笑いが広まるのは、
とても良いことだと思います。

気になるのは、
私が好きなのに、ブームに乗りきれてないベテラン芸人さん。
ブームが来るたびに乗れず、また次の波を待つ。
そんな芸人さんを切ない気持ちで見つめています(大きなお世話)。
今度こそ乗ってほしいです。
たとえば、東京03。
これからも方向性を変えることなく、
いいコントを作り続けてほしいです。
TKOは乗った感があります。よかった。

あと逆に、早々に波に乗ったせいで、
つぶれることが心配な芸人さんも気になります。
たとえば、狩野えいこう(漢字変換めんどう)さん。
コントでは、自分を客観視した見事な設定と演技力。
フレーズ芸に固執しすぎないで、
(テレビではそればかり求められるのでしょうが)
売れかけ→売れた!に
ステップアップできるといいな(ってこれまた大きなお世話じゃ)

そんなことを想う今日この頃です。

あーたのし。
次は落語の話をかこ。

ついでに、
このあいだ出会い系サイトに登録している男性を(なにをしてる)
「笑い」「お笑い」「笑い好き」で検索したら、
すごいサブイ自己紹介文な人々しか出てきませんでした。

やっぱり、
向上委員会活動は必要です。


がらくた

2008年05月15日 | 
江國香織著『がらくた』読みました。

読み終わって数日たっても、
その世界から抜け出せなくなっていて、
困りました。

映画を見終わった直後のようなそんな感覚です。

15歳のときに江國さんの作品と出会って以来、
この人の作品を読むと、
いつも同じ感覚になります。
登場人物と同じ空間を共有しているような錯覚です。
その場面の匂いや、湿度まで感じてしまう。
むしろ最近のほうが
引き込まれ度が強いです。

彼女は恋愛小説家と紹介されますが、
残念ながら、
作品の中で語られる恋愛に共感ができません。
嫌悪を感じてしまうことすらあります。
恋愛体質ではないので、私だけかもしれませんが…。

それでもやっぱり読むと体内にしみこんでくる不思議な魅力があります。
フィクションなのに自分が体験したことのように、
色濃く私の記憶に刻まれております。
お菓子の焼ける匂い
雨の日
遊園地
洗濯したタオル
などなど
実生活で体験すると、
ふとそのときの物語の場面が蘇ります。

文章力ってこうゆうこと?
作家になんて到底なれないと思う
はなこばです。