笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

今年最後の戯言

2012年12月31日 | テレビ
紅白見ながらこれを書いてます。
そういえば今日は更新日だったのに
まったく内容を考えておらず
今まで
ふつうに生活してしまいました。
さてどうしよう。

それでしたら、
はなこば的お笑い事情にて
今年を振り返りましょうかね。

今年の顔。
は、なんといってもバナナマンです。
ここまで躍進するか
ってくらい
階段をひとつ上った。
具体的には
全世代的に認知される芸人になった。
くりぃむシチューの背中を追っているように見えます。
と、思ったら、
とんねるずのみなさまのおかげです
の、
つたわらないモノマネの審査側に
有田さんにかわり設楽さんが。
ふむ。

お笑い方面
テレビ観測としては、
ワイドショーが
芸人さんのスキャンダル
(?私はそうは思ってない。芸人にスキャンダルは関係ない。
 面白いかどうかが判断基準で人間性は知らん)
で、よくにぎわったなあ。
大御所以外
芸人さんがそういった場面に出ることって
あんまりなかったですよね。
テレビで主力位置にいるのが芸人だと証明されたのだと思います。
「芸人さんはすごい」
「本当にプロ」
などと
他ジャンルのタレントさんが
ほめたたえることも多く聞きました。
それについて
良かったなあ
と思う一方で、
芸人さんさえ出ていれば録画していたときと違って
お笑い系テレビウォッチャーとしては取捨選択を迫られます。
結果、
もういいや
いつも見ているやつで。
と、新番組や特別番組に手を出しづらい。
だって、好きな芸人さんが出ていても
あんまり面白くなかったりするんだもん。
スタッフとかを覚えればいいんだろうけど
(…ごめんね、それをしているお笑いファンはたくさんいると知りつつ)
それをしたら
おしまい
だと思っている。
スタッフ覚えだしたら
もうダメだと。
面白いはず
という固定観念って笑うことに邪魔になるというのもあるけど
一番は
裏方の個性を感じ始めたら
純粋な視聴者にならないからです。
簡単に言うと
悪口言えない。
好きな芸人さんが出ている番組について
批判することさえ
(これでも)心苦しく感じているのに
一生懸命汗水垂らして、不眠不休でテレビを制作しているひとのことを
妄想であっても、考えたくない。
じゃあ言わなきゃいいじゃん。
それは…
無理。
口が軽すぎる。
言いたいこと言わないとストレスがすごいのです。
要するにこのブログは、はけ口。
リハビリとお思いください。

今年の東京03。
自分の趣味でスイマセン。
まさか…
こんなにテレビで見るとはね。
友人知人に言われると
「え?出てる?」
と言われますが、
数年前にはこんなこと考えられない。
レギュラー番組。
準レギュラーもそこここに。
別に結果残せないことなど最初からわかってますし(悪口じゃないよ)
そして今年は
ライブを1年に3回も見ることができた。
ありがたい。
KOC優勝後、どうなの?
って思っているひともいるでしょうが
ファン的には
功績って素晴らしい。
優勝ありがとう。
って思ってます。
何がいいって、
テレビの人にもならず(悪口じゃないです)
ライブが引き続き面白く
そして続いていること。

今年のエレ片。
エレキコミックとラーメンズ片桐さん。
片桐さんは相変わらず売れっ子俳優で
だけど
ラジオは常にしょうもなく
それでもちゃんと大人で
どんどん突き進んでいる。
エレキコミック。
単独ライブ「有様」素晴らしかった。
チ○コで、自分でも信じられないくらい笑った。
やついさんは携帯テレビにて帯番組が始まった。
頭いいのがバレそうだ。
今立さんは肉体改造中だ。
イケメンがバレるのも時間の問題だ。
年明けエレ片ライブがあるが、
すごく楽しみです。
オークラさんが見に行くという噂を聞いた。
いつもどおりに面白ければ
何かしらの転がりが…。
ダメダメ。
スタッフ覚えたらおしまいです。
あんなに
最強面白いのに
チケット余っているとか言うじゃない。
ラジオ聞いてなくても
子ども連れでも
おばちゃんでも
ぜったい楽しめる
全方向の面白さなので
ぜひ見てほしいです。

さて
今年もこちらのブログにお付き合いいただき
ありがとうございました。
驚くことに、アクセス数は3年前の100倍くらいです。
正直、そのうち本当に読みこんでくださっているのは
たぶん10分の1くらいかと思うんですが、
それでも勿体ないことだわ。
赤の他人が
吐き出すだけの文章を読んでくださった
ってだけでも
有難いわ。

良いお年を。
新年またお会いしましょう。

追記。

そうそう、これをアップしようとして、
忘れました。
今年記憶では2回も
ワイワイ騒がれた
綾部さんが
朝日新聞のインタビューを受けていました。
え?
と二度見していると
横から妹が
「何この写真!むかつくなー」
と口出し。
「普段は、このひと嫌いじゃないけど
 この写真はムカつく」
ズバッと言われて
わ、わたしもそう思ってたよ。
と、先に言われた悔しさをかみしめつつ
言いました。
わざと、この写真を選んだとしか思えないよね。



記事のタイトルに合わせたのかな。



では今年もあと数十分。
来年も
たくさん笑うぞ。

年末によせて

2012年12月28日 | テレビ
今回は1年のはなこば日記を振り返ります。
去年の1年を振り帰った記事はこちら↓

年末にあたり

1月。
新年あけていろんな番組を見まくっております。
ブラマヨが次課長に、
漫才の新作をつくらないのはどうしてだ
と、突きつけられたのはこの1月です。
あれは…良かったよねぇ。
アメリカに旅行に行ったこともあり、
アメリカのシットコムについても
偉そうに講釈垂れており、
いけすかないブログですな。
キラ☆キラ終了の発表もこの時期ですが、
クイズ☆タレント名鑑(ゴールエデン枠)での
終了発表について書いた以下の記事を推しておきます。
☆多めだね。

1月23日 更新
テレビ番組が終わるということ

2月
クイズ☆タレント名鑑の
ガチタレントランキングがここに。
全世代に面白いと思われている芸人は
明石家さんまさん
と判明してました。
ほかにはエレキの飲み会に行ったり
雑誌のこと書いたり、
初心に戻ったりして、
あんまり笑いにまみれている感じはしないのだけど。
個人的に、
ダウンタウン好きなんだなあ
と改めて思って
そんな自分にグッときた。
自分好き。以下の記事を紹介いたします。

2月1日 更新
ガキの使いの新年会 山ー1グランプリ

3月。
いろんな番組が終わりを迎え
R-1があり、
ダウンダウンの番組をわりと書いている。
そんななか、
エレ片ライブを見終わったあとで
ツイートキャスティングにて
お友達とお話したことを配信した。
そのことを宣伝している回がありました。
そうかあれは3月か…。思ひ出。

3月19日 更新
エレ片「コントの人6」をツイキャスで話した

4月。
とうとうと語っておるな。
長いしくどくて、なんかスイマセン。
ロンドンハーツをよく見ており、
愛憎がすごい。
それくらい良い番組なんですよね。
賛否両論を巻き起こす。
で、大体、否論を言っちゃうけど、
好きには違いないと言っておく。

4月20日 更新
イエスマンばかりの世の中なんて

5月。
テベコンヒーロとか
ブラゆかとか
バナナ藩とか
ピロロン学園とか
さんま御殿とか
白黒アンジャッシュとか
いろいろ見てるな~。
そんななかのテレビ感想で
以下を紹介。

5月25日 更新
華大芸人@アメトーーク


6月。
またも細かく見て感想を言っている。
怒ったり、泣いたりして忙しい。
リンカーンの
ハリウッド・ザ・コシショウに
ときめいたりしてます。
そんななかちょっと違った系統の記事をご紹介。
芸人さんを始めるには
どうすればいいか
について考えた。

6月22日 更新
芸人たまご に告ぐ

7月。
大阪に行ったり
エレキコミックのライブに行ったりした。
そんななか
ラジオについて書いた記事を紹介。

7月18日 更新
リスナー側


8月。
イライラしてたのかな。
結構怒ってます。
有吉さんのことをバッシングしているかのような記事(実際は素直な感想)
を2回も!?
でも個人的には、以下の記事が熱い。
アンタッチャブル大好きなんだけど
これ読むとどっちだかわかんないよね。
芸人好きの前に、笑うことが好きだからなんだけど、理解されないのかな。

8月15日 更新
柴田さん

9月。
キングオブコントでバイきんぐ優勝。
に感動している私がいます。
あとは、週間文春のマツコちゃんふかわりょうさん評に
激怒しております。
オススメ記事はあんまりなかったんだけど、
ちょいと褒められた記事が、これ。
なので、紹介しておきます。

9月10日 更新
芸人という職について

10月。
東京03追加公演があったり、
フット後藤さんのロンドンハーツがあったり、
オアシズ大久保さんがサワコの朝に出たりしていた。
ロンドンハーツにいちゃもんつけているのも
この月ですね。
相変わらず、明石家さんまさんの話はたくさん書いている。
ベスト番組にはあんまりなりにくい。
単体で面白いから。
ひさびさにキャプチャ(?っていいの?)をした
投稿がこちら。

10月17日 更新
ケミカル

11月。
東MAXさんをディスったり、
結婚報告演芸会に行ったり、
「小林賢太郎テレビ」と「出川と狩野」を語ったり
忙しいですが、お勧めは以下。

11月9日 更新
覚悟のきまった面白いひとのはなし

12月。
THE MANZAIと、
Bコース解散について語っております。
でも、
私と言えば、これ。
女性芸人のこと。
観察しがいがあるし、面白いものを見ると
私が書かなくて誰が書く?と変な使命感が出ます。
ベテラン勢に安定感が出てきた昨今、
若手に注目です。
なんとか阿佐ヶ谷姉妹がブレイクしないかな?

12月10日 更新
ナカイの窓 女性芸人と心理学トーク

最後の更新と思ったら、
月曜日があったね。
間違えちゃった。

今年もいっぱい書きました。
全部読むのすごい時間かかったわ!
アー大変だった。
間違えてたらゴメン。
ではまた来週。

今年消せなかった番組リスト

2012年12月26日 | テレビ
今年見たテレビで何が面白かったか?
と聞かれると
パッとでてきませんよね。

でも、
録画用ハードディスクに入っていて、
消去できないものって
面白いってことだと思うんです。
わたしの場合は
思い入れが強すぎて
これはいつかダビングして
未来永劫残したい
と思ったものをうっかり消さないように
プロテクト設定にしております。
それで
今年プロテクト設定になっているものを
以下にあげておきます。
年始のほうは
だいたい整理してしまったので、
5月くらいからスタートしてます。

・5/8 『ロンドンハーツ』 ラブマゲドン
劇団ひとりが手島優に食ってかかる面白い回です。
すっかり忘れててもう一回見て
また笑った。
後半になだれ込むように面白くなっていく凄い回ですね。
テレビを食い入るように見てしまう。
そして衝撃的。
ロンドンハーツは
後藤さんの凄い回とか
狩野さんや吉村さんのドッキリとか
アイドリングの子たちの頑張りとか
一年良いものがたくさんあったんだけど、
プロテクト設定はこの回だけ。
だから、今年のベスト回はこれ。

・5/11 『世間に飛び出せ!バナナ藩』
オードリー春日さんと日村さんがベリーダンス教室へ。
この回がバナナ藩のベストの回と思っています。
ずん飯尾さんとダッチオーブンの回
とかも良かったけど
面白さの濃さでいくと
この回は、日村さんの身体能力の凄さと華麗な動き、
春日さんのここ一番の肝の据わり方とスターとしての華を
感じることができる売れている芸人さんの
底力を見ることができるいい回でした。

・6/12 『リンカーン』
企画は「しゃべってストレス解消 それきっついな~」。
おぎやはぎが仕切りで
松ちゃん、三村さん宮迫さん、天野さんがパネラー。
リットン調査団が芸人としての加齢と悲哀をたっぷり語り
もう神々しさすらありました。
大学生ぐらいのバイトの先輩に怒られる。
年齢的にいろいろ覚えられない。とか…。
悲しくて面白くて、なんとも言えない感情。
それから
ドランクドラゴン鈴木さんが奇跡のように面白かった。
今年、鈴木さんはたくさん見たけど
一番笑った。

・9/1 『サタネプ☆ベストテンSP』 
最終回はネタ番組をやっていたのですよね。
それで偶然見たどぶろっくのネタが
これまで見たどのネタよりも
すばらしくて消せなくなりました。
「どのネタ」と言いましたが、
地球上にあるどのネタよりも
あの瞬間のあのネタが好き。
ほかの番組でも
どぶろっくは面白い。
いつも最高だ。
だけどすべてがいい感じに
ものすごく格好良くて
くだらなくて
バカだったんだよなあ。

・9/4 『バナナ炎炎』
ヤンキーにからまれた時のかっこ良い対処法。
で、日村さんが8回まわって「ドン!」をやる。
ブレイクダンス風に肩で回るんです。
格好いい!
ゼイゼイいってましたけど。
バナナ炎炎はいつもナチュラルに面白いので
残す?
って思って消すんだけど
これは!と思ったんでしょうね(記憶ない)
ベスト回はこれ。

・9/6、9/13 『KOZY'S NIGHT 負け犬勝ち犬』
「悩める闇芸人を救い出せ」
中山功太さんと、とろサーモン久保田さんの闇の回。
ここで気付きましたけれども、
わたし、芸人さんの人間らしい姿が大好物なのかも。
お笑いドスケベとは
こういうひとを言うのでございます。

・9/13 『アメトーーク!』
どうした!?品川。
もう、これはもう。
誰もが記憶するところの神さまのような回です。
切なくて、ジーンと温かくて、怒りの感情も、すべてを巻き込むような爆発的な笑い。
書いていてまた気がついたけど、
すっごく面白いことって
いろんな感情と隣り合わせで
つながっているのですね。


・10/4 『ハシゴマン』
1周年ということでアンジャッシュが二人揃って八王子に。
渡部さんの番組で
大体、人力舎芸人とアイドルと三人で
飲み屋をハシゴする番組なのですが、
今回は二人っきり。
二人のやり取り、二人の思い出話、児島さんのダメっぷり。
いい。
とにかくいい!
コンビ仲を垣間見る。
お笑いドスケベ発動しました。

・10/6 『キングの晩餐会』
KOC優勝後バイきんぐの特番。
東京03があこがれられているぅ~。
と思って、とっても嬉しくて。
どうやらDVDの特典映像。と推察しますが。
だって
編集が変だったもん。

以上。
が今年のベスト9。
のようです。

そのほかにも見ることができなくて
残っている番組はたくさんある。
プロテクト設定とまでいきませんが
なんとなく消さないけど
いつかは消すかも
と思っている次点番組は
『大人のバナナ』 ランジェリーの回
『旅猿』 全部
『ナカイの窓』(12/6 女性芸人の回)
です。
ほかにはショーレース物は
あとでDVDに焼くことを考えて
消してません。
IPPONグランプリ
R-1周辺
キングオブコント周辺
THE MANZAI2012関連
など。
来年もテレビ好きは
つづく。

次回、今年最後の更新。
最後に
自分を振り返る
という更新をして
今年を締めくくろうと思います。
テレビ好き以上に自分好きです。



はなこば的5大ニュース2012

2012年12月24日 | テレビ
こんばんわ。
残すところ、あと数回の更新だということに気付いたので、
去年もやったことを書きます。

去年はこちら↓
2011のはなこば5大ニュース


そして1年分のエントリーを見直してみたんだけど、
たいしたこと
起こってない。
ふつう。
穏やか。
ということで
むりくりかき集めてみた。

5位。
ライブに行けた。
6本。
エレキコミックと東京03だけ。
無条件に行くと決めたライブだけ。
番外編も入れると、
7本かな?

2月 エレキコミック『僕らの飲み会』 vol.29
3月 東京03 第13回単独公演 『図星中の図星』 追加公演
4月 エレ片コントライブ『コントの人6』
6月 東京03 第14回単独公演 『後手中の後手』
7月 エレキコミック 第21回発表会 『有様』
10月 東京03 第14回単独公演 『後手中の後手』追加公演
(番外編)
11月 中津川弦・カヨコ 結婚報告演芸会

番外編はね、かなり心に残るライブでした。
ライブレポはこちら↓

結婚報告演芸会@東洋館

4位。
いろいろ終わって
いろいろ始まった。
テベ・コンヒーロ。
とか今年9月の出来事です。
まるで遠い昔のようです。
あと、ピロロン学園ね。
ロッチとハリセンボン
ブラマヨ。
というパンチはないかもしれないけど、
良い組み合わせだったのに。
終わると見せかけて
また始まった番組もあり、
『バナナ藩』は
『大人のバナナ』となって
リニューアル。
相変わらず終わりそうな気がしているんだけど。
『旅猿』も
今年初めに終わって
今年終わりにまた始まった。
そしてまた最終回を迎えるようです。
さびしい。
また
やってください。

3位。
いろんなショーレース物が
それなりに熱かった。

R-1優勝:COWCOW多田さん
悲願の…。
R-1で結果を残すすごいコンビです。
あたりまえ体操も
いろんなところに浸透して
COWCOW的には躍進の年なの?
どうなの?
ちなみに2位のスギちゃんがブレイク。
で、1年間結局かけぬけたんじゃないだろうか。

キングオブコント2012優勝:バイきんぐ
衝撃的にして
爆発的に面白かった。
うっすら忘れつつある?
さらば青春の光とかうしろシティとか
しずるとかトップリードとか
良かったよねえ。
今年消せないHDD録画番組のひとつに
そのあとで放送された
「キングの晩餐」があります。
東京03にあこがれまくっているバイきんぐ小峠さんの圧が
すごくしびれたので。

THE MANZAI2012 優勝:ハマカーン
これはホットな話題ですね。
良かったよね。
でもR-1とかKOCとか
今から振り返ると
主要な事実以外は
全然思いだせない。
となると、
優勝者以外はうっすら記憶から消える運命なのかな。
爪痕
って大事だよなあ。
良いにしろ
悪いにしろ。



2位。
ずん・やす休養、
復帰。
雨上がり決死隊宮迫休養。
敬称略。
前者はホントに良かった。
復帰のテレビ番組をみていましたが
笑いの包まれて
捨てるところのない面白さで
すごく良かった。
だから
宮迫さんも
大丈夫。
と、勝手に決め付けている。
笑えないことなど
起こるはずがない。
だってあんなに楽しそうに笑う人じゃないですか。
笑う人は
生きている環境も笑いに包まれるはずなのだ。
そう信じて生きている。私は。

1位。
エレ片が今年も面白かった。
去年もまったく同じことを書いているけど。
TBSラジオ
土曜深夜のエレキコミックと、ラーメンズ片桐さんのラジオです。

薄曇りの青春を送った大人も
現在進行中の青春を送る学生も
みんなが
笑って泣けるばかばかしさで
今年も私を救ってくれました。
土曜がくると楽しみで楽しみで
ラジオをきちんと電波で拾って
録画できるラジオを購入しました。
スイッチが自動で入るので
きっと聴取率にも貢献しているはず。
どんな測り方してんのか知らんが。

このラジオの放送作家さんが
ツイッターで
「僕は面白いと言われている大概のものに対して「エレ片の方が面白いのになあ」と思っている。」
とつぶやいた。
わたしは
「!!!」
と思った。
だって私が思っていることそのものだったから。

「が、それを言うと「それは君が関係者だからだろ」と言われるのはわかりきっている。」

と続くんだけど、
まったくその通りで
何かのファンであるときに
「の方が」というナンセンスさよ。
でも全く同じ気持ちだ。
エレ片より
面白い(そして好み)なんてものは
もうこの世にないのかも。

ところで、
1月にエレ片のライブがあるのですけど、
ひとりで行っていたライブに
次回は3人で行きます。
ふたり新規のお客様を今年増やしました。
あ、
良く考えたら、
ニュースの1位はこれかも。
一度もエレ片聴いたことないところから
オススメしたら
来てくれるようになった。
そして
「面白い」
って言ってくれたこと。
何にも代えがたい喜びなり。
ひとりの友人は
オードリー聴いてたのに
エレ片も録画してくれました。ありがたや。
ラジオって
密室空間というか
自分とラジオだけの距離感で
聴くため
機密性が高く
あのラジオを聴いていると

自分だけかも
こんなに共感しているのは。
こんなに暗くて友達がいないのを分かってくれるのは
エレ片だけだ。
これは誰にもいえない
だってこんな下ネタに大爆笑していると思われたくないし
テレビに出てないから
きっと「は?誰?」と言われて
傷つくのは私だ。
こんな好きなものを否定されたら
わたしの存在すら揺らぐ

など思いがち(言い過ぎ)。
でもあのラジオは、
一般的な面白いのハードルを
とっくに超えるくらい面白いと思うから
だから
誰にも知られたくない
って間違いだから!
と強く思うのだ。

は。
熱く書きすぎました。
来年も
エレ片にとっていい一年でありますように。
スペシャルウィークでは
片桐さんが
肛門から挿入し、快楽を得るグッズを試すという
驚異の放送がありましたが
わたしはやっぱり通常放送が好きです。
永遠につ~づ~けっ!

でわ。
まとめ的な
放送が引き続き続くよ。

THE MANZAI 2012 で考えたこと

2012年12月21日 | テレビ
THE MANZAI2012のことをまだまだ話してますよ。
話し足りないよ。

さて、
ずっと考えていたことがふたつあります。

ひとつめは、
「漫才」とはなにかということ。
もともと平安時代
新年の口上として始まったそうです。
太鼓たたいたりして
ふたりでお宅にあがって
めでたいときの
お騒がし。
だから
本来の姿を考えたら、
舞台上で太鼓たたきだしても
別に変と言うことはないんです。
って理屈こねながら
何言ってんだか。

要するに、
岡村さんが
アルコ&ピースのネタおわりに
「芝居」
と強調したことに
ひっかかりを感じているわけです。
漫才に
コントを持ち込んで
それが大流行したのは
ダウンタウン以降である
ということを
上方演芸史に詳しい書籍で読んだことがあります。
今回でいうと
たとえば千鳥のネタとかですね。
あれは新しいスタイルの漫才である。
あのコント風漫才も
漫才として成立するというのであれば、
厳密に「漫才」て何だろう。
って考えていました。

たとえば、
M-1でジャルジャルがやったネタ。
あれは
漫才がそのときはじめて話しているようにみせかけて
きっちり練習している。
というのを見せる漫才で
賛否両論が巻き起こった。
漫才の根底を茶化すように見えたからだ。
かといって
あのスタイルは漫才だよ。

思うに
結局スタイルの問題ではない。
と思うんです。

やっているひとが
漫才といえば
漫才なんだと思う。

で、見ている人が
それで違和感を感じて
「違う!漫才じゃない!」
と言えば、
それはそこを突き抜けなかった。
つまり面白さが届かなかった。
という意味なんだろう。
ひっかかちゃっているわけだから。
ネタ見て笑っている間も
「あれ?これ、漫才じゃないんじゃないの?」
って、笑いを減らしているのだとしたら
それは、演じている側の不足部分なのではないか。
そこをクリアにするくらい
ウケるネタ
を持ってくるべきだし、
そう思ってこっちは見る。
わたしは
アルコ&ピースのネタは
いっさい引っかかりを感じなかった。
面白かったんだもん。

そこで
もうひとつ。

スタイルは変わったのか。

という問題です。

今回、優勝した
ハマカーンは
インタビューで
「1年前から変えた」
と言っています。

たとえば
テンダラー
千鳥
笑い飯
は、変えてないように見える。
ある型があって
そこにあてはめるものが違うだけであって
去年も今年も一緒
と言われれば
(「厳密に違う!」など意見はあろうて)
一緒だ。
笑い飯はM-1からだけど。
この形で
去年よりも上を目指そうとしているのか。
それでも全然、違和感はない。
ただ
準決勝などで
去年とまったく似通ったネタをもってくるコンビを
わたしは
「シラーーー」
という擬音入りで見てしまう。
去年ダメだったんだから
今年も無理だよ。
もっと目立たないと
まったく違う奴か
ものすごく進化してないと。
同じ評価されちゃうよ。
って。

一番の違いは
「実績」
だ。
実績が変えるか変えないか
の指針となる。

去年
決勝の舞台に立って
手ごたえを感じたかどうか
っていうのが一番わかりやすい「実績」なのかも。

でもそれって
超個人的な判断で
はたしてそれが正しいか
だれもわからない。
今回
ハマカーンがスタイルを変えた
と自ら言うならば
決勝の舞台で
あの「下衆の極み!」のネタで
手ごたえを感じなかったか
もしくは
ほかのネタで
手ごたえを感じたかのどちらかだ。

絶対に優勝する。

と本人たちが思っているネタが
前回はあれで
今回はこれだったのだ。
どこが指針になるか。
ライブのお客さんの反応かな。
ただ結局、芸人さん自身の責任で判断しているのだろうから
妄想でしかないのだけど、
「下衆の極み」は
相当、自信のあるネタだったと思うのだ。
それをやめることの勇気や
あれでは優勝できないと分析した冷静さは
すごいなあ
って思うんです。
ウーマンラッシュアワーとかも同様に。

去年から全然変わって
すごい面白くなってたあーー!!
とか言うと、
「あれ前からやってたしっ」
「ライブではしょっちゅうやってウケてたしっ」
とファンの野次が飛び交っているのをネットで見て
言いたくなる気持ちはものすごいわかるけど
それって、芸人さんの判断材料のすべてじゃないだろうな
って思ったので、書きました。

一度も見たことない人
審査員に評価され
その日もっとも面白いと思われる飛びきりのネタ
を選ぶ状況になったときの
芸人さんの振舞いをこっちは観察している。
それしかできない。ってのもあるけど。
ただ
お客さんに愛されていて
ウケるネタだったのに
ハネないことって
結構あるじゃない、ショーレース。
「だから大会が面白い」
笑い飯の西田さんもそう言ってましたね。
ファンだったらへこむが、
格好いい一言だったな。

ではでは今日はこのへんで。
THE MANZAIの一週間。
来週はもうそろそろいいかげんにします。
よいクリスマスを~。

THE MANZAI 2012 全ネタ感想

2012年12月19日 | テレビ
ネタの感想をします。
私は芸人でもないし
面白さを分析できるひとでもありません。
ただただ
あれが良かったこれがどうした
って言いたいだけ。
エゴイズム一辺倒で書きます。

【グループA】
・テンダラー
効果音のパターンのネタ。
と言ってしまえば簡単だけど、
そこに持っていくまでの
導入部が凄かった。
トップバッターで緊張してんのんちゃうかな?
って思うでしょ?
してますぅー。
って
あのトーンでなかなか言えないよ。
漫才師だなあ。
ちゃんと空気をつくるんだな。
漫才師格好いい。
びりびりしびれた。

・ウーマンラッシュアワー
八つ当たりのネタ。
なるほど!
と今年初めてピンときた。
聴きとれないな
早いな
という印象だったのだけど
今年そこはずっと解消されていた。
後半で最初のほうの
ひっかかりをすべて回収するとは。
好みではない。
だけどそんなこと関係ない。
面白かった。

・ハマカーン
相方への不満。
ムカつく女子あるあるを
神田さんが言うことで
キャラになり自然に聞こえるところが
なかなかどうして、唸った。
そして
ツッコミがどっちか
もはや分からない。
各人のスタンスを
変えたことに
まず驚いた。
重心のおきどころを
かける負荷を絶妙に位置調整した感じだ。
浜谷さんが常識的なことも言うようになった。
それだけですごい勇気だ。

・オジンオズボーン
アイドルについてを語るひとと
全部茶化していくひとのネタで、
もはや何だったのかわかんないところが
最高です。
アカバネ
シュシュ
すべりんぞう
など、もう一回見たいところがいくつもある。
名言じゃないのに、ワードが心に残る。

【グループB】
・トレンディエンジェル
すごい応援していたので
もっとウケるはずと期待しすぎたことがあって
そのときは気付かなかったけど、
ちゃんとした漫才だよな。
コントに入らないで
しゃべくりとワードのみで
最後まで。
ボケとツッコミが
きちんと分断されている。
いわゆる正統派。
キャラが濃くて
気付きにくいけど。
イササカ先生のくだりも
重ねたり、
ノーベルの飴のCMネタで最後押すところも
導入が気付かないくらい自然だったり
と、漫才のテクニックがいくつも入っている。
にしても
「斉藤さんだぞ」
は、格好よかったなあ。
擬音にしたら
ビッシーーー!!!
決まっていた。

・NON STYLE
男の友情をやりたい。
というコント主軸に
ボケの手数が相変わらず多いノンスタのネタ。
ストーリーに入らず
ひとことだけのボケをいくつもいくつも出す。
こんなこと言いたくないけど
井上さんのツッコミがだいぶ進化していて
すごく見やすい。
巧い。
今までと同じようでいて
チューンアップが…。
さすが、だね。
こういうとき
さすがって使っていいよね。

・磁石
優柔不断ってところから
事故を起こすコントに入る。
磁石はいいよねえ。
ツッコミフェチの私としては
磁石を嫌いになることは無理です。
磁石はスタイル自体変えてないけど
インナーマッスルが毎年毎年鍛えられてきているように
感じます。
永沢さんって…泣き虫だね。
もらい泣きさせられる。

・千鳥
タクシードライバー。
最高です。
厳密にいうと全編コントなんですよね。
漫才としてのしゃべくりは
最初と最後だけ。
それなのに
持っていかれる。
自然に。
千鳥は面白い
ってことが皆に伝わっているのを感じて
嬉しい気分でいっぱいになる。
大好き。

【グループC】
・スーパーマラドーナ
良いネタ!
最後の中堅から師匠になるときあたりから
もしかして
良いネタなんじゃないの?
と確信しはじめる。
「シュールなネタやりたないねん
 もっと大人から子供まで笑ってもらえるネタやりたいねん」
で、うわーーと胸がいっぱいになった。
漫才愛がどやさ(@いくよくるよ)と詰まったネタ。

・ アルコ&ピース
で、忍者で巻物を取りに行きたい。
ジーンとしている続きで
心を鷲掴みです。
あそこが特に好き。
「後輩たちが先にどんどん売れて
 俺はその背中見ながら
 ちくしょう
 次こそは自分たちだ
 ってそういう気持ちで毎日望んでるんだよ」
ってところ。
あそこで泣いちゃう。
2回見ても、3回目も。
で、次の瞬間
「忍者になって…」
で爆笑。
涙出ているのに
顔の筋肉が上がる。
すごいネタだよね。

・笑い飯
桃太郎の二番。
といいつつ、ほぼ「すし太郎」の歌。
あーばかばかしい(褒め言葉)
笑い飯、大好きなんです。
でもね
3回目見直して
思ったんだけど、
アルコ&ピースの後で
すごく損している
と思った。
あのリアルと虚構の二層式のネタを
ガッツリと見せられたあとで
笑い飯の漫才は
空気をつくる導入部分がほとんどなく
すぐにネタに入った。
アルコ&ピースが
つくった世界を引きずったまま
このネタだったから。
少し軽く感じてしまったのかも。
ち~らし~
とあれ以来ずっと耳に残って
口ずさんじゃうけど。

・エルシャラカーニ
怖い話のやつ。
面白いよね。
それに
悪いところがひとつも思いつかない。
はちゃめちゃで
すごく良かった。
タイミングも間も
いつもどおりだった。
「いつもどおり」のハードルがものすごく高いんだけど。
天才のする漫才だ
といつもふたりがネタをしているのを見て思う。

・ハマカーン
二つ目のほうが
より女子あるあるが煮詰まっていて
リアリティにあふれていた。
どうでもいい!
なかに、クリケットが入ったり
セボンを入れたり
すごくすごく考えられている。
のに、熱伝導が伝わってくる。
漫才師としての能力が
筋肉が
仕上がっている浜谷さんに
惚れてしまう。
神田さんは
もちろん最初から素晴らしい。
よ!漫才師。
優勝!

・千鳥
大人電話相談室。
いいよね。
一個目より勢いなく感じたせいなのかな。
でも
ああいう見た目のひとたちが
こういうネタを考えていること自体が
もう才能を感じすぎて怖いよ。
千鳥すごい。

・アルコ&ピース
パイロットになる。
同じようなもので
パターンくずし。
と、たけしさんも言っていましたが
絶妙!
と見ていて思いました。
まったく違うものを考えられたと思うのに
一本目よりずっと楽に笑えて
魅力が前面にでてたよね 。
売れるんじゃない!?
どうやら!!

以上。
全ネタ感想でした。
今週はあと一日残ってますが
さっそく、言い訳。
じゃなくて、
ほかの人が書いていることを読んで
考えることがあったので
それを書く。

ネタを変えること
と、
漫才って結局
について。

THE MANZAI 2012を振り返ろう

2012年12月17日 | テレビ
今年も
選挙特番押されて
時間枠が少なくなりつつも
行われた
THE MANZAI2012が
ハマカーンの優勝で幕を閉じました。

面白かった!
どの組も
良かった。
登場のほんの数秒前
「がんばれ!いけ!」

すべての組に願掛けしたせいか(自意識過剰)
とっても良かった。

いろんな感情がめぐりめぐったので
長いスパンで書くような気がしてますが
とりあえず
ざっくり感想を書きます。

それでは
仕事の速いお笑いナタリーからのコピペで
点数とともに。

グループA
●ハマカーン [ファイナルラウンド進出]
4票(ラサール石井 / 大竹まこと / 木村祐一 / 天野ひろゆき)国民ワラテン78点
●ウーマンラッシュアワー
3票(秋元康 / テリー伊藤 / オール巨人)国民ワラテン79点
●オジンオズボーン
2票(鈴木おさむ / ◎国民ワラテン89点)
●テンダラー
1票(西川きよし)国民ワラテン78点

ここでハマカーンが行ったのね。
どの組も同じくらい良かった。
トップバッターの見本のようなテンダラーの
仕事っぷりに私はしびれました。
ああいうふうに自分の空気に持っていく巧さに
キューーンってなった。
オジオズ面白かったあ。これかあ。
事前情報ほど爆発しなかったのではないだろうか。

グループB
●千鳥 [ファイナルラウンド進出]
6票(西川きよし / テリー伊藤 / ラサール石井 / 木村祐一 / 天野ひろゆき / 鈴木おさむ)国民ワラテン85点
●NON STYLE
4票(秋元康 / オール巨人 / 大竹まこと / ◎国民ワラテン90点)
●トレンディエンジェル
0票 国民ワラテン84点
●磁石
0票 国民ワラテン77点

ここでは私は思った以上に凄い!
と思ったのがノンスタでした。
あとはすべての組に期待をかけすぎていたので、
!!!
と感じることはなかったのよね。
ただ巨人師匠の磁石に対する
「やめたらあかん!素晴らしい」
が、今思い出してもポロポロ泣ける。
歴代審査員の名言のひとつとして
心に残しておく。

グループC
●アルコ&ピース [ファイナルラウンド進出]
9票(西川きよし / 秋元康 / テリー伊藤 / オール巨人 / ラサール石井 / 大竹まこと / 木村祐一 / 天野ひろゆき / 鈴木おさむ)国民ワラテン72点
●笑い飯
1票(◎国民ワラテン78点)
●エルシャラカーニ
0票 国民ワラテン71点
●スーパーマラドーナ
0票 国民ワラテン69点

スーパーマラドーナ。温かくていい漫才だったよね。
ただアルコ&ピースが
こんなに心に残るネタをするなんて。
何がいいって、VTRから始まっているんだよね。
学資保険、入ってあげられなかった。
って平子さんがくちゃくちゃに泣くところから
始まっている。
そこで
あの真摯なセリフがあって
ネタが抜群にハネた。
ふたりの演技力が効いた。
すごくいいネタだったけど
それだけじゃなくて
全部の空気があのふたりに流れた。
だから
スタイルうんぬんよりも
心を打った
お客さんに届いた漫才が
票をとったのよね。
笑い飯すごく良かったけど
エルシャラカーニも実力出したと思うけど。
こういうのショーレースで見たいんだもん。
って思うから。


ファイナルラウンド
●ハマカーン
8票(西川きよし / テリー伊藤 / オール巨人 / ラサール石井 / 大竹まこと / 木村祐一 / 天野ひろゆき / 鈴木おさむ)国民ワラテン77点
●千鳥
1票(◎国民ワラテン84点)
●アルコ&ピース
1票(秋元康)国民ワラテン82点

ハマカーン良かったなあ。
腕が
実力が
とどまることを知らないな
と終わった時に思った。
下衆の極み
って、良い形を見つけたのに
変えるって
大変だったろうな。って。
それで優勝した。
千鳥も
アルコ&ピースも良かった。
納得のいく形の組が
ハマカーンだったのかも。
って思う。
ホントにずっと実力派と言われ続けて
やっと
という気がする。

めでたい。
時間が少なくなった分だけ
去年あった
お祭り的な印象は
だいぶ薄くなったけど
ちゃんと
芸人さんが損をしないように
楽しく終わるように
工夫がいくつも見られた。
テレビ番組として
楽しく見ることができた。
それが
M-1とは違って
見ていて楽チンで凄いと思う。

来年は
選挙特番に遠慮しない
演出を期待。
フルボリュームで
お願いします。

まだまだ書きたいことはたくさんあるけれど、
だいぶ書いてしまったので、
何もなければ
次は全ネタ感想をします。

でわでわ

プレゼン大会から距離感を考える。

2012年12月14日 | テレビ
年末ですね。
明後日の
THE MANZAIが楽しみすぎるっ。

アメトーークは
プレゼン大会でした。
この回で
Bコースが解散を発表。
ツイッターのニュースでも流れてきていたので
事前情報としては知っていたけど
オンエアでは
Bコースがプレゼンを始める直前に言って
そのままプレゼンに入る
という流れでした。

わたしの予想では
最初とか最後とかに
時間を作って
言うのかな?
と思っていたので
ちょっとびっくり。

発表の衝撃で
客席とそれを知らなかった出演者の方(たぶん塚地さんは知らなかった?)の
ざわつきがおさまらないまま
プレゼンに突入して、
その空気をタケトさんが
なんとか
取り返そうとする感じが
無性に
切なかった。
わたしの妄想で
実際は
ぜんぜんそんな感じじゃなかったのかもしれなけど
だけど、
知っていても
ショックだし
それをまだ味わったばっかりで
これから咀嚼しようってときに
次の味入ってきちゃうから
すっきりしなかった。
別に方法なかったのかね。
Bコースがこの場に呼ばれたのは
そういうわけなのかな
とか。
宮迫さんが妙に優しいのは
そういうひいきかな。とか。
いろいろと考えてしまったのよ。

ナベさんのアワアワした感じで
やっと気持ちが追いついた。

解散って
ショックだ。
ファンだけでなく
もちろん
お笑いファンにとっても。
自分が芸人側だったら、
こっちにしかわかんない理由があるんだい
ほっといてくんろ
とでも思ったかもしれません。
ただ
芸人側じゃないから。
面白いのを見るのが好きな側だから。
事情を知らないし
説明されても
きっと100%わかることはできないのだろうし
わたしはあっさり受け入れる。
ただ
スタートして築いたものがあって
それに乗っかってこちらは笑っていたものだから
なしにされちゃうと
そこだけぽっかり空洞があく感じがします。
ホントにこっちエゴですけど。

これを埋めるには
本人たちが
自分たちの物差しで
嘘偽りなく
「今が幸せ」とどこかで思っていてくれる以外にない
と思っております。

それさえも知りようがないのだけど。
こういうことがあると
笑う側と
笑わす側って
完全に分断された別の場所にいるなあ
って思います。
たとえ同じ空間にいても別次元で
いつまでたっても
関係性の距離感は
変わらない。
あくまでも私は…ですが。
いつも思うんです。
大好きなエレキコミックや東京03のライブに行っても。です。
何度も見に行って
知識があろうがなかろうが
ライブで笑いが起こっている瞬間
笑っている側は
全員こっちの岸にいて
笑わせている側は
あっちの岸にいる。
近くにいるように見えて
地続きではない。
笑うことを時間軸で考えると
持続はなく
その瞬間のみのことだから
お笑いの知識や
そのライブを見に行った回数も
ファンである年月も関係ない。
見ている側に優劣はなく
笑わす側にとって
大きく影響されることはない。
いや影響されないことであってほしい。
そういうの抜きにして
エコヒイキなく
笑わせてほしい。
10年見続けている人も
その日初めて見ている人も
皆が大笑いできる空間を作ってほしい。
いつまでたっても
笑わせる側の岸には
近付けないし
近づきたくないし
近付けてもほしくない。

共感されることはないかもな。
と思っています。
だって
出待ちとかする?
好きな芸人さんの。
近づこうとするひとのほうが多いのかも。
面白いと思っているよ
応援しているよ
ってことは
伝えたくなるときはある。
こっちにいるのに気付いてないんじゃないか?
って思うときがあるので。

解散の話で
わけわからないことを
長々書いちゃった。

あれを
アメトーークの温情ととるか
もっとなんとか…と思うか
分かれるところだろうけど。
プレゼン大会は
いつもどおり
面白かったです。
見たいなあ
って思うものも
プレゼン自体が面白いものも
バランス良く計算だかく配置されていた。

年末は
またまた
長く長く特番をやるそうです。
録画機器の容量をあけておきましょう。
そうしましょう。


ブラユカと旅猿とアメトーークとリンカーン

2012年12月12日 | テレビ
ブラマヨとゆかいな仲間たちが
総集編をぶつけてきた。
なるほど年末ですね。
シルクさんの相方のお話には
また泣いてしまいました。
「漫才はこの子と、って決めてたから」
とサラリという場面が
グッときます。

旅猿。
続きはDVDで~
が多すぎる。
無料でテレビだけ見ている人には
用がないのかもしれません。
時間帯が時間帯だけに見る人も限られているのか。
視聴率で測られるとそりゃあ協力してませんけど。
楽しみにしていたんだけどなあ。
DVD見ないとすっきりしないようにできている。
残念だなあ。
ただ
Lの世界。
ちょっと見たくなりました。
影響されちゃうのはいつものこと。

アメトーーク。
の、
もっともっとテレビにでたい芸人。
がとっても良かったです。
東京ダイナマイト
タイムマシーン3号
カナリア
アップダウン
とろサーモン。
もっとテレビに出てもいいよね。
そして
ここに出たい芸人も
もっといたよね。
だから
ここに引っかかっただけでも
大チャーーーンス。
肩肘張っていながらも
ちゃんと転がって良かったです。
楽しくて
ほっこりしました。
今後どのようにして売れていきたいのか
リアルな未来戦略を発表するコーナーで
東京ダイナマイトの松田さんが
年末のアメトーーク大賞に呼ばれるようなフレーズを放って
アメトーークの流行語大賞を獲って
果ては
“東京ダイナマイト芸人”をやる。
と決める。
そこで満を持して放ったフレーズ(「そりゃないっすよぉ」)がハマらない松田さん。
みんなが未来戦略を発表する中、
松田さんの「なあみんな」というフワッとフレーズが中ハマりしだします。
その後
居酒屋セットで
みんなが悩みを打ち明ける
というのが最後のコーナーで
「なあ、みんな」が決まったときに
番組最後のシメのテロップが画面にあらわれます。

「絶対に売れよう」「なあ、みんな!!」

このセリフ、誰も口に出してないんです。
ただただ文字で出ただけ。
でもその日みんなが思っていたことだし、
番組をつくるひと全員が
そういう気持ちだったのかも
と妄想し、泣けた。
ほっこりしたのは、
だれかひと組だけダントツに前に出たわけでなく、
それぞれが
協力してお互いにフォローしあい
番組を楽しくさせていたからだと思います。
松田さんの「みんな」ってセリフに
面白いのにテレビに出れないたくさんの芸人さんの顔が浮かびました。
事務所で考えるのは
いやらしいのでちょっと嫌ですが、
吉本興業の割合が多めながら
仲良し同士ってわけでもない
出身がばらばらに見えるコンビたちが
ひとつになって切磋琢磨していたのも
良かったです。
東京ダイナマイトと
タイムマシーン3号がいたから
そんな印象に感じたのだと思うんですが。
この企画でまた違った種類の面白い芸人さんを
たくさん出してほしいです。
よろしく頼むよアメトーーク。
かまいたちの山内さんが
アメトーークのどこかで言っていたように
人選のマンネリに番組側も気付いていて
それを打開しようとしてるんじゃないか
と妄想する今日この頃です。

リンカーン。
今年の漢字を芸人さんに授ける企画で
平成ノブシコブシ
バイきんぐ
スギちゃん
が出ておりました。
司会は
おぎやはぎ。
芸人さんが多いときは
たのしい回。
今年もとっても良かったです。
バイきんぐ小峠さんが
松ちゃんに
ファン度が高い質問
(企画を考える上で注意していること
 コンビなのに服装がスーツとカジュアルでバラバラなのはどうしてか
 面白いことを思いつかないときはあるのか)
をぶつけて
松ちゃんが大いに照れ、
そのほか全員の芸人(司会もリンカーンメンバーもゲストも)のテンションがだだ上がり
の場面が
とくによかったです。
ダウンタウンはみんなのスターで
出ている芸人全員が尊敬していることが
もろ分かりでした。
さま~ず三村さんの
「飲みの席でも絶対にそういう話をしない!
 聞こう!!」
と、嬉々としていたところに
気持ちが出ていて
キュンとなりました。
三村さんは
内村さま~ずのときもそうだけど、
自分が前に出た発言をした少し後に
チラッと
松ちゃんないし
ウッチャンを
見る。
好きなんだなあ
って思うんです。
かわいいオッサンです。


では今日はこのへんで。
次は金曜日にお会いしましょう。
ふーまだ週の真ん中かい。



ナカイの窓 女性芸人と心理学トーク

2012年12月10日 | 面白い女性
何気なく
録画したのですが、
これは相当…。
こういうのずっと見たかったのよ。
と思うような企画でした。
「女性芸人の本音を…」
という企画は数あれど、
ほんとのほんとの本音なんて
全然出てこないのです。

友近
椿鬼奴
森三中大島
たんぽぽ川村
ニッチェ江上
チキチキジョニー

MCゲストとして
南海キャンディーズの山里さん
が御出演でした。
トークから
心理学の先生方が
深層心理を暴く
みたいな構成でしたが
そんなの関係ないね。

ハートにずきゅん
と入ってきたことは
ふたつ。

・女性芸人はスクラムを組む

女性芸人の絆は深い
と風のうわさで聞きます。
でもそれってホントかいな?
って思いますよね。
口では言うけどはたして。
中居さんがライバルは?
嫌いな女性芸人はいないのか?
と聞く場面があります。
ニッチェの江上さんに
大島さんを意識しないのか?
と聞く。
江上「デブってこと?」(半キレ)
大島さんは「仲良くなれるんだろうな」と思い、
江上さんは大島さんを尊敬している
と言います。
そこで鬼奴さんが
「女性よりも男の芸人のほうが失礼だったりするので」
と言います。
あきらかに後輩なのにまったくあいさつしてこない芸人が
男性のほうがたくさんいる。
許してもらえると思っちゃうんじゃないのか。
と山ちゃんがいい
大島さんが真顔で
そういうことに我々は
「超敏感っすよ、ぜってぇこいつ…」
鬼奴さんは「ああ」って思う。
「こいつやったな」
と。
分かるなあ。
女性のほうがたぶん後まで覚えてるよね
そういうこと。
友近さんは
「女やから(テレビ)出してもらえてんねんで」
と直接言われたことがある。
それはそうだと自分でも思うけど、
それを言われてめっちゃムカついて
自分は女芸人のなかでどうこうではなく
男芸人と同じステージで戦わなきゃ
撤回させてやる
と思ったそう。
男性社会のなかで生きていると
敵が多く辛いこともたくさんあるなか
女性同士で、
スクラム組むのは自然のことに思えます。
女性は団体のなかのほうが生きやすいのです。
ですが、もっとも絆を感じたのは、
中居さんが「広末の真似する子がいるじゃん」
と、モノマネのおかもとまりさんの名前を出したときです。
すると
大島さんが
「あの子は頑張ってる」
と断言。
また
さらに中居さんが悪口を引き出そうと
「白いパジャマで~」
というと
鳥居みゆきちゃん?
友近「あれは天才ですよ!」
大島「二度と出てこないですよ、あんなひと。逸材逸材」
と絶賛していました。
女性たちはみんな笑っていて
山ちゃんは
おおお
となっていた。
お互いに敬いあっていることを
強く感じて
じいいいんとしました。

・大島さん以降、はだかで笑いをとるということが変わった

女性を捨てないこと。
について、
全員の意見が一致。
全裸になっても捨てていないと言えるのか
との問いに
「わたしが裸になる理由は
 男に勝ちたいからです」
と大島さんがキッパリ言っていた。
それをされたら、
男性がなにもできなくなるから。
女性として脱ぐのだ。
だから女性を捨ててない。
と。
山ちゃんいわく
「女のひとが脱いで笑いが起きた瞬間に
 そこはゴールだから、ぼくらはどうにもできないっす」
「女のひとが脱いで笑いが起きないというのを前提にやってきたから
 それを変えてしまったのは大島さんなんです」
そこで
大島さんがラーメンマンみたいな頭のときに
亀甲縛りでテレビに出た映像があり
スタジオ沸く。
江上さんとチキチキジョニーが
口々に
「めっちゃ格好いい」
と言っておりました。
友近「こんなことしてもCMがくる」
すごいことだと。
さらに山ちゃんはしずちゃんに大島さんみたいになってほしくて
大島さんのこういうことばっかりしていたビデオを見せたけど
しずちゃんが悲しい目をして
「ごめんなさい」
と謝ったとか。
大島さんが
女性芸人として
不動の地位にあることを再認識できた。

みんなが面白く
楽しいトークの中に
ホントのことが
入っていて
すごくいい回でした。
ヘルプMCの山ちゃんの立ち位置もよく
この回にぴったりでした。
山ちゃんの発言で
みんなの面白さが鮮明になる場面を目撃できました。
1時間があっという間。
なかなかこういうことは
起こり得ないので
貴重です。

働く女性は日々戦っている。
その姿は美しい。
笑いは温かく
おもしろい女はすごい
と朝から(朝から見ていた)元気をもらえました。

長々書きました。
ハリセンボンやバービー。
アジアンや柳原可奈子ちゃん。
まだまだ
本音を聴きたい女性芸人がいるよ。

そういえば
流星★バケーションという
女性二人で街ブラするOLチックな番組に
ハリセンボンのはるなちゃんと
たんぽぽ川村さんが
出ていて、横浜を歩いていました。
ここでも「本音」というキーワードがたくさん出ていましたが、
奥手なふたりのなかなかな背伸び具合に
ツッコミが必要だ
と感じました。
同じような二人でそこが伝わりづらくて
ファンとしては良かったけどね。

ではまた
水曜日に。