笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則

2015年01月19日 | 映画とかDVDとか
これはあれだ
寒いせい。

リビングに行くのが億劫なため
テレビぜんぜん見てません。

部屋にこもって
DVDかYouTubeを見てる。

今は
YouTubeで「明石家電視台」
DVDは
アメリカの海外シチュエーションコメディ
「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」を。



今日は
このビッグバンセオリーについて書くわ。
ほかに書くことないし。

近所のGEOで
シーズン3まで旧作扱いになりましたので
7泊8日レンタルで借りてます。

知るきっかけとなったのは
飛行機の機内放送で見たこと。

飛行機で見たテレビ 2014秋

↑こちらに書いてます。

エミー賞を何度も受賞しているアメリカで大人気のシチュエーションコメディです。
IQが高すぎて
かなり変な主人公とその友人たちの話。

背が高くて緑のTシャツの彼が
天才科学者で変人の子ね。
そして
信じられないくらいチャーミングです。
頭の良さから皆をバカにし
社会性ゼロ
潔癖症で独自の理論で生活を送るシェルダン。
うざくて
面倒くさくて
嫌みなのに
好きになっちゃう。人間力が高いです。

んだよ、こいつ。
と最初思ったのはもういつだっけ?
とシーズン3には思っています。

この話は
シェルダンとレナード(メガネの彼)がルームシェアをしている
アパートのお向いに
女優を目指すブロンドのペニー(写真中央青いドレス)が
引っ越してくるところから始まって
レナードがすっかりペニーにメロメロになる。
日本語の副題に「恋愛法則」とあるのは
ここらへんのところにあるのかもしれません。
実際は
シェルダンとレナード
それから
「気持ち悪さでコーティングされた」でお馴染みハワード・ウォロヴィッツ、
女性の前では一言も話せないインド人ラージの仲良し4人組が夢中になる
さまざまなゲーム(ボードゲームからサバイバルゲーム、ファミコン、Wii、ネット対戦)
スタートレックやアメコミ
科学知識や職場の再現など
細かいところが楽しくて
割と
男性的な趣味の世界満載なのが好ましいと思ってます。

話ははたして恋愛中心かな?
決して恋愛にならない
シェルダンとペニーのふたりのシーンとかすごく好きなんですけど。
海外ドラマとかコメディを
若い女の見るものとして軽い宣伝文句で釣るのは
そろそろ止めてほしい。
ラブコメの日本への輸入が減った要因は
絶対に宣伝方法が間違っている

思ってる。
「オンナはこんなもんで見るんだろ」
っていう浅い考えで宣伝してっからだよ。

愚痴はいいとして、
キャラクターがみんなチャーミングなのも
すごく良いです。
ペニーのコメディエンヌっぷりも最高です。

ただ思うに
ファミリーで見るというよりも
友達同士で見るほうが
いいかもね。
下ネタというか
セックスジョークも満載。
1話の冒頭は
シェルダンとレナードが精子提供に行くシーンからスタートします。
そこらへんを笑える大人が見るドラマだと思う。

シーズン2の
クリスマスの回が
わたしは特に好きで
そこから
もうこのシリーズはファンと公言しよう
って思いました。
オチフリが利いていて
みんなのキャラも前に出ていて
素敵。
ただペニーのイケメン研究者と良い感じになって
ヌード写真撮られて妻子持ちと分かったという
とんでも尻軽エピソード挟んでいるから
子どもと見ることはないだろーなー
って思ってる。

日本語吹き替えより
やっぱり英語のほうが間合いやセリフが面白いんですが
細かい単語とかが難しすぎて
すべてを面白く理解するのは困難。
でも2回見ている。
2回目はなるべく音声に注意して。

シーズン3になり
ウォロヴィッツ(日本語字幕はハワードで一貫しているけど音声では苗字が耳に残るハワード・ウォロヴィッツ)の彼女
バーナデットがやっと出てきた。
エイミーはまだ出てない。
でも
GEOにはシーズン3までしか置いてないので
会えることはないのかも…。
見終わるのがさびしいので
少しずつ見ています。

というわけで
つぎは
日本のドラマシリーズを見ようと思います。
アオイホノオかリーガルハイあたりを…。

ではまたー。

青天の霹靂

2014年06月09日 | 映画とかDVDとか
ここに感想を書くつもりは
最初はなかったのですが、

劇団ひとりさんの初映画監督作品
大泉洋さん主演
ということに加えて
あれ?
これ、浅草の芸人の話か
と見に行って気がついたので
迷いなく書くことにいたします。

劇団ひとり自著の映画化
監督、脚本、出演もしております。

映画自体は
そういうの抜きにしても
ちゃんとしていて
初監督としての不器用さは感じず
泣いたし
演出がわざとらしくなくて
すごい才能だなあ
って思いました。

昨日、宇多丸さんのTBSラジオでちょうど映画批評がこの作品でした。
番組のなかで予告編以上のものがなかったという投稿があったのですが
ストーリーとタイムスリップものへの物足りなさからくるものかなあ
って考えてました。
ふんふん。

予告編以上のこと。
大泉洋さんが
路地裏のマジックバーで働く冴えないマジシャンの役なのですが
40年前にタイムスリップして
浅草の演芸場で父親とコンビを組んで舞台に立つ
というストーリーでした。

タイムスリップ後の浅草の風景が
とにかく細かいところまで
浅草芸人への憧れで溢れていて
すごく良かったです。
浅草演芸場に似せた舞台や楽屋裏
居酒屋捕鯨船
芸人さんたちの雰囲気。

実際はどんななのか分からないけど。
このひと、これが好きなんだろうな
って思いました。

好きなのはネタ合わせのシーンです。
あのテンポとトーンは芸人好きの心をクッとつかみます。

芸人さんもチラホラ出てて
お!
って思います。

そして
大泉さんのマジックは
必見です。
舞台のネタのシーンも
狙いすぎておらず
「笑い」に足をとられてないところが
戦略家だなあって思った。

主人公のしょぼくれ具合といい
さりげなさといい、
そのままの大泉さんなんですけど
マジシャンとしか思えない。
いい役者さんなんですね。
え?今更?
最近、注目をはじめまして…。

感動とかは差し引いて
いい映画だったので
オススメしてもいいかと思ったよ。

ではまた水曜日に。

水曜どうでしょう 原付ベトナム縦断1800キロ

2014年01月31日 | 映画とかDVDとか
お友達夫婦から
おすすめいただいて
今更ですが
『水曜どうでしょう』を見ました。

はじめて…と言いますか
今まで
面白い面白いとは
小耳にはさんでいて
東京MXでも千葉テレビでもやっているし
なんどかチャレンジしていたのですが、
ちょっと
分からないなー
ついていけてないなー
とすぐに挫折していたのですね。

良さが分かる分からないの前に
理解ができない。
どうも見始める場所を間違っている気がする。

あんだけ面白いというひとがいるのだから
そうには違いないんだけど、
一度も見たことないわたしにしたら
入口が分からない。
どっから入ったらいいのか…。

今回お友達夫婦が『水曜どうでしょう』を面白いというので
上記のような意見を言ってみたところ
はじめての人にはこれがオススメ!
という
DVDを借りました。
持つべきものは
ガイドしてくれる友達!ありがとう。

この『原付ベトナム~』は
なんと
『水曜どうでしょう』レギュラー放送
最終回の旅です。

そして
もうひとつ衝撃だったのは、
出演者の大泉洋さんが若い!

2002年2月だって。

12年も前。
1996年から番組が始まっており、
6年の放送に幕を下ろす
というオープニングから始まります。

古いなあ
という不安感のうえに
4時間半の内容。長い。

お友達夫婦も長いと言ってましたけど、
「見始めたら、あっという間だから」
という説明を受けました。

見てみた。


あっという間だった。

面白い!
またお友達夫婦は「ほぼ『旅猿』」とも言ってた。

うん、『旅猿』のいいところふんだんに
入っている。
『旅猿』が真似したとは思わない。
でも、
こういうコンテンツがありだ
というのを示した番組内容でした。
お金なくても
面白いものはつくれるというのを
見せつけられた。

感傷的な場面は
ほかのシリーズを見てないわたしにとっては
あんまりピンとこないものの
これで
大手を振って「面白い」という意見に同調できるし
また新たなものも進んでみようという気持ちになりました。

かなり昔に収録したものなのに、どうしてこんなに新鮮に見ることができるか。

と考えながら見ておりましたら、
このDVDのなかで
大泉さんが
答えをお話になっておりました。

北海道テレビ放送の
ローカル番組として放送していたこの番組
口コミで面白さが伝わり、
全国のテレビ局に買われて、
各地で放送されるようになった。

そんな自分たちの6年前の映像をいまさら(当時)見て
なぜそんなに面白いと言ってもらえるのか?
気付いた。
新しいことなんもしてないから。
だから、古い映像でも新鮮に見られるのだ
と。

そうか。
と膝を打つわたし。
大泉さんが語ったそのときから
いまは12年後なんですが
未だに古さを感じません。
だって、ベトナムを原付で愚痴りながら
走っているだけだもの。

スタンダードの強さ。

ってこのことだと納得です。
王道にポジショニングすれば
いつまでだって面白いのよ。

わたしは
初めて見ましたので
たくさん見て行くとまた違う目で見ることができるのかもしれません。

でもでも
とってもオススメ。
旅猿のときもそうでしたけど、
その国に行きたくなる。

グルメもホテルも
美しい景色も
ほぼ紹介されていないのに
旅に出たくなるって
すごいよなあ。

では
みなさま良い週末を。
明日はエレ片ライブに行きます。
るんるん。

中学生円山~ネタばれ感想~

2013年06月17日 | 映画とかDVDとか
映画見に行った。
夜、娘がお泊りでさびしかったので。
お腹痛かったのに、
こっそり行ってきた。

『中学生円山』
宮藤勘九郎監督作品。

今週で終わるとのことで
気になっていたのだ。

宣伝を見ていて
あんまりピンと来てなかったんだけど
見て良かった。

団地に
父母妹と4人で暮らす
中学2年生の円山くんの平凡な日常は
妄想とともに加速する。


ネタばれ。



団地の生活感。
人間関係。
中学校のときの
やるせない感じ。


リアルな一方で、
コミカルでマンガ調なテンション。
ここが受け入れられるかどうかが
クドカン作品にハマれるかの関門なんだけど。
自分的に。
そのテンションに乗れないやつと
乗れるやつがあって
今回は前半
うーん?
と思っていた。
でも後半
徐々に着地に向かって
いろんなことがすっきりしていくなかで
家族関係が
心温まるもので
すごくすごくジンとした。
個人的には
小学生の妹が
徘徊老人と仲良くなるんだけど
そのエピソードが
ぜんぶ良かった。
わたしは
最後のふたりのシーンで
しくしく泣いた。
ひとを想う気持ちに
弱いの。
クドカン作品には
いつも
ひとを想う
ひとを大切にする気持ちが
根底にあるから
嫌いになれない。
ハマれないことは多々あるけど。

思ったよりずっとアクションシーンが多くて
格好良かった。
スクリーンで見ることができて
良かった。
迫力がね、DVDだと減るじゃない。
あと歌のシーンも。
きっとDVDで見ると
ちんまりとなって、
あそこまで胸に迫ってこないと思う。
大音量、大画面の特性が生かされないとね。
だから
DVDでいい
とは言いません。

散々、
気持ちが優しくなるようなことを書きましたけど、
実際はしょっぱなそんな雰囲気はみじんもなくて
この映画を説明するには…

円山くんは
自分のチン○を舐めることが夢で
毎日トレーニングをしている

というのがこの映画のキーポイントとなる。
と書くと分かりやすいかもしれません。

そんな中2エロのバカバカしさが
全てを支配していて
思春期の意味不明なもどかしさが
この映画の
いちばんよかったところだと思います。
円山くんは
ふんにゃりした
ダメダメ感があふれた役ですが
パッチリおメメといい
イケメンになりそうな要素十分でした。

個人的には坂井真紀さんが
こういうふうになるのか
ということが
意外で良かったです。

わたしも中学生の時
妄想にとっぷりひたりすぎてて
自分が異常者じゃないかと思って
怖かったです。
ご飯食べているとき以外は
別の世界にいました。
現実に帰ってこれて良かったです。

放送禁止2012

2013年04月03日 | 映画とかDVDとか
先週の「ブラマヨとゆかいな仲間たち」で
カンニングの竹山さんが言いました。

   よくインターネットでもなんでも
   ま、テレビとか出ていると
   「お前なんか芸人じゃねえ!」とか
   「なにかやってみろ」「あいつ何にもできねえ」とか
   書いたりしている

   そんなんだったら「放送禁止」来い
   2時間ぶっ続けで
   おまえらができないことやっている
   スタンダップコメディやってる


なるほど。

わたしは先週ブログに
竹山さんを
どう見ていいのか分からない。
芸人と思ってみなければ好きなのに。
ということを書きました。
そして竹山さん自身は自分のことをどう思っているのか。
「芸人」と言いたがっているようなフシを感じるけど。
とも。

その答えがこれやないかーい!

そして「奇跡がおきました」。
(竹山さんはたいした奇跡とも思えないことなのに
 結構このワードを使いたがる)
手元に
「放送禁止」のDVDがあったのです。
あら偶然!

竹山さんは
さらに「放送禁止」をやることについて
こうも言っております。


   カンニング竹山というのはこういう芸なんだ
   自分なりに確信が出てくるから
   ほかのことが怖くなくなってくる


「芸」について
自信を持つようになり、
内面の安定ができた。と。

そんなに言うんかーい!

これだけご自身でハードルをあげるのであれば
見てみよう。
という気になりました。
正直、気が重かったですけど。
面白さを疑っているものについては
だいたい人間はこんな態度をとります。
それを知っているので
気になりません。
ギャップで
好きになる可能性がおおいにある!

DVDは前回の記事を読んだお友達が
無言で
貸してくれたのです。
奇跡でもなんでもありません。

見た感想は…。


非常にいいにくいけど…まあ、あの、まあ。

つまらなくはなかった。
笑いのつぼが違っていたのかもしれません。
あと、ライブだから
実際足を運ばないと
本当のことは目撃できないし
それに
ブラマヨの番組で
ほとんど内容放送されていたから
事前に聴いていたことをもう一回聴くことになって
放送禁止再放送状態で…。

ゴメン。

言い訳ばかりしましたが、
わたしが求める爆発的な笑いは
ひとつもなくて、
どれも
頭で考える「放送禁止」の範囲を超えない(DVDだからカットされてた?)
「過激」なことを好きな人が考え出して
たくさん真摯に練習して
わりと耳心地良くポップに聞ける内容にした
きまじめな「過激」と
ほっこりした笑いと
くすくすくる小ネタの数々と
あと相方を想う竹山さんの気持ちにあふれた
良い独り芝居でした。
わたしは「過激」とはナチュラルなものだと思っているので
ここがたぶん竹山さんと相いれないところなのかもとも
分析できた。
パンキッシュな精神は
頭で考えてはダメなのです。

竹山さんをテレビで観察していれば
推測できることだったのに
わたしったら、うっかりしていた。

だって竹山さんが
いかにもテレビで映っている俺とは違う的な
言い方したから
信用しちゃった。
やっぱ自分の眼がいちばん信用できるぜ。

テレビで見たとおりの人じゃないか。
真面目でいい人で
やさしくて
アドリブにめっぽう弱い。
基本的に視野が狭い。

とにかく練習している。
ブラマヨの番組で言っていたこと
一言一句すべてライブの内容に入っていた。
呼吸や間合いまで全て。
計算して練習したものだったんだなあ。
ってことが分かる。
分かるっつーか
この舞台のしょっぱなに
「とにかく稽古」
稽古ばっかりやっている
と自分で何度も何度も言ってます。

すごく練習した独白部分は
なめらかに流れていくのに、
毎日、日替わりでゲストを呼んで漫才をする
という場面では
ほかの部分と比べて
つたなさが目立つ。
わずかな違いだけど
練習量の差でそう見える。
また
ゲストとのアドリブの掛け合い部分が
つくられているので
竹山さんのあたふたがすごい。
導入と終わりの部分だけ
「言わなければいけない」感まるだしで
そこだけセリフなんだと分かってしまう。

とか書いておいて
このゲストコーナーに出演した
Hi-Hiの上田さんが
ものすごく格好良かったです。
マイクの前に立った時のたたずまいが
漫才師そのもので
すごく素敵でした。
芸人論など振りかざさなくても
あの立ち姿ひとつで
すべてが分かる。

この漫才のコーナーで
竹山さんが「ここでウンコするぞ!」
というくだりがある。
なんどもやっている定番のくだりだ。
それを上田さんが
「あーやれ! いっつもやらないから、今日はやれ!」
と全肯定する場面がある。
で、竹山さんが「止めろ!」と怒る。

そう。
竹山さんは絶対にウンコはしない。
だって真面目なんだもん。

竹山さんは
自分の周りにしか人がいないかのような
態度を取る。
と前に書きました。
いろんな意味を込めて
そう書いた。

このDVDには周りのひとがたくさん出てきた。
周辺のことをネタに消化させているんだ。
過去の舞台の内容を見ても
身に起こったこと周辺のことを書いている。

そこを「芸」にしたんだね。
なるほど
このやり方で
芸人としての自信を取り戻したのか
と納得した。

すべてが
想像通りのひと。

良いとか悪いとかではなくて
竹山さんが
等身大ではなく
なにかもうちょっとだけ上のほうに
背伸びしようとする様が
わたしには
違和感に映るときがある。
それはある時期を境に徐々に減っていっている気もする。
ナルシズムであり、プライドなのかもしれない。

竹山さんの自己分析については
答えが分かったし、
見方が分かった。
竹山さんが
「『放送禁止』来てみろ!」と言ったのは
あながち間違ってはいない。
竹山さんの全身全霊の真面目さがここにある。
言っていることは
ピー!
と消えることもあるかもしれないけど
わたしにとって
なにかを表現するのに
適切な言葉を使っていれば
「放送禁止」など存在しない。
放送業界に生きてないし。
竹山さんの誠実だけが浮かんで(納得して)消えた。

今度は
竹山さんのナルシズムについて
主眼を置いて
観察を続けようと思う。
「放送禁止」はもう見なくてもいい。
テレビでできるだけ見るよ。

ひそかに思っていることは
よくよく見ると
竹山さんはハンサム
ということだ。



では長くなりました。
また金曜日に。

『ボクたちの交換日記』感想ネタばれ

2013年04月01日 | 映画とかDVDとか
ウッチャンナンチャン内村光良監督作品。
を見に行きました。

まだまだ公開中ですので、
あんまり筋は書かずに
想った事を書こうと思う。

「ネタばれ」
とタイトルにしたのは、
感想だけでも
結局ネタばれと一緒だから
これから見る人を避けようと思って。

なので、「ネタばれ」検索で
ここに来た人には申し訳ないですけど、
筋は書きませんので、戻るボタンで
違うサイトをご覧ください。

あともう一個言い訳。
プライベートで
超混乱してたこともあり、
コンディションが悪く
ハマれなかったので
あんまり良いこと書けないです。
ファンの方や
楽しんだ方はガッカリすると思うので
最初に言っておきます。



ふー。
長々と前置きでハードル下げたので
思いっきり素直に書こう。
それしか取り柄ないし。
多人格的に書きます。

まず
高校時代のわたしのアイドル、ウッチャンの作品
という目線で見る。
と、
あーよく撮ったなという感動があった。
ちゃんとしてた。
ちゃんと映画だった。
お笑いファンを狙って
祭り上げられた監督ではなく、
ちゃんと作品として見られる
きちんとした仕上がりだった。

次。
ファンの気持ちを差し引いて
35歳の大人のわたしの感想。
この映画は全然趣味じゃない。
さわやか青春映画。
ドロドロとした内面を描け
とは思ってないけど、
感覚の違いだ。
細かいテクニックとか全然詳しくないし
映画もまったく分からないけど、
たぶんカメラのアングルや
小道具や
役者の服装や
編集や
音楽
そういった部分が影響していると思う。
細かいところが
わたしの好みとは違う。

お笑い好きとして。
ウッチャンナンチャンの内村光良が描いた
芸人の映画
という観点から
そこに嘘がない
と思えるところに
この映画、最大の利点があると思う。
ある架空の芸人コンビの関係性を
丁寧に描いている。
相手を想う気持ちや
ワクワクや挫折や
楽しさを
誇張なく
真摯に記録している。
ウッチャンが芸人に対して抱いている想いや
仕事や芸に対して考えていることが
そこかしこに投影されていて
なんだかとても感動する。

よくコンビは夫婦に例えられる。

それぞれの役割や相手に対する態度や思いが
「他人が長年連れ添う」という点において
似ているのだと思う。

話はそれるけど
わたしの持論は
「家族はチーム」である。
子どもがいてもいなくても
籍が入っていてもなくても
同じ目的で同じ方向に一丸となって動くのが家族であり、
その一般的な最小単位は夫婦だ。
だから、どんな形であれ、それが他人に理解されなくても
チームとしての意識がそれぞれにあれば家族は続く。
セックスがあろうがなかろうが
浮気があろうが借金があろうが
他人がとやかく言うのは違う。
チームメンバーが「チーム」と思っていれば、いい。
そして
チームを続けられなければ脱退や解散が起こる。

芸人コンビは
チームとしての
目標や方向性が
明白でないと
と思う。
で、どちらかが
しんどくなったら
それは辞めるべきだとおもう。

解散は悲しい。
でも、それは誰かがとやかく言えるようなことではないんだよな
ふたりだけの問題なんだよな。
って
映画見ながら思っていた。

わたしは、
リアルガチ(@出川哲郎)に
相方だと思っていた人を
脱退させたので、
あ、簡単に言うと離婚したので
思うんだけど、
この脱退にまつわる全ては
誰にも理解してもらえないし
してほしくもない。

辛くて、きついことは
誰もが分かることだろうけど
中にいる当人同士しか
本当の辛さは分からない。

この映画、
軒並み芸人さんの評価が高いのは
そのせいだろうと
思う。
この関係性を丁寧に描いたからこそ起こる
共感だし、
わたしが抱いた(…冷たく言うと)他人事としての
ハマらなさ具合だ。
ハマらなさ
と書いたのは
本当のことは彼らにしか分からないという外側の意見と
もうひとつ
分かったフリは失礼だ
という他分野に対する尊敬の気持ちによるものだ。

映画館では
鼻をすすっているひとが何人もいた。
主演のふたりが
すごく良くて
とくに小出恵介さんは、
あとから経歴しらべて
え!そんなお坊ちゃまだったなんて!!
ってくらい、
チャラくて最低
コンビでいうとイケ面のほうの芸人
にしか見えなかった。
その演技があってこその感動
とも考えられるけど
最初から観客は泣きに来ている?
という疑いもぬぐえない。

そこでわたしの頑なさが
分かるよね。
気付いたよ。
わたし、病気のひとの映画やフィクションも同じ意見なんですわ。
リアルを追及して描かれていれば
余命いくばくもない人で泣いたら失礼だ。
って思うし、
演出や演技が甘い場合は
誰よりも一生懸命生きているひとを道具にしてはダメ。
と真面目に構えてしまうのよね。
フィクションとしての良さが別のところにあれば
また別の話ですけど。
基本的に、そういうスタンスです。

だから
今回は
早々に鼻をすする音が聞こえた時点で
芸人たちがいちばん辛いんだよ
泣くんじゃねーよ!
と思った。
コンビのふたりの関係性に本物が見えたから。
ただ
別のところでフィクションの面白さがあれば
もしかしたら
もっと入り込めたのかもしれない。

この映画、
解散を描いているけど
意外な展開がいくつかあって
それだけで終わらないので
思ったより
展開は楽しめると思います。

では長々書きました。
書きたいことは書けたのでスッキリです。
伝わったかどうだかわからない。
言葉で友達にこれを言ったんだけど、
帰ってくる言葉と
噛み合ってなかったんで
たぶん理解してくれなかったんだよな。
さみしい。

いつも素直に白黒しっかりつけないで書くと
みんな自分が思いたいように受け取って
それぞれの解釈で
離れていく。
だから
文章の上手なひとは
たとえちょっと強引でも
白黒をはっきりさせるんだよな。


ではまた水曜日に。
放送禁止のDVDを借りたので
見ようかどうしようか迷い中。













ウッチャンナンチャントークライブ2011~立ち話~

2013年03月15日 | 映画とかDVDとか


借りて見た。
借りたものを堂々とネタにして
すいません。

2011年に2010年のDVDを見て
ライブには行きそびれたなー。
2012年は行きたいなー
と思っていたら、
開催されなかった。

わたしにとって
ウッチャンナンチャンは
笑い好き
テレビ好きの原点です。
ウンナン好きになって
オールナイトニッポンにハマり
深夜ラジオにハマる。
それから
テレビをたくさん見るようになった。
もともとラジオ好きではあったのですが
…って、どーでもいいね!わたしの話なんて!

今回、
2011年のトークライブ内容に
笑いながら
そんなことを思い出していたのです。

そして新たに気付いたことがありました。

いま、
テレビに出まくっている
小器用な芸人さんにはない柔和さがあるなあ
と。
思春期の柔らかい思考のいっちばん最初のほうに入っているから
という理由もあるでしょうが、
安心な気持ちで楽しめた。

ふたりは
これっぽちも
先急いでない。

そのことが歯がゆいような気持ちになった時期もありましたが、
もしかして
これからテレビや笑いに必要なのって
これじゃないの?
いや、
みんなには必要ないかもしれないけど
わたしが求めていたものって
これじゃない?
って思った。

ふたりの持つ温かさや
自然な空気や清さ。
清さ…もちろん大人だから
そりゃあドロドロとした人生もあるでしょうが、
話している生の二人を見ていると
内側にある上品さ
地方のひとに感じる素朴さがある。

そういうところが好きだったし、
今でも好きじゃん。
と痛感した。

特に今回、
ナンチャンとアンジャッシュ渡部さんの
トークを聴いていて
ナンチャンって
素敵ね!
と、気付いちゃった。
好青年。
もう青年じゃないけど。
それでも
風通しよく明るく
ハキハキしている。
こういう大人って少ないよね。

大人になったから分かったのかもしれない。
ナンチャンのさわやかさを
あの年で保つことは
ふつうできない。
なにかしらの諦めや
世間への媚びや卑屈さが
出るもんだと思うのに
ナンチャンにはそれが全然ない。
しっかり前を向いて
堂々と
健やかに生きている。
格好いい。

ラジオを聴いていたときのように
ふたりのコンビネーションは
相変わらずよく、
きちんとしていて
ちゃんと面白い。

生で見たいなあ。

前の時も思ったことですが、
ゲストは楽しいけど、
わたしはあんまり…いいかなあ。
ふたりのトークが聴きたいのです。
ふたりのところが圧倒的に楽しい。

技巧やプロの芸人としての素質的なことが
世間一般にも広く浸透してきた今、
つぎはウンナンに一回戻ってみては
どうかしら。
おいしい緑茶を飲んでいるような気分で
ホッとします。
テクニックに食傷気味なので、こちらは。

ウッチャンナンチャンの希少価値について
もっと考えてみよう。

では一週間お疲れ様でした。
へろへろ~
もう寝よう。


ted

2013年02月25日 | 映画とかDVDとか
見てきました。
テディベアが主人公の
R指定のコメディ映画。

大好きなタイプのコメディ。
というのも下品でバカ。
アメリカのコメディの王道ジャンルであるこの感じ。
ハングオーバー好きなひとは
ハマるんではないでしょうか。

おしまい。

え!
おしまい?!

まー
うー
それだけかな!
とくに語りたくなるようなことは
あんまりない。

マイナスなことなら
いくらか絞り出せば書けます。
でもまー
わたしの好きなラブコメと
おんなじ感じ。
笑って
すぐに忘れちゃう。
そこがコメディ映画のいいところでもあります。

みんながみんな
おもしろーい!
ってなるもんでもない
そこまで爆発力はない気がしました。
おたく映画な要素もある。

1985年に
友達のつくれない少年ジョンのもとに
クリスマスプレゼントとして送られた
くまのぬいぐるみ。
「今日からこの子を“テディ”って呼ぶよ!」
と大喜びの少年ジョン。

知能指数の低い命名だ。
だからそういう目で見ればいいのだな。
アホ!
とツッコミながら見れば。
と思ったけど
感動を匂わせてくるし…。
かなりのご都合主義で話が進むのも
アホ!
で済むかなあ。
数々の疑問が
爆笑でないことになれば
それはいいと思いますけど。
途中十分に面白いですし。

1985年ってわざわざ書いたのは
映画の本筋は
少年ジョンが35歳になってもまだ大人になりきれず
テッドは
しゃべるぬいぐるみとして
脚光を浴び、ブームが去った後
すさんだニートになっている
っていうところにある。
で、35歳?
おや?同世代と思ったからなんです。
ひとつしたか、同い年~。
なるほど
大人になりきれないクズですよね。
35歳。
でも
超キュートな彼女がいるんだけど!
なぜだ!
そんな恋愛も盛り込んでいる。
だから盛り込みすぎだと思う。


それから。

字幕でみたんですけど
コメディ映画の特徴として
日本人には
分からない固有名詞詰め込み型の小ネタが満載で
それを
イチイチ日本版に翻訳して
字幕に組み込んでいたところが
数か所あって
なんだか
気になった。
そこだけ「ん?」となって
流せなかった。
字幕って
「ん?」って絶対なっちゃいけない
って学校で教わったけどな。
今の翻訳は違うのかもしれませんが。
テクニックとして
日々進化しているのかもしれませんし。

ただ大事なのは
その日本語の訳に
正直
センスがなくて恥ずかしかった。

「そんなことないよ!気にならなかった!」
っていう意見のひとの話もぜひ聞きたい。
みんな、あそこどう思った?
あのご当地ゆるキャラに
なおされているとことか。
わたし監修として
かの町山さんの名前を最初に見ちゃったから
斜めから見る目で見ちゃったのかもしれない。
監修で
翻訳のプロじゃない人が入ると
けっこうあることのような
自分勝手な統計をとっているので。


なぜR指定なのかな?
って思ってました。
過激や表現って何さ。
って。
わたしは子どもと見たいなー
と思ってたのに
なぜなんだ
と思って見たけど、
見てわかった
ありゃ見せられないわ。
なぜなら

あ、ここからネタばれです。
見ないで見ないで。








なぜなら
最初のタイトルロールから
テッドが幻覚きのこで逮捕されたという
記事からスタートするから。
終始、葉っぱでハイね。
子どもに意味聞かれたら
説明がめんどい。
むしろしないほうがいい。

大人ならば
これは
アホ!
と一括して
笑えば良いと思う。


ではまた
水曜日。


ハングオーバーと最強のふたり

2012年12月07日 | 映画とかDVDとか
今更書いても。
と思っておりましたが、
記録として残しておきます。
映画を2本、笑いに関わるやつを見ました。

ハングオーバー。
をDVDで。
口コミで話題。
日本で公開されるために署名が行われた作品。
と聞きます。

やろう4人の
バチェラーパーティから一夜あけて
だれも記憶がないところから
スタートするコメディです。
コメディとして秀逸でウェルメイドですが、
センスが現代的。つまりゲスイ。
テンポが早く
下品で
楽しい。

変わり者。
異端者は
コメディのなかで
主軸となりますが、
ここでは
花婿の義理の弟になるアラン。
ザック・ガリフィアナキスが演じました。
要するに彼がこの映画のスターです。
そして
この映画によってスターになった。

花婿ダグ
親友で教師の遊び人で無責任なフィル
これまた親友で歯医者の型物スチュアート
の三人組と
要注意人物のアラン。

一夜明けて記憶がない。
部屋はめちゃくちゃ。
そしていろんな謎が部屋に残されている。
バスルームに虎。
クローゼットに赤ちゃん。
歯医者の歯が抜けていて
花婿のダグが行方不明。

それを一個ずつ解明していくわけだけど
よく考えると構造はどれも古典的コメディだ。
だけど
ぜんぜんそんな気がしない。
センスがいいんだもん。
謎の中国人マフィアも最高です。
外れはなくてよ。
グロくて
エロイのも
OKならばなおよし。

この映画をラジオで紹介していた町山さんというひとが
女こども受けの映画しか
日本は配給しない
と言っていたような気がします。
違ってたらゴメンネ。
でもわたしはそれに同意したから。
言ってなくても、そう思う。
女性と子どもが好きそうな洋画しか
宣伝しないし、
宣伝方法を見ていると
そういうひとをターゲットにしている。
コメディ好きをターゲットにした映画をもっと宣伝せんかい。
と私のエゴでは思うのだけど。
この映画の主人公は
太っちょで
不潔そうな
おっさんです。
出てくるのも
ほとんどおっさんで、
ヒロイン的な女性は
ストリッパー。
企画書見て
却下されるんでしょうな。
外れがなければ
人は見ると思うのだけど、
でもマーケティングではそう出ていないのかもしれません。
わたしは宣伝方法に問題があると思っています。

もうひとつ。
最強のふたり。
フランス映画。
こちらも
男がふたり出てくるだけの映画です。
思い描くフランス映画とちがって
素敵なコメディに仕上がっています。
お金持ちの障害者フィリップと
失業保険目当てに面接にきたら
介護役に採用されてしまうスラム出身の青年ドリスの
友情もの。です。
淡々と
大げさではない感動がちりばめられてはいるものの
メインは
ふたりのやり取りや
楽しいできごとのシーン。
パリの公園のジョギングや
スカイダイビングや
深夜セーヌ沿いの散歩、
パリの高速を高級車で疾走するなど
印象的な風景が
たくさんあって、
それが笑いで包まれるような感覚があります。
人生は過酷だけど
楽しいことは多いのだ
と思える映画。
固有名詞など分からないこともあるものの
それでも
単純明快で
スッキリします。

どちらの映画も
コメディとして
エッジが効いている。
シャープでクール。
生ぬるいものから
コメディは生まれない。
あと
圧倒的にお客さんを信用している。
ツッコミやワンクッション置かないストレートなセリフやアクション(ヒトラーの真似とかね)は
観客が「冗談」として笑ってくれることを予期して
自信満々でくるし、そこに媚びはない。
こういう姿勢、断然格好いいな。
日本にはそれがまだまだ足りない。

そんなことを思いました。
以上。
今日は少ないけど
風邪のため
意識がもうろうとしているのでこの辺で。

年末なのに
録画の容量不足で困っております。
え?みんなもの?
これってテレビウォッチャーあるあるだよねっ。
それでは!



映画「モテキ」を見たという、その報告

2011年10月07日 | 映画とかDVDとか
映画「モテキ」を見てきました。
見たくて見たくて、
お友達と会う約束で
お出かけの相談をする予定だったのに、
映画館が併設されていることを思い出すと
すかさず、スケジュールチェック。
無理やり
「モテキ見たいんだけど」
の一点張りで
引きずりこんでしまった。

わたしが
モテキのドラマを見ていて
「あ!」と最初に思ったのは
主人公幸世くんのひとり暮らしの部屋に
「30minutes」のバナナマンの小さなポスター(絵葉書?)が
貼ってあったのです。
わー
って思ったのだ。
そういう自分の好きな世界。
いわゆる
サブカル若者
であったのか?中高生のあたし。
幸世の実家のPIZZICATO FIVEのポスターも
あたし実家の壁に貼ってたし。
自分の自意識で形成されていた四畳半が
みんなの四畳半だった。
っていう事実に感動したのです。

それから。

ドラマのファンだので
映画化
っていうことについて
どういう心持で行けばいいのかしら。
とよぎるもんですが、
なんのハードルもましてや小上がりもなく
すんなり見れる配慮が
そこここに
してあった。
「映画版だなー」
って思わせないのに、
よくよく考えると
これは映画館で見るしかない
という結論に達する。
なぜなら
音楽のシーンが圧巻だから。
今。
のアーティストの。

あの頃と今。の。
いっぱいの情報。
あっちゃこっちゃ出てくる。
あ、あのアーティストが。
こっちにあのひとが。

パソコン開いて
やりたいこといろいろし始めて
ツイッターあけて
YouTubeかけて
検索して
ブログ書いて
やっているうちに
こんがらがってくる状況にちょっと近い。

そして
それはたぶん時代を切り取っているんだわ。
時代…
おっさんみたいな単語をつかってしまったよ。
無理のないテンションで、
これ「今」のことだよ
って言えちゃうってことです。
10年後この映画を
DVDで見たときに
どんなふうに思うか
興味あります。

今日は映画の感想。
マジ歌選手権を今録画したのを見ているのですが、
全部見きれておらず、
書けないし。
あ、
マジ歌DVDも少し
映画に使われていましたね。

内容について
書ききれないので
たまには
もう一個のブログと連動で。

お友達
どう思ったかしら
と家に帰ってきてから
自己嫌悪。
メールで「おもしろかった」と
いただき
ホッと一安心。
社交辞令か?
ううん。そんなはずない。
面白かったもんねー。
お友達は
長崎にいたころの
高校の同級生。
まさにあのとき
自意識で凝り固まったあの時代に
一緒の空気を吸っていた子なんでした。
あたしは
ひんまがって
こんがらがって
生きていたけど(そして今も)
お友達は
当時とおなじくニコニコ穏やかなテンションで
面白いことをいいます。
その事実にちょっと勝手に感動していた。

あともうひとつ。
今日から
小中学生の
秋季休暇だったらしく
映画館の後ろの列や
隅の方にかたまって
男子中学生、小学高学年のグループがいた。
3~5人くらいのグループが
三つ四つあった。

キスシーンが多く
前半のほうで
ざわざわしているのを感じた。
長澤まさみよ
サービスしすぎだって。
とお母さんマインドで
はらはら見ていたけど
後半は
自分の童貞マインドが刺激されて
気にしているひまはなかった。
おばさんだけど
童貞的意識は
あんたたちと
なんら変わんないわ。
と思ったのでした。
音楽の格好よさ(プラス懐かしさ)
恋愛の痛みなどは
子どもに分かってたまるか
とも思いましたが。

では。