笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

水曜どうでしょう 原付ベトナム縦断1800キロ

2014年01月31日 | 映画とかDVDとか
お友達夫婦から
おすすめいただいて
今更ですが
『水曜どうでしょう』を見ました。

はじめて…と言いますか
今まで
面白い面白いとは
小耳にはさんでいて
東京MXでも千葉テレビでもやっているし
なんどかチャレンジしていたのですが、
ちょっと
分からないなー
ついていけてないなー
とすぐに挫折していたのですね。

良さが分かる分からないの前に
理解ができない。
どうも見始める場所を間違っている気がする。

あんだけ面白いというひとがいるのだから
そうには違いないんだけど、
一度も見たことないわたしにしたら
入口が分からない。
どっから入ったらいいのか…。

今回お友達夫婦が『水曜どうでしょう』を面白いというので
上記のような意見を言ってみたところ
はじめての人にはこれがオススメ!
という
DVDを借りました。
持つべきものは
ガイドしてくれる友達!ありがとう。

この『原付ベトナム~』は
なんと
『水曜どうでしょう』レギュラー放送
最終回の旅です。

そして
もうひとつ衝撃だったのは、
出演者の大泉洋さんが若い!

2002年2月だって。

12年も前。
1996年から番組が始まっており、
6年の放送に幕を下ろす
というオープニングから始まります。

古いなあ
という不安感のうえに
4時間半の内容。長い。

お友達夫婦も長いと言ってましたけど、
「見始めたら、あっという間だから」
という説明を受けました。

見てみた。


あっという間だった。

面白い!
またお友達夫婦は「ほぼ『旅猿』」とも言ってた。

うん、『旅猿』のいいところふんだんに
入っている。
『旅猿』が真似したとは思わない。
でも、
こういうコンテンツがありだ
というのを示した番組内容でした。
お金なくても
面白いものはつくれるというのを
見せつけられた。

感傷的な場面は
ほかのシリーズを見てないわたしにとっては
あんまりピンとこないものの
これで
大手を振って「面白い」という意見に同調できるし
また新たなものも進んでみようという気持ちになりました。

かなり昔に収録したものなのに、どうしてこんなに新鮮に見ることができるか。

と考えながら見ておりましたら、
このDVDのなかで
大泉さんが
答えをお話になっておりました。

北海道テレビ放送の
ローカル番組として放送していたこの番組
口コミで面白さが伝わり、
全国のテレビ局に買われて、
各地で放送されるようになった。

そんな自分たちの6年前の映像をいまさら(当時)見て
なぜそんなに面白いと言ってもらえるのか?
気付いた。
新しいことなんもしてないから。
だから、古い映像でも新鮮に見られるのだ
と。

そうか。
と膝を打つわたし。
大泉さんが語ったそのときから
いまは12年後なんですが
未だに古さを感じません。
だって、ベトナムを原付で愚痴りながら
走っているだけだもの。

スタンダードの強さ。

ってこのことだと納得です。
王道にポジショニングすれば
いつまでだって面白いのよ。

わたしは
初めて見ましたので
たくさん見て行くとまた違う目で見ることができるのかもしれません。

でもでも
とってもオススメ。
旅猿のときもそうでしたけど、
その国に行きたくなる。

グルメもホテルも
美しい景色も
ほぼ紹介されていないのに
旅に出たくなるって
すごいよなあ。

では
みなさま良い週末を。
明日はエレ片ライブに行きます。
るんるん。

いろはに千鳥

2014年01月29日 | テレビ
新番組で
いや
いまやっているバラエティ番組ラインナップのなかで
いちばん楽しみにしている番組。
それが
テレビ埼玉でこの1月新しく始まった
『いろはに千鳥』です。

『いろはに千鳥』とは…
「実力派人気漫才コンビ“千鳥”」が関東初の冠番組として
埼玉内をロケしてまわる番組。
です。
グルメロケや地元のひととの交流など
もりだくさんの
街ブラものです。

大阪では
年間200本のロケを慣行していた
との触れ込みは
嘘ではない。
ものすごく納得。

ふたりの雰囲気や
ひととのやりとり
ポイントの拾いどころなど
適切かつ面白くて
最高。

ずっとクスクス笑えて
あと
埼玉っていいひと多いなあ
とほっこりする。
商店街の街ブラは
鉄板です。

なにか新しいことをしているわけではなく…

とご本人たちもおっしゃってましたけど
スタンダードの強さを見せつけております。

本当に実力派なんだなと思うのは
どちらから
突出して力があるわけではなく
ふたりとも同じくらいの力量で
それも
どっちもオカシイ
というところです。
こういう芸人さんは
信頼できるし、
見ていて安心。
すごいなあ。
あとコンビ仲って
こういうロケモノって大事ですよね。
ヤな感じが画面に出てこないから。

このコンビのファンである
と堂々と言える
そんな番組です。
だって
とっても面白いもの。

先週は川越にて。
雨で夜だったという
街ブラとしては最悪のシチュエーションながら
それを感じさせない
楽しさでした。
最後ふたりでおでんのこんにゃく食べながら
エンディングで、
これまた
ほっこりしました。

来週も楽しみ。

見ることのできる人は
ぜひご覧くださいませ。
毎週金曜日の深夜です。


さて
わたしの最近は
『怒り新党』も『アメトーーク』も
『白黒アンジャッシュ』も
ずっと見ずに
『水曜どうでしょう』のDVDベトナム縦断編を見ております。
4時間の2枚組。
面白い!
副音声も聞いちゃう。

よしもと幕張イオンモール劇場 カルチャースマイルクラブ 法律を楽習

2014年01月27日 | ライブ
こんなタイトルの企画が
わたしの地元
よしもと幕張イオンモール劇場で
午前中のイベントとして
開かれております。


チラシ…くっちゃくちゃや。

カルチャースマイルクラブとは…
「専門家と芸人、タレント、歌手による笑って学べるカルチャークラブ」
とのこと。
要するにカルチャースクールでやっているようなことを
専門家と芸人さんのコラボでやる
といった企画で
私が行ったのは
弁護士の先生による法律のお勉強ですが
ほかには、
天津木村さんの「幕張詩吟の会」とか
シルクさんの「美を楽習 メンタルDIET」とか
あとはCOWCOWによる「あたりまえ体操で人気者になろう」
などと言った企画が…。

午前中のお年寄りや主婦層をターゲットにしてるのかな。
値段も
1000円(イオンモールカードで800円)と
とてもリーズナブル。

さてさてそんなイベントになぜどうして
わたしが出向いたかというと
法律のお勉強
というわけではなく
司会がダイノジの大谷さんだったからです。

なんか…面白いものが見れるかな
と。
しかもこの企画だけはなんか主婦層にヒットしてない気がしたし、
あと
ダイノジ大谷さんに
このブログ…褒めてもらったという
義理を果たしに行きました。
(嘘、褒められたことを自慢したいだけです)

当日券でいいのかな?
と思ったけど念のために電話したら
人数把握のために
予約してもらうとありがたい
と言われたので
一応予約。

なんとなく予感はしていたけど、
受付のお姉さんに
「一番前に座ってください」
と2度言われたので
劇場に入ってみると
最初
お客さんはわたしを含めて3人でした。

法律に興味のある男のかたと
はじめてこちらにきてみたという年配の女性と
妹にもらった"KISS"のトレーナー着た小汚い私。

なんで来たかと聞かれましたので
ダイノジファンをアピールしてまいりました。

最終的に人も増えて
10人程度になっていたので
良かったです。

お話は
相続、就労(セクハラパワハラ)の話を中心に
ダイノジ大谷さんの
いつものコンサルタント熱が炸裂しておりました。

「ひとが少ないと燃える」
とおっしゃっていましたが
後ろの年配の女性が
「物知りねえ」
と感心されてました。

相続に関しては
2歳のときに捨てられた
お父さんと再会した話。
実の親子だと
そんな疎遠でも
相続の対象になり、
借金とかがあると
降りかかってくる可能性があるとのこと。

就労トラブルに関しては
よしもとのギャラの取り分や
女性芸人いじりの話し。

なぜか
ホルモン分泌の話しから
おっぱいのでかい県。
大地さんの性の境界線の話から
大地さんの欠陥住宅の話し。
SNSの市民革命の話(ウォルマートでの有機野菜を置くようになったのはSNSの力)
ココイチのすごさ
吉野家の店員の話
など
縦横無尽に
うんちくを面白く話していて
ふんふん
聞いちゃう力は
やっぱすごいな。
生で体感してしまいました。
いつものように引きこまれてきた。

あと
尖っているようでいて
実はやさしさが
全身から出ているひとだと感じたのは
どうしてでしょう。
パンチのあるチーター柄のジャケットを着てらして
普通の人ではないのは分かるのだけど、
芸人の色気なのかなあ。

もっと
後ろのほうに座って
他のお客さんがどう反応するか見たかったけど、
今回はお姉さんに義理だてして
1列目で堪能しました。

ありがたいことです。

ただ
こういうカルチャーと笑いのコラボでは
ひとは呼べないような気がするなあ。
だって
本気でカルチャー学びたい人は
ちゃんとしたところに行くだろうしな。
わたしのような
お笑いドスケベは
もっと
大谷さんのトークが聞きたいしなあ。

弁護士の先生は
イケメンでお話上手でしたけど。

どうしたら
もっと人が呼べるかなあ
なんて
アンケートとにらめっこして
考えてたけど
あんまりいい案浮かばずです。
大谷さんがまた幕張いらしたら
行こうと思います。

わざわざ幕張まで朝早くありがとう
と出演者のおふたりには言いたいです。

今度はダイノジの漫才見に行こう。

今見たら、まだスケジュールには出てないみたい。
ん?
笑い飯来るな、これは娘と行かなきゃ。



ネットラジオ「なみこば配信」第14回

2014年01月26日 | ネットラジオ
昨年から
死んだ目でダブルピースというブログをされている
作家の中山涙さんと
毎週土曜日8時ごろの更新で
15分間、お笑いについてネットで音声配信をしてます。

だんだん
いろんなことが慣れてきました。
そしてどれほど人に届いているのか
謎のまま進んでおります。

第14回のテーマは
中山涙さんが
「テレビに出演した思い出」
です。

YouTubeのアドレス↓

https://www.youtube.com/watch?v=HQFHGKSzlQE

なみこば配信 第14回 「テレビに出演した思い出」


内容は、以下。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2013年1月3日(木)テレビ朝日放送『激論!どっちマニア』新春スペシャル「関西芸人VS関東芸人」1時間半SPに中山涙さんが出演した思い出(トラウマ?)について、ご本人が語ります。

・K-PROの児島さんについて
・収録で爪痕は残せたのか?
・みんないい人
・ひな壇に座ってみて
・千原せいじさんのフォロー
・値踏みにさらされる芸人さんのすごさ
・バラエティに出演すること
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、
自分にひな壇に座るテレビ番組からのオファーが来たら
どうするだろう?
ってところから
これを聴くと
中山さんの話が
他人事ではないような気持ちになります。

また
音声配信の中で
わたしが
ちょっとだけ感じ悪い態度をとっているでも…なきにしもあらず。
素人のおばちゃん目線だと
おもって
お許しくださいませ。
あと知らないというだけで
友人の友人に対して
批判的な発言をするタイプの人間で
どうもスイマセン。
と謝っておきます。
この謝罪は
あんまり音声内容と関係ないけど。

ではまた~

有吉反省会

2014年01月24日 | テレビ
たびたび話題になるので
一応毎週録画にしている番組です。

テレビをあんまり見なかったお正月。
DVDデッキのHDD容量を片づけるために、
いろいろ見始めているなかで
旅猿
見終わったから
何にしよう
と、
『有吉反省会』を見始めました。
旅を感じたあとは
ゴシップ的なものがほしくなったの。
辛くなったら
途中でやめよう
なんて見始めて
おもしろくて
もう今週分まで見始めている。

去年の6月頃から半年分見た。

途中何回か録画に残っていないものもあったけど
ほぼ流れが見えた。

この番組は
いくつかの要素がまざった番組だと思う。

「反省」という大義名分で
昔の人気者を引っ張りだす『あの人は今』的な要素。
少し変わり者の大物や胡散臭い芸能人を出すツッコミ要素。
これから売れたい気満々のアイドルやグラドルたちに対するダメなやつ吊るしあげ要素。

ところで。
売れたいひと。
だけど、たぶんダメなひと
ってたくさんいるのね。
と最初は思ってました。
売名行為の見本市みたいだと。

誰もがモヤモヤしている
そこらへんのこと(読モ、カリスマ(嘘)ブロガー、乗っかり商法)に
見届け人のコメンテーターたちが
絶妙なツッコミを入れるのが見もので
博多大吉さんかバカリズム
精神科医とかの知識人枠のひと(これは三人以上の交代制)
友近さんか大久保佳代子さん
の三名と
司会の有吉さんの掛け合いが
この番組をとても面白いものにしている
と思っています。安心感はここから生まれてくる。

反省するひとの
危うさ
から緊張感がビシバシあるのに
MC陣の力量で番組が面白く動く。

それで満足していたのもつかの間。
最近は
「売れたいひと」よりも
「売れそうな人」を発掘しはじめてないか?
と思うようになった。
たぶん
誰にも言わずに結婚していた元AKBのアパレル社長の夫
モデルでダメなチャライハーフが
ヒットしたため(その後レギュラーになる)
この路線を開拓しはじめたのだと思いますが、
絶妙なラインをキャスティングするよなー
と感心しはじめてます。
いままでいなかったような人で
面白いひと
それで観客を魅了するようなひとって
いるもんだな
と。
決してアウト(アウトデラックス的な)な人ばかりではないのが
すごいです。

この番組、おもしろいなあ。
って半年分見てから
言わせてもらいます。
みんなとっくに気づいていたって?
すいません。

ところで
見届け人が最初かならず紹介されるのだけど
オアシズ大久保さんのコメントって
採用率が高い
といいますか、ほぼ使われているのが
嬉しいです。
三人分、紹介しているはずなんだけど
大久保さんだけのときが多い。
ほかのひとが面白くないってわけじゃないのだろうけど
ちゃんと結果を残しているのだなあと思うとほっこりします。

また
有吉さんの大久保さんへのパスが
すばらしく
有吉さんは大久保さんの良さがよくわかってるなあと
これまた嬉しいです。
勝手にすいません。
「有吉反省会のマドンナ」とか「No.1」とか
大久保さんをチヤホヤする有吉さんもいい。
ここのビジネスライクな男女関係
格好いいな
と思ってます。

それでは今日はこのへんで。
次はやっとこさ
お正月のSP番組に入ろうかな
と重い腰を上げる予定。

とりあえず、
『人志松本のすべらない話』で
村本さんがすべっていた
という情報が
そこかしこから入るので
見たいと思います。
お笑い仲間の情報から褒めることしか聞かないので
こういう情報
ありがたい
です。
では~

兵動・小籔のおしゃべり1本勝負in幕張

2014年01月22日 | ライブ
完売御礼のライブに行ってまいりました。

『人志松本のすべらない話』のMVPを2回とった
ご褒美としてCSフジで放送していた
同タイトルの番組の出張版です。
番組自体は現在終了しているようですが、
各地でライブをおこなっているとのこと。

矢野兵動の兵動さんと
よしもと新喜劇の最年少座長小籔千豊さんの
1時間20分のフリートークです。

互いに
話しをリンクさせつつ、
順番に約9つくらいのよくできた話を
話されていた。
あれは
最近あった自分の周りの話なのだろうな。
正月旅行のお話とか。

個人的には
兵動さんが
いちばん初めに話していた
新宿の金儲けをしたい若者三人組の話が
とても良かったです。
また聴きたいくらいです。

ふたりとも
よくよく客席を見るなあ
盛り上がりと
おしゃべりの度合いを
調整しているのだと
感じました。

小籔さんの子育てのシビアさに
自分と重なるところもあり、
あまりのワードの強さに
のけぞることも。

二十一、二(歳)の奴はだいたいカスですよ。
とか
テレビに出ているのは全員異常者。
など。

兵動さんは
身体的面白さがあることが意外でした。
旅館のフロントのおじいさんのたたずまいとか
前述の新宿の金儲けしたい若者の話し方
できるすぎるがゆえにゲイに見えるサラリーマン
でてくるひとの
形態模写というのか
おしゃべりと
身体性によって
伝える能力が高い。

異常者という小籔さんの意見を半分納得し
でも
能力の高い大人たちだなあ
あこがれるなあ
って思っていた。

客席は
サラリーマンの人や
年齢性の高いひとも多く、
大人の雰囲気でした。

気負いを感じず
見ているこちはら安心感があり、
ノーストレスで
いつまでも聴いていられる
勿体ない舞台でした。
2500円は安いよ。

喫煙者のため
タバコのすえない楽屋は来れない
とおっしゃっていましたが
すっきりと嘘のない小籔さんが
好きです。

こんな不便なとこ
に悪いわね。

小籔さん座長の新喜劇
こどもと見に行こう。
大阪また行きたくなってきた。

エレ片はあのとき何を語ったか

2014年01月20日 | テレビ
「お笑いラジオの時間」という本を読みました。
そのときの感想を書いた記事はこちら→「お笑いラジオの時間」

そのなかに
「3・11、芸人はラジオで何を語ったか?」
という記事がありました。
東日本大震災の起こった週に
TBSラジオ、およびニッポン放送の深夜枠で
芸人さんがどういうことを語ったのかを記した記事でした。


とても良い記事で
感動したのもつかの間…
あれ?
わたしの大好きなラジオのことが書いてない!
と衝撃を受けました。

ウソウソ、いいすぎた。
この筆者の方は
私の好きなラジオ番組の裏番組を聴いていることは
よくよく承知です。

わたしは
TBSラジオJUNKサタデー『エレ片のコント太郎』の大ファンです。
で、
この地震のあった次の週、
夜中、余震が起こるなか
なかなか寝付けず、
TBSラジオの深夜帯番組であるJUNKを全部聴いてました。
どの番組も短縮されていました。
そのなかでも
好きだからかもしれないけど
『エレ片』が一番心にグッときた。

ファンだから
ってことを差し引いても
良い放送だった。
無視されるようなことは…絶対にない!!

というわけで
書くことにします。
今更なんのタイミングでもないし
わたしが書いたところで…ねえ。

3月12日。
震災のつぎの日。
JUNKサタデー『エレ片のコント太郎』の放送は急きょ中止になります。
基本的にエレ片は収録(お金がないためやらせてもらえない エレ片談)のため
地震前の通常テンションで収録のポッドキャストは
いつも通り放送。

この更新が月曜日にされたとき
どんなにうれしかったか
今でも覚えています。
通常通り、
その週がはじまることを認識できたから。

3月14日からの週は
JUNKはお休み。
ただし各曜日のパーソナリティが
中止の旨とリスナーへのメッセージを話しました。

3月19日の『エレ片のコント太郎』も放送はお休みでしたが、
メッセージがありました。
内容は、被災された方へのお見舞いと
エレキコミックやついいちろうさんのギャグ
「明るいよ!」について
真面目に使い方をレクチャーするというもの
それから
ラーメンズ片桐仁さんの第二子が無事
3月15日に誕生したことを話されていました。

そして、曲。

できっこないをやらなくちゃ/サンボマスター


この回の放送をもう一度聴いてみた。
テンションが低い。
それはそうなんだろうけど。
あのときはそう思わなかった。
「明るいよっ」って
言っていかなきゃ
って思って
グッときたし
曲で気持ちが上がった。
サンボマスター大好きになりました。

それから
特筆すべきことは
この週のJUNKはポッドキャストがすべてお休みだったのにもかかわらず、
エレ片だけは休まなかった
ということだ。
偉い!よくやった!
って言いたいわけじゃなくて
本当に本当にありがたかったの。
土曜日であったことが
幸いしたのかもしれない。
震災からちょうど1週間が経ったから許されたのかも。
だからエレ片のポッドキャストは
くしくも一回もお休みがない。
これだけで少し奇跡だと思っている。

その週のポッドキャスト。

40分間
いつもと変わらずくだらなく
他愛がなくて
とてもうれしかった。
「いつもと変わらない」
とはいっても厳密にはそうではない。
お見舞いのコメントもあり
間近に迫っていた
コントライブが中止にもなっていた。
そんななか
三人のいつものワチャワチャが活かされて
さらに素敵だったのは
その週に生まれた
片桐仁さんの次男の名前を勝手に決める
という内容だった。
新しく生まれてきた健やかな命に
なにか希望を感じて
嬉しくて泣けた。
大笑いしたあと
安心して
少し泣いた。

エレ片には
テレビの裏話も噂話も
立派な芸人論も熱さもない。

ただただふざけている。

だから
きっとちょっと舐められている…のかもしれません。

でもこれが8年間一貫して続いている。
続いているのに飽きない。
たぶんリスナーに寄り添っているからで
少しずつ
ゆっくりと味付けを変えてきているからだ。
寄り添っているのに
古参リスナーの囲い込みもしない。
新参リスナーもいつでもウェルカムだ。
そんなふうに番組を作っている。
時々、
面白くしようとする本気も感じる。

これに気付くか気付かないかで
彼らに対する尊敬が全然かわってくる。

だからわたしは始めて聴いた7年前から
ずっとファンだし、
これからも楽しく聴いて行くつもりだ。

なくなったらとても困る。
泣きそうな夜は
録音したエレ片を聴いているから。
下ネタてんこもりで
ただただバカな話を聴いていると
真っ黒な夜も時間が過ぎていく。
楽しく過ぎていくのです。

これからもお世話になります
という気持ちと、
もっとこれに皆が気づけば
リスナーとしては
打ち切りの不安もなく続いて行くはずなのに
と思っています。

どうぞ
すばらしいラジオ番組として
どこかで取り上げてくださいませ。


もうすぐ
この番組から派生したコントライブ「エレ片コントの人8」だ。
このライブも
ラジオを聴いていないお客さんも
楽しめるように
きちんと丁寧にバカに作られている。
損をしないライブなので
ぜひ一度。
チケット余っているって?信じられない。

ではまた水曜日に。

ネットラジオ「なみこば配信」第13回

2014年01月19日 | ネットラジオ
13回目の更新です。
何かって言うと
ネット上での音声配信です。

昨年から
死んだ目でダブルピースというブログをされている
作家の中山涙さんと
毎週土曜日8時ごろの更新で
15分間、お笑いについてネットで音声配信をしてます。

誰でも気軽に
音声を配信できる世の中。
聴いていただくなんて申し訳ない
と思っていたけど、
星の数ほどこういうのってあるんだよね。
少しだけ詳しくなりました。
それでもワザワザ聴いてくれる人がいるのは
申し訳ないけど。

長くやっているわけではないのですが、
第1回目から聴かなくても
各回になんのつながりもないので、
どの回からも
気軽にお聴きください。

第13回のテーマは「ラジオについて」
です。

YouTubeアドレスはこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=gI1f9LiT-8g

なみこば配信 第13回 「ラジオについて」


内容は以下の通りです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・いま聴いているラジオ番組
・エレ片のバカ話
・距離感
・ダイノジ大谷ANNの#netsu
・伊集院光さんのカリスマ性
・自分たちはどこを目指す?
・宇多丸さんの話術
・くりぃむしちゅーのANN
・キャラクターグッズ化するラジオ番組
・内輪受けをどう取るか
・はじめてのお客さまも大事に

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ラジオについての
熱い思いがあったのだけど
あんまりちゃんと音声にのらなかったなあ
って自分で聴いてみて反省しました。
それなりに考えていっても
ダメだなあ。

音声配信の内容で
有吉弘行さんのラジオは
「キャラクターグッズ化している」
という表現が
中山さんから出てます。
そのときはピンと来ていなかったのだけど、
今になって思うのは、
ラジオ番組の1ジャンルとして
アイドルとか声優さんとかが
パーソナリティーの番組があるけど
つまり
別ジャンルで有名な人の番組として
ファンありきで
番組を成立させる
あれ
ということだと解釈してます。
テレビで活躍している芸人さんのラジオって
たいていそれですよね。
テレビでの活躍見てること前提。
テレビ見ていないと
ちょっとだけついていけない。

わたしはそういう態度が少しでもラジオ番組内で見えると
冷める。

あと
お約束が多いラジオも苦手。
ラジオは視聴者と密なコミュニケーションが主体だったりするので
そうなっていくことは否めないんだけど。
でも小さい頃からラジオを聴いていて
そこらへんを熟知した
パーソナリティはたっくさんいて
距離感をはかって
おもしろい番組はたくさんあるのだよ。

そこらへんのことは
少し前のブログに書きました→「お笑いラジオの時間」
オチはいつものように
エレ片最高
ってことなんですけど。

そろそろ
エレ片のことも書こうと思います。

次回のテーマは
中山涙さんの「テレビに出演した思い出」です。
よろしくお願いします。

さんまのまんまの消せない回

2014年01月17日 | テレビ
明石家さんまさんが大好きなので
『さんま御殿』と『さんまのまんま』は毎週録画にしております。
どっちもゲストで見るかどうか決めますが
芸人さんの回は
ぜんぶ見るようにしている。
今週、関東分(関西に1週遅れで放送)は
フットボールアワー
来週は
清水ミチコさんと椿鬼奴さんで
とても楽しいです。

で、見るものと見ないものを整理整頓しようと
去年のHDD録画済のものをひとつずつ確認していったら
消せないものが
いくつかあった。

というわけで
今年2014年も始まってだいぶ経つけど
2013年のベスト『さんまのまんま』を
ここで発表いたします。

望まれてない?
いいのいいの。

5/4、5/11分 東野幸治
盛り上がったため
2週連続放送になったのですよね。
でも断然1週目のほうが面白いです。
さんまさんに
iphoneをプレゼントし、
twitterをやってもらう回。
さんまさんが、
SNS関連の口コミを恐れていることや
そのへんのことをまったく知らないことについて
きちんとした考えを持っていることに
なるほどと思った。
長くなにかをやることって
気にしないことも大事なのかも。

5/18分 吉田豪
この回は豪さんのさんまマニアっぷりが
随所に出ていて
若気の至りを
必死で隠すさんまさんが素敵。さんま萌えですよ。
そんなこといいつつ
自分好きと公言するさんまさんの
嬉しそうな様が
お宝映像となっております。
新鮮な切り口って
大事だなあ
って毎週見ながら思います。

7/27分 バナナマン。
バナナマンの楽しさが爆発していた。
始まって2分でエンジン全開です。
すごいよ。
さんまさんが本気で行くところもいい。
わたしバナナマンがゲストのトーク番組に
はずれはないと思っている。

9/7分 大久保佳代子。
祝ひとりで出演。
ハネた。
「来てます」
とおっしゃってましたけど、
この時点で完全に来てましたね。
うん、記念だね。消せないのは。
心配したものの(親目線)すごくよかったのだ。

年始恒例の
今田耕司プレゼンツ若手芸人紹介も
いいんだけど
今年は
ヒットが…
いや
馬と魚さんは
毎回いいよ。
もしかして…。

オールザッツ漫才2013

2014年01月15日 | テレビ
今年はじめて関東で放送が決定のとのこと。
憧れのオールザッツ。
これは見なくてはと録画して
やっと見終わりました。

1990年から毎年年末に行われる生放送。
元はダウンタウンの出演だったことや
多くの人気芸人が出ることで知られており
業界でも注目されてきた番組です。

今年の司会は
千原ジュニアさんと
小籔和豊さん。

関東にも放送されるというので
4時間半
大喜びで見た。

なるほどなるほど
こういう感じか。
大阪の若手の勢いや
それを取り巻く雰囲気がガンガン出ている。

若手芸人の1分ネタバトルにおける
トーナメント優勝は
和牛
準優勝は
藤崎マーケットでした。
和牛すごいな。
1分のネタバトルなので他の出演者でも
もっと見たいと思うものがザクザクありました。

ネタ組。
4分程度のネタ時間で
ベテラン中堅が行うネタのなかでは
見たいと思っていたものを見ることができた。
天津の詩吟を活かした漫才と
レイザーラモンの記憶喪失の漫才。
どちらも素晴らしかったです。
それから
ジャルジャルの
若手芸人のオーディションのやつが
すごく好きでした。

一番笑ったのは
「不可抗力お笑いバトル」
という大喜利コーナーで
ボケることができない回答を
事前にアンケートでとっておき、
面白いひとをピックアップしていくというもの。
新感覚。
面白かった。

きっと誰かがどこかで
とっくに書いているのでしょうが、
ネタのチョイスや
雰囲気が
関東で放送されているどのネタ番組でも
見ることができないよね。
芸人さんが楽しそうに笑っているだけで
それだけで幸福感でいっぱいといいますか。
その観客に合わせた
芸人さんたちの本気度なのかもしれません。


意外とあっという間で
まだ見ることが…いや長かったけどね。

お正月番組
ネタ番組は
『関根・優香の笑うお正月』
『ぐるナイ おもしろ荘』
『爆笑!レッドカーペット』
『検索ちゃん ネタ祭り』
まで見終えました。
それぞれ個性的な番組です。
これから
『爆笑ヒットパレード』見ようかどうか迷っている。

ウーマンラッシュアワーは
THE MANZAIの優勝ネタをずっとやっているけど
あれでいいのかな。
と思っていたら
『オールザッツ~』では
「優勝したネタを見れて良かったな!」
とわめいて終わってました。

なるほどなるほど。