笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

ひとはテレビをうすらボンヤリ見ている

2011年11月30日 | テレビ
最近
イラっときていたけど
無視していて
それで
腑に落ちて
それが鎮火した話を書こうと思います。

2回ほど
しゃべくり007で
モノマネが
「超」似ている
らしい方々が
テレビに
出てらして。
何に
イラっときたかというと
こっちが
「おー」
と思うよりも3秒ほど先行した
会場のSE
「おーーー!」に。
日テレだかが
売りだそうとしている匂いがぷんぷんいたしますね。

以前も
モノマネについて書いたことがあるかと思いますけど
モノマネ芸とは
似ているか
似ていないか
よりも
物まねする箇所の
くみ取りセンスだ
と私は思うんです。
似顔絵
にも通ずることですが、
似ているものを見たとき
見ているこちら側が
似ている場所を
発見して
元の人物や物事にに当てはめようと
脳が動くのだそうです。
だから
全部似てなくても良い。
何か
その元の人物に寄せられる箇所さえ発見できれば
そのモノマネは成功です。
むしろ元の人物に忠実でないほうが
似ている!
って思ったりする。
織田祐二さんは「地球に生まれて良かったー!」
って
言ったかどうか
こちらは知りません。
でも
いいそう~
っていうのが大事なんです。

興味のない人物に対してひとは
うすらぼんやり
見ている。
テレビだって
音楽だって
本だって
適当に見たり聞いたり読んだりしている。
だから
そこをうまく利用して
モノマネ芸は
成立しているんだと
私は認識します。


わたし個人的には
忠実であったり
技がすごかったりするものには
あまり心ひかれない。
だって
本人を聴けばいいじゃない。
どんなに努力しても
本人にはなれないわけだし。
うまくなくてもいい
面白ければ。
という主旨のもと
モノマネ芸人さんで言えば
コロッケさんや
清水あきらさんが好きです。
ふざけセンスがありすぎる。
大事なのは
そこを広げるの!
という驚きや
発想のすばらしさ。
そこには
オリジナルを超えた
芸としての
核が存在する。
模倣の技術よりも
オモシロを優先。
ちなみに手品も同様。
技よりも構成。つまりセンス優先。

ヘリクツが長くなりました。
そう、ヘリクツは悪口への序章です。
もう少しご辛抱を。

だけど
あの
モノマネ芸はなんなの。

わたしは
いらだったわけです。

似てもいないし
センスもないし
面白くもない。
なにが
したいのか。

おっと。
言いすぎです。
あくまでも私の超個人的意見です。


まず
「似ていない」
について
言ってみようか。

お上手ですよ。
お歌は。
それはどーでもいい。
オクターブ?知らん。

CHARAさんが大好きで
ものすごく聴いてました。
それで
あのモノマネを見て
「あーチャラのこと
 ぜんっぜん分かってない」
と怒っちゃう自分がいたんです。
うすらぼんやり聴いている
ほかのアーティストには
そんなことはちっとも思わなかったのに。
不思議。
と思って
まわりに聞くと
MISIA好きの弟は
「チャラは思わなかったけど
 ミーシャは全然似てねー」
と怒ってました。
椎名林檎も…。
レディ・ガガも。
たぶんね
聴きこんでいるひとだと
ダメなのよ。
細かい部分が気になって。
聴いたことない歌手だと
おお
って実際なるしね。
しかし
清水ミチコさんがライブでCHARAを
やったときは
ぜんっぜん似てなかったけど
笑っちゃう自分がいたんです。
たぶん
その違いは
アーティスト然とした立ち居振る舞いかどうか
ってことです。
何度も何度も人前で物まねを披露した芸人さんは
お客さんが
どういう反応になるか
あらかじめ知っていて、
そこをテクニックで操作することができます。
たぶん場数はそこまでないであろう新モノマネ王だか女王だかの
ドヤ顔と「おーーー!」の声に
怒りモードのスイッチが入っちゃったのかもしれません。

次は
センス…
ないってのは
言いすぎですよね。
感じないだけです
個人の意見です。

さて
前述のことは
どんなに反論されてもいい。
そして簡単に撤回しても
こちらは全然かまわない(え!)。
でも
これだけは
絶対ゆずらない。
面白くない。
モノマネうまい~
って言われる人に
ユーモアを
一寸も感じない。

そして
それはなぜか。
面白くしよう
とは
これっぽちも
思ってないからだ。
知ってんの。
あたし、知ってんのよ。
わたしは技で勝負だ。
と思っているんだ。
オモシロ
を肥やしに生きている人間として
これは耐えがたきこと。
でもあっちが
その気がないのだから
無視するしかないのだ。

平行線ね。
つまり、この議論は。
ふー。

と思っていたところに
妹より情報を得ました。
あの
モノマネ新女王の荒巻さんと言う方は
カラオケの
ガイドボーカルを歌っていた方だと。

それで
すべて
納得したんです。

はじめから
アーティスト然
としてるのは
ほんとに
アーティストだったからなのね。
そして
あの
カラオケには
ちょうどいい
中途半端に似ている歌いくちは
そうかあ
と。

それで腑に落ちないかんじは
一気に
すっと
して
失礼しましたっ。
と思ったんです。てへ。

だから
今は
全然
いらっとしてないし
すっきりしたものです。
真中の部分の悪口を言った自分は
過去に存在いたします。
(だったらなんで言ったか? 聞かないで~)

いろいろ調べたら
スター☆ドラフト会議
という
わたしがタレント名鑑とごっちゃになっていた番組から
ブレイク?されたとのことでした。
ふーん
あの番組ねー。
仕事のできる芸人さんタレントさんを
やたらめったら
こき使っている番組ですね。

今日は悪口がすぎましたわ。
では
おやすみなさいませ。


FUJIWARAの良さに気付いたタレント名鑑

2011年11月28日 | テレビ
今日は
11人もいる!

クイズ☆タレント名鑑くらいしか
感想を言えることがないのです。

タレント名鑑は
マツコ・デラックス参戦
という売り文句に
ちょっと
今更?
タレント名鑑ともあろう番組が
やめてよ
そんなガッチガチの保険キャスティング。
おぎやはぎ
FUJIWARA
有吉さん
がいれば
ちゃんと成立するのだから
新しいことしてほしいのよね。
と鼻くそほじりながら
文句を垂れていました。

見てやろうじゃないか

だいぶ上からの物言いにて
これでつまらなかったら
200%の力で
罵りましょう。
という気分で見てみたら

うーん
まあまあ
いいんじゃない。
そんなに
気合を入れて見なくても良かったかな。
と曖昧な感想になった。

理由は
ゲスト感がまったくなく
なじみまくりだったから。
チーム参戦で
ミッツ・マングローブさん
ダイアナ・エクストラバガンザさん
の三人で
ご出演。
マツコさんはこの番組よくご覧になっている
ということで
きちんと番組を把握されており、
いつものバランス感覚で
とっても楽しい番組になっておりました。

ミッツさんも
お上手です。
検索キーワードクイズにて
答えが
いま人気の女優さんで
3番目のキーワードが
「かわいい」
だったんですが、
最後に答えが分かって
「え?かわいいって何ですか?」
と真顔で質問されていました。

そして
ダイアナさんの
無意味に
カメラ目線で
もみじ饅頭を食べている
映像
がこの日いちばん
面白かった。

「『毒』吐きまくり!」
という宣伝文句に
踊らされてはいけませんね。
何度も書いてきましたが
マツコさんの良さは
毒ではないんです。
有吉さんには
「毒」を期待されていることに対して
ギリギリに挑戦する
職人技
というところに見どころがありますけど
マツコさんは
その人物そのものに魅力があります。
それは
テレビに対する分析力であったり
尊敬する気持ちであったり
そんなことを全部打ち捨てても良いとすら思わせる
常識的判断だったりで
「毒」だからマツコ
などというカテゴリーでは語りつくせない人物なのでございます。

だから
たぶん宣伝の要であった
「毒」
の部分が
ほとんど
ピー音で分からなくなっていた
としても
楽しかった。
と言える。(ええ、あたしはあえて書きますよ)

そんでもって
やっぱり
この番組を
支えている屋台骨は
FUJIWARAである

切に感じました。
はっきり言って
有吉さんがいなくても
まあまあこの番組は大丈夫
と思えるけど
フジモンがいなきゃ
成立しないでしょ
と思う場面が幾度もある。
有吉さんとおぎやはぎのチームは
検索キーワードクイズのような
スタジオの暴走で終始するコーナーでは
魅力的ですけど
たとえば
VTRだけで面白みを伝えたいコーナーでは
そこまで輝かない。
理由は
ツッコミ
です。
FUJIWARAは
暴走もできるけど
すべての空気を変えるほどの
真正面のツッコミができる。

1位のチームには
ミネラル麦茶チャンス
という
松島トモ子さん(この番組のアイコン的存在)の
ミネラル麦茶CM4本中1本の偽物を当てる
というクイズコーナーがあり
どれも懐かしいあの雰囲気と松島さんのかわいらしさが
爆発していたのですが、
VTRに対する
FUJIWARAの反応が
すっごく良かった。
たとえば
聖火台に聖火をともすと
火がミネラル麦茶になる
CMでは
フジモン「なんで?」
と絶妙なツッコミ。
スタジオに戻ってきて
また
「なんで聖火が麦茶に…」と言い
淳さんが
「だからそれほど…大事なもの…ってことですよ」

ますます!面白い展開
になっていました。
おぎやはぎ、有吉さんの暴走を広げるのもFUJIWARAだし
毎回パス回しも絶妙。

これほどの人たちいる?
みんな知っていると思うけど
もっともっと
大フィーバーになっていいほどの
芸人さんだよねっ。

と語気強く言ってみる。
随分前のロンハーだったか
スタッフからのランキングで
FUJIWARAが出ていると
編集がしやすい
というようなコメントがあった気がします。
どーでもいい
と流していましたが
最近、知ったことによると
ものすごい技術のようです。

今回、キャスティングがすごく良かったけど
いつもあの位置にいる
FUJIWARAの素晴らしさに
改めて気付いた
いい回でした。

おしまい。

黒沢さんの悩み@ホンマでっかTV

2011年11月25日 | 面白い女性
水曜日のホンマでっかTVに
森三中の黒沢かずこさんがご出演されていました。
芸能人人生相談のコーナーでした。
このコーナーは、
主にゲストが悩みを相談し、
さまざまなジャンルの有識者である「先生」方が答える
という主旨のものです。

「主旨」と書きましたが、
このコーナー、
表向きは悩み相談ですが、
その実は
番宣や映画宣伝の為に
大物女優さんや俳優さん大御所芸能人がいらっしゃるときに設けられるもので
悩みの内容はだいたい他愛なく、
解決策がそれほど明快でも重要でもない。
似たような症状があるひとには
いいんでしょうけど、
知恵袋的なコーナーかな
と認識しておりました。
要するに
軽い
コーナーだ。
さんまさんと、ゲスト、レギュラー陣の茶々、先生方の個性が
ぐちゃぐちゃと楽しいコーナーだ。と

黒沢さんももちろん映画の宣伝にいらしていたのですが、
悩みの内容は、

重い。

重すぎる。
はじめてこのコーナーが
「人生相談」
だった
と思い出したくらい。

悩み。
というのは。
「マイナスの事しか考えられない」

たとえば家の中でも寝る時も
常にマスクを着用。
ほこりやダニがいると思うと気になって寝不足。
ひとつのことが気になって、
心がそればっかりになってしまう。
親が死んだとき喪主はだれがやるのだろう。
旅行に行ってひとりで行動したときにお金がなくなったらどうしよう。
そうじをはじめたら、
別の事が気になって手に付かず、
ずっと掃除ができなく、
ゴミを捨てられない日々が続いたことがある。
ある日、地球がいびつに変形して見えた。
きれいな円ではなく、
ところどころくぼんだり突起したりして。
それをひとりの自分は大丈夫。と思うんだけど、
もうひとりの自分が焦っている。
なぜみんな気付かないの。大変大変っ。って。

ね。
後半やばいでしょ。
ゴミを捨てられない
のくだりでは
ブラマヨが
「いよいよ新聞に載るひとになってきた」と言っておりました。

あと黒沢さんの話し方が
軽々しくないんだ。
まず
誰の目も見ない。
挙動不審のうえ
自分の恥部を話すかのように
しぼりだすように
ひとつひとつ話していた。

この日の先生方は
いつもより真剣でした。
ノートに書きだして
宿題にして、考えすぎない。
旅行に行く。
ダイエットをする。
身近なもので達成感を得る。
などなど。
そして意外と
そのような症状のある人は
たくさんいて
慣れたもんだ
という顔を先生たちはしていた。
しかし
なかでも
抜群の回答をしたのが
池田清彦先生です。
前々から
素敵だとは思っていたけど
今日ほど
格好良いと思った日はない。
それほどの回答だった。

まず
とっても優しかった。
黒沢さんの話に共感しているようにも見えた。
ひとに話せるといい
友達はいますか
と池田先生。
そこから
前述のいびつな地球の話になっていくんですけど
それにも池田先生は頷いて
ぼくもよくあるよ
と自分が膨張すると思う話をする。

そして
いろんなアドバイスのなか
ぐーーー
とこめかみを押させたりして
落ち着きない表情をしている
黒沢さんに

「新しいことをするのが、怖いのでしょう」

と、ダンディ極まりないお声でおっしゃった。
そこで黒沢さん
号泣。
「そうなんです
 新しいことするの
 こわい」
と、泣きながらとぎれとぎれに言った。

抱きしめてあげて、早く!
と思うほど
そこに映っていた黒沢さんは
もろく
たよりなげで
たくさんのストレスと戦っているのだ
と分かった。

それをテレビで見せては
どうなの?
芸人でしょ
と思う人もいるかもしれないけど
わたしは
黒沢さんの
才能を知っている。
自分のネタをやらせたら
ブレることのない
ものすごい肝の据わった一面も見せるし
心から
面白い。
森三中のなかでほとんど前に出ることのなかった
黒沢さんが
最近ではトークの中心にいることもあるほど
ちゃんとしっかり仕事をこなしている。

ほかのメディアでも
多くとりあげられているし
今回のことからも分かる通り
黒沢さんは
社会では不適合な人間だと思う。
「芸人になってよかったね」
という言い方も
ちょっと違う。
不適合さは
不規則な生活とか金銭感覚とか
そういうことじゃなくて
もっと根本的な
人と話をすることだったり
しっかり自分を保つことだったり
主に精神面にあるからだ。
違っていたら失礼千万だけど
たぶん
何事もちゃんと出来ない人なんだ。
それを恥じているし
殻に閉じこもってしまう。

でもそういうひとでも
ちゃんと
成長できて
しかも多くの人を笑わせることができる
という事実が
ここにある。
だって
この人生相談を見るまで
黒沢さんが
そういうひと
ってのを
ほとんど忘れている自分がいたから。
これを見て
思いだした。

勇気づけられました。

黒沢さんの涙は
自分のヤバさを
聴いてくれる人はいても
「あ、わたしもそうだよ」
と軽く言ってくれる人はいなかったんじゃないかな。
池田先生は
同じ種類の人間として
受け入れてくれた
そんな気がしたのだと思う。
ちなみに
あたしも泣きました(やっぱりかー。今も泣いているよー)

これでひとつ黒沢さんが強くなれば
それで
あたしはいい
と思う。

そして
早く恋でもして
面白くなくなっても
それもいい。

長くなりましたが
今日はこのへんで。


この回で
ブラックマヨネーズのリアクションが小さく
ほんとにどうしていいか分からない
と思っているようで
あら
これは
男性には理解できないパターン?
と思い
なぜか使命感を持って書いてみました。
男性がダメ人間だと
まあまあ笑いにするくせに
女性だとダメ?
ふんぐ。

エレ片「コントの人5」の感想

2011年11月23日 | ライブ
3月に行う予定だった
エレキコミック×ラーメンズ片桐仁によるユニット
エレ片のコントライブ「コントの人5」の
振替公演に行ってきました。
全公演終了ということで
感想を書きたいと思います。
ネタばれ付き。
DVDで楽しみたい方は
読まないようにお願いいたします。
あとファン意識が高くて
少々うざいかも。







卑屈の森
 外国の子供風のやついさんと、おしゃれな衣装で出てくる卑屈の森へいざなうトリックスター片桐さん。
 おしゃれ!
 と思ったら、CCDカメラとマイクで会場を巻きこみ、
 ものすごくクダラないオチで
 完全に騙された!
 と心をつかまれました。
 「KKに怒られないか」
 とやついさん。
 「すごいところまできたな」
 片桐さん、格好いい。

オープニング映像

モテボアドックス
 これは!すばらしかった。
 ブレザー学生服の三人組。
 ホワイトボードに女子の写真。そして
 めっちゃかわいい
 かわいい
 ふつう
 にランク分けしてある。
 彼氏ができるとマジックで「×」をする。 
 モテナイ三人組のサークル。
 やつい部長をホワイト、片桐さんをピンク、今立さんをブルーと呼び合い
 鉄の掟を守る三人。
 モテナイあるあるなの?
 面白かったなあ。
 「ひとりでモテたやつには、死を!」
 「今立、死ね!」
 片桐さんの必要以上にセリフに体重乗っている感じとか。
 ブルーの今立さんに彼女ができたのではないかと疑い
 制服のポケットから、ミスドやアフタヌーンティーのポイントカードが出てくる
 というのに、笑いました。
 このふたつ
 たしかに男子学生がひとりではいかないね。
 学生カップルのイメージだよなあ。
 と観察眼にひたすら感心。
 その発想、女の私にはない。

映像:オッパイパン製作過程
 片桐さんの悪い良さ、がこれでもかと炸裂。
 おもしろかった。


虹朗
 これはラジオから発展したネタかも。
 分娩室前のソファに出産を待っている今立さんと
 診察にきたレゲエ夫婦。
 三人のやり取り
 が楽しそうなのと、
 歌。
 ソファに座っているだけで
 話自体の展開が少ないネタながら
 ここまでたっぷり見せることができるのは
 やっぱりキャリアと実力あってこそ
 と感動。
 そしてこれは三月の公演にもあったネタだったのだろうか。
 ちょうど片桐さんちの次男が3月公演の数日前に生まれた。
 これあのときに練習してたんだな。と思うとほっこりする。

映像:スポンジボブにならって感動しながら吉祥寺を散歩
 もちろん過程もすべて面白かったんですけど
 最後のオチは涙出るほど笑いました。
 これよくぞツイッターの呟きにつなげた。
 だってあの青年が写真を撮らなきゃ、絡まれなければ
 そして呟かなければ、さらに、ぼんやりエレ片見てなければ
 最後にそれを見つけなければ、
 こんなに笑うことはなかったわけで
 奇跡。
 そのあとのコントでも、ひとつ笑いが生まれたしね。

帰ってきた出山
 舞台上、同時進行で回想シーンを再現する。
 という手法は
 むずかしい
 と思うんです。
 演劇ではよくやってるやつですけど、
 説明っぽくなるし
 間のとりかたや、演技力が必要で
 うまくやらないと不自然さが生まれる。
 でもね、エレ片は自然なのよねっ。
 技術力。こういうとこよ。
 みてみて皆!
 って言いたくなるのは。

映像:エレ片運動会1
   陸上競技対決。
   まずは50m走。
   放送作家であるゴウヒデキさんが、走らされる。
   ゴウさんファンとしては嬉しい。
   片桐さんがジョイナーみたいに格好つけて、遅い。
   さすが片桐さん。
   エレキのふたりが「Comedian」とクレジットされていたのに
   片桐さんだけ「Actor」になっていたところに
   細かいこだわりを見ました。

ぽよ
 ジャズクラブみたいなオシャレバー。
 舞台にシンセサイザーとマイク。
 「シトラスラベンダー」と紙に手書きで書いた看板。
 きたーー!
 とシトラベ…ちがったトラスベンダーファンの私は喜ぶ。
 ツッコミにマイクを使う今立さん。
 今回は骨太ロックな感じで新たな一面を。
 ほんとにアルバム出してくれんかね。

映像:エレ片運動会2
   走り高跳び。
   やついさんが身軽で格好良く
   そうだ、このひとは動きがキレるひとだったのだ。と再認識。
   あと片桐さんの奇跡の「めがねめがね」と探して、頭に乗っている映像。楽しい。
   
恩返し
 片桐さんと今立さんのあえぎ声から始まる。
 どういう…。
 と思っていたら細川たかし風中年男性に扮したやついさんが
 訪ねてくる。
 今立さんが出てみると
 鶴でございます。恩を返しにきました。
 と、反物を折りに来る。
 内容はベタ。なんだけど、展開がシュールですよね。
 ネタの創作力の高さが分かる。
 エロイ部分で隠されてはいるけどっ。

映像:エレ片運動会3
   ハードル。
   どの競技でも
   やつい、今立、片桐の順でした。
   ダントツの運動神経のなさを片桐さんが示し
   やついさんが結局格好良かった。
   ゴウさんがおいしかった。

ニャンの転校生
 最後はいつもの学園胸キュンもの。
 恥ずかしい。よい意味で。
 80年代ラブコメ漫画ですものね。
 展開が常軌を逸しているんだけど、
 それでも好きなことやってる
 楽しそうな雰囲気だけで
 すっかり幸せな気分です。

エンディング


楽しい楽しいライブでした。
ひとつひとつのコントに
やりたいことを好きなようにやっている自由さと
エレキコミック、ラーメンズの枠から離れた
ユニットコントとしての
新しい挑戦が
のびのびとした表現につながっています。
また、テーマ自体が実にくだらなく
なーんにも残らない。
下ネタばっかだわあ(笑)

いっぱい笑ったという記憶だけが残る。
コントライブとしては最良だと思います。
でもこれを
技術のない若手がやったら
こんなに楽しくはならなかったと思うんです。
絶対に
押さえておくべきツボを知っている10年選手だからこそ、
ここまでのものになる。
くだらないし、下ネタだし、
ハードルが低いように見せるのは
作っている側の作戦で
そこかしこに
コントを長いことやってきたひとたちの
技が隠れている。
この三人だからこそネタが活きている。
違う人がやっても
いや~な気持ちになって終わったと思う。

エレ片は
すごいんです。

しみじみライブのメモを読み返して思ったので
長々と書いてしまいました。

ほんとにね
ラジオ聴いてないから
とか言わないで
まずはDVD借りてみて。
これは
ツイッターでもささやいた(←出山)
んですけど
キングオブコント
エレ片三人で出て
優勝しても支障のないレベル
と思います。
エレキコミックがコンビで出場する必要性と
ラーメンズのブランド
という問題があるので
実際、難しいとは思いますけど、
このアイディアいい線いっている
と思うんですけどね。
どうでしょう。

東京03第13回単独公演 「図星中の図星」を見に行った

2011年11月22日 | ライブ
全国公演をやるようになって
全ネタ感想を書くことをしなくなりました。
そんでもって
ツアーが終わっている頃には、
ほとんど忘れちゃっているというパターン。

おもにネタを書いている飯塚さんが
ツイッターで「今の全力です」とつぶやいた通り、
毎回持ってくるものがファンとしても新鮮で、
それでいて
東京03としてのブランドを保っている気がしてうれしいです。

様々な細かい笑いのテクニックや
挿入歌をはじめ角田さんのつくるマジ歌は
常に高クオリティを維持しており、
それだけでファンとしては心をわし掴まれたまま今回もっ。

なのですが、
私がいつもひそかに期待していること。
それは
ファンということを
一切、心の中から差し引きまして
冷静沈着かつ冷めたい目で見た時に
「爆発力のあるネタ」
が存在するのか
ってことです。

はっきり言って
必要のない期待なんです。
もうすでに高い水準である
ってことは分かっており
それを裏切られることは
ない
と知っている。
また
そもそもファンなので
滑ろうが
失敗しようが
何しようが
許せる度量が自分にあることを知っている。

それでもあえて
心の中に
たっかいたっかいハードルをこさえてみる。
そして
さすがに
今回は…
だってもう毎回毎回新しさを求めても無理でしょう。
今までがそうだからって、いやいや。
数年前と状況が違うもの。
芸人としてお仕事をたくさんしているし。
無理無理。
という
独り芝居を演じつつ
それでも
超ド級のネタがおりこまれているのかどうか
これが今回はあるのか、ないのか。
考えている。

あれば、このライブは最高。
なくてもそれはそれで、まあいい。

今回はどうだったかというと、

あった。

これはすごい
このネタはやばい。
っていうやつが。
で毎回傾向として
痴話系
なんだけど。
でもそれでも
そこをくみ取るかっ!?
なんてリアルかつ意地悪なのでしょう。

どこまでも感動いたしました。

絶妙な演技力と間合いと、
非日常空間としてのコント手腕がいかんなく発揮されていて、
しびれました。

…褒めすぎたな。
ちょっと…。
年々おしゃれな舞台ぶっているのは
どうかと思いますよ。

と悔し紛れに
言ってみたりする。
でもやっぱすごかった。
3月にまた東京公演がありますけど
見たい
と思っている自分がいます。

それでは。

シルクの人生@ブラマヨとゆかいな仲間たち

2011年11月21日 | 面白い女性
ひさしぶりに
カテゴリー(女子)で書きたくなるネタを見つけた。

激アツトーク
ブラマヨとゆかいな仲間たち
のゲストは
吉本の美容番長こと
シルク
姉さん。
噂年齢50歳。

です。


しゃべくり007的うざい番宣といいいますか
別撮りのシルクインタビューが何度も流れていた。
「あれが生きてきた中でいちばん辛かった」
というような発言。
ああ
非常階段の話をするのか。
と思ったけど、
それを売りにするわけね?
と完全心は引いてました。
シルクさんに
ではなく、
番組自体にね。

シルクさんは元漫才師です。
ダウンタウンやトミーズの少し後輩。
二丁目劇場時代に活躍していた
女性コンビのツッコミ。
正統派のしゃべくり漫才だった
という印象です。
15年ほど前に相方のミヤコさんが肺がんで亡くなりました。
それを期にコンビは解散。
今に至る。

泣かせるつもり?
もうこれは
絶対に泣かないわよ。
感動すらしないかもしれない。と心を閉ざしてから見ました。

でもね。
泣いちゃったわ。
なに?
「やっぱり」ですって。
あのときの
心の閉じ方を見せてあげたいわ。
シャッターガラガラ。ですよ。
そっからの
泣き
ですから。
おんおん声出して泣いちゃったから。

なによりも
うさんくさい番組の宣伝方法を上回る
シルクさんの凛とした語り口に
泣けたのです。
別撮りのインタビューでは
「初めてくらいテレビで話した」「泣きそうになった」
と言ってはいたけど
客前のスタジオでは
まったくそんなそぶりはなかった。
しっかりとした
よどみのない語り口で
小中高、そして大学生から吉本に入るまでずっと幼馴染であった
ミヤコさんのことを
今でも自分の中に生きている
と爽やかに断言する姿は
毅然としていて美しく、
泣けてしまった。

いまはおまけのような人生だと思っている。

とシルクさんは言ってました。
ミヤコさんが亡くなって
死を受け入れられず
毎日夢の中に
「死んだことにされてんねんけど」
というミヤコさんが出てくる。
それで顔面が神経痛になり、
会社に暇をもらって
ニューヨークで療養することになり、
そこで美容と出会う。
サルサダンスもニューヨークで覚えたもの。
日本に帰ってきて
中田ボタンさんに
「ふっきれたな」と言われた。
と。

後輩にはみんな元気に生きてほしい
と願うシルクさんに
小杉さんが
そういう面があるのに
毎年
ヌードポスター出しているのが
わけわからん
と言われていました。
が、
わたしは
この回で
訳が分かってしまった。

シルクさんには
芸人としての欲がない。
というのが私の感じていたことです。
まず、前に出て笑いをとろうとしない。
そして
芸人にありがちな「おいしさ」は
恥じらいやひとりの女性としてのプライドの前で
全然負ける。
恋愛のことはNG。
年齢のことも
軽くかわす。
そんなことなら
笑いなど取れなくてもよい。
空気は読まなくて良い。
という雰囲気を感じるのです。
タレントさんや
女優さんには
ありがちなことですが、
がっつり芸人として生きていたのに
不思議でならなかったんです。
どうしてなんだろう。

たぶん、これは妄想なんですけど。

ミヤコさんが死んだ時点で
シルクさんの芸人としての人生は幕を閉じたのだ。

人前で笑いをとることは
コンビでないと
と思っているシルクさんが見えたのです。
深い深いコンビ愛が
にっこり笑った目の奥に垣間見え、
それゆえに
このひとは芸人としての欲を捨てたんだな。と。
そして
自分は自分として
その存在を確立しようと思ったのかもしれません。
きれいになる。
っていうのは
己を知ることです。
自分磨き
とはよく言ったもので
自分ありき
なんですよね。
だから
あのエロイカレンダーも
その瞬間の自分を残す
という考えをもとに
還暦まで撮る
とおっしゃっているのだと思います。

自分のヌードを撮ろうと思ったきかっけは
SEX AND THE CITY
とシルクさんはロンドンハーツでおっしゃってました。
サマンサがヌードポートレートを映すエピソードですね。
生きている証
の話と記憶してます…
ちがうかな。
そのヌード写真を玄関のとこに飾っておいて
デリバリーの兄ちゃんに
「いいケツっすね」
と言われて
チップはずむ
っていうことは
明確に覚えているんだけど。

だから
吉田さんが
これからは
シルクカレンダーを
「エロイ目で見る」
と宣言していたことは、あながち間違ってません。

では
この記事も
おいおい泣きながら書いたので
あんまりまとまってないけど。
このへんで~。

今週書きそびれたことを書きだしてみる

2011年11月18日 | テレビ
細かいちょっとしたことを
今日は
だらだら
書こうと思います。

アメトーーク。
KARA芸人。
KARA
可愛い
と思うけど
まっったく心は動かなかった。
なぜなのか
分からない。
関根さんの独特の視点はとっても良かったけど。
スパイスが足りないのかな。
うーん。
最後に黒沢かずこさん演じる
千手観音かずこの
KARA替え歌で
すべて
救われた気がしたけど
いやいやいやいや、だまされなーい。
と思いなおす。

怒り新党。
揚げ足取りばばあ
は今に始まったことではないですが、
もうずっと前から
書きたかったことを書きたいと思います。
マツコさんは
有吉さんが自分自身の切ない話をすると
その数倍
自分の悲しい話をします。
コミュニケーションテクニックのひとつです。
自己を開示することにより
相手の共感得ると同時に
励ます効果があります。
だからなんだ
という話ですけど(ただの知識ひけらかし)、
やっぱり
お話がお上手
って
この番組を見ていると思うんです。
そんじょそこらのトーク番組にはない魅力。
それは
やっぱりラジオ的だと私は思うのです。
いい距離感。

距離感といえば
今日は
東京03の第13回単独公演に行ってきました。
あいかわらずのクオリティ。
男女間の恋愛がからむネタにおいて
東京03のネタの作りは
視点がものすごい
と毎回思います。
ネタの出発点である観察者の距離感が
かなり一歩引いたところにあるのです。
詳しいことは
また来週にでも。
にしても、
おしゃれ感出し過ぎなのは
どうしたらいいのか
と考えています。
そういう感じじゃないと思うのよね。どーお?

火曜日のロンドンハーツについて
書きそびれたことがあります。
今週の2時間SPについての告知ナレーションで
「まだまだ攻めます」的なことを言っていた気がするんです。
見た感想は
ぜんっぜん攻めてないじゃん
ってことです。
ただ製作側が企画に不安を感じてただけ。
「攻めてます」って言えば、言い訳になるとでも思ったのでしょうか。
…言い過ぎ?
まず
仕事のできる芸人が出過ぎていたこと。
さらに
淳さんの前半の司会っぷりが
事前にスタッフから
「この企画、不安なんすよ~」
「進行でなんとかしてくださいよ~」
的なことを言われたかのような
言い訳のオンパレード。
後半になるにつれ
「この企画大丈夫だ」と出演者を含め
現場が思いだした空気を感じましたが
失敗したくないキャスティングと
司会者へのプレッシャー
さらにこの企画は
過去に何度もやってきたランキング形式の発展形
と考えたら
この企画は「攻め」ではない。と思います。
ま、
それを証明したところで、ね
なんの意味もないし、
誰も得をしないんだけど。
もちろんゴールデンタイムに2時間枠で放送しているわけだから
ぜったいに失敗できないんだろう。
こけたら
絶対ダメ。
しかし
だったら「攻めます」とか言うな
バラしてやんぞ。
と思っちゃうのよね~。
性根が腐っておりますのよね、こちらは。
ロンドンハーツが
攻めている時期
はもう終わっているんじゃないだろうか。
そもそも「攻めている」ってなんでしょう。
空気読まないってこと?
PTA的なこと?

最後に
なんばグランド花月に行った話
してもいいですか?
ネタとコーナーの一部と
新喜劇の二部構成でね。
月亭八方
大木こだまひびき、
オール阪神巨人
を見ることができたのが
子どもは飽きてたけど
私は最高でした。
ネタとネタの間に
お年寄りたちが
トイレに立ったり戻ったりで
ネタ開始直後は
ざわざわしてるんですが、
徐々に
自分たちの空気にしていく感じが
鳥肌モノでした。
特に一番のざわめきを話術だけで(落語ではなかった)
水を打ったような静けさにした
八方さんが格好良かった。
気がついたら、みんな聴き入っていた。
そして
この日の一番はオール阪神巨人。
なんじゃあれ!天才だ。漫才の。
と今更ながら思っちゃった。
15分強ノンストップの本気漫才。
お客さんを巻きこむ空気感がすごかった。
指揮者のように笑いを操っていた。と錯覚するほどです。
ベテランとしての余裕もありながら
一瞬たりとも油断してない。
お正月番組で見た中田カウスボタンにも感じたのですが
けっして過去の栄光に足を取られていない
常に最先端のものにチューンアップしてやろう
という気迫さえ感じた。
それされたら若手はどうしたらいいのだ
と思いました。いやあビックリした。

ということはさておき
出順の一番は
はんにゃ
だったんです。
でも違う人が出てきた。
おや。
と思ったら
出順2番目に
川島さん一人が舞台に登場。
「連絡がとれない」
と川島さん。
おそらく新幹線で寝過して、まだ寝てる。
とのこと。
舞台、飛ばしたんですね。
なんとまあ

川島さんの可愛そうなことと言ったら。
「おもしろい話をします」
という入りで
もうすでに…これはやばい
と思いましたが、
笑いを待つ前に、かぶせるように
「あとですね」
と次の話に行く焦り具合。
どんどん早口になるし
間もぐちゃぐちゃですし
口も回らないし。
この空間に存在したひとは
だれも悪くないのに
こんな空気。
まあでも
ひとりでも戦う勇気と男気で
その場をなんとかせんかい
と思ったりもしたけど。
これ、ツイッターに書いてやろうかしら
と思ったんですけど、
あの字数じゃあ
うまく書けないな
と思ったりもしたので
こっちに長々と書いてみた。
結局
黙っておけない性格で
すいません。
午後の部は間にあったかな。
金田さんの地元から団体さんが来ていたんだけどな。

今日は長くなりましたが
ここまで。
ふうスッキリ。
みなさまもよい週末を。


いちばんモテるのは?@ロンドンハーツ

2011年11月16日 | テレビ
ロンドンハーツは
自分が女だったら
付き合いたい芸人ベスト3
というやつでした。

総合的な感想としては
意外性のあることはひとつもなく
やっぱり
モテるひとは
人間的に
モテるのよ。
ってことでした。
男であろうが
女であろうが
面倒な設定なしで考えたとしても
違和感のない。
モテっぷり。

バナナマン設楽さんと
よいこ濱口さんが
ダントツトップだったんですけどね。
淳さんや
有吉さん
ケンコバさんが
次点というところでしょうか。

それはそうと
カンニング竹山さんが
みんなから嫌われるイジリにおいて、
書いておきたいことが。

竹山さんが
自分が女だったら
付きあいたいランキングを
発表するのに
3位有吉さんで
有吉さん嫌な顔。
ここで
有吉さんが
竹山さんを完全シカト→竹山さんキレる
という流れの伏線を敷いた。
次に
2位日村さん

日村さん薄いリアクション。
さらに
1位ケンコバさん。

そう
ここで、みんながリアクションせず
「なんだよ、これ!」
で盛り上がるはずだったんです。
これ以前にすでにこのイジリで盛り上がりを見せていたんだけど。

でも
ケンコバさんは
「おっ」
と喜んだ。
なぜなら自分は竹山さんを4位にしてたから。
とのこと。

あたし
やっぱり
ケンコバさんが
大好き。
ってその時思った。

ここは芸人的には
ノーリアクション
が正解なのかもしれない。
でも、
ケンコバさんは
そうはしないのよ。
人間性を捨てることをしない。

仕事ができること

人間味あふれること
ってのは
まったく別ものってことは
分かってるんだけど
こういう場面で 
人でなし
にならないひとのほうが
わたしは
うまくこなすひとよりも
全然、評価しちゃう。

せっかく
有吉さんが引いた伏線。
ケンコバさんなら気付かないはずない
って思うんだけど。
ただの鈍感でも
それでもいいの。

竹山さん気持ち悪い
人気ない
ってことで
笑いに持っていっている空気で
竹山さんが
おいしい。
っていうのは
近頃の
有吉さんとザキヤマさんの
上得意いじりですけど
はっきり言って
個人的には
「もうそろそろ」な気分でしたし、
竹山さんを嫌いではない私は
ちょっと釈然としない

…プラス
これはタオルで口を押さえて叫びますけど
(そんなことで笑いとってるんじゃねーよ)

と思っていたところなんです。
だから
ざまあ…
いやいや
すっきりしたんです。

そんなこといったら
身も蓋もないじゃねーか
と自分でも思いますけど
理屈じゃないのです。

仕事ができるひとは
格好いいし尊敬している
でも
たまに
仕事ができるのがなんぼのもんじゃい
って思うのですよ。
いつも書いていることですけど。


そういう
理不尽さが
女の特長だってことで。

来週は
うぬぼれ自分番付
女性編。
おお、こういうの待ってました。
ちょっと仕事ができるひとが
出演しすぎの
ロンドンハーツ。
まだまだ攻めていってほしい。
あ、でも「新レギュラー」有吉さんは
ご出演なのですね。
どういう立ち位置で
お仕事されるのか
注目です。
レギュラーってのは
要するに
火曜9時枠
独占契約ってことだな。
とさっきお風呂に入っていて思いました。
違うかな。

ロンドンハーツのことを
毎週水曜日に書いている最近。
ほんとは
なんばグランド花月への
熱い想いを書こうと思ってたんですけど
なんと
月曜日の京橋花月についてのアクセス数が
いつもの半分以下。
どんだけみんな興味ないのよ。
と、びびって
ちょっとポップな記事(?)を入れてみた。
うそうそ。
自分の実力を見た感じがしております。
精進精進。

でわまた~

新喜劇@京橋花月

2011年11月14日 | テレビ
ネット環境
ないので
携帯から更新です。
言い訳から始めてすいません。
面白かった
ってだけの感想で良いでしょうか。

電車路線によって出口が全然違う
ってことに気が付かず
迷って何人かに道を聞いたら
みんな
「花月…今月まで、やってるか…」
と揃ったリアクションいただきました。
そう今月いっぱいで閉館する
京橋花月まで
行ってきました。

辻本座長公演
嵐の中のしげじい
1時の公演。
2行上はタイトルです。
なんじゃい、
そのタイトル
と突っ込ませる
ナイスタイトル。


立ち見までいる超満員。
こどもも沢山来てました。
そんでもって
みんなお菓子ボリボリ食べながら
おにぎりつまみながら
こどもがしゃべろうが
なんのその。
何、この柔らかな雰囲気は。
とびっくりしました。
お客さんが
リラックスしていて
すでに楽しむ空気ができていたのが
新鮮でした。
ルミネの新喜劇は
何度か見たことはあるのですが
自分も含めて
多少の緊張感というか
懐疑心があった気がします。
アインシュタインの前説が終わって
♪ホンワカパッパ~
が流れて
ちょっと感動する私。

内容は
客をぶっ飛ばすほどの掴みに始まり
かぶせ

若手無茶ぶり
キャラいじり
と王道のオンパレードが
すべてドーンとハマり
とにかく最高です。
涙出るほど
気持ち良く笑った。
辻本さん大好きになりました。

ウチの娘は
最初
「面白いって思えないよ、きっと」
って言ってたのに
前乗り出して
見てた。
一度登場して
二度目の辻本さん登場で
もうすでに
クスクス笑ってた。
この人出たら、
絶対面白いことが起こる
という雰囲気に
娘だけでなく
会場の全員が
なっていました。
魅了されました。
めちゃくちゃ格好いい。

一時間を少し越える公演だったけど
娘「もう終わるの?もっと見てたい」
ですって。
嗚呼
親冥利に尽きる。
ママは
笑うことが
どんなに素晴らしいか
楽しいか
教えたかったのよ。
もう少し大きくなったら
なんばグランド花月に
行きましょうね。

あれ?
なんか方向性が…

テレビと舞台は
こんなに違う
ってことを書こうと思ってたのに。
まあいいか
今日はこのへんで。

大阪市長選
そういえば
選挙カー走ってたな。

11人もいる!を見ているという話

2011年11月11日 | テレビ
金曜日だったんだな。
すっかりブログを更新することを忘れていた。
だから、サッと書き。

金曜日は
「11人もいる!」
を念のため録画してみたのです。
クドカンドラマ。
いつも録画しては
見ずに消す
を繰り返していたのですが、
あたしも懲りないねぇ
なんて思いつつの
念のため録画。
でしたが、
「見てみよう」
って思ったのは、
女性芸人さんが出ている
っていうのが大きな要因です。

大家族ものドラマ

お母さん役が
光浦靖子さん。
劇中劇で
たんぽぽ川村さん。
田上よしえさんが出るの?
という情報もあるし。

前置きが長くなりましたが
見てみて
大いに泣き笑い。
です。
これは向田邦子賞とるわ、えーん。

基本的に
わたし
笑うことが
喜怒哀楽の感情の中で
最も高等である
と思っているので
「泣けます」
ってものを毛嫌いしている。
良い話
ってのも
そりゃー泣きますけどおお
べつにーたいしたことじゃあーないんですけどお

白目向きつつムカつく口調で思ったりしてます。

それでも
先日の「怒り新党」で
寅さんの名場面紹介にて
うっかり
有吉さんもマツコさんも心奪われたように
「老い」のせいで
心の柔らかいとこに
ぐっさり刺さることが多くなった今日この頃です。

でさ
どの辺かな
と考えたときに
「人を想う人の気持ち」に弱い
ってことが分かった。
それも無言の表現に弱い。
宮藤さんのドラマは
そういうの
うまい。

死んじゃったお母さん役で
広末涼子さんが出ているのですが
これがひどくよい。
子ども産むだけ産んで死んじゃうなんて
わたしも心配で死にきれないよ
化けてでるよ。
おーいおーい。
です。
え?まさかヒロスエに感情移入?
放っておいておくれ。
子どものピンチに何もできないもどかしさを
口に出さずに表現しておられますわ。
生きていたって
子どもの力になることに限界を感じてる私にとっては
ドストライクなのよ。

あと
子役たちが伸び伸び演技していて
子供らしく
とってもいいです。
神木くんの麗しさと
今までにない熱血演技に
ファンになりそうです。
ただのエロイ高校生なところも素敵です。

では
気付いたけど
今日はこれから
許せない話

ウレロ☆未確認少女もあるんだわ。
忙しい忙しい。

ウレロの
ちょっといい話にしようとする台本展開には
イラッと来ていたくせして
どこが違うんだろうと
考えて
まだ答えはでません。
機微
のはなしになってくるのかなぁ。
もうちょっと考えます。