笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

年末にあたり

2011年12月30日 | テレビ
今年最後の更新です。

書いたことは大体すぐに忘れて
真逆のことを主張したりするプライドのない人間のため、
1月から読み始めると
はじめて読む他人のブログのように熟読。
そんなわけで自分大好きが少々目に余る書き方になってしまいましたが、
月ごとに自分のブログをまとめてみました。
ご興味あればリンクをご覧ください。

1月。
来年のお正月番組ラインナップを見て
すべてを見ることなどできるはずがあるまい。
と思っているのですが、
今年はじめはなんだかんだ言って、だいぶ消化しておりました。
お正月番組?かどうかわかりませんが、
言語遊戯王に感動している私のブログをご紹介。

言語遊戯王とアメトーーク第10回プレゼン大会


2月。
子どもと爆笑バトルライブに行ったのが、1月の末です。
そこで、サンドウィッチマンが
私の中の現役漫才師1位である
と書いております。
しかし、RGさんの記事をあえて推したいと思います。
レイザーラモン第2章

3月は、
大震災がありました。
それにまつわるいろんなことを書いておりますが、
お勧めの記事は、
R-1優勝の佐久間一行さんがゲストで登場した
「さんまのまんま」の感想です。
気持ちが温かくなって
元気になった記憶をここにきて思い出しました。
優しい気持ちに

4月。
怒り新党がはじまったんですね。
そして毎日マツコ・デラックスさんばかり見ていたようです。
思えば私が見ている時間帯でマツコさんが爆発しているピークだったのかな。
悪口書いてんなー。
と思った記事がこちらです。
川越シェフの悪口から始まります。
それぞれのテレビの出方

5月。
東京03の単独公演に行けて
満足している過去のあたしです。
テレビ感想をひたすら書いている。
怒り新党が形作られていく様子を思い出したりしました。
そんななかから、急いで書いたからなのか、
怒り新党の感想の部分にて
ふつうに悪口言っている記事を見つけたのでご紹介。
恋愛だったり怒りだったり幸せだったり

6月。
エレキコミックの単独に行ったらしい。
これまた満足げだ。
ブラマヨとゆかいな仲間たちに
ハマっていた。
それで、アンガールズの田中さんに
ワクワクしているブラマヨ吉田さんの絡みを
ドラゴンボールに例えようとして、若干失敗していたりしてる。
ただ、オススメ記事は、
ゴッドタンと、ピラメキーノについて書いている以下の記事です。
テレビ東京好きみたい。
子どもに見せる?

7月。
アナログ放送終了。
DVDレコーダーを地デジ化してなかったので、
テレビは見ないことにしよう
と決心している自分がいました。
あんまり見なくても、困らないけど、
好きなのを見られないって、辛い。
というのがしばらくデジタルに対応していなかったものの感想です。
そんななか、レッド吉田さん家族について書いた以下の記事に、
今になってほのぼの。(自分で書いたのに完全に忘れています)
週末の昼下がりTV

8月。
前半はロンドンハーツの憧れられている女性芸人とか
アメトーークのドラフト会議とか
スリムクラブ真栄田さんを格好つけと決めつけたりとか
熟女好きはただのオンナ好きと言い放ったりとか
言いたい放題でいうと充実の記事(自信過剰)ですが、
あえて取り上げたいのは
安田大サーカス団長の浮気の話です。ゲスい話が好きなんです。
火曜日のテレビつけっぱなし

9月。
キングオブコントがあり、優勝はロバート。
だったねー。忘れてたわ。
それよりもJUNKサタデーエレ片に送ったハガキが採用されて有頂天。
さらに、アメトーークの明るくなってきた芸人で
たんぽぽの川村エミコさんが強烈な個性を残したのが印象的でした。
ただオススメの記事は特にないので、褒められて嬉しかった記事を紹介しておきます。
TKOがブラマヨとゆかいな仲間たちに

10月。
映画モテキ、ロンドンハーツのネット動画でジャングルポケット、ウレロ☆未確認少女。
史上最高の楽しさだったIPPONグランプリ、破壊力抜群のクイズタレント名鑑。
刺激的な番組(映画)の数々に感想を書いています。
あえて推すならば、ツッコミ芸人のひな壇ポジションについてクドクド書いている以下の記事です。
ロンドンハーツから、ひな壇の現状について考える。

11月。
ドラマ『11人もいる』にハマり、大阪で新喜劇見て、
東京03とエレ片の単独公演に行きました。
お出かけが多かったみたい。
シルクさん森三中黒沢さんの人生に泣いたりもした。
そのなかでも、
フラストレーションがたまった状態で書いているため
後半どんどん悪口が加速する以下の記事が自分では気にいっております。
今週書きそびれたことを書き出してみる

12月。
書いていることといえば
THE MANZAI。
あとはエレキコミックの映像ライブに行きました。
なのでオススメ記事などは特になく。
あえて推すなら、怒り新党について書いた記事を載せておきます。
怒り新党と女子トーク

こう見ると1年いろんなものを見て、
あーだこーだ書いているものだ。

話は変わりますが、
昨日、オフ会というものに参加いたしました。
こんなブログを書いているくせに
ネット社会に慣れていないため、
こわごわ参加したのですが、みなさんがとても感じ良くて
少々余計に、はしゃいでしまったことを反省しております。
世間知らずを恥じいりながらも
しっかり書くぞ
と気持ちを新たに来年も変わらず書いていこうと思っております。

いつも読んで下さる皆様も
通り過ぎの皆様も
良い新年でありますように。

では
また来年。

年末はロンドンハーツの感想で

2011年12月28日 | テレビ
去年の12月の記事を読んでいたら
この時期は
ロンドンハーツのスペシャルの感想を書いているのですね。

この一年も面白かったねー。
では感想。

企画は三本立て。
男性芸人今年の裏でこんなことやっていました暴露ランキング
女性芸人の来年の運勢ランキング
奇跡の一枚。
奇跡の一枚は言うことはないですけど。

まずは女性芸人のコーナー。
最下位の友近さんを支える青木さんと鳥居さん。
相方の幸せを願うクワバタオハラ、アジアン。
ハリセンボンのふたりの面白さ。
春菜ちゃんのダンス。
見どころが多くて
すばらしい。
鬼奴さんを久々に見たら
ますます美しくなって…
髪をストレートにした?
ソバージュ大好きだったのに。
秘密がバレる年といわれて
「弟が無職ってことを誰にも言わないでください」
と、世間に訴えていた。

思ったことは
やっぱりアイドルたちのひな壇とは
段違いに面白い。ってこと。
ランキングが悪いほど(来年の運勢が悪いほど)
みんな深刻そうな顔になっていく。
あーあ
かわいそーに。
とも思う。
それでもなぜかそこには
クスクス笑える
楽しい雰囲気が存在する。
バカにしているわけでも
彼女たちの人生が他人ごと
と思っているわけでもないのに
なぜか
楽しい気分が残っているのです。
考えられる理由は
「笑われる前提」にしているから
だと思います。
彼女たちのどこかで
これでランキングが悪くても
そのときのリアクションとか
言うべきこととか
それでも笑いを取るのだ
というプロとしての意識がそこにある。
「おいしい」という前提がある。
バラエティアイドルたちが
自分番付をしたときの張りつめた雰囲気と
ここが違うところではないかしら。
笑いを提供することが
最初から目的ではないからね。

男性芸人のコーナー。
売れっ子たちがとっても楽しそうにしているのが
毎年
楽しいなあ
と思います。

35位から発表するのですが、
順位はただの見せかけで
暴露話が35個あり、
大きな暴露から小さな暴露まで
発表します。
また「暴露」という名の
未公開だったVTRや
隠し撮りした飲み会の様子も見せるという
相変わらずの企画の妙。
マジの暴露については大体、若手が担当。
ベテランさんは出しきってしまった感じがありますが、
やはり腕の差といいますか
藤森さんだか
村上さんだかが言っておりましたが
「一列目だけで成立している」
のでございます。
ホントはね。
でも
座っているだけのひとにしない
というところまで気が回るのがロンドンハーツ。
司会の淳さんの腕と
ネタを用意するスタッフの努力のたまものと思います。

今回、主だって書きたいこと。
どこかで誰かが書いているだろうことは承知で
はんにゃ金田さんと
フルーツポンチ村上さんの飲み会隠し撮りにおける
口げんかシーンです。

ふたりは意見が合わないため
よく口げんかになる。
淳「VTRがあります」

どうやら話を要約すると
村上さんがピンの仕事が多く
亘さんをないがしろにしている
とはんにゃ金田さんが主張。
それについて、
自分はそんなつもりはないからだまっとけ
という村上さん。

ではその様子を書きます。

金田「フルーツポンチでやってんだから、(ピンでやるなら)元から“村上健志”でやれよ、と思ってる」
村上「それはでもおかしいじゃん」
金田「俺はフルーツポンチが好きだから言っている」
村上「だいぶ昔に比べて良くなったって」
金田「フルーツポンチは村上健志が考えなきゃいけないんだから、じゃあ相方のことも考えて」
村上「ずるくない?5:5で見てっていってるのに。8で見て…」
金田「8で見て、残りの2をどうするかってとこまで行かないと」

まず村上さんの返しの意味が分からないんですけど、
ここで自分を棚上げします。

村上「お前だって、別に出来てないとこ、いっぱいあんじゃん」
金田「俺はでも、アンタ以上に川島のことは考えてる」
村上「それは表に出ているか出てないかじゃん」
金田「すいません」(と同席しているスタッフがそっちのけなので謝る)

(中略)

金田「結局、俺らはピンで売れたかったのかって言ったら違うじゃん」
村上(歯を食いしばりながら)「だから分かってやってんだよ、だけど、お前らのスタイルと俺らはちがうじゃん」
金田「スタイルは違うけどコンビだろ」

(中略)

金田「コンビ間で言ったら、余裕で勝つ」
村上「お前がそれで結果出してるっていうんなら、それでいいけど、お前がまだ結果出してないのに
   勝手に途中経過で、俺らのほうが上だなんていうなよ」

(中略)

金田「コンビ間で笑いとってるのか」
村上「じゃ、金田とってんのか」
金田「うん!!」
村上「どこでとってんだよ、だれがいってるんだよ、言ってくれよ」
金田「だれとかないよ」
村上(歯を食いしばりながら)「言ってねーんなら、だったら言うなよ」

(中略)

金田「じゃなんで亘はあのまんまなの?」
村上「個人差あんじゃん」
金田「個人差じゃないじゃん」

スタジオ:フジモン「亘が可愛そうや」

で、同じような言い合いが続き
村上さんが、
話を遮断。
「その話一生したくないっ」
「お前とも飲みにいかないしっ」

金田「そうやって逃げるじゃん」
村上「逃げるよ。 逃げる逃げる逃げる逃げる」

スタジオ:「ヤなやつっ」

村上「お前は全部さらけ出して合い方には優しくて
 世の中が求めること、全部やってて、ストイックに何もかも求めて
 それで正しいと思うわ」
金田「いい加減にしろよ!!」
村上「自分に都合悪くなったらすぐ、“ちょっと腕力あります“みたいな」
金田「そっち? 酔ったからってやばいぞ」
村上「いいよ」

終始、村上さんがムカつくテンションです。
「子ども!」
とみんなにもイジられてました。

最後に
村上さんが金田さんの言うことを
「間違いだとは思っていない」
とも言っていたし、
その後も飲みに言ったりしていて
同期だからこその言い合いとまとめられてました。

注目すべきは
このケンカVTRが流れている間中
画面の左上に
スタジオでこれを見ているひな壇の芸人さんたちの顔が
映っていたことです。
みんな
とっても良い顔をしていた。
茶化したりしない
あるものは真剣な顔で
あるものは優しいお母さんのような顔で。
私は
思わず
胸がじいいんとした。

たぶん
夜な夜な芸人さんたちの飲み会で
繰り返し繰り返し
語られてきた話題なんだろうな
と思ったんです。
また
同期や仲間が心配してかけてくれる
時には迷惑だけど温かいストレートな言葉も
みんな思い当たることがあるんだろうな。
コンビとしての自分とピンとしての仕事のオファー
テレビで売れることや相方のこと
いろんな要素が詰まったケンカだった。
芸人という職業は
いばらの道で
いままで自分たちが通ってきたところを
また若手が通っている
という表情のように感じました。
青さがまた悪い印象にはならなかったよね。

良いVTRでした。
そんでもって
村上さんは大人になるべし。
こんなことでは
見そこなったりはしませんけど。

長々と書いてしまったけど今日はこのへんで。

はなこば的5大ニュース2011

2011年12月26日 | テレビ
ツイッターで
今年あった自分的5大お笑いニュース
という(ちがうかも)
ハッシュタグがあって
…ハッシュタグ?
まあ大喜利のお題があって(全然ちがう)
ああ、
こういうふうにまとめれば
はなこば大賞みたいな
はずかしいネーミングで
一年をまとめる必要ないんじゃない
なんて思いましたので
ここで書いてみようと思います。
ツイッターでやれ?
あれさ~
字数が少なくてさ~
ぜんぜん言いたいこと伝わらないのよね~。

5位。
あらびき団終わる。
ネタ番組がつぎつぎと終了したなか
最後の砦だったのに。
残念すぎます。
まだまだブレイク前の芸人さんを知る貴重な番組でした。
もうオンバト+だけよ。
テレビの前にいるだけでは
ライブで定評のある芸人さんは分からないですから。
一方、深夜のバラエティ番組はトーク番組が多くなりました。
そして
ひな壇から
円形で座るタイプが最近多いなと思う所存。
いろんなタイプの芸人さんを並べるのではなく、
ある程度テレビを見ているひとも
出演者のことや
それぞれの関係性(事務所が一緒とか?)を知っていて
その前提で見せる楽しめる雰囲気のものが多い。
司会者も大体親しみやすくて
偉そうにしないひとばかり。
で、
それがどうした
と問われると
なんの意見もないんですけど。
面白ければそれでいい。
それでも
先日の
検索ちゃんネタまつりが楽しくて
やっぱりネタ番組は必要だよ。
芸人さんの輝きが全然違うもん
と確信した。
バナナマンの圧倒的なコントで始まり
爆笑問題の時事漫才で終わる。
検索ちゃんを見ると
なんだか年末が来たような気がする。
爆笑ヒットパレードみたいに
ずっと続いてほしい。
そして小池栄子さんの素晴らしさが
今年も際立っていた。
これについてはまた書きたいと思います。
そして
ネタ番組と言えば…

4位。

THE MANZAI2011が相当良かった。

ショーレースはそれだけでワクワクする。
芸人ウォッチャーとしての血が騒ぐ。
それでいて
今までは
落ち込んだりもしていたのです。
M-1では点数が出るでしょう。
その場でイチイチ胸がえぐられる。
でもそんなことはTHE MANZAIの裏側でももちろん
予選で敗退していった芸人さんたちに
起こってきたことなんだけど
それでも
そういうのを
テレビのこっちで感じなくても
こんだけ面白くなるんだ。
って気付けたのは大きなことだと思います。
あと
Hi-Hiね。
好きになったよ。
妹が訪問したときに見せたら
「はげ スペース めがね クリック」
で大笑いし、
それ以来
このやり取りが流行ってます。
何か調べたいときに
「クリスマス スペース チキン クリック して」
です。
みんなも使ってる?
まだの方はぜひ。
それから
キングオブコントで
鬼ヶ島が
大躍進したのも嬉しかったです。
なんせ鬼ヶ島はいつだって素晴らしかったですから。
大学の時に人力舎ライブに通っていたのは遠い昔です。
CUBEのファンでした。
チャップメンもアメデオも印象にちゃんと残るコンビでした。
ずっと同じところにいるような印象だったのに、
先日の鬼ヶ島ライブではすごい注目度なんだなとツイッターを見る限りでは思いました。
ラブレターズ、トップリードという才能ある若手の芸人さんを知ることができたのも
収穫でした。

というところから。

3位。

ウレロ☆未確認少女放映。

テレビ東京の深夜に
シチュエーションコメディ。
バカリズム、劇団ひとりに東京03。
と、早見あかりさん。
東京03とバカリズムの番組がみたい。
という欲望と
東京03でシットコムが見たい。
という欲望を
誰かがきいていたのかしら。
いやたぶん03ファンの共通の願い?が
届いたのか分かりません。
こんな日がくるなんて。
と感慨深いです。
ほんの数年前まで
単独のDVDを出すのも
苦労していたのです。
どうやら
お笑いファンのひとびとが
相当この番組を褒めている(ような印象)で
とっても嬉しい半面。
言いたいことがある。(また?)

東京03は
あんなもんじゃないんです。
東京03の面白さを知っているため、
わたしはフラストレーションがたまっている。
それは
キャストのバランスとか
話の流れとか
ゲストとの絡みとか
いろいろあるのは分かるけど
あれで
最高
と思われては困ります。
どうぞ単独ライブを見てほしい。
DVDになってTSUTAYAに置いてあるから(この事実も!?)
ちょっと見てみて、
「あ、まあまあいいじゃん」と思いましたら、
ぜひライブに足を。
ライブにはDVD以上のものがあります。

ファン心爆発でスイマセンが、
これって
KOC優勝したときも
思った気がする。
あのネタで優勝?
待て待て
もっとあるぞっ。と。

劇団ひとりさんの揺るがないコントセンスに気付いた今年でもありました。

2位。

島田紳助氏引退。

これ、無視できません。
やっぱり。
引退してどうなった?
私はテレビが見やすくなりました。
意地悪で言っているのではなく、
純粋な目をして
言っております。
見せられないのが…って言えば言うほどだな。
それでもやっぱりわたしが高校生の頃は
すっごく面白かったんだよ。
て、おばあちゃんの昔話みたいで嫌われそうだけど。
私が見ていたのは
テレビの司会者としてメキメキ腕をあげている頃の紳助さんです。
オールスターとかをやる直前ですね。
大御所の芸能人にも隙を見て、笑いを取る姿は
ハングリーで格好良かったんです。

一応、書いたぞ。と。


1位。

今年もエレ片が面白かった。

もうネタがなかったから書いたわけではないよ。ちがうよ。
切ない事実もいろいろあるけど
今年も終わらず
来年も続いていくことに感謝。
ライブ
エレキコミックも入れて
今年は3回も行けましたし、全部しっかり面白かった。
エレ片のライブは
ラジオを聴いてなくても
モテナイなー
青春は一個も楽しくなかったなー
って人には
完全に心を奪われると思います。
「モテキ」見るのに
なんでエレ片行かないの?
と思うほどです。
童貞をイジラれてバイトになめられた新人マネージャーの話を聴いて
10年以上前のオンバトでの飲み会のときの自分に重ね
怒って泣くラーメンズ片桐さん。
こんな大人のラジオある?
来年はまたライブが
三月にあるそうです。
楽しみです。

ではあと
きっちり2回更新あるけど
今日はこのへんで。

おやすみなさーい。

エレキコミック バカフィルムギグ 東京公演

2011年12月23日 | ライブ
昨夜
チーマーが闊歩していると
かつて言われた渋谷まで
こわごわとライブに行ってまいりました。

エレキコミックの映像ライブです。
単独ライブ(発表会)を20回を行っているなかで
幕間の映像がたくさんあるので、
見せようではないかという主旨です。
幕間映像とは、なんたるか。
パンフ(なんと売っていたので買えました)
にとっても良い文章が載っていたので書き写します。

「発表会ではコントだけでなく、映像作品も多数誕生する。
 そのクオリティは、時に彼らのコントを凌ぐほどの爆笑を生む。
 観客の笑い声をBGMに、やついと今立は舞台袖で衣装に着替え、
 小道具を確認し、次のネタに備える。ロケもの、企画物、コント、ドキュメンタリー、etc……
 映像作品はこの11年で100本を超え、発表会以外のライブの為に作られたものを含めると
 150本に及ぶ」

今回は日本全国6か所の全国ツアー。
東京が千秋楽でした。
唯一の宣伝媒体といわれる
ツイッターの情報によると
東京は
またほかの場所とは違った内容
とのこと。

どうやら東京の客層を考えて
単独公演に足を運んでいる人が見ていないものを
選んでていたように思います。

地方のとはどこが違うか
わかりませんが、
東京のラインナップは以下。

・映像コント:不動産屋
・ドキュメンタリー?:KARAを踊れるようになろう
・幕間映像:カラオケで盛り上がれる合いの手(新作あり)
・販促CMのダイジェスト:似ているシリーズ(CMのパロディ)
・新作ロケ映像:愛知五色園
・新作?:グーグルマップにやついさんが
・ダイジェスト:ひどいシリーズ
・ロケ映像(未公開映像):大阪 須磨寺
・新作ロケ:愛知 田縣神社
・コント:やっつんクリーニング

全体的に寺神社が多い…。
けど、内容は本気でくだらなく
罰当たり。です。
ああちがった。
最後は
ち○こを祭っている神社なので
最初から
罰当たりではなかった。
子宝、安産、子孫繁栄です。
映像が流れている間、
エレキコミックのふたりは舞台の上下に分かれて
立ったまま解説をしながら
一緒にお客さんと見ていくスタイルです。
ふたりが楽しんでいて
映像そのものの面白さもさることながら
ふたりの人柄と、楽しませる姿勢が伝わる演出でした。
地方では
単独を見たことないお客さん向けに
また違う仕掛けをしたのだろうな
と思いました。
ふざけて高尾山に登って
奇跡の結末を迎える
ふざけ登山とか
きっと始めてみるお客さんの度肝を抜いたに違いない
と推察します。

このライブは
仙台、北海道、大阪、名古屋、福岡と全国6都市を回るツアーで
エレキコミックふたりを含めて4人で各都市の公民館などに乗り込む
といった
手作り感満載のツアーでした。
どうやら仙台からのお客さんの声にこたえて
はじめた
と聞き及んだんですが、
お笑いライブの在り方
って何かしら
と少し考えました。

イベント会社主催のものでもなく
劇場があるので来て下さい
でも、
単独公演をするので地方にも行きます
でもなく
届けられなかった映像を
届けるために
全国行脚。
あなたの街まで、参ります。Z。
です。

届けられるだけのネタのストックがあり
それを集めてライブにしようと企画する自信もある。
守りに入らないエレキコミックは格好いい。
お客さんを大事にしつつも
内輪な空気に絶対しないところが
ファンに媚を売らないプロとして素敵だ。
初めて見た人にも
長く見てきた人にも
必ず配慮する。
またチケット代以上のものを提供しよう
とするサービス精神も感じる。
あんなにふざけていて
くだらないのに
きちんとしている
と思う。

長くいばらで包まれた芸人の道を歩んでくると
こうなるのかな。
と思う。
かなり前の若い2人が出てた最初の映像を見ても
笑いのスタイルはまったく変わらなかった。
ただ、若いあのときの彼らにここまでのお客さんに対する配慮があったかな
と妄想する。
わたしはいまのエレキコミックが好き。
ウ○コチ○コ満載でクダラナイのに
きちんとしていて
もとから今までもこれからも面白いエレキコミックが。

いま人気の若手芸人さんを
見ていると
実力もあって面白くて
ちっとも嫌いじゃないけど
ファンにならないのは
何かがひとつ足りていないからだ。
いつも
まだ、いいか。
と思う。
見続けることに意義がある
のはお笑いウォッチャーとして心がけていることですが、
ファンとしての一歩を踏み出すのは
まだ早い。
と。
ずるいのかな。
と最近熱いファン談義を見て思ったりもしました。

エレキコミックの培ったものの大きさを感じながら
わたしは
こわいこわい
と渋谷を後にしたのでした。

ながながと
ファン話をすいません。

おまけ。

開演五分前に
走りこんだら
物販をやっていて
夏の単独で買えなかった
20回記念パンフが売っていた。
帰りは混むだろうと
近付くと
売り子はオクマンさんだった。
彼はエレキコミックの後輩で、ラジオではお馴染みのひとだ。
そんでもって前から「素敵」と思っていたので、
購入ついでに握手をしてもらおうと意を決して
言った。
しかし口から出たのは
自分が予想しているよりも2オクターブぐらい高い声だった。
「アクシュシテクダイ」
完全に裏返った。
緊張しすぎて。
オクマンさんは気さくに「僕でよかったら」とおっしゃってくださったが。
その恥ずかしさたるや。
でももとの声に戻すと
「こいつ裏返った」と思われる
と変な自意識がはたらき
パニックになった私は
その2オクターブくらい甲高い
目玉のおやじみたいな声の高さのままで
「ファンデス、アリガトウゴザイマシタ」
と吐息のような
声の圧力で言ったのでした。
恥ずかしさで死ぬかと思いました。
あーバカだなあ。
それで
ライブの終わりにやついさんから告知があり、
パンフレットを買ってくれた人には握手をします
とのこと。
いやいやいや冗談じゃありません。
オクマンさんであれだけ裏返ったら
声どころじゃ済みません。
可愛い女子もグループで来ているなか
おばさんが無理でしょ
はずいでしょ

勇気も出せず帰ってきてしまいましたとさ。
おしまい。

そうだ。
みなさま
メリークリスマス!

まだまだTHE MANZAI2011 in おかっちMC

2011年12月21日 | テレビ
今週のおかっちmcは
マジ保存版。

と思っております。
どうも、はなこばでございます。
たまには
こんな入りもいいですよね。

土曜日に
THE MANZAI2011が生放送されましたが
その収録終わりで
ナイナイと
出演した認定漫才師
それから
敗者復活枠で戦った
ワイルドカード組全員が
舞台上で
打ち上げ
という体で
グラスを持ちながらの収録です。

これがまた
見きれる芸人芸人
みんな良い顔をしているんです。
良い場面だけ羅列してみます。

月曜日は
ファイナルラウンドで戦った
4組を中心に
話をきく。

ナイツは惜しかったですけども。
土屋さんが
「でも最後の最後まで食い下がれたので…」
と大きめの声で言った後
ナイツ塙さんが
「西川きよし師匠、マジふざけんなよ…」
とみんなにツッコまれて
「すいませんすいません」。
パンクブーブー佐藤さんが
「そのきもち、わかる」
とどや顔で言った後、
塙「さっきまで謙虚だったでしょ」
と笑ってツッコむ。

岡村さんがHi-Hiに
「胸に刻まれましたよ
 お前の18年」放りこんでこい。
小さく「格好良かった」と。
パンクブーブーはHi-Hiの勢いが怖かったんでしょ
と矢部さん。
上田「もっと言ってええっ」
ある意味、決勝に火をつけてくれた。
と岡村さん。
カーテン、シャーとやってる?
についても
「あんなん、すっきやわ」
随分ハマったようで良かったねぇ。

千鳥。
東京に進出は
とふられて
ノブ「東京の関係者のみなさん、
   千鳥はスタジオ12000円ロケ8000円から行きます」
後ろの芸人さんも笑っていますが、
スタッフ関係者が一瞬映り
みんなすごい笑顔で大拍手をしていた。
この盛り上がりが
大会を支えたんだな、と心が温かくなりました。
さらに
決勝の雰囲気はどうだったのか
と聞かれて、
ノブ「僕らのこと知らんはずなのに
   フロアDさんが『フー!』
   って言ってくれた」
みんな口をそろえて、やりやすかったと。

火曜日は認定漫才師ひと組ずつインタビューです。

散々イジられ
結局しゃべれないエルシャラカーニしろうさん。
でウーマンラッシュアワーのバイトリーダーが
ちょいとツッコむ。

テンダラー浜本さんが
登場時グループごとにリムジンで待機しているときに
「Bグループ、仲ようなりすぎて」
変な感じになった。と。
BグループのHi-Hiが決勝に進む決定があったあと、
佐野アナの
「健闘をたたえ合っております」
という言葉から
カメラがスイッチングしBグループがHi-Hiを中心に集まって
肩をたたきあったりしていた映像がちょっと流れました。
あれはこれがあっての…と納得しました。
4組の接点ってそんなにないんじゃないかな
と思ったので。
そのあとの
白川さんの
朝起きてテレビから飛び込んできた文字が
「今年一番の寒さ」
だったというのが敗因
という
なんとも乙女などーちゃない話しに
Hi-Hi上田さんとパンクブーブー佐藤さんが爆笑する映像が。

博多華丸・大吉。
たけしさんに言葉をもらえたのが良かった。
たけし軍団にいつでも
という華丸さんに
大吉さん「わたしもブリーフ一丁で行きましょう」。
さらに大吉さん。
「M-1チャンピオン、あと9組いるんですよね」
「出てきてないですよね」(カメラ目線)
「こんなおっさんが出てんだよ
 みんな出ろよ」
格好いい~。
そして
華丸さんによる
恒例の乾杯の音頭でございます。
全文は以下。
「スカートとスピーチは短いほうがいい」
「さきほど、女房からメールがきまして」
「ぼくらの漫才で唯一、票を入れてくれた関根勤さんを見て
 下の娘が泣いたそうです、乾杯」
後ろの芸人大爆笑。
テンダラー浜本さん
「いろいろ話をきいてたら
 ますます、なんなん?あの話し」(と白川さんに)

磁石。
終わってから
ずっと泣いていたという永沢さん。
理由は
「楽しかったのと
 悔しかったのと
 Hi-Hiの上田さんが、がんばってたああ」
上田「どうもね!どうもね!」
岩崎「おれも頑張ってたよ」
最後の5秒締めで
上田「お前だけには愛されてたよー
   ありがとなー」
だって。

泣けちゃったよ。
個人的には
大吉さんの熱さのあとの
華丸さんのスピーチから
涙腺ウルウル来てましたけど。

芸人さんたちの緊張感から解放された笑顔を見ると
本気でこの大会に臨んだのだな
と加速度的に感動します。

そして
楽しいショーレースものには絶対ついて回る
終わって何日も経つのに
まだまだ
あれがどうだった
これがどうだった
といくらでも話せる
この状況が嬉しいです。

禁欲していたので
早くせ○ずりがしたい
と言った囲碁将棋根津さんも良かったし。
後ろで見きれていた2700のツネさんが
それに爆笑してたのも良かった。
ハマカーンもチキチキジョニーも皆良かったよ。

おかっちmc。
10月より放送されていた15分番組です。
悪ふざけ甚だしい

スタッフのチャラさぶりを
白い目で見ていたのですが、
大フィーチャーされていた
三田アナが
今週は
ひと言も話さないという好印象で
一気に見逃せない番組になりました。

今日も必見。
でわまた

THE MANZAI 2011 ネタ以外感想

2011年12月19日 | テレビ

THE MANZAI2011の番組感想です。
ネタ以外で思ったことを
だらだらと。

まずは
審査システムについて。

視聴者参加型ワラテンについて
かなり懸念していたのです。
こんなブログをやっていてなんですけど
視聴者なんかの意見をきいて良いことなんて
ほとんどない
と思っていたので。
その他大勢の意見なんて
まあまあな結果になりがちで
番組の軸がブレるのでは?と。
またファンの多さによる組織票の可能性も否定できない。

今回見て思ったのは
わりとみんな誠実に押している
ということ。
ネタ見ながらだと
考えながら押している暇がないんですよね。
私も参加したんですけど、
銀シャリに90点入れてました。あれ?
単純に押しやすかったみたいです。

それから
M-1とは違い
審査員は点数を入れるのではなく
一番面白かったコンビに投票するという制度。
点数にするとそれなりの評価が芸人に与えられるけど
投票制だと、1組に集中しやすく、ダントツや0票と
明暗がぱっくり。
あれではかわいそう。
という意見をちらほら見聞きしました。

まあそれもそうだと思いますけど
あと何か言うとすれば(何でわざわざ…)

審査員に言い訳を与えなくて
いいよね。

同点にして逃げる
という選択肢がなくなる。
「あの審査員はこういうタイプの芸人やネタには厳しい」
などと
視聴者にとっては妄想、
芸人にとってはレース対策がしずらいのも良い。
切り捨てる感じで厳しいけど
すっきりしていてわかりやすい。
これだけ書いて
なんだよと思われるかもですが、
審査システムに文句はありません。

その他出演者陣について。

肩ひじ張らない柔和な司会のナインティナイン
必要以上に厳しいコメントをしない審査員
たけしさんのやさしいコメント。

嫌な緊張感がない楽しい空気の演出に
一役かってましたが
何より良かった
と思うのは
爆笑問題の登場です。

ドッキリ的演出で
隣のスタジオにいた爆チュー問題の格好したふたりを拉致。
裏番組に出ているたけしさんの変わりに
ファイナルラウンド4組の漫才を
国民ワラテンと一緒に振り替える
というところから最後までいました。
突然連れてこられたため
そして審査する重荷もないため
最初はあれこれ言ってたけど
ネタが始まるや
大いに楽しんでいた。
会場に座っている芸能人の笑いを
全部集めても比べ物にならないくらい
だれよりも笑っていた。
年末の検索ちゃん祭でも感じる事ですが、
漫才に対する
芸人に対する
ひいては笑いへの惜しみない尊敬と愛情が
画面いっぱい映っていました。
漫才を長くやってきた爆笑問題がこんなに楽しんでいることが
この番組を後半楽しくさせた要因だとさえ思います。

その他総評。
ネタ番組として大いに楽しめたTHEMANZAI2011。
こういうレースものをやると
だいたい文句言ってくる低俗な…(おっと失言)
もとい真面目で無粋なひとたちがいますよね。

全部エンターテイメントだっちゅーの。
スポーツじゃありませんことよ。

と言いたい。
基本的に笑いに順位なんてつけられないのさ。
絵画や音楽に1位を決められないように。
でこれはどういうエンタメだったかというと、
漫才を勝負形式にして
最高の16組のコンビを選び出し
最高の漫才を見せる番組だったんです。
視聴者側は審査の心を捨てなきゃなりません。
どうなろうと
選ぶのは自分ではないし
誰か特定の人が選ばれようが
自分のNo1は揺るがないのだ。

毎年毎年同じこと言って
すいません。
見どころはだれが1位になるか
というところ以外にもいっぱいある。
悲喜こもごものドラマを見よ。
芸人さんたちの熱さを見よ。
技術とたたずまいとその才能を見よ。
それがちゃんと全部画面に映っていたじゃない。
というわけで
来年も見たい。
M-1と比べて人数を多くしたことにも
ネタにバラエティが出て
良かった。
来年時間の関係で減ったりして。
いやいや、来年もお願いお願い。
今日のおかっちmcが
楽しみだあ。
では。

そういえば
本日
金総書記が死亡しました。
あ!
と磁石の漫才を思い出して
THE MANZAIのことを
職場で話すことができました。
総書記系拍手。
ねえ、これ大会がニュースの発表前で良かったねえ。
後だったら、
ネタに入れられないもの。

THE MANZAI 2011 全ネタ感想

2011年12月19日 | テレビ
THE MANZAI 2011感想
4時間もあるのっ。
と番組欄を見てびびったのは私だけではないでしょう。
しかし実際はあっという間でした。
ショーレースものにとって一番大事と私が考える
笑いに対する熱さとリスペクトがふんだんに盛り込まれていて
優良バラエティ番組でした。
いろいろな心配をよそに、
力の入った演出を見た
という気がします。
いつも以上に「どこから目線?」感が爆発していますが、
ご容赦いただき、
全ネタ感想に移りたいと思います。


・ダイノジ
携帯にて参加できる視聴者採点システムの試験的役割として
30位と堂々発表のうえ登場。
おもしろかったし、格好よかった。
ダイノジを絶対に嫌いになれない。
とこういう瞬間に良く思います。
芸をするひととしての立ち姿と
たけしさんの評価もうれしく、
そしてこの演出によって
トップバッターは
演者、会場ともに固い
という事態を少しでも回避した。すごい。


~Aブロック~
・囲碁将棋
ネタ合わせサボったら1万円というネタ。
ほんわかしながらも上手さをしっかり出せてた。
シュッとして格好いいし、
クールに見えて内側燃えたぎる感じが露出があれば、
ファンが増えるんではないか。
逆に灰汁の強い組の後よりも
記憶に残って良かったかも。
だれかの目にとまり、スターになる日も近い?

・チキチキジョニー
生まれ変わったらどの女優になりたいか。
実名をあげて、
そのウィークポイントを毒舌であげ、
「お前がいうな」
で落す。
わたし、感動しました。
漫才自体の構造は、
ぼやき漫才など古くからあるパターンなのに、
未開の地に踏み込んでいる気配がして
ぞくぞくした。
北川景子は何見ても一緒
上野樹里は男ウケがね
など、女性しか汲み取れない絶妙な悪口で
女子だけ集まると
このレベルの話はいくらでもしてるんだが漫才で聞いてびっくりする
ってことは、よほど誰も公言してないんだと再認識。
司会のナイナイの驚いた顔と、
たけしさんの「ナイツかチキチキジョニーかと思った」が印象に残り
爪痕を残しました。
忘れていけないのは、漫才のレベル高いってことです。
毒舌を言うだけなら
過去M-1の1回戦を見に行って素人がいくらでもしたり顔で言ってる。
毒と同じだけの技術があって、はじめて聞くに値する。
意外と言葉はソフトなのよね。
印象は強烈なのに。

・ナイツ
歌が好きでね。というネタ。
前半、青山テルマあたりまで
いつもの感じかなとゆうるり見ていたら
あむろファミリーあたりから
いや、
布袋のモノマネあたりから気配があって
後半、言葉を含めすべてにおいて
加速度が尋常じゃない。
このネタはなんどか見てるのに
やっぱり引き込まれる。
ボケも全部良いけど。
布袋が強い。
あの強かったボイミツガールがっ。
といったツッコミ好きだ。

・磁石
中学時代と反抗期の息子。
やっぱ面白い。
ネタ自体はそんなに目新しさはないものの
1個1個がちゃんと面白い。
ただナイツの強烈なネタの後で
味が薄く感じるのが残念。
これ順番逆だったら?
関係ないか?

~Bブロック~
・Hi-Hi
この日、いちばんの感動。
引っ越しのネタ。
勢いと間がすべていい具合に作用して
スカッと
まあ格好よかったんだ。
ボケの種類はだいたいベタなのに
表現がありきたりではない。
私の好みです。
レッドカーペットで見た時は感じなかっ自由度を感じました。
見返して思ったのは
登場前の上田さん号泣のVTRが利いているよな。
なんだか真面目そうで良い人そうだなあ
と好感をもった瞬間に
あの軽くて明るいの来ちゃったから。
ギャップと好感度上乗せで、ぐっときた。
あと、国民ワラテングラフ(視聴者審査)を見ていて気付いたんだけど、
技法でいうところの「緊張・緩和」が
すこぶるハマっていた。
この1回目のネタでは
「いま、なんっつった?」からの
「あれじゃなんで笑ったんだろ」が私のピーク。

・テンダラー
映画だったらよくあるよねのネタ。
時代劇の
♪タカタータカタタカター♪
効果音
真似したくなるねぇ。
やればやるほど
おかしくなってくる。
顔がしぐさがいちいち腹立つ面白さ。
しつこいよ
と思いつつ、涙流して笑った。
何度やってもブレないの。間とか言い方とか。
これはやっぱり芸歴のなせる技か。
こういうのもさ、
漫才の王道だ。
4分に詰め込めるだけ詰め込む漫才もいいけど
こっちはこっちで
べつの豊かさがあるではないですか。
こういうネタM-1では
ウケただろうかと妄想する。

・スリムクラブ
もう大体バレちゃっているところで
何を見せられるかを期待している自分がいて
早々にその考えを捨てるべきだったと反省。
これはこれで完成形で
やっぱりどこにもない漫才だと思った。
なぜ
なんのために
こんなにゆっくり時間を使うのか。とか
内間さんが何を言うのか
注目して
結局それかいっ。
とか
視聴者の笑いのレベルも要求される。
結果、ハイクオリティ漫才。

・ハマカーン
ラーメン。
ハマカーンはすごいんです。
と知らしめることができただろうか。
いや、できたできた。
少々エンジンがかかり過ぎていた感じもするけど。
やっぱり上手だったもの。
もうずいぶんと見て来て
「そうそうそれね」と知っている身としては
もっと爆発しても一向に構わない
と身構えていただけに
はじめて見たひとたちの気持ちを考えるには
妄想を駆使しなくてはならないけど。
ポップさに加えて実力もあるんだ
と、ひとりでも多くの人にアピールできたら良い。
個人的にはレギュラー番組で見たい芸人1位だったんだけど。

~Cブロック~
・学天即
大河ドラマをやりたい。
辻口連之進…。(書いてみたかった)
歴史上の人物のパロディになっている。
意外性を期待しすぎたかな。
この順番でどうなることやら
と思ったけど、
それなりにしっかりしてた。
場数やネタの引き出しで
まだ発展途上という事前の予想どおり
ではあったけど、
それでも良かったです。
キングオブコントでも
記憶に残っているし
これからマークしていて間違いないコンビではあります。

・博多華丸・大吉
乾杯の音頭。
残念だったなあ。
めちゃくちゃ面白かった。
このコンビの漫才をお正月見るにつけ
味わいはあるけど、
はたしてショーレース4分枠に
納まる魅力かどうかと疑っていました。
ホントにあの時の自分に代わって頭を下げたい想いです。
「できる漫才(のネタ)には制限がある」
と、ネタ中のセリフでありましたが
自分を客観視し身丈にあった笑いをつくる
というのは
笑いの表現者としての基本で
盛るのではなく削ぎ落とし
長年磨かれてきた技術力で勝負した
芸人としてのすごみを見せつけられた気がした。
ああ格好よかった。

・アルコ&ピース
マリオの歌。
こういうのもできるのか。
と引出しの多さに舌を巻きました。
コントも漫才も
実に多角的。
才能あふれまくっているコンビです。
一瞬、距離を引いて出てくるセリフの
熱伝導がいまいちだったし、
この歌以外にひと展開あるのかな
と思ってしまったので
残念でしたが。

・パンクブーブー
ほんとにあった怖い話と
適当につくった長い話。
ファイナルのネタよりもこっちが好き。
もう4回見た。
面白いなぁ。
漫才の骨組みで
ここまで状況を表現しつつも
言葉遊びも巧みで
セリフ量は多いけど非常にわかりやすい。
後半、加速度という点でナイツ同様、
ショーレース慣れしている感じがありました。

~Dブロック~
・エルシャラカーニ
なごり雪。
鳩がいっぱいでてくるの
好きだ。
念願の漫才をこの時間に見ることができた感動。
あとすごく良かったよ、この日のエルシャラカーニ。
キャラが浸透していないうえで
どうなるかなという心配をよそに
なにひとつ悪いところを見つけられない。
次につながりますように。

・千鳥
温泉の予約。
言葉のチョイスに世界観が左右されるってことを
まざまざと示された。
知前和歌山
紅引き
いのしし鍋。
もともと大好きなんですけど
独特の千鳥臭が今回も炸裂していた。
白平(はく・べい)。
何度も言いたくなる名前です。

・ウーマンラッシュアワー
バイトリーダー。
このネタが来た時に
ちょっとザワザワが。
そんなにみんな待ってたのか。
このネタ好きだよ。
面白いよ。
でも個人的な意見として
耳が悪いのか年のせいか
1分いや2分で聞き取ることが限界になってくる。
と去年のM-1準決勝のときに思ったのだが、
今回はテレビだからか
それとも渇舌がよかったのか
まあまあ最後まであきらめないで
聞く事ができた。
ポップさからこちらもスターになる可能性大。

・銀シャリ
犬のおまわりさん。
テンダラー同様
こういう王道に見えるものでも
見ていて楽しいのは
やっぱり現場の雰囲気が
すごくいいんだな。
と思えました。
いろんなネタ見たいもん。
銀シャリは
なん回りも大きくなった気がしました。

~ファイナルラウンド~

・Hi-Hi
憧れているもの。
2本目の最初からぐっと観客の心をつかんでいて
ネタに入る前から
すでにニコニコとなりました。
1本目で会場も自分もすっかり魅了されたことに気づいた。
北斗の拳をやりたいといって
自分は主役をやらない
というボケは(理屈っぽくてすいませんね)
あとのナイツのネタにも同じ種類のものがでてきますが、
こちらの場合は
たっぷり間をとって完全にだまされるやつ。
その裏側までも言っちゃう。
間とキャラが要で好感が持てた。
ってあたし大好きだな。このコンビ。

・ナイツ
ドラマのやつ。
途中まで冷静にうんうんまあまあ
なんて
と思っていたけど
やっぱり後半に放り込んできた。
Hi-Hiは後半にかけてノンビリになったけど
ナイツは(たぶん作戦で)前半ノンビリなんだろう。
面白かった。

・パンクブーブー
新聞の勧誘。
こちらも後半にまくしたてるように
詰め込んできた。
そして毎回思うけど、練りに練った跡が見える。
謝るくだり
いくつくらい持ってるんだろう。
ナイツよりはスタートダッシュが早い。
コントに入るタイミングとかも
くすぐりをざっくりなくしている。

・千鳥
ゴルフクラブの通販。
電話でのコントへ入るくだりで
みんなが「白平」を期待した。
でも実際、このネタに白平さんは登場せず
あそこアドリブで入れたのかもしれない。
結果ぎりぎりセーフだけど、
前半に入れなかった理由はなんだろう。
特に深い意味もなく、
後半も台本かもしれないけど。
蒸し穴子。
言葉のチョイスがいつもいいよなあ。

以上。
全ネタ感想でした。
書いていて、まあ楽しかった。
長くなりました。
だので
記事をふたつに分けようと思います。
続きは
番組全体の感想です。
お暇な方だけどうぞ。

THE MANZAI 2011前日の予想

2011年12月16日 | テレビ
あー楽しみです。
ぼんやり予想でもしてみようかと思います。
予選をみていたら
もっと
いろいろ書けるでしょうが
こればっかりは
芸人さんの勢いとか
生で見ないと感じることができないので
まったくの戯言と思って
これに
賭けたっ
と馬券買いのような軽いノリで見ていただければと思います。(若干失礼?)
今日は何の主張も怒りもありません。
いや、ないはずです。たぶん。

決勝16組が戦い
4組にしぼられます。
そんでもって
優勝。
を予想します。

Aブロック ナイツ
Bブロック ハマカーン
Cブロック アルコ&ピース
Dブロック 千鳥

いや迷う。
とくにBブロック。
ということで
次点予想。

Aブロック 磁石
Bブロック テンダラー
Cブロック 博多華丸・大吉
Dブロック エルシャラカーニ

このなかで
優勝は
ハマカーンでどうでしょう。
えーー
どう?

このなかで
一番最近、生で漫才を見たのは
テンダラーです。
なんばグランド花月で。
地方から来た客の想定になってみれば
「ん?」
と思う出演者のひと組だったのですが
持ち時間たっぷりサービスしますよ
とばかりに、
自分たちの空気に持って行ったところから
ネタに入る見事な腕で
そこも余裕で茶化したりして
感動したのでした。

ただ
長く漫才をやってきた芸人さんが
どこまで新しい大会で勝負できるか
また
同様に
ライブで確実に腕があり
ファンが多い東京で活躍する芸人さんが
いつもの力をこの大きな舞台でどれだけ発揮できるのか
未知数であります。

だから必然的に過去のM-1とかで
しっかり仕事をしてきたひとを評価する形になりましたこと
ここにお詫びします(?)

こういうふうにショーレースで
横一線に並んでいるとき
本当に面白くて腕のある
決勝にいくべき芸人さんは誰なのか
テレビ見ているだけでは
ネットをウロウロしているだけでは
どーしても
どーしても
分からない。
実際、
ライブに足を運んで
間近でみないと。
それも
ひとの判断ではなくて
自分の目で間違いなく確かめることが重要です。
芸人さんを審査せよ
というのではありません。
劇場と芸人さんとお客さんのあの場の空気を
感じることが重要なのです。
空気を支配できる芸人さんかどうか
というのは、その支配が行われているその現場にいないと
分からない。

ほらよく、
テレビで売れている芸人さんが
ショーレースに出ますよね。
テレビではちゃんと面白くて実力もある
なのに、
決勝残っていない!
なんてことが
よくあります。
テレビ見ているだけだと
納得できないような結果だけど
予選やライブに行くと分かります。
いくら面白いネタをつくって
華やかなオーラを持っていても
空間を支配できずに
ドン滑ることなんて普通のことなんです。
間とかコツとか些細なことだ思うんだけど。

テレビが見せている面白さなんて
ほんのちょっとのことなんだ。
と、
サンドウィッチマンが敗者復活から優勝した2007年のM-1で
確信した覚えがあります。
テレビに映っているのは
その映像をつくっている一握りの人間が選んだものだけ
なんです。
その一握りの人間を
あたしゃもう信用しませんぜ
と思って以来
本来「笑うこと」の最良の方法は
生でライブを見ることだと思っております。
実際、家庭の事情により夜のお出かけはほぼNGのため
あんまり行けていないんですけど。

今回そういったライブシーンで
活躍してきた芸人さんがたくさん出ていて
嬉しく思います。
選んでないからって
好きとか嫌いとかないし
みんながんばれー
やれー
と応援モードで見ているのだけど。

明日は7時少し前から
テレビの前に正座
というところから
逆算して
行動を計画しております。

それではまた
何か書きたいことが出たら
号外更新するかもしれません。

「テレビに最も出ているタレント」ランキングから芸人の今を考える

2011年12月14日 | テレビ
オリコン2011年「テレビに最も出ているタレント」ランキング
が発表されました。

世間のランキング好きを横目に
こういう情報に興味がないので(よってアンテナは鈍い)
いつもなら
ふううん
で通り過ぎる私ですが、
ふと思いついちゃったことがあるので書きたいと思います。

まずはランキングは以下です。

1位有吉弘行
2位ビビる大木
3位テリー伊藤
4位加藤浩次
5位オードリー
6位ピース
7位大島さと子
8位タカアンドトシ
9位フルーツポンチ
10位土田晃之

今年の11月30日までの1番組を1カウントとする。
どの方もほぼ1日1回、いやそれ以上テレビに出ています。
アナウンサー、ナレーション、再放送などを抜かす等々、
カウントの仕方も書いてありましたが割愛。

芸人さんだけ抜き出してみます。
有吉さん
大木さん
加藤さん
オードリー
ピース
タカトシ
フルポン
土田さん

これを見てわかる事は
いまのテレビ芸人の傾向です。

個人名とコンビに分けるとそれぞれに共通点があります。

まず個人名の方たちは
相方が芸能界を止められています。
プラス
テレビタレントの前段階である
芸人としてコントや漫才、もしくはギャグにおいて
記憶に残るものがない(私基準で)
ということ。

次にコンビの方々。
オードリー、ピース、タカトシ、フルポンは
ネタを披露する番組において目立った過去はあるものの
どのコンビも1位を獲ったことはない
フルーツポンチの場合は、レッドカーペット、スリーシアターが
ブレイクのきっかけかと思うのですが、
一般的に見て一番目立つコンビではなかった。

で、これが何か?

極論で物を言いますが、
結論はこれです。

最良のネタを持っていることと
テレビで売れるって事は関係ない。

ということです。
テレビに出るための
方法
についてフォーカスを置くと。
です。
一個一個のクオリティとか
そのほかのことで濃く活躍することを
論じているわけではありません。
あくまでも
テレビに数出ることの方法論として。
「論」「論」うるさくって申し訳ない。
(さていま、何個目の「論」でしょうか?)

数出ていることが売れてるとは思いませんが、
テレビに出ることと
いいネタをつくり続けることの
関係性は
ランキングを見ていると
感じませんよね。
どうですか?
ライブで
高クオリティのネタをつくる芸人さんって
なんとなく
芸人として

というイメージのある芸人好きのわたしとしては
これは
うーん
と唸りました。
(自分で思いついて自分で唸る)

どんなに面白いネタを思いつこうとも
面白く演じようとも
きっかけにはなるかもわかりませんが
そこからテレビに出続けるには
それ以外のところでコツをつかむ
必要があるんじゃないか。

もちろん面白いネタをつくらないと何も始まらないかもしれませんが、
テレビに出て活躍したいと思う芸人さんは
いまのテレビの現状を思うと、
それ以上に
また
上乗せではなく
別の技能として
訓練鍛練しなくてはならないことが
たっくさんある。

先ほど良いネタをつくる芸人が「上というイメージ」があると書きましたが
ランキングに入った人たちは
テレビにおいて楽をしない
手を抜かない
優秀な芸人さんばかりです。

才能やプロとしての姿勢に加えて
とにかく汗かいて働いています。

テレビ出て
お金もらっていいな
ってことではなく
芸人としての度量がどれほどなのか
あるていど
少しは
このランキングから
分かろう
ってものです。
あくまでも芸人だけの話ですが。

あと数日でTHE MANZAI2011という番組で
今年度の漫才師1位が決定されます。
優勝賞品はお金ではなくて
レギュラー番組と
さまざまなフジテレビ番組への出演権
だそうです。
どうぞ面白いネタをつくる漫才師が
称号に踊らされず、
売れ続ける為のノウハウをこれでつかみますように。

え?売れなくてもいいって?
まあそれならそれでいいけどさ。
ただ笑いに集中するためには
ある程度、金銭的支えも必要でしょう。

また
わたしの理論に基づくと
2位以下になろうが、
チャンスはゴロゴロと転がっているってことになります。
もともとつまらない人など出ていないのですから
すべてのひとに同じだけのチャンスがあります。
このきっかけをモノにできますように。

だから
まあ
なんだ。
って話しだけど
無理やり話しにオチをつけるとするならば
THE MANZAI2011で
優勝=日本一面白い=売れる
って構図に疑問ってこと?
要するに真面目に考えない。
大会を楽しむっ。


それからランキングについて
いよいよ有吉さんの素晴らしさが
鈍いテレビ視聴者にもバレてしまい
もう一個上のステージに行っちゃいそう。
と思っております。
おめでとうというべきなのかどうか…。
実質仕事のできる働き芸人No.1ってことで
納得のランキングですね。

THE MANZAI 2011 決勝トーナメント組み合わせ挑戦会

2011年12月12日 | テレビ
THE MANZAI2011開催まであと5日となりました。

M-1の次のショーレースとして注目されている今大会。
先週の土曜日、
『トーナメント組み合わせ挑戦会』
と銘打った番組が生放送され、
この大会の全容が少しわかってきました。

予選大会で獲得した点数をもとに
上位15組と
16位から25位までの中から選ばれた1組、
計16組が
それぞれ4ブロックに分かれてネタを披露。
ブロックのなかで勝ち上った1組ずつが
優勝にむけてさらにネタを披露する構図です。
勝ち負けの決定は
審査員の投票制。
どうやら9人いて、全部で10票。
そのうちの一票は視聴者参加型のシステムで1位をとったコンビに入るらしいです。

土曜日は何が行われたかというと、
予選の成績が1位から発表され
1位から優先的にどこのトーナメントに入るか(ネタの順番)を選べる
とのことでした。

組み合わせは
以下の通り。
ネタの順もこの通りです。

Aブロック
1囲碁将棋(15位21ポイント)
2チキチキジョニー(11位24ポイント)
3ナイツ(6位27ポイント)
4磁石(2位30ポイント)

Bブロック
1Hi-Hi(14位22ポイント)
2テンダラー(7位27ポイント)
3スリムクラブ(4位28ポイント)
4ハマカーン(3位29ポイント)

Cブロック
1学天即(9位26ポイント)
2博多華丸・大吉(13位22ポイント)
3アルコ&ピース(10位26ポイント)
4パンクブーブー(1位40ポイント)

Dブロック
1エルシャラカーニ(12位24ポイント)
2ウーマンラッシュアワー(8位26ポイント)
3千鳥(5位27ポイント)
4ワイルドカード

上記の組み合わせ
また番組全体を見ていて
楽しみになってきました。
やっぱり
スター揃いですから。
Aブロックからやばいです。
ネタの予習しようかしら
と思います。はい。

ネタ順を決める前に、
決勝へ進出決定の連絡を
直接本人たちに招待状を手渡しすることで発表する
プチドッキリVTRが流れました。
A5くらいの銀色のカードを裏返すと
(これは↓たぶん)
「THEMANZAI2011決勝進出、決定しました。
 最高顧問ビートたけし」
と書いてあります。
これ、
とっても良い演出です。
決定の瞬間、
本人たちの表情などから
少ない時間ながらもその人となりを見る事ができた。

同居人が映ってしまって3人組のように見える囲碁将棋とか
青いダウンジャケットを着ているエルシャラカーニとか
お風呂に入っている途中で渡されたので真っ裸のパンクブーブーとか
ハマカーンは浜谷さんの自宅で、パンをもぐもぐしながら玄関先に出てくる神田さんが
映っていました。
芸人の素の表情フェチとしてはたまりませんよ。
特に良かったのは以下の三つ。

Hi-Hiの上田さんの男泣き。
顔をくちゃくちゃにして口を押さえて
我慢してたけど泣いちゃってる。
もう完全に。
まじっすか
ほんとっすか
と繰り返し
いつまでも信じられない様子。
最後にはへたりこみ
「誰にも愛されてこなかったんすよ」
よかったなあ。

同様にチキチキジョニー。
ここは
VTR全部が良かった。
まず封筒と思って
石原さんが
招待状をやぶってしまいました(実際は裏に書いてある)
その後びっくりして泣きながら
「バイトでめっちゃ怒られてぇ」
「会社からアンケートあるからって来てって言われて」
そしたら
「またバイトから電話かかってきて」
「怒られに帰って…」
今日は嫌な日やなあと思ってて
「こんな良いことないです、もう…」と。
最後に顔を隠したから
どうしたのかと思ったら
小さく「綺麗に映りたい」
すっぴんだったそうです。
…うんでもあんまり変わらない?
画質の問題かな。

最後は博多華丸大吉。
です。
福岡県知事との昼食会前に
料亭に先回りして招待状を渡します。
ベテラン感このうえない設定にも笑いましたが
招待状に
ふわああああ
とよろける二人のリアクションが大きく。
大吉「どうしよう華ちゃん」
ふたりは「THE MANZAI世代ですから」とのことで
たけしさんの名前の大きさに
大吉「うれしいよりもちゃんとできるかな」
華丸「あんちゃんたちおもしろいねえと言われたいです」
とのこと。
うれしさひとしお
な感じが胸にじんときました。

ベテランも中堅も若手も
苦労したひとの
嬉しさは
こちらに響きまくりでございます。

テンダラーも
何度もやめかけた
という感動話でしたが
軽い扱いで面白かったので
…それも良かったです。

やっぱり大会もの
って好き。
だって日の目をみなかった芸人さんたちに
スポットライトがあたるもの。
芸人やってて
よかったあ
って心から言われると
もうグググと来ちゃうの。
それにワクワクします。
ドラマが見たいっ。
そしてこのメンツだと
ドラマを期待できるっ。

どうぞ
滞りなく
盛り上がりますように。
今週の土曜日だわ。