笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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霊長類なめんな

2008年11月29日 | テレビ
「織田裕二の所属事務所から民放各局にモノマネ規制要望が通達される」
という記事が。
山本高広モノマネ自粛か?

様々な人が感想を述べていますが、
私の意見が誰ともかぶらなかったので、
書いてみようと思います。
かゆいところは自分で掻く女。
ポリポリ

Wikiに詳しいのでそのまま抜粋。
"2008年11月には織田裕二の所属事務所から民放各局に
「物真似を企画される際には、
(真似される)本人のイメージを尊重していただくような
ルール作りをお願いしたい」との通達があった事をうけ、
アメーバニュースは
「事実上の禁止宣告、と言っていいだろう」とこれを報じた。"

このニュースの要点。
織田裕二(とその事務所とファン)側と
山本高広側
(山本くんにはこの対立構図は迷惑でしょうが)
の溝は、
それぞれが持つイメージの溝だと思います。
世間が織田裕二に持っていた、
ちょっとした違和感。
たとえば、
世界陸上での変なテンションとか、
微妙なコメントとか、
ロマンチックすぎる歌とか
を、
山本さんは見事にくみとってネタにしました。
それを失礼だと思う人々は、
きっと織田裕二側が発信しているイメージで、
織田裕二を見ている人々だと思います。

ただ、
山本発信のイメージを指示する人が、
思ったより多くて、
織田側は驚いたのだと思います。
夏頃、織田さんのコメント
「僕は笑えない。これで彼は食べていけるのか」発言にも、
それが現れていて、
織田さんは
あのモノマネは自分とは似ていないし、
世間も相手にしないだろうと思っていたのではないでしょうか。
でも
山本くんはテレビまだまだあのネタをやるし、
一般にもガンガン浸透していることを驚異に感じた。
それゆえの上記の通達に至った。
と考えられます。

織田側が
世間に自分はこう思われている(もしくは思われたい)イメージは、
Wikiで分かります。
たとえば
"「夢を壊すと悪い」という意識や、
自身が公私混同を嫌がっている事から
極力プライベートを明かさない努力を保っている。"
とか
"大森一樹監督曰く「日本映画界で数少ない、名前で客を呼べる俳優」。"
同様に、
"2007年12月公開の映画『椿三十郎』の森田芳光監督の「今、映画スターといえば織田裕二しかいない」との発言。"

要するに高倉健ですね。
織田裕二の周辺世界では、
こういう人ということになっているし、
そういうふうにしておきたい。

そう考えると実にお気の毒です。
たぶん先々で、
意味なく「プッ」とか吹かれてしまうのでしょう。
私も織田裕二が世界陸上でどんなおもしろ発言をするのか、
楽しみでしょうがない。
陸上に全く興味ないのですけど。
織田裕二を笑うために見るなんて、
モノマネ以前には考えられなかったことです。

モノマネのせいで世間がイメージを変えた。
山本が邪魔だ
という理屈で所属事務所はきているでしょうが、
もともと
みんなの心にあった祐二像を山本くんが具体化した
のだと思います。
だからこれだけみんなの心に届いた。

キターといえば、
ちょっと前まで「電車男」でした。
でも今は織田裕二以外考えられません。
今までより
ずっとクッキリ織田裕二を見ていますので、
変なことをするたびにネタにして、
ツッコんでほしいです。
個人的な願いです。

このまま自粛となれば、
とってもとっても残念。
祐二のおもしろコメントを見ても
モヤモヤしたままやないの。

モノマネですので、
テレビだけが活躍の場ではないと思いますし、
実力のある山本くんは
ほかのものでも(ケインも浜ちゃんも好き)
生き残るすべは
いくらでもあると思いますが。
織田裕二ほど
ハマッタものはないだけに、
正直さびしいよ。
と思います。

ただ
笑いは
しょせん笑いなのです。
人生の中の、
スパイスのひとつ、おまけにすぎない。
だからこの記事で、
「山本は前から失礼だと思ってたんだよ!」
という人も
「織田は器が小さい!」
と怒る人も、
なんだかなぁ
そんなことでイチイチ声を荒げるなよ
無粋なやつらめ
と思う私です。
特にモノマネなんて
「しょせん」の部分を芸にしていると思うし。

だから
人気家業とあきらめて、
許してやってはくれないか。
織田さんの周辺のひとびとよ。


ぼんやり
ちっさく
言ってみるのが
私の意見。

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