笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

クワバタオハラ@ブラマヨとゆかいな仲間たち

2014年10月31日 | 面白い女性
トータルテンボスの藤田さんはいいました。
深夜のテレビ番組で、
ぶっちゃけトークのようなコーナーで
「おもしろくないのにテレビに出ているタレントは?」
で、
ピーも入らず
「くわばたおはら」
と答えた。
あのときは
なにホントのこと言ってんだよ
というような
ピリリとした静寂が一瞬あったように思います。

確か
あのときはくわばたさんがまだ結婚する前
「モテナイ」キャラをやっていたときですね。

何度も書いていますけど
いま
クワバタオハラは面白いです。

9/28(日)放送の
『ブラマヨとゆかいな仲間たち~アツアツっ!』のゲストは
ブラックマヨネーズと同期(NSC大阪13期生)のくわばたさんと
もうすぐママになる小原さんの
クワバタオハラでした。

面白さ
いよいよ証明されたなと思ったので書きます。

ブラマヨのふたり
とくに吉田さんは
くわばたさんに何かしらのいい思い出あるのか
どうして
大阪時代は「生娘」だったのに(くわばた「"俺なんでも知ってる"みたいな顔やめてよ!」)
こうなったのかを知りたい。(くわばた「警察か!」)

ある日ふとテレビをつけたら
くわばたさんが
キレてた。
大阪のときに一緒に舞台をやっていたくわばたさんのキャラとは
真逆でびっくりした。
「一生懸命感がすごくて…」と吉田さん。

エンタの神様期のクワバタオハラですね。
カンニング竹山さんをなぞったキレるキャラでブレイク。

「そんなやつじゃないやん」
「自分たちが思う形じゃない感じでテレビに出てんねんで」
それでも「けっしてウケテなかったやん」
と吉田さんが斬り込みます。

あれで
さまざまなところで非難をあびることになったとくわばたさん。

マネージャーの指示通りにしたことだ
と前置きして
ふつうのネタをしても何にも引っかからないのだったら
もういいや。
インパクトあることをしよう。
と淡々と話すくわばたさん。
そのおかげで
クワバタオハラの名前は全国区になった。と小原さん。

やらされてたんです。
つらかったんです。

とは一言も言わない。
「泣きそうにならなかったか?」
と優しい吉田さんに
「やらなしゃーないしな」
と気丈にこたえるくわばたさんに
グッときました。

そら、やらされてたろーし
あれもわたしは
全然おもしろいと思わなかったけど
でもあれがなかったら
きっと今もなかったのだ。
それをクワバタオハラのふたりは
上手に消化しているんだろうな
と思いました。

このあいだの『しくじり先生』などを見ていても思ったことですが
たとえば
自分がやりたくないことへと巻き込まれてしまったとして
それは間違いだったか?と問われると
そうとも言えないんじゃないかな
って思うのです。
クワバタオハラの場合は特に。
長い目でみると
正統派の漫才をするにはクワバタオハラはまだまだだったように
思います。
小原さんは元から芸人さんをやろうとしてこの世界には行ったわけじゃないし。
5年前くらいまでは
バラエティに出ても
なかなかの空気にしていたように思います。

誰かにキャラをつけられて
場数を踏んで
人生経験も積んで
酸いも甘いもいただいた今
面白くなるまでには
ここまでの時間が必要だったんじゃないだろうか。

当時の彼氏(飛石連休の藤井さんね)を追って大阪から東京へ出てきて
ピンのネタをしていたところ飲み仲間だった同じ事務所の小原さんが
ネタをやろうと誘う。
一度は断るも
ライブで「ドンズベリ」して落ち込んでいるところへ
「ふたりやったらその辛さ半分ずつやで」
と説得されたとのこと。
そこから長いふたりの人生がはじまったんだなあ。
としみじみしました。
このふたりも2000年結成。
ミレニアムじゃないですか。

そういえば昔なにかのバラエティで
くわばたさんのお父様(ふたご!)がテレビに出ておられ
「実力もつけてない中途半端なときに東京へ行って」
とかなり厳しいことを言っておられましたが
なんだか全てのつじつまが合いました。
お父さんの前では
彼氏を追って出てきたとは言えないもんね。

今のふたりは実に堂々としていて
頼もしい。

とくに吉田さんとの相性は抜群です。
深夜に
ハリセンボンとロッチとブラマヨがやっていた番組に
大勢の女性芸人と一緒にクワバタオハラのふたりが出たときに
飛びぬけて面白かったのは
こういうことだったのか
とここでも謎が解けました。

なんだかんだいって
セクハラ脳みその吉田さんは
女性に強く言われるのが好きなんだと思います。
本音や本心を暴かれるときや突かれるときは
脳みそはカチカチ動いているように見えますが
とてもうれしそうなのです。
いつも吉田さんは
抜け目なく
巧い返しをします。
でも今回は
言い負かされていた。
ぐうの音も出なかった。
あの吉田さんを言い負かせる女性が
面白くないわけないじゃないか
って思う。

小原さんも肩の力が抜けて
ツッコミもフォローも気負いなくしております。

30代後半の
ニンゲンがいっちばん
知識と体力を兼ね備えたこの時期に
活躍するコンビだったんじゃないかな。
この年齢で
すっごく美人でも
すっごくブスでも
お金持ちでも
貧乏でもない。
流されるし嘘もつくし
情に厚いし
お酒にも飲まれる。
等身大の女性コンビとして
希少な存在だと思います。

そうかな?
と思った方は
ぜひ
クワバタオハラが出る『踊る!さんま御殿』をご覧ください。
とくに
くわばたさんがお父様と出演されるときは
必見です。
すべりしらず。

でわ!
やっと週末じゃ!



エレキコミック第24回発表会『等等』

2014年10月29日 | ライブ
エレキコミックの単独ライブに行きました。
そういえば結構前に
大阪、名古屋を含めた全公演が終了したのでした。
だから
ネタの感想を書こうかな
と思います。


10/8(水)の初日に観劇。
メモをあてに。

・どなどな
オープニングコント。
出荷されていく牛を泣きながら見送る女装の今立さん。
格好が…誰かを意識している。
お花のカチューシャにゆるふわの茶髪の髪。
相変わらずエレキコミックの女装はクオリティが高い。
そこへ
牧場で牛の世話をしていたおさげ髪のやついさん現る。
オーラの色が見えるとか
絶対音感があるとか
人と違っていることをアピールして
自分に才能がないことを覆い隠そうとしている人への
痛烈な批判が!
最初からトップギア。ぞぞ毛が経ちました。

オープニング

・YD
やっつんだっつん?
ふたりの中学生が教室でふざけ続けるコント。
女優のおっぱいが見られる映画にばかり詳しいやっつん。
知らない映画もあり
おっぱいが出てる映画って結構多いのね
と感心しつつ
そればっかりみられたら映画作った人は
「してやったり」なのか嫌なのか
はてどうなのだろう。
ずっとバカで楽しいのが続いた。

VTR CMパロディ

・モグラたたき
お父さんと子どもがモグラたたきに入って
たたきあう
というだけのコント。
身体性が半端ない。
意外とハートウォーミングなオチ。

VTR エレキ学園修学旅行
エレキコミックが毎年行っているファンイベントでの様子。
酔っ払った今立さんが想像以上でした。
歌合戦の様子もラジオで聴いていたことが
実写になっていてホーーとなった。
楽しそうな旅行だな。

・寿司屋
知らない場所に寿司屋できてて、
大将が出す寿司が全部玉子。
というボケだけで走り抜けるコント。
前の「モグラたたき」も同様ですが
見てみないと
ぜんぜん面白さが伝わらない。
言葉では伝えきれない。

VTR 今立アウトレットガール
今立さんのガールフレンドのひとりが出演。
今立さんがよく行くデート先がアウトレットモールのため
やついさんが名付けた「アウトレットガールズ」。
その子が街でやついさんに声をかけ、「こんなこともあろうかと」連絡先を押さえておいたことから
この企画が実現。
女性は一般の方で大きなサングラスで個人情報を守る。
守り切れてねえ。
率直な感想は、
ほんとに一般の子だな!生々しい!
ってことです。
とくに髪の毛をひとつにまとめてシュシュをつけているのですが、
そのシュシュの生活感が(可愛い子だけど)垢抜けず、
何やら手に汗かきました。
最後VTRは爆笑で終わるのでなんとか救われるけど
パンチ力強いです。
こんなヒリヒリをライブで見せてくれるエレキに感謝。

・退屈
「退屈と戦う」部の話。
水を飲むということに退屈しない。
すべて当たり前のことに感謝する。
それを体を使って表現。
つまり創作ダンス?
部活に加入した今立さんと先輩のやついさんが
秋の全国大会に出演するというお話。
このコントはツッコミもなく
ボケだけで進行する珍しいパターン。

VTR スーパープレイに挑戦
錦織圭選手にあやかり
やついさんが
缶コーヒーにボールを当てるテニスプレーに挑戦。

・ハロウィン教授
ハロウィンショップにやってくる中年男性のやついさん。
ダックアップルや干しブドウなどを所望し
「本当」のハロウィンを主張する。
結局、教授の浅はかさを皮肉るコントだったのかとオチで分かります。
ちょっと偉そうで知識をひけらかす人々を笑いに変えています。
格好いいです。

VTR やついさんの結婚パーティ
メインとなるのは
後輩芸人カオポイントのおくまんさんの
スピーチ。
やついさんにやられた数々のひどいことをただ言うだけなのに
とっても感動します。
おくまんさんの泣き方がいいんだよな。
最初から号泣しているんだけど。
隣で結婚式の司会であるやついさんとラーメンズ片桐さんの存在も
いいです。
これ本当に
見たかったやつ。
よかったー。

・三日月の夜
いじめられっ子の今立少年が気を失うと
三日月に乗ったミュージシャンが信じたくない真実を見ろと
歌を歌うコント。
今度も曲がバカみたいだけど
真実を含んでいて
いいです。
「ひとつだけ」

「ドアをノックするのはマリ」
という曲でした。

エンディング。

アフタートーク。
プチ鹿島さんとサンキュータツオさんが登場。
面白のまま
あっという間に終了しました。
ゲストおふたりの分析さすがに分かりやすく明瞭で
楽しい時間でした。

サービスたっぷりのエレキコミックの単独ライブ。
毎回
なにも啓蒙しないし
なにも主張しない。
格好いいと思われようともしない。
バカで面白いだけのコントと映像の数々は
結果
家に帰ってしみじみ考えると
めちゃくちゃ格好いいです。
格好いいと思われたいひとは
その時点で
すでにダサいと思っています。
ナルシズムが香った時点で
格好いいと真逆に走りだしているのだ。
ま、それはさておき
わたしは
エレキコミックのテイストが大好き。
それだけでいいのだ。

満員のお客さん。

ラジオも新しいリスナーさんが
どんどん増えてきて
そろそろ世間に見つかってきた。
あとは
エレキコミックは
ほんとーにほんとーにおもしろい!
って認められること。


幕張特選ネタライブ コントSP 〜今、最強のコント師大集結〜

2014年10月27日 | ライブ


10/25土曜日
幕張イオンモール劇場に行ってきました。
ほぼ毎日行っている気がするイオンモール。

出演者をボーっとみてたら
あれ?
これって
キングオブコント2014の決勝の面々じゃないか
と気付いて
娘が気になっていたバンビーノも出るし
前日に前売り券を買って行ってきました。

チョコレートプラネット
ラブレターズ
バンビーノ
巨匠
犬の心


という出演者。

MCは犬の心。
お客さんは大拍手。
キングオブコントの視聴率や
シソンヌの賛否両論など
そんなジャブが
ウケルウケル。
キングオブコント見た人~
見てない人~
の質問で
全員見ていることが判明。
押見さんが
「怒らないですから、ホントに!ほんとに見てないって人?」
と再三念を押していたので、
本当に全員見ているか
意地でも手を挙げないひとがいたかのどちらかです。
家族連れも多いです。
子どもに「誰を見に来たの?」と聞くと
「バンビーノ!」と
これも3人くらいの子供にきいたけど
みんなそう答えてました。
一本目はKOCのネタをやります
それぞれみんな二本ネタをします
ということが発表されます。

一本目は全員決勝と同じネタ。
なので短め感想。

・チョコレートプラネット
ポテチの袋のネタ。
最後のオチが違っていました。
ラジオで
キングオブコントの決勝のオチは
ラバーガールのイベントで考えだされたもの
と大水さんが言っていましたが
今回は
「時代っすかね」で暗転。
こっちのほうがドン!とウケて終わる。

・ラブレターズ
病院のお見舞いのネタ。
格好が違うね。
モリヤス選手の。
セリフがちょっとだけ短くなっていたような。
違うかな。

・バンビーノ
ジャングルのネタ。
明転してセットが分かると大拍手。
登場とともに笑いが。
本当にテレビを見に来たお客さんなんだな
と思って見てました。
生のほうが
迫力が伝わるネタだ。

ここまできて、
「待ってました」笑いが過半数を占めていることに
気持ち的に辛くなってきた私。
3回は見ているから、もうすべて分かるしなー。
バンビーノの動きの躍動感を発見して
ちょっとホッとしました。

・巨匠
パチンコ玉を競馬新聞でおじさんを作るネタ。
知ってるから笑いはしないけど
しみじみ良いネタだなあ
って思いました。
世の中を見ているんだな。
ダメだということを「価値観」で押し通そうとするおじさん。
この世はすべて価値観で決まるのかな。
だとしても、やっぱり下の人間を作り出すのはダメよ。
価値観じゃないよ。価値観違うからスルーするのは違うだろ。
なんてことをしみじみ考えていた。

・犬の心
手品。
何しろリバーシブルじゃない。
「違うのかよ!」というセリフで
ドッとウケていた。
ベテランだね。と思いました。
客席をよく見てる。
そして巨匠と同様
しみじみしていた。
好きなコントだな
って思って。
押見先輩はなんだってあんなやつ好きなのよ。
あきらめろ。
いや、どこかに抗えない魅力があるのかも。
なんてことを考えていた。

前半終了。
犬の心ふたりが出てきて
後半のふりを。
いけやさんに着替える時間がなくて
Tシャツだけ着てきた。
「せめて着るなら下が良かったんですけども」
と押見さん。

・チョコレートプラネット
カラオケ。
歌ネタは
何回見てもいいな。
最初の松尾さんのカラオケが長めにきけたこと。
主題歌として使われてたドラマのタイトルが
2曲とも変わっていたところも良かったです。
ドラマのタイトル名メモったのに
なくした!

・ラブレターズ
ペットの葬式。
溜口さんの変幻自在な声を聴くことができる。
発想が今時だなあ
ってことと
罰あたり感をたっくさん注入していてよかった。

・バンビーノ
ハグハグハグゲッターズ。
だったっけ?
躍動感。
こっちはテレビで見るより面白く感じました。

・巨匠
毎週金曜日に口からお金を吐くおじさん。
前に見たことあったネタはこれだったかー
なんて思って見てました。
しみじみよ、また。
ここで突然ですが、巨匠についての想いを書くよ。
最近、岡野さんの人となりがよくツイートされていて
ああやっぱりそうなんだな
とガッカリしています。
ええ、もちろんこちらエゴです。
巨匠の人となりを知らないと
巨匠の生み出すコントは
底しれないミステリーに思えるのです。
闇深くどこからわいたのか分からない不思議な感性が
ごくふつうの若者に見える二人が演じていることに
不気味さと同時に尊敬がわき、
巨匠のネタを気に行っているからこそ、
憧れから
それを作る人の出所など知りたくなかった。
知ってしまって思うのは「まんまじゃねーか」です。
今や巨匠の何のネタを見てもミステリーは感じなくなりました。
…というほど巨匠のネタを見てはないけどさ。
しょうがないって知っているし、こちらの勝手ですよ。
でもさ、でもさ、よく皆喜べるなって思うの。
コントそのものが私は好きだったんだよね。
破滅的な生きざまとか知らねーしっ。
カイジで満足しないのかね、みんな。(というほどカイジを知らないけど)

わたしのストイックが出たところで。

・犬の心
会社の終業後。
どっちの出来事が大きいか。
という内容のコント。
これ、いいじゃない!
なぜ決勝にあげなかったのだろう。
1本目とテイストが似てたからかしら?
とても良かったです。


全部終わって
ゲームコーナーを。

モノマネとか
すべらない話とか
絵心とか
大喜利とか
モノボケとか
みんなで誰と対決して勝てるかを書いて
お互いの名前を書いた人が対戦
というゲームでしたが
最初のモノマネで
ラブレターズ塚本さんと
巨匠の岡野さんが
だいぶ不器用に対戦しただけで
あとは
名前が集中してしまい
一番名前を書かれたひとがそれをやる
という流れになりました。

犬の心が
MCとても上手でした。
すべらない話では
コントをやるひとはこういうのできなそうなイメージあるから
それを乗り越えていこう
という主旨のことを押見さんが言っていて
「居酒屋みたいなこと言っている」
とつっこまれてました。
巨匠の本田さんがエピソードトークをして
「かわいい」「岡野ならぶっ飛ばしている」
と仲の好さそうなところも良かったです。

バンビーノだけ最終で大阪に帰るため途中で帰っておりましたが
最後はみんなで大喜利をして
楽しく終了。

最初は全部見たやつでどうしようかな
と思ったけど
結果サービス満点で楽しいライブでした。
バンビーノが幕張単独ライブの告知をしていて
親子連れたちが帰りチケットブースに並んでいたのが
印象的でした。

週末にはあまり足を運ばないのですが、
良い企画ライブでした。
ラブレターズの私服のおしゃれさに
はああ
と思いました。

ではまた。

ニッチェ近藤さん@ロンドンハーツ

2014年10月24日 | 面白い女性
ロンドンハーツ3時間スペシャルを
実質的に救ったのは
ニッチェ近藤くみこさんです。
わたしのなかで…ですけどね。

ライブに2,3行っているのでそのレポをあげようと思いましたが、
このことは絶対に風化させてはいけない
するっと終わってはいけない。
書かなくては!
と思いアップいたします。

10/21(火)放送のロンドンハーツ3時間スペシャルは三本立て。
『格付けしあう男たち』『オネエの自分番付』『淳が泊まってジャッジ!ホントはイイ女GP』でした。

『格付けしあう男たち』では
男性芸人同士が「人としてダサいと思う」人をランキング。
博多大吉さんがランキング。返し技が決まっていて見せ場がいくつもあり面白かった。
どぶろっくのふたりが思ったより見せ場があって嬉しい限り。
『オネエの自分番付』
これは男性芸人さんにオネエさまたちが格付けされる。
付き合いたいランキングで自分が何位か考える。ってやつ。
アンジャッシュ渡部さん
田村淳さん
がオネエたちをランキング。
前にも言いましたが
セクハラすれすれ企画です。
女性にも男性にも「付き合いたい」だけのランキングを公の場でやるなんて失礼極まりないぞ
ってこと。を言っておきます。
オネエだからってそれは同じだぜ。
という気持ちで見ていた。
ベースに敬意があるかどうかでこっちの気持ち決まるよ。
結果はギリギリアウトかな。
女装している人もいれば女性に転換したもいるし
男性の姿のままでオネエと言われちゃうこともある。
いろんなジャンルを一緒くたにするかね。
出ていた人たちがなんとも思ってなければそれでいいよ。
わたしはモヤモヤした。
わたしがあの立場であれを言われていたら、どうだろうと思いながら見た。

今回のロンハー
はずれだな。
男性芸人のブロックは何も3時間でやらなくても
いつものクオリティだし~。

そう思った後の
『淳が泊まってジャッジ!ホントはイイ女GP』。
ニッチェ近藤さん
KONANさん
安西ひろこさん
の家に淳さんが1泊し
本当にイイ女を見極めるというシリーズコーナーです。
きれい好きで細かい淳さんの上から目線に
「おめーに気に入られるために生きてるわけじゃねーよ!」と悪態つきつつ
掃除をしなくては!と思える不思議コーナーです。
わたしは換気扇を拭きました。
あとわたしはいつも芸人さんのお家がどんななのか楽しみにしております。

今回は
ニッチェ近藤さんが
本当に本当に最高素晴らしかったのです。
お友達とルームシェアしているからか
広くて快適なリビングに
清潔さや掃除も完ぺきで
お料理もお酒も気が利いていて
最初からプランニングが許されていたとしても
気遣いできる作戦が功を奏していました。

でもわたしが素晴らしい
と思ったのはそんなことじゃないの。

ものすごく面白かったのです。
ニュータイプの女性芸人が生まれたな!
と思いました。

近藤さんはいつもモテることを公言し
「イイ女」然とした態度がいじられることもしばしばでした。
この密着VTRを見て
それは上っ面のキャラじゃないのだな
ということが
とくと分かりました。
何しろ態度がブレない。
しっかりと芯の通ったイイ女っぷり。
このブレなさはなかなかいない。
こういう人の強さはいじられた時の眼力で分かります。
オードリー春日さんとかが最たる人ですが
メンタルの強さはその人の器を測る上でとても大事です。

そして評価すべきところは
媚びないところ。

淳さんの細かさを
「イチイチ細けーな!」と怒鳴り
さっさと寝る淳さんを「しょーもなっ!」と怒る。
この企画は淳さんをもてなす企画であり
要するにチヤホヤする事が前提でゴマスリ上等になりがちのところを
完全に突き放すような思い切りの良さがありました。
そうはいっても、
せき込む淳さんに悪態つきながらマスクと除湿機を用意して
優しさと女性らしさを忘れない。
そして
わたしが最も「お!いいね!」と思ったポイントは
有吉さんを男性としてどう思うか?と聞かれて
「興味ない!」
「どうせ、しょーもないモデルと結婚する!」
と切り捨てたところです。
膝を打って笑ったわ。
ニッチェほどの芸人さんですから有吉さんを嫌いなはずはなく
それでも
男性として考えると
わたしも有吉さんはモデルと結婚しそうだと思います。
マッチョな文化で生きている人だと思うし
男性脳が発達している印象です。
ブラマヨ吉田さんと同じ引き出しに入れてます。
「超絶面白いけど、面白くなかったらただのセクハラ。
 風俗の話題とか普通に出してんじゃねーよ。」
というラベルの引き出しね。
わたしはそれでも好きですけど。
近藤さんは
これまで誰もそこまではっきり言い切ったことがないことをやったと思います。
見てないだけかもしれなけど、新鮮でカッツーンと心に響きました。

キャラのブレナサ
イイ女キャラ
としては
バービーとも似ているような気がしますが
もう少しはっきりと男性への媚びを断絶したところが
近藤さんの格好よさです。
バービーの明るさは素敵ですが、
男性社会での女性を感じるところがあるんです。
無意識か意識的か知りませんけど、男性への媚びがあるように思う。
別にそれは悪いことじゃないです。
そういう戦い方もしくはその人の持っているキャラクターだから。
どちらかというと
近藤さんはアジアン隅田さんと系統が同じかもしれません。

今回イイ女のグランプリを獲得したことで
ここでニッチェがグン!と躍進しないかな
と思っております。
どちらかというと近藤さんは「じゃないほう」の扱いであったと思うのですが
面白さをはっきり見せつけたところ
そして
江上さんのコントでのキレを見ていると
脂が乗り切っていて勢いがある。
いよいよもう一段階あがるのかもしれない
なんて妄想していました。ぜひ、そうなってほしい。

ところで
安西さんは、どうした?
どうしてこんなにロンハーに出ている?
見れば見るほどトンチンカンで中途半端。
この企画は絶対やらないほうが良かったって。

ではまた。

よしもと幕張イオンモール劇場 10/22 幕張特選ネタライブ

2014年10月24日 | ライブ
~事務所の垣根を超えろ!お笑い第六世代ライブ!~

という副題付きのライブです。
要するに
他事務所の芸人さんをよんで開催される
よしもとのライブです。
いらっしゃる芸人さんは
みんな人気者で
賞レースのチャンピオンクラスばかり。
ありがたやー。
小学三年生の娘が快諾してくれたので
一緒に行ってきました。
小学生のお子さんが結構来ていました。

出演者は

トレンディエンジェル
2700
うしろシティ
ニッチェ
バイク川崎バイク
かもめんたる
囲碁将棋。

MCは囲碁将棋。
毎回言うけど
出てきただけで華が半端ねえ。
すらっとした長い脚。
上品なたたずまい。
ビジュアル的に王子だね。
帰りの車のなかで
このことを娘に言うと
同意してました。
「わたしもそう思ってた、でもおじさん過ぎて私とは合わない」
と、同意したあとすぐ否定してました。
年の差なんてね…ママより若いのよ。

会場の半分より少し後ろまで客席が埋まっていて
「テンションあがりますねー!」
とおふたり。
この日は平日で雨なのに
大盛況です。
まだまだ入れますけど
それでも!
誰を見に来たか拍手してください
という怖いアンケートのあと
コール&レスポンスでスタート。

・トレンディエンジェル
ドライブの漫才。
今日も痛快なキレ味抜群の漫才。
ハゲをネタにしていても
トレンディエンジェルがほかと違うのは
そこに知性があることです。
あと漫才の実力。
たかし(呼び捨て)のツッコミ今日も冴えてました。

・2700
おふろ。
またおふろ!おふろ以外見たこと…あああるかな?
ウケナイ
と途中で八十島さんがおっしゃっていましたが
そうでもなかったよ。
ツネさんが赤いご衣装にされていました。

・うしろシティ
謎のイベントのコント。
バイト終わりのふたりと
クリスマスパーティの予定を練る流れで
ボケがどこに存在しているのかな?
と考えていたら中盤にドン!と来るやつ。
耳の穴ちんこん祭
耳おろし様
とメモる私。

・ニッチェ
無料美容エステのコント。
ちょっと!
今日の一番は
こちらのコントです。
美のスペシャリストに扮した江上さん
おもしろかったなー!
前の野糞から始まるコントもとっても良かったけど
今回も素晴らしかった。
女性視点での展開もすばらしく
ニッチェすごい!
と思いました。


ゲームコーナー。
借り人競争。
お題に当てはまる会場のお客さんを芸人さんが舞台に呼んで
その当てはまり度を競う。
「たくさん買い物した人」と「すごい友達いる人」でした。
芸人さんが客席に降りてくると神々しかったなー。
ちびっこに積極的に声をかけてくれて
サービス満点でありがたかったです。
うちの娘は「ぜったいにヤダ!」といいつつ
話しかけられたうしろシティ金子さんに
ふつうに返答してました。

・バイク川崎バイク
朝ご飯とゾンビのコント。
パターンは同じながらも
毎回内容が違うBKBさん。
すごいなあ。
手の内は分かっていながら
それでも
好きでいられるのは
なんでしょう。
それ以上のキャラクターの可愛らしさがあるのかも。
ふーむ。

・かもめんたる
喫茶店にやってくる何とも言えないロン毛のクレバーさ気取ってるやつ。
のコント。
このザワっとする感じすごいな!
「脳が太る」って単語がこびりついたよね。
かぶりつきで見た。
笑いの量は取れてないかもしれないけど
実力見た!

・囲碁将棋
真似する遊び。
盛り上がってたなあ。
今年は行くかしらTHE MANZAI。
わたしは
全部のネタが好みってわけじゃないんですけど
それでも
漫才巧いよなあ。
っていつも思ってます。

仕事で抜けたトレンディエンジェル以外の全員でトークコーナー。
事務所同士で
普段聞けないことを聞きましょうという主旨です。
BKBのふざけで始まり
「2700の八十島さんとツネさんの関係性はどうなっているのか?」
「絶対服従なのはどうしてか?」
という質問。
質問の答えにはなってませんでしたが
ツネさんのギャグの告知。
それから
「槙尾さんの女装はガチなのか?」
というシンプルな質問がされていました。
槙尾さんへの女装の質問があったのは
楽屋では女装だったのに
舞台のコントは男の役だったため
モニターで裏で見てた芸人たちが
「こわっ!」と騒然となったとのこと。
前の仕事が「新木場で女装の仕事」だったとのことで
そのまま来た。ということ。
うしろシティの阿諏訪さんが
昔はスイッチがあったのに今はバカになってきている。
と発言。
う大さん「フェーダーみたい」
酔ったり怒ったりするとオネエである。
というところから
今日出演の芸人のなかで誰がいいか?という質問に
「後ろから抱き締められて決める」
と謎の発言をし、
全員が槙尾さんに抱きつく流れ。
「2番と5番のひと、もう一回やってみて!」と槙尾さん。
くしくも
囲碁将棋のふたりが最終選考に残る。
う大さんのハグは分かってたけど「本気でやらなかったね!」とダメだし。
面白い人だな。
ずっと困ったような顔のう大さんが
いいコンビだなあって思いました。

娘が「あれ、何のコーナーなの?」
と、良いツッコミしてました。
帰りに
金子さんに声を掛けられていいなー
と私がいうと
「いいだろ~」
と娘。まんざらでもないのね。
かわいい顔してるよねー。
だよねー。
なんて言いあっているなかで
「ファンになっちゃった?」
と聞くと
「わたしはBKB!BKBのファンは止められないよ!」
と元気よく言っておりました。
判断する点が
見た目とかではないところが
信頼できる娘です。

バンビーノのジャングルのコントが見たいと言っているので
来月はバンビーノ中心に見て行く予定。

世迷いごと

2014年10月22日 | 


お友達からすすめていただきまして
読みました。

マツコ・デラックス著(というか語り起こし)
『世迷いごと』
2010年に刊行されたものに加筆修正を加えた単行本です。



目次、こんな感じ。

1章ごとに
個人名をあげて女性のことを語っています。

マツコさんの良さがたっぷり含まれていて
決してガッカリしない内容です。
テレビなどのメディアで押さえられている部分が開放されていて
マツコ・デラックスの真骨頂!
マツコさんのエキスを堪能できます。

旅行に出たり
移動が多かったり何か本読みたいなあ
ってときに
エッセイとして超オススメ。
特に女性に読んでほしい。

さて表層部分の感想はこれくらいにして、
読んで感じたことを書きます。

マツコさんのことがよりよく分かる本で
「女子アナ」や「女優」を
ばっさり斬り込んでおり
「ご意見番」を喜ぶひとには
拍手で迎えられそうなことばかりが書いてあります。

これってでもマツコさんのサービス精神の一端だ。
冒頭がだって
「夜中にこんなシケた飲み屋にひとりでくるなんて、アンタもよっぽど暇ね…」
ですわ。
ぶった切りは
これと同じですわ。
サービスですよ。

わたしがいいな!と思うのは
この人のモノの見方の特異性です。
つまり万人の意見じゃないところ。
個性的なんです。
しかも狙っているわけじゃない。
人と違ってすごいでしょ!
ていう選民意識の高い批評家きどりが多い中で
マツコさんは
しっかり真っ当に自分の意見として面白い切り口で女の人を語っている。

こちらとしては
「そうかも!確かにね!」と膝を打つ時もあるけど
「いやいや、それはピンとこねーな」というときもある。
でもその全てを楽しめる。
自分と違う意見を持つひとを発見すると自分の意見がはっきりして
何か語りたくなるでしょう。
「いや!マツコちゃん、それはちょっと違うよ、あのね…」って言いたくなる。
わたしにとって
マツコさんは
ご意見をありがたく頂戴する人
とはちょっと違うんです。
ディスカッションしたい人。
脳みそ刺激される人です。
こちらは口が達者じゃないからディスカッションしたら当然負けるけどね。

一番共感したのは
女子アナの考察で
「諸悪の根源は、(中略)女子アナを色眼鏡で見てるヤツらなのね」
ってところで、
わたしが女子アナに対する想いと共通しました。
憎むべきは
女をモノ扱いしてチヤホヤする
テレビ局の上層部およびニヤニヤ見ている男ども。
ニュース原稿を読むのが下手でも
声が変でも
バッシング受けながらパンチラ撮られて
ある程度の年齢行くとオバサン扱いされる可愛そうな女子アナたちを
女性アナウンサー愛とともに
マツコさんは1章つかってこれでもか!と書いてます。
女子アナをぺちゃくちゃ語る男どもに声に出して読ませたいわ。

マツコさんの興味の対象は
ニュースや報道。
テレビの媒体を通してあまりニュースを見ない私には
そこまで原稿をしっかり読むのが必要なの?
とは思いました。
きっとマツコさんはそこに愛があるのね。

民放の報道やニュースはお遊びだとわたしは思っています。
だって、めちゃくちゃつまんないネタを堂々とニュースみたいな顔して放送してんじゃん。
見る価値ないし、時間の無駄です。
あとちゃんと聞いているわけじゃないけど耳障り悪い。
上手な人もいるけど一定のクオリティがない。
だから音声で聞くときは
NHKにする。
天気予報も含めて、NHK以外は当てにしていないかもしれない。
テレビを見ている時間の中で
ニュースはスポーツの次に見ていないジャンルのわたしが
偉そうに言いますけど。
(スポーツはたぶん1年で5分も見てない)

なんてことにも気付いたよ。
わたしはそこに愛がないのだ。

黒木瞳の薄っぺらさや
中山美穂のダササにも
良い所を突いて言及しています。
そして気づいてなかったけど
こちらにもそれなりの意見がある。
黒木瞳さんの料理自慢はいつも「しらねーよ」と思ってたもんね。
テレビ見てて良かったわ
って思えた。
わたしももっと書いていこーと。

ではまた金曜日。


飛行機で見たテレビ 2014秋

2014年10月20日 | テレビ
きたー。
誰も気にかけてない旅行から帰ってきたら
必ずレビューする海外ドラマ記事。
です。

大韓航空で見ました。
ラインナップ少ない!

今回は

・ビッグバンセオリー
・ラストマン・スタンディング
・マイ・ファミリー

でございます。
フレンズもちょっと見たけど
もう5回は見ているエピソードなので
特に書く事項もございません。

わたしはシチュエーションコメディが好きなのです。
海外ドラマといえば
シットコム
と思っているので日本でこれほど流行ってないのが
いつも憤りを感じています。
根本的な文化差異のせいなんだけど!しょうがないのかな!

このところ飛行機内では個人モニターってのがあって
好きなものを見ることができ
そのなかにシットコムも少々含まれているのを
わたしは心から楽しみにしているのだよ。

さて。

・ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則

日本では「hulu」でも放送
最近ではDVD屋さんにも置いてる人気シリーズです。
2007年から現在アメリカではシーズン7が放送中。
カリフォルニア工科大学の物理学者の主人公二人を軸に
その仲間たちの日常を描くお話です。
『スター・ウォーズ』をはじめオタクネタ満載で
イケテないけど頭だけはいい
卑屈精神でこれだけ面白くポップに描くアメリカエンタメ業界おそるべし
です。
シーズン6の2話分を見ました。
レナードが彼女の宿題やっちゃうやつ

シェルダンが美人のアシスタントを雇うやつ。
もっと英語ができればな!
細かい用語が分かればもっと笑えるのに。
と悔しい想いです。
さっき検索して気がついたけど主人公シェルダンのガールフレンドのエイミーは
『ブロッサム』のブロッサムね!

どこかで知った顔と思った。
印象が全く違う役だから気づきませんでしたな。
『ブロッサム』はNHK教育で昔輸入していたファミリーシットコム。
おたく女子を演じてもこんだけ愛せるの、なんでだろ?と思っていた理由が出た。


・ラストマン・スタンディング

ティム・アレン主演の2011年から始まったファミリー系シチュエーションコメディです。
アウトドア用品店に勤める主人公と女だらけの家族を描いたもので
私が見たのは
弟とケンカするやつと
家の歴史の2エピソード。
どっちも心温まる展開が容易されていて
お父さんの家庭の立場とか会社での立ち位置とかがテーマにある。
長年「アメリカのお父さん」像を演じたティム・アレンを起用するとこなど
中高年をターゲットにしたシットコムなんだろうな。
アウトドア店も素敵ですわ。
家の歴史についてのエピソードは
主人公の誕生日に
自分の家に昔どんな人が住んでいたかが分かる本をもらって(そんな良い本あるんだね)
子どもたちが
その家で死んだ人たちの霊におびえる
って展開で、
最後に主人公がしっかり歴史を調べて
その家に住んだ人たちが家族と幸せに暮らしていて
皆が不幸な死ではなく
幸せだったことを家族の写真で見せる。
泣けるオチ。
これ年を重ねれば重ねるだけグッとくるやつじゃん。
外国のお宅はめったに家を建て直さず、何百年と修繕しながら新しい人が住んでいく
というのも文化的に素敵だと思いました。
おじさん向けシットコムだな。

・マイ・ファミリー


つけてみてイギリス英語にびっくりした。
こちらはイギリスBBC制作の2000年から2011年まで放送されていた人気シリーズ。だそうです。
ホームページ見てみたらシーズン11までのエピソード紹介がありました。
イギリス中流家庭の家族(でも皆変わり者)を描いたシチュエーションコメディで
これは!明らかにアメリカのやつと笑いの切り口が違う!
と興奮しました。
でも笑いの入り方とか
シチュエーションは
アメリカンシットコムなんですよね。
笑いの切り口としては
基本的に変人っぷりを笑う。
歯医者の主人公のおじさんも変。
奥さんも変。
子どもも変わってる。
見たのは、
妻が昔ヤリマンだったエピソード

夫が留守中facebookで元彼とデートするエピソードを見ました。
中高年の性をしっかり描きつつ
子どもたちのブラックジョークもあり。
個性的ですごいな。

今回もお勉強になりました。
好みとしては
やっぱりビッグバンセオリーが…。
自分の趣味嗜好や文化と近いものをみんな選んでみるんだろうな
と思いました。
BSのDlifeでやっている
ディズニーのティーン向けシチュエーションコメディは
健全な子ども向けに作ってますし。(エロ少なめ)
わたしは
『オースティン&アリー』が好み。
キャストのバランスが好き。

まだまだ見てない面白いものが世界中にあります。
忙しいです。

でわまた。

幕張昼ネタライブ 10/16

2014年10月17日 | ライブ
時間ができたので行ってきました。



出演者は
5組。

バイク川崎バイク
マテンロウ
GAG少年楽団
エハラマサヒロ
グランジ。

MCは
グランジ。

嬉しいなー。
お客さんが少なかったせいか
コミュニケーションが多い!
お客さんイジる。
五明さんが
「今数えました 24人です」
とおっしゃっていました。
300人の劇場ですからね。
わたしも
遠山さんに誰を見に来たか
と聞かれました。
とっさに「グランジさんです…」と答えたら
五明さんが劇場のカメラは手元を見ることができる
という話をされていました。
話は途中でそれましたが
あれ?
わたしのアンケート見ました?GAGと書いたのバレました?
いやいや、そんなはずは…。自意識過剰よね。
幕張と大宮の専属芸人が決定したというニュース。
ジューシーズとインポッシブルの名前が出て
スタート。

ネタメモ。

・バイク川崎バイク
ネタは歌が少しと
お客さんから質問を受けて
その場でBKBにするなどの漫談。
お客さんとのやりとりが
濃密なこの日。
やっぱり少ないからかしら?

・マテンロウ
大野さんを知っている人~?
に半分以上が手を揚げて
大喜びの大野さん。
だって二人で出てるじゃない、テレビ。
卒業式のネタでした。
黒人いじりメインで
本人は辛くないのかって思った。
そら
こっちが気を使うこたあないけど、
こういう見た目をただただイジるだけ
ってのはもう少しひねりがあるといいなあ。
最大公約数を狙っているだけかもしれないけど。
お客さんを少しでも遠慮させたらダメと思う。
余計なお世話か…。
ふたりは達者ですよね、でも。

・GAG少年楽団
スーツで登場。
同じ色でもそれぞれスタイルが違って
素敵でした。
自己紹介の漫才と天使と悪魔のネタ。
ウケてた。
ひいき目だからね、こんなことを言うのは。
何かもうひとつふたつあると
もっと人気が出る気がする。
これまた余計なお世話ですな。

・エハラマサヒロ
イラッとする漫談。
何度見ても凄いな。
綾戸智恵、矢野晶子、実演販売、武田鉄也など
最高です。
ターゲットにできる年齢層は幅広く
みんなにウケル。
おばちゃんもおじちゃんも手をたたいています。
芸の素晴らしさをダイレクトに感じます。

・グランジ
漫才。
流れ星のネタでしたが
導入の部分がめちゃくちゃ長い。
3人がガーーーと話すのに
統率があるって凄い。
アドリブも入っているし
ずっと楽しげで。

ゲームコーナーは
ジェスチャーゲームのような方式で
ジェスチャーではなく言葉で伝えるゲーム。
90年代ポップスのジャケ写ポーズで盛り上がる
エハラさんとBKB。
チーム戦なのに
ひとりでやるというGAG坂本さん。
なぜか当てなきゃいけないお題が
「歩き"ア"マホ」
というタイプミスで
頭をかかえる結果に。
「歩き"ア"マホ」を自分で説明して
自分で当てようとするひとりコント、面白かった。

お客さん少ないからこそ
盛り上げてくれる芸人さんに
ありがたさを感じました。
贅沢です。頭が下がります。
また来てね
という気持ちでいつも劇場にいきます。
箱推しです。
だから誰を見に来ているとかないのよねー。
なんとなく好みのラインナップだと
見に行くことにします。

グランジは相変わらず華が半端なく
格好いいと思います。
色がお揃いの黒のスーツでした。
GAGは光沢のある薄い水色。
芸人さんは
スーツがいい
とひそかに思っているので
嬉しい目の保養。
揃いのスーツはトリオの2組だけだったな。

漫才が多くなってくると
気のせいかもしれませんけど
THE MANZAIの季節だな
と思います。


では良い週末を~。
まだまだ
キングオブコントのことを考えています。
どう処理したらいいか
未だにモヤモヤしているんです。

キングオブコント2014 

2014年10月15日 | テレビ
今年も開催された
キングオブコント2014
優勝者はシソンヌ。

今年は大会ルールが変わり
出場芸人さんが
8組から10組に増えました。
また
これまでの全ての組が2本ネタをやった合計の投票で
優勝が決まるシステムがなくなり、
トーナメント制で勝ち上がると
2本目の得票が関係なくなりました。

そこを踏まえて
全組のネタをメモろう。

1.シソンヌVS巨匠

・シソンヌ(54票)
ラーメン屋さんにおじさんが来るネタ。
とんこつラーメンを
「くっせー」やつと連呼するおじさん。
ヤバいやつにリアリティ持たせると天下一品のじろうさんの演技力が
炸裂していました。
そんなやついないだろう!という可笑しさとは一線を画す
いや、いるかもね
と思わせる説得力のネタ。
確かに点数あぶなかったな。

・巨匠(47票)
パチンコ玉からおじさんを作るネタ。
って、これか。
世の中を斜めに見ている視点の素晴らしさがある。
巨匠の持つテーマは
変わってんな
とは思っていたけど
久々に拝見しましたら
説得力が出ている!
と思いました。
セリフに幅がでたからでしょうか。
表現力なのでしょうか。
でも最初に見たときの
無骨だけど
わけわかんなくて素敵!
という印象はなくなっていた。
負けてこれから先「長い!」
というコメントがハマっていて良かった。

2 ラバーガールVSリンゴスター

・ラバーガール(83票)
子供服売り場。
日常のペースを崩さないテンションで
ボケの数の多いラバーガール。
大水さんの気持ち悪さも覗き
とても面白かったです。
後味さっぱりなのに
ずっと面白いんですよね。
ナンセンス!
ひとことで言うと。
いっぱいタグを入れちゃってください
ってのが最強好きです。

・リンゴスター(18票)
企業スパイのネタ。
これはスターが育つ気配がしました。
もっともっと揉まれていけば
ますます素晴らしいものになるのでしょう。
楽しそうなのも
若いことも
好感が持てる。
覚えておこうと思いました。

3.バンビーノVSさらば青春の光

・バンビーノ(58票)
ジャングルの奥地の種族のネタ。
悪口じゃないですよ。
だれかの気に障ったらゴメンネ。
でも言いたいから思い切って言う。
あのね
全てがダサい気がするんです。
おしゃれでセンスがあるネタが多い昨今
真逆をいく珍しいネタだと思います。
「世界へ」とか自分の口から言うあたりも
ちょっと…。
しかしそれはそれで
新鮮だし
よく考えると格好いいかも。
あれ全部やりたくなるよね。
見て以来ずっとあのダンスが頭に残っている。
おもしろい。

・さらば青春の光(43票)
ラーメン屋のおじさんと客のおじさん。
下ネタがダメとか
ものすごく面白いじゃないか。
と思った。
とっても惜しかった。
単純でくだらないのに
しっかりとした演技力と構成で
完ぺきなのになー。
わずかな得票差。
どっちが勝ってもおかしくないところで
芸人さんがどちらのネタを好むか
ってことだったのだと思います。

4.ラブレターズVS犬の心

・ラブレターズ(7票)
ホームランの約束のネタ。
今年の傾向は「それをいっちゃおしまいだよね!」っていう
身も蓋もないことを言っちゃうネタが多いってこと。
ここまで続くかな?とも思ったけど
塚本さんの野球選手像はおもしろかったなー。
ふつうに考えて7票のネタではないですよ。
システム!
ってこの一時は思いました。

・犬の心(94票)
マジックの巧い後輩。
ラブレターズのフォローを入れた後でなんですが…
このコントがわたしの今年の1位です。
展開足してくるところが好みです。
わたしは単純なので
コントの構成が2重になってるやつに弱いの。
そのうえでしっかりとした演技力。
マジックの巧いひとにありがちな
鼻持ちならない感じとか
実は後輩のことが今でも好きで
心が揺れる感じとか
機微がいい。

5.チョコレートプラネットVSアキナ

・チョコレートプラネット(80票)
ポテトチップスの袋が開かないやつ。
開かないって発想から
ここに行くのか。
おもしろいなー。
道具の取り出し方とか
長田さんはナルシズムにあふれたキャラを演じるのが
お上手です。

・アキナ(21票)
公園で壁投げをする少年と大人。
小生意気な子どもに目にモノ見せてやるオチで
あたしゃ
すっきりしたよ。
現実世界には起こり得ない。
それがコントの世界では笑えるなんて
いいよな。
こういうことはドラマとかにもなりにくいもの。
アキナは去年のオールザッツ漫才で活躍されてましたね。
今後、活躍できますように。

ここでファイナルステージ。
最初の戦いで勝った組が暫定1位となり
新しくネタを披露したコンビと
どちらが面白かったかで
優勝が決まる勝ち抜き方式です。

1.チョコレートプラネットVSバンビーノ

・チョコレートプラネット(83票)
カラオケ。
超おもしろいなー。
これもっと長くても見ていられる。
当て字がひどいやつ。
細かいところが全部面白い。
ツッコミで引っかかってないところも。
小道具とかタイミングとか
すべてが巧く行っている。

・バンビーノ(18票)
ハグするゲームのネタ。
2本目見て
ますます
変わってる!って思いました。
発想とかじゃなくて
雑なのか細かいのか分からないから。
それが個性なのかもしれません。気になるコンビです。

2.暫定王者:チョコレートプラネットVS犬の心
・チョコレートプラネット(85票)
・犬の心(16票)
妹がほしい。
オチ!
うすうす気づいていたのだけど。
テーマのチョイスが
わりと子どもだなあ
と思ったけど大人な終わり方でしたね。

3.暫定王者:チョコレートプラネットVSラバーガール
・チョコレートプラネット(61票)
・ラバーガール(40票)
美容院。
2本目のネタのほうがわたしは好みです。
大水さんの演じるキャラは結局腹のうちが読めないのよね。
あのひとも
たこ焼き屋さんといいながら
本気で調査しにきたのかどうか
真意は読めない。
面白かったのに負けちゃって、残念でした。

4.暫定王者:チョコレートプラネットVSシソンヌ
・チョコレートプラネット(27票)
・シソンヌ(74票)
タクシー。
めちゃくちゃ面白いやつきたな!
と思いました。
短編のお芝居を見ているようでもあり
すごく良かったです。
じろうさんの女装はなんなんでしょう。
これまでもいろんな女装が存在してきたけど
どんな人とも違う。
ハッキリしていることは、
エロいんだよなー!ってこと。

そしてシソンヌが優勝。
良かったです。
応援していたので。

システム変わって
どうだったかなー
と考えていますが
ヒリヒリ感が少なくなった分
いろんな点で見やすくなりました。
長々と見てなくてもいいし
対戦相手がいることで
あれ?
これ、いま、何位だっけ?とかいう混乱がない。
2組、枠が増えたことでチャンスが増えたともいう。
ただ1本しかネタができないリスクがあるけど。
そもそも10組残ることが奇跡みたいなことだと思うので
これで良かったのかもしれませんし
もっとやりようがあったのかもしれません。分かりません。
だって
我々には
楽しむ以外のことはできないのだから!

ではなにかまた
ありましたら
書きます。

長々とすいません。

好きなものを書く

2014年10月13日 | その他
だからどうだ
ってことを今日は書くよ。

このことは前にも書きましたが
あるとき
ジャルジャルの後藤さんが言いました。

芸人を10年以上やっているので分かる。
ずっとファンですと言ってくれたとしても
なぜかあるときスッといなくなっていると。

そうか、バレてましたか。
とそのとき思いました。

わたしも
お客さん歴が長いから
分かっています。

いまここにある好きだという気持ちは
いつかなくなる可能性もあることを。

だからあんまりわたしは大々的に発表をしない。
え?十分に書いてるって?
書いている事は書いてますけど
気持ちに対して1割ほどしか出てないはず。

もうひとつ
発表しない理由として
書きようがないというのがある。
好きという気持ちに理屈はない。
同様に嫌いという気持ちにも説明はなくて
嫌悪に付随してくるもの
つまり外枠だけ使って文句言うしかない。
好きな気持ちについても
そう表現すればいいのですが
好きが溢れすぎた恥ずかしい感じになるのではないか
と自意識過剰で書きづらいのです。

だので
わたしがここで書くエレキコミックのことなど
いくら冷静で分析的な言葉を並べたところで
「そう!だから好きってこと!」
で結論がつくのです。
みんなに分かってほしい気持ちもありつつ
でも理解などされなくても良い。

さて人は日々刺激にさらされ
少しずつではありますが変化していきます。
成長とも進化とも退化ともとれる。
だから好みの対象が変わることもあるわけで
それは
罪悪感と執着心によって
後ろ髪ひかれるような気持ちになることもありますけど
それはそれでいいのだ!
と思うことにしています。

なにかにのめり込むきかっかけって
きっと
精神的にしんどいときなのだと思います。
ほかのひとはどうか知らないけど
私はだいたいそうです。
そのとき好きなものに出会えたらそれはとってもラッキー。
心に必要な栄養を手に入れたようなものです。
だから出会えた感謝だけ抱えて
不要になったら置いて行ってもいいんだよね。

TBSラジオ
ジェーン・スーさんが
アイドルが好きな相談者の方に対して
心の疲れを救うために
アイドルがいる
とおっしゃっていて
その通りだ!
と思ったので書きました。

だから
アイドルのスキャンダルとか
余計なことをしやがって
といつも思います。
ニンゲンとしての汚さは
すべてのひとが持ち合わせていて
プロとしてそう見せてないだけで
こちらはプロのお仕事に乗っかるだけだ。
脇が甘いとしても
横やり
はいかがなもんでしょう。
みんなが知りたいことなのだろうか。
ワイドナショーでも言ってたけど
芸能人の離婚(結婚も同様)も報告する必要ある?
って思ったりもします。
みんなが知りたいからニュースになるんだよね。
不思議じゃ。
そういうのを態度に出さずに
人間関係を保ちたいものですね。
人間の魅力は
そういうもので
減りも増えもしないと思うんです。
いや、増えるかな?
矢口真里さん復帰のニュースは本当だろうか。
人間としての酸いも甘いもあるひとって
面白くなりそうだな
って思うんです。