笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

今いくよさんと鬼奴さん

2015年05月29日 | 面白い女性
今日は2回泣いた。

よく泣く。
泣くと言うか
じわっときた
ということですけど。

今いくよさんが
亡くなった。
ガンで。
最期をみとったのがくるよさんだった
という記事を読んで
45周年の舞台をやろうと話していたと聞いて
ふたりの45年について
あれやこれや
考えてたら
じわ
と来た。

漫才師だった。
考えてみれば不思議な職業だ。
ビジネスパートナーであっても
ビジネスだけだと
巧く行かない
とわたしは思っている。
漫才はコントやお芝居よりも
人間性やふたりの関係性をダイレクトに注入されているため
もうちょっと人生が乗っている気がするのです。
家族とも違うのに
長いこと一緒にいて
ずっと喋って
人を笑わせるという戦いを続けている。

それを45年余り続けてきて
相方の闘病を支えるなんて
どんだけ近い存在なんだろう。
そして
どちらかの死で解散するって
その喪失感はきっとわたしごときの人生経験では想像しきれない。

もう一個は
椿鬼奴さんの『徹子の部屋』出演でもらい泣き。

白い素敵な着物で登場した鬼奴さんは
紹介されるやいなや
泣いていた。

泣いていた。
という表現ではちょっと足りない。

こらえられず
泣きじゃくってた。

うぷ。
って口を押さえて
感情を抑えようとすればするほど
泣いちゃってた。
一瞬、え?吐くの?
と思ったくらいだ。

鬼奴さんは
『徹子の部屋』の大ファンだ。
一時期のブログより
その前の
『恵美子のおしゃべりクッキング』から録画していることを知っていた。
でも
こんなに感無量だったのね
と思った。

それを見て
徹子さんが
こんなに泣くほど喜んでくれる人がいるなんて

もらい泣いて
それを見て
わたし
もらい泣きです。

ずっと同居して娘の健康を考えてご飯をつくり
生活を支えるためにパートに行っていたというお母様も
そのご親類の方々
そして
大学時代からの友人も
あとから観覧に来ていることが分かり
鬼奴さんが
しばらく泣き続けていたとき
どういう気持ちだったのかな
と想像しています。

冒頭から泣いて心配になったかしら
それとも一緒に泣いたかしら。

番組自体は面白くてあっという間。
マイペースでナチュラルに変ってる鬼奴さんが出ていた。
本当に良かった。鬼奴さんがこんな幸せになるなんて!

今日はそんなわけで
2回
うぐぐ
と目頭に熱いものがこみあげた。
もうとにかくおばちゃんだから
なんでも泣くのかもしれない。
そういえば
朝ドラでも泣いたわ。

では良い週末を。

阿佐ヶ谷姉妹 IN ロンドンハーツ

2015年05月27日 | 面白い女性
ロンドンハーツに
阿佐ヶ谷姉妹が出てたんですよね。

お昼休みくらいに情報を知って
ワクワクして
待ってました。

内容は
芸能人が告白する企画

基本的には
大嫌いなやつだなー
って思ってて、
でも
ニッチェ近藤さんと
我が家坪倉さんがターゲットでいて
さらに
スタジオのひな壇(?)も
珍しい出演者だったので
うまく気が散って良かったです。
なんかの番組とかぶらないようにしてたのかもしれせん。

珍しい出演者というのは
出川哲郎さんに
狩野英孝さん
ロッチにブルーセレブ青木さん
阿佐ヶ谷姉妹江里子さんと
ニッチェ
そして
有吉さん。

とても楽しい雰囲気だったし、
阿佐ヶ谷姉妹江里子さんの活躍の場面もあったし。

目的の美穂さんパートは
なぜか
ロケで
以前番組でフラれたキングオブコメディ高橋さんとのデートの様子を
放送しておりました。
淳さんが
どっきりで
阿佐ヶ谷姉妹の部屋へ突撃し、
高橋さんが得意の潮干狩り&バーベキューIN八景島のデートを決行。

美穂さんの妄想デート。

デート中は手をつなぐ
手を重ねて潮干狩り
手をぐいぐい引っ張って進んでいく


をかなえてもらうとのこと。

もともと…ですが
高橋さんのギクシャク半端ない。
高橋さんって
イケメンで
才能のあるひとだけど
人間味の薄いひと…というイメージ。
ひどいイメージだ。
なにかが抜け落ちているイメージなんだよね(益々ひどい)
それでも
なんとかやってくれたんだね。

これをロンハーで見ている不思議に
打ち震えながら
最後、浜辺で
美穂さんが
高橋さんに読むカッチリした丁寧な手紙に江里子さんが泣いているのを見て
わたしももらい泣きです。

ネタでは
あまり感情の起伏が分からない美穂さんですが
すごく楽しそうだったから
お笑い好き女子の感情が揺さぶられました。
感情移入度100%でした。

美穂さんパートは
カウンター見たら
9分もなく
カットばっかりで
あーあ
ってなったけど
ま、贅沢は言うまい。

ちょいちょい阿佐ヶ谷姉妹がロンハーにこれからも呼ばれますように。

ちなみに
ロンハーデビューは
オアシズ大久保さんの誕生日パーティ
ということを記しておく。

ではまた。

日々進化

2015年05月25日 | テレビ
IPPONグランプリ
板尾さんが素晴らしかった。
あと
優勝した博多大吉さんが
はじめの一本を取った時に
松ちゃんが
くーってなって、
「かっこいいーよねー」
って言ってたのが
すっごく良かった。

さて話は
先週の『アメトーーク!』です。
「イイ女の雰囲気出してる芸人」で
イイ女感出ている女性芸人が
女性らしさをアピールする企画でした。

面白い!最高!

っていうことは一度置いといてだね
来てるね、未来!
いや
来たな、ついに。
って思っていたわけです。

出演者は
オアシズ大久保
渡辺直美
ニッチェ近藤
フォーリンラブ・バービー
モリマン種馬マン
やしろ優
相席スタート山ケイ
(敬称略)

企画自体は
ついつい女性らしさが出ちゃってるなーと思うときとか
イイ女が出ているときのタレこみとか
大久保さんを中心に
普段女性芸人として体を張っている部分とは真逆の側面が
出ていた。

女性芸人は女性を捨ててナンボ
という前提が
覆る瞬間を見た
と思いました。
あれはそもそも男性芸人的発想から生まれた女性芸人だからね。
「イイ女」をアピールして
ちゃんと企画が成立して
芸人さんがそろい
放送できるだけの確証ができたんだ。
全身タイツの上から着ているパンツを奪い合う競技なんて嫌だ!
とか
素人イケメンに興奮してくださいと言われて、こっちだって好みがある
とか
考えてみれば当たり前のことを
なぜかバラエティ市場では認められていなかった。
ようやく今になってサラッと言えるということは
大きなことだ。

ホント言うと
めちゃくちゃ
遅れてますけどね。
ちなみに(書く必要ないけど)そこらへんの女性への配慮のなさでいうと
いちばん遅れているのはフジテレビのバラエティだと思ってますよ。
確証ないけど、そう思っているだけ。
ただ否定しているわけじゃなくて
男性主体のフォーマットでバラエティが盛り上がってきたからこそ
今がある。

面白いことっていうのは
いちばん格好いいことだから
格好よくあるべきだ
と思っているので、
ここらへんのことを遅れてはいけないんじゃないか、おい!
まだまだだ!
と感じている。

でもその波は着々と押し寄せている。

そういえば
冒頭にも書いた
『IPPONぐらんぷり』のオープニング見ていると
おもしろい=格好いい
と思わせてくれる。
オープニングのイラストで紹介される出演者の格好よさは、
ちょっと前のお笑い番組とはまったく雰囲気の違う出来だと思っています。

わたしが子どもの頃見ていた
バラエティ番組のかっこいい部分って
格好いいものに追随してたり
あえて笑い抜きで
格好良く演出されたものだったりした。

いま
『水曜日のダウンタウン』のオープニングしかり
滅茶苦茶に面白いから
格好いいことも増幅されるというのは
「笑い」というジャンルがトップを走ってるからなんじゃないか。
そうなると
初めて見る格好いいものは
笑いとリンクしていくんだよね。
そして、ほかのジャンルのものが笑いに追随してくるのだ。
トップクリエイターは常に笑いに関わっていくという未来を妄想した。

あくまでも
面白くないと格好良くならないの。
面白くないと
中身のない格好よさで終わっちゃう。

女性芸人さんも面白くて売れてきたから「イイ女」になれる。
格好いいオープニングも面白いからこそ意味がある。
トップクリエイターは笑いのそばにいる。

この3つ言いたかった。

今日は支離滅裂か。



楽しみな番組と矢野兵頭を少し

2015年05月22日 | テレビ
テレビはほとんど録画で見ておりますが
オンタイムで見るのに適したバラエティ番組っていくつかあります。

まずはCMのないNHKの番組。
それから結果をダイレクトに知りたい生放送の賞レース番組。
そして
あとひとつ
ちゃんと面白いネタ番組。です。
途中面白くないのが挟まると正直つらいのですが
このご時世ほとんどの芸人さんが面白いので
あんまり心配することない。
エンタの神様以外な。

それはそうと30日に
フジテレビでネタ特番やる。
楽しみ。

これ。

「土曜プレミアム『ENGEIグランドスラム』」

出演者。
博多華丸・大吉
ブラックマヨネーズ
フットボールアワー
矢野・兵動
笑い飯
NON STYLE
パンクブーブー
ウーマンラッシュアワー
爆笑問題
サンドウィッチマン
オードリ
ナイツ
ロバート
ピース
TKO
東京03
日本エレキテル連合
バカリズム
どぶろっく


と豪華です。
このなかで
おや?
と思ったのが
矢野・兵頭。

嬉しい。
だって
めちゃめちゃ面白いもん。

ただしゃべっているだけで
こんなに面白くなるのかな?
って思わせてくれる格好いい漫才師です。
人柄がにじみ出た
しゃべくり漫才。
カッチリネタが決まっているように見えないので
あとで思い返すと
いったい何に笑ったか忘れちゃう。
わたし好みの漫才。
ネタの内容は忘れても
そのとき笑った一瞬の高揚感が忘れがたい。


わたしが
兵動さんのエピソードでいちばん好きなのは
『東西芸人ふたり旅』という番組で
その日NGKに行くまでの間にあった出来事を漫才にして
大爆笑をとるのが目標
って言ってたこと。
しびれた。

実際番組でハネるかどうかは分かんないから
あらかじめ褒めるのは時期尚早かもしれませんけど。
どうぞ活躍しますように。

あと明日は
『IPPONグランプリ』ですね。
板尾創路さんと狩野英孝さんと
トレンディエンジェル斉藤さんが出る。

『すべらない話』は
本当に見ているのがつらくなってきたここ最近なんですけど(ごめんよ、正直者で)
IPPONは
まだ大丈夫。

吉田の偏見

2015年05月20日 | テレビ
『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』のコーナー
『吉田の偏見』はとっても面白いです。

吉田さんが持つ偏見を本人にぶつけて
本当なのかを検証する新しいコーナーで
前回はイケメン俳優
今回はグラビアアイドル
でした。

吉田さんが持つ偏見があらかじめ張り出されていて
それを見ながら
吉田さんのペースで
ゲスト7人を追い詰めるというもの。
吉田さんがひとり白のタキシードで
ゲストと対峙している。
小杉さんは司会というか
ツッコミ。

偏見はたとえば
「8割は整形してそう」
「カメラマンに1回ぐらいは抱かれていそう」
「イケメンスポーツ選手に誘われたら10分でラブホに行きそう」
などなど
一度はだれもが思いつくことや
「乳首への想いを明確に語れなさそう」
とかいう
吉田さんの思考全開のものまで
30分
ブラマヨ吉田さんの魅力がギッチリ出ています。

全2回
相手方である
イケメン
そしてグラドルのひとたちは
わりと本音で話をされていて
好感が持てました。
もちろん面白さはないけれども。

吉田さんの面白さは一定ですが
前回よりも今回のほうが良かった。
たぶん
女の人のほうが口が達者だから。
また
吉田さんの想像以上に踏み込んでぶっちゃけていたから
それが攻撃になっていたのね。

大事なのは好敵手なのだと思います。

吉田さんは
早押しボタンのような押しボタンを二つ持っていて
偏見が正しければ
「見てみぃ!」と吉田さんの声が流れるボタン
間違っていれば
「すまん!」と流れるボタンを押します。
今回は
両ボタンの乱れ打ち。
次々に暴露されるグラドルからのエロ情報に対して
吉田さんがガンガン押してました。
押すタイミングの間合いが
完ぺきでした。

30分吉田さんの独壇場。
頭の切り替えが早く
語彙力があり
いろんなことをよく思考している吉田さんに
勝てる人は
たぶんほとんどいない。
吉田さんがすごいのは
きちんと相手にも話すチャンスを与えること。
そしてしっかり聴く。
言い切って終わらないのです。
オチです
みたいな顔してドヤ顔でコミュニケーションを切らない。
キャッチボールを望んでいる。
ただし剛速球。

そのためには
しっかりとした題材と出ている人の力量が大事かもしれません。
だからある程度
やっぱりテレビに出ている人じゃないと
厳しいのかな。

この番組はいつもなんだか惜しいのです。
だから
このコーナーにすごく期待してる。



ところで
ちゃんと調べたら
このコーナーのタイトルは
『吉田の偏見は解消でくるのか?』
だった。
長い!


R-1ぐらんぷり 2015 優勝者特番

2015年05月18日 | テレビ
タイトルの全文はこうです。

『R-1ぐらんぷり 2015 優勝者特番
 じゅんいちダビッドソンのミラノで伸びシロ見つけました』

長い!
そして大丈夫か?
と思った。

今年のR-1ぐらんぷりで優勝した
じゅんいちダビッドソンさんのご褒美番組です。

大丈夫か?
と思ったけど
歴代の特番のなかでは
一番良かった。
…ってすべての優勝特番を見ているわけじゃないんだけど
普通に番組として
必要以上に見どころがあった気がします。

本当にミラノに行き
本田選手の本拠地であるクラブハウスにお邪魔して
ドルチェアンドガッバーナのスーツを着て
本田選手に会いに行った。

元サッカー日本代表前園元選手と一緒だったのも
とっても良かった。
本場ミラノで繰り広げられるモノマネコントを
適度にツッコんでくれる前園さん。
これたぶん芸人さんでツッコミの巧すぎるひとだったら
こじんまりしてたかもしれません。
ふたりがミラノの街になじんでいて
勘違いされて現地のひとから写真を求められて応じる
じゅんいちさんに
小さくツッコむ前園さん。
ブレイクの理由が分かった気がする。
間やテンポが完ぺきです。

気後れしているように見えず(たぶんでも気を張ってるんだろうけど)
イタリアの地で
堂々と
じゅんいちさんが
本田選手になりきっているところが
爽快でした。

旅の映像もとっても楽しそうだった。

ワイプで
関根勤さんとおのののかさんと
ナイツがいて
コメントしてたり
雨上がり決死隊がやってきて
ミッションを与えたりしてたけど
ロケのVTRだけでも十分だった気がします。

ネタもちょっとだけあったし。

じゅんいちダビッドソンさんの
ナチュラルで飾らない人の良さとか
芸人としての「伸びシロ」とかいろんなことが分かる良い番組だった。
あくまでも本田選手としてのモノマネ魂を忘れないとか、ね。
ACミランのオーナーに挨拶行ったりとかね。
怒られなかったもの。
たぶん
じゅんいちさんが好青年だったからだと思うのよ。素敵だったから。

そう。
最後に
本田圭介モノマネに完全に乗っかって番組をつくる姿勢が
そこかしこにあって愛を感じました。

ナレーションは
ジョン・カビラさんだったし
ジローラモさんを登場させたりね(ゆるゆるだったけどな!)
そうそうACミランのメインスポンサーである
エミレーツ航空のタイアップもありましたね。
…ここに営業さんとの連携が見えて、「おー!」となりました。

いや
ホント良かった。
じゅんいちダビッドソンさんのファンになった。ますます、なった。
本当にこのモノマネがあって良かったな。
奇跡の番組になっていた。

そもそも
今年のR-1とっても良かった。
印象に残っている良いネタがいくつかあったもの。
厚切りジェイソンさん
とにかく明るい安村さん
マツモトクラブさん
あばれる君
やまもとまさみさん。
何カ月も経って
じわじわ良さが染みてくるもんですわ。

R-1って
賞レースのなかでも
いちばん
ダメ
っていう位置だけど割と見直した。

夜の巷を徘徊するマツコ

2015年05月15日 | 面白い女性
アメトーークのあとにやっている
マツコ・デラックスさんの街ブラ番組
『夜の巷を徘徊する』
は、ある意味
マツコさんの
新境地だと思っている。

出ているタレントは
たったひとりで
そのタレントが
マツコ・デラックスさんで
そのマツコさんが
ロケをし
街の人とふれあうのだ。

なにが新境地かというと…
全部だ。

まず
ロケ
というのが
スペシャル番組のゲスト以外では
あまりしてこなかったのではないだろうか。
動くマツコさん
というのはこれまでの番組ではイメージがあまりない。
なにしろ
ビジュアルが街と溶け込まない。
とっても浮世離れしているマツコさんが
現実世界の街になじむとはどうしたって思えない。

そこを逆手にとっての企画なんだろうな。
よく出したね、この企画。

それから人とふれあうなんて。
どちらかというと
インドアなひと
というイメージ。
失礼なことを言われたら
どなってやる
と言ってたマツコさんが
名もなき一般のひとと
やり取りをするなんて。
そもそもそこまで処理能力のある人だった?
と私は驚いたのです。
5時に夢中では
多少あったけど
ガッツリ一般のひとと絡むというのが
イメージにない。

キーワードは
そこで
「夜」。

マツコさんのイメージにぴったりの
真夜中の街を歩くのだ。
出会う人も
夜にウロウロするくらいだから
それなりに
ふるいにかけられている。

放送時間のせいか
マツコちゃんの体力的にそういうことになっているのか
ウロウロ
ってほど移動しないんだけど
それでも
マツコちゃんは
うまくやってる。
面白いし
30分あっという間で楽しく見てられる。

この番組
それでも
いろいろと難しさをはらんでいて
たとえば時間帯とか
出演した一般の人のやばさとか
続けるのは体力のいりそうな感じです。
長寿にはなりにくいんじゃないかな、って思ってる。
今はまだフワフワとしてる…気がする。あくまでも、気がしてるだけ。
もちろん
続くほうが嬉しいけど。

それでも…よ。

マツコ・デラックスは
テレビスターとして
完全にアイコン化された。

と思うのです。
街を歩くだけで
なんだか嘘みたい。
わたしでも
二度見すると思う。
街の人のリアクションも
「うそー」「すげー」
というもので
とてもとても現実感がない。
実存してたんだ!
ってことよね。
テレビの枠の中にいすぎていて。
タモリさんとか
徹子さんとか
そういうひとと同じになった。

そんなひとが
ブランド「マツコ・デラックス」という肩書にあぐらをかかず
チャレンジしている
というのも
凄いことだと思ってます。

ブレイク寸前に
どこかの番組で
魂を売る決心をした
とマツコさんはおっしゃってました。
プライベートを捨ててでも
テレビで売れる道を選ぶ
と宣言してらした。

その覚悟は
ここまでだったのかな
と思うと感慨深いです。
ゴールはまだまだ先だったのだ。少なくてもわたしが思っていたゴールよりもずっと先。

マツコさんの番組は
どの番組見ても
しっかり面白い。
とくにMCを担当する冠番組は
ちゃんとしている。
これはたぶんマツコさんが手を抜かず
しっかりとお仕事をした結果
仕事のできる制作陣が集まったということだろうと
勝手に
訳知り顔で思っています。

もうテレビ史からは「マツコ・デラックス」は消えないだろな。

これだけテレビを分かっていて
同時に
テレビで自分を面白く見せることができる
ふたつを
共存しているひとは一握りのスターだけですもの。

とりあえず
健康だけ。
マツコちゃんが長生きしますように。



ベッキとミソノ

2015年05月13日 | 面白い女性
世界の果てまでイッテQ
の総集編見てましたら
ベッキーのロケのやつをやっていて
「あの」ベッキー様が
こんなことやらされちゃうなんて!
という前提はどこから生まれたのだろう
と考えていました。

お仕事をセーブしていたり
NGごとが多いことが
業界で有名?とか?

ベッキーに関しては
優香に続く
バラエティを語るときにかかせない
女性タレントだと思っています。

好きとか
嫌いとか
一回置いといて。

一旦
歌のほうにシフトしてはいるけれど
未だにバラエティの仕事もしている
ベッキーですが
わたしのなかでは
最初は
misonoと同じカテゴリーとして
認識していたので
どこで
その味を薄くしていったのかな?
って考えていた。

misonoと同じっていうのはどこから?
と思われるかもしれませんが
まず
自己主張の固まりであるというところ。

一時期
携帯電話に
ありとあらゆるストラップをつけて
自慢していた。

ストラップをつけすぎて
千羽鶴のようになってたな。

けっしてセンスとかは感じられないけど
それでも
「イイと思ったものはゼッタイ!」
という強い主張が半端ないのだ。

当時はベッキーもわたしも学生でしたが
…この子相当痛いな
って思ってた。

この間
ロンドンハーツで
misonoちゃんのお宅拝見で
ディズニー系からジブリ系からのぬいぐるみや
おもちゃの山を見て
ベッキーのストラップ思い出した。

それにmisonoさんは
美人で朗らか
そして
闇を抱えている。
ね、ベッキーと一緒でしょ。
歌に熱いところも一緒。

それはそうと、
イッテQのロケでは
いとうあさこさんと
イモトアヤコさんと
三人で
氷の上で綱引きをして
氷の水に落ちてましたけど
最初に練習して
ベッキーさんが転んでひと言
「でも本番は逆転するって知ってるもん!
 バラエティってそうだから!」
と叫んでいて
笑いは足されていたけど
なんか引っかかるなー
ってよくよく考えたら
この発言、
…ぜんぜん、面白くない
むしろ
イラッとするわ。
あ、misonoだ
と気付いたわけです。
自分発信のユーモアはまったく面白くはない。
ユーモアポテンシャルはものすごく高いはずなのに
不思議。

あのロケは本当に味わい深かった。
いつも見るには
ちょっと胸やけするけど
たまに見てみたい。

では
今日はこの辺で。

いま井森@有吉弘行のダレトク!?

2015年05月11日 | テレビ
井森美幸さんで大笑いした。

有吉さんのダレトク!?は
芸人さんの共演が楽しく
1分以下の短いシーンでも
たまらないところがいくつかあって
毎週予約することにしました。
芸人さんのあまり見ない側面が見れます。
博多大吉さんとますだおかだ岡田さんの共演で
大吉さんが「吉本と松竹のトップ漫才師が…」という場面とかな。
大吉さんのますだおかだに対するリスペクトとか芸人さんに対する心意気が
一瞬見え隠れ。
いや、良かったな、あの場面。

さて。
先週5/5の回は
最近よくやっている
お料理コーナー
「ダレトク!?3分クッキング レシピ」
で、
井森さんが
長年料理番組を担当していた成果を披露するべく(「お料理BAN!BAN!」ね。20年前だって!びっくり!)
考案レシピ『とりのせんべい揚げマヨポン丼』を作成することになりました。

最初は自信満々で大口たたいているものの
料理となると
尋常じゃなくテンぱる井森さん。

有吉さん
ザキヤマさんが
茶々を入れまくって
邪魔しまくってるせいもあるけど
ぜんぜん上手にできないの。

「うるさい!」
「やんややんや急がせるから!」
と怒りながら
なんとか完成した。
その
出来あがりも
完成品として番組で用意した
フードコーディネーターさんがつくったものと
全然違う。

「せんべい食ってるみたい」

材料のおせんべいをちゃんと砕かなかったのね。

井森さんのターンの前に
たこ焼きとグラタンつくっていて
面白い空気がずっと流れての
井森さんだったので
夜中に久々に
大笑いしちゃった。

井森さんは
昔から
なんかずっと面白い雰囲気出ていたけど
本人そのものはとっても真面目で
余計なことを言いまくる人です。
気立てはいいんだけど
一切面白さは言動からは出ないなー
って思ってたんですよね。
きっととっても素敵なひとなんだろうけど
どうも
ずっと
から回っているような。
ずっと滑ってるような。

その理由は程よい距離感で
遠慮なくいじってくる芸人さんがこれまで誕生してなかっただけなのかもしれません。

井森さんの面白さを完ぺきに理解して
引き出す人がいなかったのかも。

「もー!」

と怒りながら
井森さんはずっと笑っていて
何を言っても
まったく態度が変わらない。

もっと面白い井森さんを見てみたい。
あのナチュラルなままで
仕事のできる芸人さんを従えてね。
『ヒルナンデス』の井森さんも面白いよね。

あと料理の件ですけど
井森さんが作るってなって
最初からこうなることは分かっていたような気がします。
なぜなら
『お料理BAN!BAN!』めっちゃ見てたから。
井森さん…て本当にダメ。
郁恵ちゃんがめきめき料理の腕をあげて
効率よく
ぱっぱぱっぱ
仕事をする横で
いろんなものをこぼし
材料をいい加減に切り
急がなきゃいけない場面で邪魔をし
あの優しい郁恵ちゃんをいつも「イラ!」とさせていました。
そして全然成長しない。
それゆえ
大事なところは
あんまりやらせてもらえない。
火を使う場面とか盛り付けとか
後半はだいたい全部郁恵ちゃんがやるという
悲しい事実を
わたしはブラウン管の前で
憂いていたよ。
井森ちゃんの活躍は材料を切る前半だけだよ。
それでも
なんとなく皆ソワソワしてた気がします。
失敗しないかな…って。
でもそんなときでも井森さんは大口たたいてた気がします。
自信満々に「やりますよ~!」って腕まくりして。

基本的に井森さんってのは
不器用で焦りんぼうで、ガサツなんだ
と20年前にも思ってました。

いま調べましたら
番組の正式タイトルは
『郁恵・井森のお料理BAN!BAN!』なのだそうだ。
郁恵ちゃんは下の名前なのに…井森さんは苗字なんだね。
呼びやすいからだと思うけど、じわっと来るな。


10年目のラジオ エレ片コント太郎

2015年05月09日 | 芸人さんのはなし
今日は
ラジオだ!

とウキウキします。
土曜日です。

未だに、です。
今年で10年目。
TBSラジオ
『エレ片のコント太郎』を
わたしはまだしつこく聴き続けてます。

録音して
何度も聴く。
ポッドキャストも聴く。

2年目から聴いているので
古いリスナーになってしまいました。

以前は平日にやっていましたので
さすがに子育てして仕事もしているとなると
深夜オンタイムで聴くことができないこともあって
それも逃したくなくて
録音できるラジオを買いました。

今はネットを検索すれば
次の日にはどなたかが音源をアップしていて
たとえ聴き逃しても聴くことができるけど
当時は
検索にまったく引っかかってこなかった。

昔の音源を聴いていると
出演者である
エレキコミックのふたりと
ラーメンズの片桐仁さんの関係性が
微妙に変わってきていて
より
片桐さんがダメで自由になる一方
やついさんの大将っぷりが強固になっている気がしています。
みんなオジサンになってきたことを感じています。

投稿者であるラジオネームもどんどん変わってきて
新しいリスナーもたくさんいるだろうけど
昔から聴いている人のなかには
大人になって
卒業したひともいっぱいいるんだろうな
とふとさびしくなったりもします。

この番組は
モテなくて
卑屈で
妬みと嫉みを
常に持ち合わせていて
リアルなえぐみを大切にしている気がしています。
その魅力に
あまりに自分を重ねすぎてしまうと
もしかして
聴き続けるのが苦しいのかもしれない。
そこは一時のことだし
ラジオにのっていることは
エンターテイメントだと
割り切らないと
裏切られたような気がするんじゃないかしら。

モテなくて卑屈
というのは
実際のエレキコミックと片桐さんとは
きっと若干違う。
そこの引き出しをあけて
ラジオにのせているだけかもしれない。

先週のポッドキャストで
深夜に書いたであろうウッカリ投稿メールが
謎のポエムで
エレ片では繰り返し
読まれていて盛り上がりました。
それが今週それに乗っかった投稿が
「ちがう」
と言われていて
なんかそんな気がしたの。
リアルと虚構の境目が実に難しい。

わたしは
8年前はすでにおばさんの精神を獲得していて
いまもまったく変わらないから
聴き続けていられるのかな。

それはそれ、
この場限りの深夜のお楽しみ
とわたしは楽しんでいる。
積極的にひとにも言う。
だってこんな面白い番組ほかにないから。
わたしが声に出して言わなければ
せっかく知り合ったその人は「エレカタ」という音さえ
聴かずに死んでしまうかもしれない。
それではあまりにも勿体ない
と思って
言うようにしております。

最近、
やっぱりこのラジオ最高かも
と思ったことがありました。

生きていて良かった10個のこと。

という人気長寿コーナーがあり、
リスナーの人生を垣間見れる素敵なコーナーなのですが
そこに
元風俗嬢のリスナーさんから
幸せな結婚するまでの話があり
笑いながら
なんだか泣きそうになりました。
文面から
頭がよく率直な性格が伝わり
いろんなひとがラジオの向こう側で人生を送っていると思うと
愛おしいぜ
と思ったのです。

ラジオの内容はひたすらクダラナイけど
ふと転がっているイイ話に
は!
と思える良いラジオです。

モテナイモテナイと
内側にこもっている人だけのラジオじゃないってところも知りながら
楽しむべし。