笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

アメトーークを見て、自分の仕事を振り返る。

2011年02月28日 | テレビ
ひさびさに
不動の人気を誇る
バラエティNo1
アメトーークについて
書きたいと思います。
もちろん見逃しておりません。
見逃す気もあまりない。
今週
そうでもなくても
来週はいいや
とならない。
テーマによって
いくつものパターンがあり、
マンネリになるということが一切ないからだろう。
新しいことをやろうと
貪欲につきすすむ志の高いテレビのひとがつくっている番組だろう
と妄想してます。

さて今回のアメトーークは
「マネージャーほったらかし芸人」
というものでした。
よしもとクリエイティブエイジェンシー所属の
芸人さんがたが
マネージャーに文句を言う回かな?
と思ったら
それだけにあらず。
もちろん
マネージャーさんのできなさっぷりも暴露されていましたが
それに加えて
自分たちが
どれほどほったらかされているか
あるある
をお話になっていて、
その二層構造になっていました。

変なマネージャーのエピソードだけだと
何度もやりつくされているので
ちょっと視点を変えてみたのだと思いますが
要するに
会社の体制に対するクレーム?
と勘違いされるか
流されるか
ぎりぎりのところ
…いや、たぶん業界内ではただのクレームにしか聞こえないかもしれません。

かく言う私も
芸能界とは一切関係がないところで
事務職をしているのですが、
番組内で仕事のミスなどをやんややんやあげつらわれると
どうしたって
言われている側の立場で見てしまうのでした。

芸人さん側の主張はおもに
マネージャーさんが
 ・現場にこないこと
 ・連絡がとれないこと
 ・スケジュールの把握をしていないこと
などなど。
つまり
ほったらかし状態である
ということに文句がおありでした。
その理由としては
個人の能力のなさ
に加えて
よしもとでは
タレントの数に比べてマネージャーの数が少なく
マネージャーひとりに対して5人くらいの売れっ子タレントがついている。
とのこと。
要するに
過重労働なのですね。

これは
たぶん会社側に問題がある。
マネージャーさんにそこまで非はない気がする。
だって
そんな忙しかったら、
能力のすごくあるひとならともかく
並みの能力の人間なら
ミスも増えるし
ひとに対して優しくできないよ。
そういう仕事だ
って言われたら
わたしはその業界のひとではないので
なんにも言えませんけど、
結局
文句を言われるマネージャーさんも芸人さんも
ハッピーじゃないんだったら
なんとかしなきゃ。

マネジメントって結局なんだ。
って話だと思うんです。

別会社の
小島よしおさんの一日を密着し
マネージャーさんの献身的な仕事っぷりを
羨ましく思うスタジオのメンバー
というのが映し出されていました。

思うに
よしもとが考える
マネジメントはあれではないんだ、きっと。
批判しているわけではなくて真面目に。
だって小間使いみたいなことに一日を費やすなんて
時間と人件費の無駄ですもの。
飲み物や新聞くらいは
自分で買えるじゃない。
外を歩けないほどの大スターではないのだから。
そんなパシリを誰かにしてもらって芸が肥えるか?

マネージャーが現場にずっといなきゃいけない。
というのも謎だ。
小間使い的に必要な時に声をかけやすいように
って以外に何があるんでしょうか。
営業活動?
 収録中は番組スタッフさんは仕事しているわけだからむしろずっといなくていいんでは?
タレントさんの仕事っプリから売り込み戦略を考える?
 それも毎回でかけていく必要あるかしら。むしろテレビでOAを見たほうがいいのでは。
ま、
これは全部わたしのなかの妄想ですので
全然ちげーよ。
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

たぶん
一番の問題は
どこからどこまでが
マネージャーの仕事で
ここからはタレントさんで出来るでしょ
という線引きがあいまいなところにあると思う。

それは会社できちんと線を引っ張ってシステム化していけばいいはずなんだ。
というか
小さい会社ならまだしも
芸能界大手の大会社なのに
それができてないことは恥ずかしい。
人員をまわせないなら
それこそ
NAVITIMEと連動して所属芸人さんがマネージャーに連絡しなくても
スケジュール確認できるようなシステムを導入するとかさ。

…書いてて
ほんとに余計な御世話だな
と思いました。
あたしってば。
自分の仕事を振り返っちゃったのです。
そもそも事務職もサービス業と思っています。
周りに働いている人を
楽しく快適に仕事できるようにするのが事務です。
だから
人に対する信頼や心の余裕が抜け落ちると
すべての仕事がスムーズにいかない。
そんなことを
今回のアメトーークを見て思いました。
てへ

漫才師ナンバーワン

2011年02月25日 | テレビ
弱った。
圧倒的なネタ不足。

そんなことを考えながら
シャンプーしていたら
ひとつ思いつきました。

今日の
お昼のTBSラジオ
キラ☆キラ
は、水道橋博士の代打として
サンドウィッチマンがパーソナリティを務めていたのです。

それで
自分の気持ちに気づいちゃったのね。

あたし
サンドウィッチマンが
日本で今いちばん面白い漫才師だと
思っているわ。

と。

深く考えてのことではなく
なんとなく自分のなかのランク付けとして
現状
1位だ。
あたりまえの話だけど
好みによるところが大きい。
とにかくあたしのタイプなのだ。
漫才師として。

もともとサンドウィッチマンは
コントばかりを作っていた
と言われている。
もちろん
コントも抜群に面白いけど
それでも
漫才をつくってくれて
ありがとう
と思う。
コントは芝居なので
そのひとの人となりとは違う世界
として見るスイッチが入ってしまうが、
漫才はそれがない。
伊達さんと富澤さんのふたりが
それぞれ
本気であの会話をしているのだ
と考えるほうが
わたしは面白く感じる。
それはふたりが
見た目で得をしているからだ
とわたしは思いこんでいる。

ボケの面白さの根源は裏切りであり、
あのふたりの見た目には
いつも騙される。
あの見た目がいいそうなこと以上のものが
発せられるから
きっと笑ってしまうのだ。
それが芝居で最初から台本にあるものだ
と想定するとしないとでは
だからだいぶ違う。

ちょっと理屈をこねくりまわしてしまいましたが、
とにかく
サンドウィッチマンは
わたしが漫才師として
惚れるポイントをがっちり押さえている。
危なげな雰囲気と色気
たたずまいと
奇想天外なこと。

第一期漫才ブームでの
わたしランキング一位は
ダイマルラケットだ。

第二期(?)では
あんまり詳しくないんですけど、
中田カウスボタンです。

とにかくスマート。
あと
いろんなことを含めて
とどまることを知らない。
だから好き。

二組のことを書き始めるとまたまた長くなるので
話をもとに戻しますが、

先日、市川で拝見した「爆笑お笑いライブ」にて
サンドウィッチマンのすごみを見た。
M-1で
びっくらこいたときよりも
ずっとずっと技術的にもネタの練込もパワーアップしていた。
これがどんどん経験と年を重ねていって
ますます熟成していったら
とんでもないところまで行きそうな
そんな予感がして
いまだに
ぞくぞくしているのです。

さて
今日のキラ☆キラですが、
プロデューサーさんだか
ちょっと上のスタッフさんが
ブースに入ってきて
ふたりが一気に緊張した
というくだりがありました。
伊集院光さんや山里さんのJUNK担当だから
とのことで
さっき
これもシャンプーしながら
気がついたけど、

サンドウィッチマンのJUNK…
ないことないぞ

と。
審査されている感が。
気のせいかもしれないけど。
水道橋博士の代打ってことからも
博士のお友達関係っていう感じもしないし。
いずれにしても
スタッフ側がよびたいゲストを呼んだのだとしたら
チャンスにかわりはないわけで。

ただのDVD宣伝って
ことかもしれないけど。
いや~
それだけじゃないでしょ~(煽り)

書きたいこと書いた。
はーすっきり。
これで今日は
テレビも見ずに
赤毛のアンに没頭できるわ。

それでは




笑ったことと感心したこと

2011年02月23日 | テレビ
クイズ☆タレント名鑑
を気になってはいるんですけど
時間的に
いつも忘れてしまうんです。
シルシルミシルを見て
満足してしまうからか。
もしくは
からくりテレビ終わり
子どもを寝かしつけの時間なので
テレビはスイッチオフなのでございます。

今回はたまたま
テレビをつけていて
2時間SPと聞いて
録画ボタンをぽちっと押しました。

こんなにも
MCを張れる芸人さんを贅沢に使っている番組が
あったでしょうか。
そして
MCという役割では出せない自由さでもって
芸人さんがイキイキ感じられて
嬉しいです。

具体的に
今回の出演者は
高田純次さん
FUJIWARA
千原ジュニア
有吉弘行
おぎやはぎ
いとうあさこ
土田晃之
ハリセンボン近藤春菜。

おぎやはぎと有吉さんチームの
無責任さ満々の毒っけチームも最高ですが、
FUJIWARAの合いの手の巧みさにも舌を巻きます。
さらに
ジュニアさんがイジラれ
はしゃいでいる番組は
あたり多しです。
ポイントはイジられていること。
はしゃいでいるだけなのは
ほとんどですが。
フジモンの失礼千万なツッコミが
わたしはだいぶ楽しいです。
「身内食い」とか
ひどいです。
FUJIWARAがいることで
ツッチーが大人しく感じるほどです。

それでも
芸人さんの悪ふざけを
全員が腹を抱えて笑っているのが
とってもいいです。
ピー音が入る場面も多く、
この点に関してはわたしはいつも否定派なんですけど、
この番組ばっかりは
許しそうになります。
そんなことより楽しすぎます。

あとVTRも頑張っている。
今回は
伊藤みどりさんが
アクセルを何回転できるか。
ということと
アニマル浜口さんが
気合だを何回言えるかってところに
不覚にも
感動してしまいました。

伊藤みどりさんは
すばらしいです。
二回転半を見事にやってのける。
大宮エリーさんに似ているよね。
話し方が。
かわいいです。
面白アイコンであることに変わりはないですけど、
一気に好きになってしまいました。

さらに
アニマル浜口さんの
全力投球に
感動。
なんでも一生懸命って捨てたもんじゃない。
と、思えます。
引きこもりの子に見せたいです。
…ま、だめかな。

我が家では
この番組を見た後
娘とふたりで
「いくぞせーの、気合だ気合だ気合いだ気合だーーー!」
が朝のご挨拶になっております。
ほんとに気合が入りますよ。
ただ娘が調子に乗って
アニマル浜口さんばりの大声でやりすぎて
怒られてます。
私に。
オリンピックのときの京子さんの気持ち。
な、わけない。


タモさんも出たところで
今日はネタがございませんので
このへんで。
ロンドンハーツ。
タイムマシン3号のときと比べて
そのひとに対する知識がないと
ただの最低男にしか映らないということが分かった。
ファンの方は手を叩いて喜んだかな。
タイムマシンのときも知らないひとは
そう思ったのかな。
んにゃ芸人さんとしての力量と最低を通り越した軽さが
面白かったよ。あっちは。


最後に
おまけ。

うちの子5歳の話。
今日
クイズをしながら家路についたのですが
間違えたわたしに
娘はもったいぶって
「さあ
 負けたあなたには
 罰ゲームがまっていますっ」
「罰ゲームは…」

にやにや笑いながら大げさに言って
ひとこと
「これ面白いよ」
と差し込んだ。
そんな
バカな。
面白い
って言って面白かった試しが…。
と思ったら
「罰ゲームは
 お肉をいーーーぱい食べてもらいます!
 それでお腹がこんなパンパンになって太ってもらいますっ」
ええ
斬新。
意外と罰ゲームじゃない。

「それから
 妊娠してもらいます」

ええええ!
それは
無理!

新しい罰ゲームですね。
なんか長期的で。

どっちもそんなに悪いはなしではないな。
ふむ。
子どもの発想ってすごいなぁ。

では。







三人体制

2011年02月21日 | テレビ
見てはいるけど
これ!というものがないのは
だいたい同じものばかりを
少なめにみているからです。

なのでふたつほどピックアップ。

・シロウト名鑑
宮藤官九朗さんと細川徹さんの
兄弟みたいな作家(?)コンビが
ぶらぶら街を行く番組。
今週は
新大久保でシロウトのKARAを探そう
というわけで
ヘリョンさんがゲスト。
結果から言うと
大あたりの回
です。
MCふたりと間逆の位置にいるヘリョンさんとの
対比が
すばらしくハマっていた。
はっきり言って
はじめて
ヘリョンさんのうざさが面白いと思った。
しょぼしょぼしている覇気のない作家ふたりと
覇気がありすぎる韓国タレントの
トリオは
新大久保をずかずか進む。
というかヘリョンさんに男二人が首根っこ掴まれて
ずるずる引きずられるようにして
ロケが進行する。
語学学校に行き
ヘリョンさんが強引に授業中の教室へ入り
先生に怒られてショボンとするおっさんふたり
とか。
いちいちヘリョンさんに振り回されて
あたふたする宮藤さんと細川さんが面白かったです。
こういうのを見ると
ひとりひとりの個性より
出演者同士の相乗効果が
番組を面白くするんだな
って、思います。

・ブラマーヨ家のミミヨリーナ宮殿

って番組が
土曜のお昼にやってました。
パイロット番組なのかもしれません。
内容は
世界の信じられない口コミVTRを
スタジオのゲストが判定する。
という
どっかでだれかが
やっていたような
見たことあるような今更感満載の番組です。
ただ
スタジオの会話が面白いこと
と、
現地のひとレポートによる海外ロケのVTRが遊びのある編集をしている点から
世界まる見えとか仰天ニュースよりも
シルシルミシル方面の作り方に似ていて
まあまあ好みでした。
特筆すべきは
ブラマヨのふたりと
後ろのモニターに映る少女マンガ調のアニメ画お姫様との会話です。
お姫様は
進行のみのアナウンサーかと思いきや
スタジオゲストと一緒にコメントしたり会話をしたりします。
なんてフランクなアナウンサーなの
と思っていたら
アジアン馬場園さんでした。
声がいいですね。
そして返しがうますぎる。
イメージとしては
濱田マリさん
坂上みきさん
と同等ステージです。
この番組貴族設定は
どうかしら?
と思いますが、
このブラマヨふたりと馬場園さん三人体制は
ぜひともどこかで番組にしていただきたいです。

やっぱり三人…っていいのかもしれません。

そうそう。
先週のやりすぎコージーが
「もっと売れたい芸人の奥様お悩みクリニック 」
という企画で
元Rマニアしゅく造めさんの奥様が
キャベツ確認中のザコさんの奥様が
そしてニブンノゴ森本さんの奥様が
太田光代さん
橋本志穂さん
高田良美さん(阪神師匠の奥様)
宮川花子師匠
に相談してました。
なかでも
花子師匠のアドバイスが
熱い芸人魂と芸人愛であふれていて
素晴らしかった。
芸の世界は厳しいからこそ
びしりと言いながらも
笑いも忘れない。
芸人さんのノリも大事にする。
よっぽど考え磨き身についたものでないと
あれほど的確に質問して
家族と芸人さん自身のことを考えた言葉は出ないはず。
格好良かったなぁ。
うっとり。

三人体制とは関係なかったけどさ
ニブンノゴ
のことが浮かんで思いだしたので。

それでは今日はこのへんで~

ぐっときたこと

2011年02月18日 | テレビ
わたしの最近の口癖
ぐっときた。

そろそろやめなくっちゃと
思いつつ、
三つほどそんなことがありましたので
書いていきます。

・佐久間一行R-1優勝
個人的なことですけど
妹が
「(さっくん)ぜんぜん知らなかったけど、
 すっごい面白かった」
と驚いていて
心から嬉しかったです。
R-1やM-1やKOCに夢があるなあ
と感動するのは
いままでその芸人さんを全然知らなかった人が
そのひとを知って
ファンになって
笑いの輪がひろがることです。
前から知ってたもん
と自慢する人もいますけど
そんなことはさして重要なことではなく
大事なのは
どれだけ幸せに笑えたか
ってことではないでしょうか。
下ネタも裏側も横行する
この風潮のなか
佐久間一行さんは
ひたすら
ピースで
ハッピーなネタで優勝した。
これってすごく素敵やん。
少し前の芸人報道で
さっくんの下ネタ嫌いが
取り上げられていて
それを見ていた私は
下ネタなしでネタをつくるって
いまのこの世の中では大変じゃないかしら
と思ったものです。
虫とかザリガニとかのネタだもんな。
とまさか優勝するとは思ってなかったので
かわいそう
くらい思っていました。
下ネタ取り上げたら
ネタ作り苦労する芸人さんは
たくさんいるに違いない。

話がそれたので
二つ目。

・さんま御殿にスリムクラブとナイツ
先輩後輩
がテーマで
ほかのひとたちは
2人ひと組で出演していたのに
スリムクラブのみ芸人単独。
ふたりが大学の先輩後輩
という体でしたが、
それだったら
ナイツと出川さんではなくて
ナイツだけでも
大学の先輩後輩じゃない。
うんこれは、
急きょの出演だわ、間違いないわ。
なんて妄想しておりました。
スリムクラブの真栄田さんはいつも通り
しっかりエピソードをお話になっていましたが
爆笑をさそっていたのは
内間さんです。
さんまさんが振れば想像以上の返しが毎回飛んできて
それで何度も振られて
という楽しいスパイラルでした。

真栄田さんにいじられた内間さんが
さんまさんに
なんとか言ったらどうなのか
と言われて
「もういいんじゃない」
とたしなめる。
そこへ
ナイツの塙さんがM-1であんなにウケて今のはおかしいでしょう
と言い
さんま「ツッコミの技術としておかしいよな」
と拾った瞬間
土屋さんが
「あのひとに俺らぶっちぎりで負けたんすよっ」
と素晴らしい決め台詞。
これは笑ったなぁ。きれいに。
これを言えるナイツがすごいなあ。
大差で負けた。
って。
その後もうひとつチャンスがあって
内間さんの天然ボケに
「なんでこんなやつに負けたんや」
とさんまさん。
ナイツが立ちあがり「おかしい」「悔やんでも悔やみきれない」と口々に。
「吉本の後輩やけど、違う会社のお前らに腹立つわ」
「もう二度と負けんなよ」
とナイツが実においしかったです。
最後に
土屋さんが「ふつう出川さんが言うセリフですよね、それ」と。
ナイツのテレビ的技術は
日に日に上がっています。
それはそれはナイツらしい方法で。
そして相変わらず土屋さんの声の通りは気持ちがいい。
どんな痛みも困難も
魔法のように
笑いに変えるナイツは
芸人さんは
すごい。

・QuickJapan バナナマンについて
QuickJapan読んでないんですけど、
昨日の
大根仁さんのブログにそのことがあって
大根さんが書くか
そうか
とこれはきました。
ぜひご覧あれ。

バナナマンがすごいことは
もう今更な話で
別にとりたてることはないし、
クイックジャパン、
遅いよ
くらいに思っております。
称賛箇所を差し引いても
グッとくるポイントはたくさんあるのですが、
あたしがもっともきたのは
ここ↓

 だから設楽さんに「たまには呼んでくださいよー」と死んだ目で言われるたびに
 いつも心の中で思う。
 「すいません、まだ呼べません、オレもまだまだ全然凄くないんで」

凄い大根さんが
ここまで言うほどの
尊敬が
バナナマンにはある
くうう
と唸りました。
お腹がなったわけではありません。
感動の
こぶし
です。
私がはじめて大根さんを知ったのは
TBSラジオキラ☆キラで
どなたかのピンチヒッターでご出演されていたときです。
それからしばらくして
ツイッターで大フィーバーなドラマ
モテキ
をつくったひとだという認識から
いろいろ検索し
「30minutes」
の監督だったと知ります。
大根さんは才能あふれる素敵なひとです。
ブログも毎回とっても素敵なのでよく読んでいるのですが、
今回はついつい言いたくなるほどのことだったので
書いてみました。

今日は
長くなりましたが
このへんで。
グッと来た?

見るべきかどうか

2011年02月16日 | 
図書館で
本を借りてきて読んでいる今日この頃。

三谷幸喜さんの
エッセイを読みました。
読んでしまうよねー。
三谷ブランド
批判しつつ
ついつい手をのばしちゃう。
そんなひと
多いんじゃないだろうか。

批判
っていうのは余計だったわ。

それはそうと
芸人さんのことを語っているエッセイがふたつほど書いていて、
ひとつは
たまたま見た
レッドカーペットで
TKOが客席に好きな子が来ているネタを見て
自分がよくやるタイプの喜劇を
1分でやっていることに驚き
もうひとつは
DVD屋さんのモニターで
さま~ずのネタを見て爆笑するひとたちを
見かけ、
自分にもできるだろうか
と問いかけておりました。

それはいいんですけど、
三谷さんは
気になりつつも
芸人さんのネタは見ないようにしているんだとか。
「勝手にライバルだと思っているので」
「見るとなんだか負けのような気がするからだ」

なるほど。

とわたしはぽんと膝をたたいた。
三谷さんの笑いが
とっても
IN
な気がするのはこのせいだ。
内輪うけ
というのとは違う。
なんというか自己完結。
相手に何かを求めない。

IN
の笑いは
独自性。
自己が表現したいこと
面白いと思うことは
これだ
という自己主張。

OUTは
大衆性。
お客様は神様です。
演芸や営業ネタは
OUTな笑いが強い。
その場だけでは俄然ウケるが
深みが足りない。

三谷さんは
OUTをやっているつもりで
INになってしまう笑いなのだ。
その理由はなんだろう。
と考えていたら
その答えがなんとなく分かった。
ほかの笑いを勉強しないと
きっとそうなる。

芸人さんは
他の芸人さんのネタを見るべきかどうか。
という問題がある。

この前
アメトーークで
雨上がり決死隊は
宮迫さんがぜんぜん他の芸人さんのネタを見ないので
見ている蛍原さんが他と被っていないかネタを確認する役割がある
と言っていた。

見てしまうと
自信を失ったり
影響されたりで
独自性が薄れるという意見もある。

でもわたしは
やっぱりそれでも
人のネタを見るべき
と思う。

コンビのどちらかでもいいし
身近なひとでもいい。
だれか
いま現在の笑いを
見ている人が必要だ。

理由は単純で
笑いは
生き物だから。

時代とともに生きている。
そのときの
風潮や流行りものに
モロに影響される。

どんなことにも影響されない
ゆるぎない個性を持つ芸人さんもいるけれど
でもそれは本当にひとにぎり。
常に細かいところを
チューニングしていないと
どんどん逸れて行ってしまう。

少し前の
さんまのからくりテレビは
台本を読まされる素人のコーナーが
主流だった。
でもいまは一切そのコーナーがない。
たぶん時代に合わなくなったからだ。
テレビの裏側が
世間に浸透されすぎて
見ている側がそれに気づくようになったから
かも?

ちなみに
三谷さんが時代遅れと言っているのではありません。
三谷さんが
芸人さんのネタを見ないようにしている
というだけで
たぶんテレビはたくさん見ているはずだと
伺えますし、
そもそも三谷さんは芸人さんではないのだから
この論理は当てはまりません。

芸人さんが
ほかの芸人さんのネタを好きでいると
わたしはその芸人さんをだいぶ好きになる。
それだけのことです。

INとOUTがちょうどいいバランス。
これがいちばんです。
なんか前にも書いた気がするけど。
そういえば
R-1の佐久間一行さんのネタは
そこんとこが絶妙だった。

いつも理屈っぽいわたしが
今日は
かなりの理屈女でございます。

なので今日はこのへんで。

先週の見た聴いた考えた

2011年02月14日 | テレビ
しばしテレビの感想を書いていなかったので、
今日は
ちょっとずつ感想を
思いつくまま
古いのも交えて書こうかしら。
と思っています。

・有田とマツコと男と女
最強素人番組。
ではないでしょうか。
普通のひと。
ってのは
一筋縄ではいかないねぇ。
今までにしてしまった一番悪いこと。
というテーマで
ざくざく出てきて大いに笑ったり泣いたりでした。
またゴールデンをやるそうです。
ド深夜にも関わらず
下ネタを差し引けば
笑いのクオリティが高い番組と思います。

・ゴッドタン
もう3回目になるという
怒りおネエ。
怒りオヤジのパロディなのね。
どちらも一度も見たことなくても
楽しめました。
というのも
怒られるゲスト栗山夢衣さん
が面白くて。
あれが天然だろうが計算だろうが
腹くくって
ふっきれていて
すごいかった。
めちゃイケのオーディションで亀甲縛りをしていた子ですね。
そのほかにもゴム手袋を鼻で膨らませる芸を披露していて
思い出しました。
アリケンのグラドルの回にもいたり、
他の番組でも見たことあります。
ほとんどテレ東ですけど。
めちゃイケ新メンバーの重盛さんもそうですけど、
放送されたあのオーディション映像だけでは
分からなかった底知れない魅力が徐々に見えてきます。
勝ち上がる人
っていうのはやっぱりそれだけの実力があるもんだ。
と感心です。

・さんまのからくりテレビ
ロケスペシャル。
全編ロケという予告を見て
これは絶対に見なくてはならない。
と気合を入れました。
さんまさんのロケは本当に面白い。
スタジオでも楽しいですけど、
どれだけ
このひとが
特別なのか
言いかえれば
ひととしてぶっ飛んでいるか
日常風景のなかで
素人のひとと絡んだときに
色濃く分かるんです。
今回も
気を抜いた表情がひとつもないのが
すごかったです。
神社で
「いいおっぱいに出会えますように」
と拝んでました。
苦情がきたらどうしよう。
という肝の小さいことは何一つ考えず
ふざけまくってました。素敵でした。

・めちゃいけ
三ちゃん、はじめてのおつかい。
新メンバーのピュア素人三中くんが
どっきりに引っかかっていました。
私服のカトパンは宇宙人的に可愛かったこと。
よりも
やっぱり今回は
ミッツ・マングローブさんのエロスでしょう。
三ちゃんがミッツさんに押し倒されてしまうオチなんですけど、
わたしが男だったら
確実に
いってます。
だって綺麗だもん。
あの肩だしのワンピースほしくなりました。
(↑どういうつもりで?)

・山里亮太不毛な議論ポッドキャスト
起きたら
ツイッターで
やんやと生放送の出来事が
話されていて
そっかあ
とポッドキャストを聴きました。
ポッドキャストは
品川さんが帰って行って
放送が終わり
事の顛末と
いま山ちゃんが思っていることが語られていて
それはそれは
みんなが満足する答えが
生々しく語られていました。
テレビでもラジオでも
媒体のこっち側のわたしたちは
それがある程度できあがったもの
として受け取っており、
そこに現在進行中であるものを感じにくいんですけど
山ちゃんの語ったそれは
内臓をほいっと出されたような
脈々と血が流れ出る
さらされた内部でありました。
わたしの意見は
山ちゃんの謝る通りのことと一緒です。
男らしくなかった。
でもそういうことって生きてたらよくあることだ。
人間関係って難しい。
それにしても
トータルテンボスとザパンチのふた組が
ブースの外から見守っていてくれた話は
泣けました。
生放送で品川さんが乗り込むのを聴いていて
急きょ、山ちゃんがしゃべれなくなったときに
いつでもブースに入って助けよう
と相談して
駆けつけた。
いい話だね。
お笑いドスケベとしては
メモとして残したいよね。

ずいぶん書いたからもういいかな。
最後にひとつ。

・R-1ぐらんぷり直前番組
内容がお笑いドスケベとして
興味深かった。
あおりが少ないのもよい(お金がかかってない)
スタジオのゲストがあーだこーだ
言うのはいらないけど、
出場者たちの素の表情がたっぷり紹介されていて
体感としては
M-1よりもKOCよりも長いです。
それでも
VTRやナレーションでふざけている
KOCが今のところ直前番組として
いちばん面白いですけど
それでも
芸人さんの日常は
興味深いです。
ピン芸人さんのほうが
ひと
としてカメラで追いやすく
編集も簡単なのかな。
軸がぶれない感じがいい。
ちなみに
スタジオゲストは
テレンスリーさんが
ゲストの中で一番まともで
筋の通った発言していて
びっくりです。
台本なのかもしれませんが、
ありきたりなことしか言わないナベアツさんよりも
ずっといい味だしてました。
役割ってのがあるから…まあ何とも言えないけど。

では
今日はこのへんで。
しゃべくりに
笑い飯とスリムクラブが出るってさ。

R-1ぐらんぷり2011 適度感想

2011年02月11日 | テレビ
お笑いナタリーにて
詳しいレポが載るだろうと
ちょっと待ってからこれを書いています。

さてさて
今年から
トーナメント制にて審査方法が変わりました。
というわけで感想を述べていきます。

1回戦
第1試合:キャプテン渡辺 10 - 11 COWCOW山田與志

キャプテン渡辺さんは
やっぱりいつもよりどこか固い気がした。
だって
もっと笑っていいもの(私が)
ただ
格好良かったよね。

で、ひとひねりあるキャプちゃんのネタよりも
こういう場では
與志さんの分かりやすいネタのほうが
盛り上がる
ってことが分かった。
三枝師匠のおっしゃる通りで。
でも審査員は
あくまでもネタの出来で決めていたような審査結果で
ワクワクしました。
この時点では。

第2試合:AMEMIYA 11 - 10バッファロー吾郎・木村

AMEMIYAさんの歌の力がすごかった。
何度もきいているけど
私が聞いた中でいちばんのロングバージョン。
でロングのほうが伝わるねぇ。

木村さんはこのスタイルのピンネタを
よくぞ思いついた気がします。
木村さんの風格を持ってして
内容の
らしさ。
なかなか出来ることじゃないですよ。
良かった。

第3試合:ナオユキ 8 - 13 スリムクラブ真栄田

ナオユキさんの登場と演出は
渋い。
これでもかといい味だしていたけど、
評価は分かれるところ。
点数出た後のコメントにて人柄が出ていて良かったわ。

真栄田さん。
すごい世界観。
こわいよ。
おもしろい
つーか怖いよ。
このざわざわした会場が見たくて
このひとのネタを見ているのかもと錯覚。

第4試合:佐久間一行 12 -9 ヒューマン中村

佐久間さんの一個目の井戸のネタ。
これは
なんと明るくて
あほらしくて素敵なのかしら。
独特なのに
細かいところがきちんと折り目正しく
芸歴と技術を感じるよ。

ヒューマン中村さん。
おしい。
何かが一味ほしい気がする。
素人意見として
あのくるっとターンがポップすぎる?
と言っておく。
内容は中山功太さんと同じ方向。


準決勝
第1試合:COWCOW山田與志 6 - 15 AMEMIYA

與志さんは完全に1回戦あってのネタで
ふつうなら
もっとウケてもかまわないくらいのものなのに
なぜかパワーダウンの印象が。
違うの
見たかった私だけの意見かも分かんないけど。

TOKYOWALKER。
そりゃあこちらもかぶせですけど
音楽ってのが利いている。
1番の冷やし中華でこのひとの歌を好きになって、
2番はどんなのだろう
もっと聴きたい
って気にさせる。
不思議。


第2試合:スリムクラブ真栄田 6 – 15 佐久間一行

真栄田さんのネタ
出だしのほうが勢いがあり
後半
は~
と口が開いていく印象です。
このひとを初めて見た人は
一体このひとが何をしているのか分からない不思議なネタ。
コンビでやっているほうが私は好き。
ただ
真栄田さんが何を面白いと思っているかは
嫌というほど分かったし、
このひとは男前だ。

佐久間一行。
今日のわたしのベストワン。
フリップネタです。
ひとことで言ってしまえば。
でも
それを持ち前の明るい原始人キャラクターに
重心を置いているのが
このネタを好きになれるポイントです。
そこいらのと違う。
フリップ芸について回る
どや感
がないというか。
フリップをそこまで大事にしていないところも
だいぶ好感持てる。
オチのはずが
さっさとめくっちゃうんだ。
ニュアンスのほうを大事にしている。

決勝戦
AMEMIYA 1 - 6 佐久間一行

AMEMIYAさんの3番。
宝くじ売り場。
やったな。
決勝でこれをっ。
そして
泣かせる気満々じゃないの。
感動はしたけど。
最後は大笑いしたかったな。

さっくんの最後のネタは
中学校の休み時間。
感動したよ。
これほど演技力があがったとは。
10数年前にオンバトで見たネタは
なんというか
二次元的だった。
演技ではなくて
ぜんぶ言葉で状況や時間軸を説明してしまう。
それはそれで
個性的にきらきら光る何かがあり
私は気になってしまったのですが、
今日の最後のネタは
教室にいる友達たちが見えたもの。


優勝
佐久間一行さんおめでとう。
ほんとによかったねぇ。

全体を通して見れば
毎年のように
司会者のコメントふりや
それは
どうなのよっていう審査やらが
流れていくううう。
んですが、
それでも
さっくんが優勝できて
幸せな気分になれたので、
今年もよかったです。

今年からのトーナメント戦での
審査方法。
審査をする側は、
ふた組を比べて点数を入れればいいので
負担が軽くなる。
見ているほうは
なんだろうな。
勝ち上がっていくドキドキ感が
薄いな。
負けちゃった側は
あっという間にいなくなるし。
今回
待っているほうとのやり取りが
極端に少なかったですね。
ここがショーレースの醍醐味でしょうが。

やってみると
分かるもので
やってみて良かったことに
変わりはないですけどね。
あとからやんやは言いますけど。

トップバッターの
負担は少ないのか。これだと。
しかし
キャプテン渡辺さんのネタもっと見たかったなぁ。

あらダラダラなってきましたので
今夜はこのへんで。
おやすみなさいませ。

お笑いライフ 5歳編

2011年02月09日 | ユズ師匠
ふつうがいちばん。
ふつうってなんだよ。

でおなじみ
はなこば家の教育方針です。

観察していたら
こどものネタがたまったので
書きます。
と、同時にテレビも見ておりません。
お笑いを愛する心だけが残っておりますよ。はい。

その1 マツコさん

マツコ・デラックスさんが出ているテレビを良く見ているため、
子どもも「マツコちゃん」と親しんでおります。
どうやら子どもの目には
いつも怒っている人
という認識のようです。
一緒に出演の芸人さんやタレントさんや
ホンマでっかの先生陣が
少しでもはしゃぎすぎたり
すべったりすると
「あー、これはマツコちゃんに怒られるわ」
やれやれ
という感じで言ってきます。

その2 罰ゲーム

薄皮クリームパン。
という小粒のクリームパンが5個くらい入っている商品がありまして、
それが最後の2個になったとき
ひとつずつ食べよう
ということになりました。
子どもが
「ねー、食べないからママのクリームパン1個貸してくれる?」
とたずねてきました。
洗濯機を回したり片づけものをしたりすることがあったので、
食べないでね
と念をおして
貸してあげました。
子どもはこたつのテーブルにクリームパンをふたつ並べておいて
誰もいないほうに向かって
テンションあげて話始めました。独り言です。
「さー!
 どっちにわさびが入っているでしょーかっ!」
そして
すかさず
自分で答えます。
「こっち!」
と、自分のクリームパンを意を決した感じでパクリ。
「やったーーー!
 わさび入ってなかったあああ!」
とガッツポーズ。
わたしは隣の部屋から肩越しに見ておりました。
文脈…間違っているけど
わさびを当てたほうが「やったー」じゃないのか?
最初の設定で行くと。
たぶん
これは、
正月に見た爆笑ヒットパレードで
ザキヤマさんが芸人さんの楽屋を訪ねていって
やっていたコーナーのパロディかと思われます。
いや違うかも。
というか、
こういう感じのバラエティを見すぎているのだ。うちの子は。

その3 コンビ結成

いとこのひなちゃん。
と何かやっていたなぁ。
という気配があったのですが、
今日はっきりしました。
うちの子はネタをやろうとしている。
今日お風呂に入る段になって
子が話し始めたことによると
「さむいですねー
 そうですねー
 お風呂に入りに行きましょうか
 いいですねー
 西の村の小学校のとなりの温泉にいきましょう
 そうしましょう
 あーあったかい」
という筋書きの話を
親友のまおちゃんとふたりでやった
とのこと。
え?
もしかして、ネタ?
と聞くと
「そうそう
 芸人さんだよ」
と返答。
というわけで登場時の自己紹介のくだりを
漫才風に教えてあげました。
「まおでーす
 ゆずでーす
 ふたりあわせてまおゆずでーす
 よいしょー!」
です。
明日保育園でやるように申しつけておきました。

ま、無理か。

母がこんな調子なので
子どもらしく育っていない感じもしますけど、
子どもらしさなんて
大人が決めるものではない
と思っているので
二三段飛び越えた知識を与える日々です。

先日
保育園の帰りに悲しげに
「ママが教えてくれたこと
 みんなが嘘だっていうの」
と言っており
胸が痛みました。
面白がって嘘を教えたことなどないはずですが、
真実だけを切実に。
と心に刻みました。

ではまた。




レイザーラモン第二章

2011年02月07日 | テレビ
昨日
平成教育委員会を見ていたら
レイザーラモンRGさんが出ていて
それがまあびっくりするほどの
大爆笑をさらっていました。
コメント、ネタはもちろん
むずかしい問題にひとりだけ正解するなど、
まさにすべりしらず。

面白いのは分かっていましたが、
こんな浅い時間のファミリー枠で
受け入れられるほどの
人だったかしら。

と口あんぐりです。

どこでそうなったのか。
考えてみました。

RG(敬称略)は何も変わっていないのです。
たぶん周りが変わったのだ。
という結論に達しました。

レイザーラモンRGをはじめて知ったのは、

フォーーー!

でおなじみレイザーラモンHGがブレイクしているさなか
ブレイクポイントから少し経ってからのことでした。
HGの
人となりが分かってきて
そのエピソードの中に
「レイザーラモンというのはコンビ名で相方が大阪にいる」
というものが混じっておりました。

そのエピソードはそのうち
「相方がHG(ハードゲイ)人気にあやかり
 RG=リアルゲイというキャラにした」
というものに変わりました。

ここで大事なのはエピソードが先行というところです。

このエピソードから
RGという人物は
相方の人気に乗っかるゲスイやつ
という印象ができあがります。

それから追ってRGがリアルゲイキャラ
といっても
そこまで完成度の高くないキャラで
登場することとなり
その存在はどこまでもアウェイなのでした。
それはすごく当然で、
人気者の二番煎じという時点で印象は最悪
加えて完成度も低いとなれば、
スベッて当然。
むしろそれ以外の選択肢はないのでした。

しかもRGはそんな観客や視聴者をよそに
どこまでもふてぶてしく
そしてしつこいのでした。
その芸風ゆえに
ますますこちらは引いていきます。

ほどなくしてRGは東京進出をします。

ほかの芸人さんから語れるエピソードは
とにかくRGがゲスイ駄目人間である。
ということ。
実はそこが彼の面白いところであり、
愛されている証拠であるのですが、
RGで一度も笑ったことのないこちらとしては、
「やはりな」
とそのまま受け止め
さらに人物像が固まって行くわけです。

市川海老蔵人気にあやかって
AB蔵というキャラにキャラ変更した
というエピソードが語れるようになり、
さらにその露出が徐々に増え始めます。

今度は二番煎じではありません。
ただ
完成度
という点で前回とあまり変わらん
と引いているこちらは思ったのです。

ただ前回と同じようにAB蔵はウケテいるウケテいないにかかわらず
ひたすらしつこく披露され続けました。

そのせいか
最初低いと思っていた完成度が
徐々にあがっていったのです。
前回は二番煎じだったため限界がありましたが、
海老様が公私ともに活躍したせいか
それとも
AB蔵を鉄のハートでやりつづけたせいか
見るたびにどんどん受け入れている自分がいたのです。

きっかけは
アメトーークのRGフィーチャー回。
かもしれません。
エピソードばかりがRGを形造っていたのですが、
あのときはじめて
本人
を観察し、
実は自分が描いていたRG像は
芸人さんエピソードによる刷り込みであると
認識しました。

いやほんとは
数年前
ルミネで新喜劇をみたときに
レイザーラモンふたりがチンピラ役で出ていて
その生真面目な演技力に
「あれ?わたしの知っているRGと違う」
と感じたときから
その感情は
脳の記憶倉庫にうっちゃってはいたものの、
マークをつけたのでした。

今年のお正月
今田さん東野さんが司会の吉本芸人が多く出演するテレ東の深夜番組で
AB蔵姿の
RGの横に
坊主で甚平を来たHGがCD蔵として出演していて
大いに感動しました。

ちなみに
HGの甚平姿はRGよりもずっとずっと華があり
男前でした。
思うに華がないのがポイントなのよ、このキャラは。
きっと。
と勝手に納得したのでした。

RGをR-1の記者会見で見まして
次のキャラを考えているらしい感じがしましたが、
どうなのでしょう。
またしても完成度はイマイチでしたが、
これもまたこっちが押し切られるまでしつこく披露して
スタンダードにしてしまうんだろうか。
それとも
いまのAB蔵がブレイクしちゃって
その人気に乗っかったまま
あとはいいとこバラエティタレントもしくは
元ブレイク芸人の位置へ行ってしまうのか。
私は
前者に一票。
これだけで終わる男ではないはずです。
だってあんなにふてぶてしいのですから。

ながなが書きましたけど
ほぼ
主観で書いてますので、
実際のこととずいぶん違うかもしれません。
その場合は
すいませんが
右から左へ受け流してください。

チャラチャッチャチャラッチャー
でわまた。