笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

マツコさんの特番とさんまさんの特番

2012年10月31日 | 面白い女性
この世は
美人と比べて
不美人のほうが圧倒的に多い
ということを
薄っぺらなテレビのドラマは認識するべきだと思う。

不美人とはなにか。
バランスが均等でないひと
と私は思う。
美人はたいがいにして
左右対称のお顔立ちをしている。
マンガや絵を描く人ならわかると思う。
目と目の感覚
鼻の長さ
唇の大きさを
ばっちりの感覚に配置すると
美人を描くことができるのだ。
バランスが良いことが美人である。
不美人は均等でないから
ある人にはブスで片づけられてしまうが
ある人には
心ひかれる個性にも…
まあ要するに不均等はエロスを生み出す
と私は思っている。
人としての旨味や色気は
不均等さからくる。

女性芸人に心惹かれてしまうのは
面白い!
以外に
そのアンバランスさ。

今更だけど
ブサイク
って言っているわけではないです。
細工が不。
不細工。は、また言葉が違う。

不美人のほうが多い
と書いたのは
見た目も含めるけど
その精神性や
人生そのものも
均整がとれているひとは少ない。
という意味です。

最近、
マツコ・デラックスさんメインの
70年代頃からのアイドル映像を見る番組があった。
懐かしい映像を見て
女子会風に
みんなで
あーだこーだ言って
それぞれの特集ごとに(マッチ、ジャニーズ、明菜など)
一位を決める。
出演者は
YOU
北陽
オアシズ
ハリセンボン
アジアン
友近
いとうあさこ。
ザッピングしながら見ていたのだけど
完全にこの局に固定してみてしまった。

スタジオのゲストに
マッチこと近藤真彦さんが来て
マツコ大興奮。
という一幕があった。
そして
いとうあさこさんが完全に静止状態。
あさこさんが
芸能界目指して
オーディションを受けまくったのも
すべてマッチに会いたいから
という
あこがれのひとを目の前に
緊張で
何にも言わないし、
表情筋がほとんど動かず
隣にいるのに、まったく距離をつめないし、
見もしないあさこさん。
そんな異様なひとりを含めて
マツコさんがいつものセクハラをしつつ
話はすすんでいく。

あさこさんの異様なファンエピソードに話が及んだところで
「変態だね」
「気持ち悪い」
と言われるあさこさん。
しかし、あさこさんは
「ちょっとみんなマッチさんの前で、やめて」
と目に涙をためながら訴える。

そこでマツコさんがしびれを切らし
こんなチャンスまた来るとは限らないんだよ
と言う。
ただでさえ、長生きしそうにないし。
泣いちゃうあさこさん。
50歳までしか生きないと自分は思っているから
もう死ぬまで会えないかも。
あと8年…。
と。
そして
なぜか他の人も
目に涙をためて
グッときている。
友近さんは隣であさこさんの背中を支えている。

この空気はなんと表現したらいいのかしら。

わたしもなぜか泣いている。
がんばって。
ほら想いを伝えるのよ。
と、こぶしを握り応援している。

なにか決定的なものがあったわけではないんですよね。
ただ
心がつかまれた。
マッチについては
なんの思い入れもないんですが。

こういうとき
男性の芸人だったら
オチなんかつけちゃって
ふざけた方向になるように
巧いこと軌道修正したのかもしれない。

でも
MCのマツコさん以外
だれも何も言わなかった。
ただひたすら
グッときてた。
マッチが渡してくれたティッシュを
「持って帰ります」
と涙声でポケットに入れたあさこさん。
これで笑いになり
オチがついたのだけど。

均等のとれた
きらきらした絶世の美女だったら
こんなに心が揺れることはなかったと思うのよね。
苦労してきて
年を重ねてきた女性芸人だったから
あさこさんに共感できたのよ。
その他大勢のひとりだったあさこさんだったから
今でもその他大勢のわたしは
感情移入できるのだ。

私は女性芸人を見逃せないし
その才能に
その職業に心から敬服する。

長々
自分の感情先行で書いちゃったけど、
最後に
昨日のさんま御殿スペシャル見た?
全体的にものすごい面白かったわ。

特筆して書くことがある。

2時間の最後のブロックは
恒例芸能人のお見合い企画でした。
それぞれが憧れの人にオファーして
一緒に出るというもの。
そこの南海キャンディーズのしずちゃんが
25歳のイケメン俳優からオファーをうけて
出ていた。
最後の最後に
フィーリングが合いそうなカップルには
電話番号など連絡先交換の名刺を
さんまさんから手渡しでもらう。
結構軽めに
ほいほい渡していたさんまさんだが、
そのイケメン俳優に名刺を渡す際には
ワントーン声音を落として次のように言ったのだ。

「しずちゃんて、吉本の後輩やから
 あのー…おいら、かわいがってんねんけどもやなぁ
 お前ホンマに連絡してメシ行くんやったら渡してもええけどもやな」

全然ポケットから名刺ださない。
そんで

「あそばんといてやっ」
 
言いきった。

「急にこわ!」
「急に、お父さん」
「あれさっきまであんなにご陽気だったのにっ」
と平成ノブシコブシ吉村さんや、TKO木下さんが
立ちあがってツッコンだ。
それで場がうわーと盛り上がった。

ほんとに友達からご飯行きます。
と、言った俳優に
最後まで
「メシいくんねんな」
「連絡したってや」
と、ゴリ押ししていた。
「さんまさんの圧が尋常じゃない」とイケメン俳優が汗だくに。

わたし、これにもジーンとしちゃって。
売名行為として
しずちゃんをもてあそぶな
と、釘をさした。
これ
売名行為狙っている
すべてのイケメン俳優に
世間に
広まれ~。

ではでは
今度は金曜日に。
さんま御殿は
ネタの宝庫で
書くべきところがたくさんあったのだけど
それはいつかまた。




これはきっと不機嫌なせい

2012年10月29日 | その他
空腹のうえ、疲れている。
こんな不機嫌なことがあろうか。
ケンカになるくらいなら距離を取る。

さきほど娘のアニメタイムから逃げて
部屋で
電池が切れたようにうつぶせで横になっており
テレビでは
ネプリーグが流れておりました。
Qさまがいまテレビでやっております。

クイズ番組
って企画が通りやすいんですかね?

確かに
子どもと一緒だと
参加できたりして
家族で見るには
面白いかもしれません。

ただね、
時間がないものの戯言として、
そこに笑いはあるのかい?
と問いたい。

いやたまにある。
だから
ネプリーグはラインナップだけ
確認する。
芸人さんが多く
さらに絡みを見たことのないメンツだったりすると
録画する。
テレ朝の前シーズンからやっている
クイズ番組も
面白いのがある。
深夜にお試しでやっていて
だんだん浅い時間に昇格したクイズ番組もある。
だからきっと
なんらかのゴーサインが出たのだろうと妄想する。

だけどね。
どんなに出演者全部が良い芸人さんで
やり取りが面白くても
クイズなんて
時間の無駄としか思えない。
クイズのところを
全部早送りで見るけど
それでも
その行為自体が
無駄に思える。

知識が増えた気がして
お得な気がするのかしら。
あんなのまやかしだよ。
絶対一瞬で忘れるよ。
少なくとも私はバカなので
すぐ忘れる。

そんな類のことを
ぐちぐちベッドに死んだように横たわりながら
考え
テレビに向かって
人の親とは思えない暴言を(嘘ですよ)吐いていて
気がつきました。

クイズ番組が嫌になった理由は
出ている人たちが
タレントばかりになったからだ。
と思う。
たぶん。

タレントさんがクイズに出る理由はわかる。
知っている人っていうのは
それだけで安心感がある。
共感ができる
だから多くの人をテレビに引きつけようと思えば
そっちのほうが演出が楽だ。

でもこの間
テレビ東京の大食い選手権見ていて
(わたしは大食い選手権が好きで
 チャンスがあれば、オンタイムで見るようにしている)
気がついたんですけど、
無名のひとの熱量はすごい。

一回一回に
それが滑ろうとも
見当違いであろうとも
「つかみとってやる」
「なにか残してやる!」
「やってやる」感が
ウザイほど出ている。

この熱量の違い。
本気度の違い
だろうか。

今後のタレント人生への本気
とかではなくて
1回限りのチャンスだけ
次はない!
とわかったうえでの
熱量が
やっぱりタレントじゃないひとって
すごいし
魅力的だ
と感じたのだ。

芸人さんが出ているクイズ番組
もちろん否定はできない。
プロの仕事を見る貴重な場だと思う。

だけど
クイズに本気か
っていうと
それ以上に
「自分の仕事」
という意識が強い気がして
それはどうしたって
熱量の妨げとならないか。

こんなことを思ったのは
お笑い好きのお友達と夜も更けたころ
ウルトラクイズ
高校生クイズの話をしたからだ。

あのとき、クイズに参加した高校生は
だれひとり自分の立ち位置など気にしなかった。
参加することに
本気だった。

そういうクイズ番組減ったよな。
いやどこかにある?
アタックチャンス?

あと
その逆
というわけでもないけど
芸人さんの
いいところを引き出すための
クイズ演出が
ちらほら増えてきたように見えるのも
きっと
現状のクイズ番組の作り方では
もうどうしたって限界なのかもしれません。

今日は完全に寄り道の戯言でした。

要は何が言いたいかっていうと
いま
どれも同じに見えるクイズ番組に
もっと冗談がほしいっ
ってこと。

ん?



それでも仲良しがいい

2012年10月26日 | テレビ
今週のアメトーークは
「ケンカしたり仲直りしたり芸人」
でした。

パンクブーブー
アンジャッシュ
品川庄司
FUJIWARA
が御出演。

それぞれのコンビの
仲良しグラフ
マジのケンカ
などなどエピソードで振り返る。
なかなか中身の濃い
芸人好きとしては興味深いものでした。

「仲直りしたり」
っていうところが大事です。
「仲直り」してなかったら
言えないもの。
現在進行中の
ケンカや冷戦だったら
語ることができないのだから
本当に貴重だ。
とくに個人的には
アンジャッシュ。
「仲直り」していて良かった。
児島さんが大人になったのかな。
このまま行ってよね。

大事なことは
「仲直り」すれば
ネタになる
ってことだ。

だからこれを見た仲の悪いコンビは
よおおく考えて、
思いなおしてほしい。
続けていれば紆余曲折あっても
いつかは
いいことあるかもしれないって。

と勝手なことを言ってみる。

「あそこのコンビ仲が悪いらしいよー」
と聞こえ響いてくることがある。

それを喜んできいているひと
って
どうなの?
って思う。
いや、いなければいいんだけど。

仲がいいことに越したことはないし、
仲が悪いことを知った上で
見ているこちらの楽しさにつながりますか?
って話だ。
それを知ってしまったら
客として見ている側の
笑いは少し減る。

このふたり
こんなことしているけど
本当は仲悪いんだよなー

って
笑いに邪魔でしょうが。
ましては
好きなコンビやトリオ、チームだったら
心中穏やかではない。

今回のだって
正直
ダメージ受けてるよ。
ああ、
あのとき渡部さん
「絶対笑うもんか」て思ってたのか…。
とかさ。
嫌よ。
大人だから過去の話と処理するけど
それでもちょっとだけ
そうだったのか…
ってショックがある。

平気で「解散だ」とか
言うなよ
っていうのが
見ている私の意見だ。
別に止めはしないし
しょうがないけど
こっちは
どんな場合も
どんな状況でどんな理由があろうとも
まんべんなくガッカリしている。
それは
そのひとたちの作りだした笑いに
一度でも笑った
という記憶が
ガッカリさせるのだ。

もちろん観客側の勝手な意見で
「何も知らない癖に」

もし私が芸人さんの立場だったら
思うだろう。

ただ
笑いは
相互作用だってことを
忘れないで!
見ている人がいることを
欠落させないで
と願うのであります。

ちょっと言い過ぎたかもしれません。
実際、解散となったら
しょうがないのよね。
あきらめるしかないの。

最後に、
「解散しそうになった時のために!!」
と未来の自分たちへのビデオレターを言うコーナーがあり
FUJIWARAのところで
メタメタ泣きました。
かわいらしいおっさんコンビだなあ。
フジモンは、
品川庄司のとこでも
「うぷっ」ってなってた。
やっぱり素敵だ。

解散、絶対ダメ。
仲良くしてっ。
最初から合わないなら
早めに手を打ってちょうだい。
5年以上そこそこ笑いを取れて続いたら
転職以外での解散はあきらめてちょうだい。

って
自分勝手なお笑いファンとしては
心強く思ったのでした。

来週はバイク芸人…かあー。
今日はちょっと少なめ。
ゴッドタンのキス我慢に
ココミン(セクシー除中の成瀬心美さんね)出ていると聞いて
久々に溜めている録画をつけてみたけど
やっぱり体調不良のときは
ちょっとついていけないかも
と途中でやめました。
週の半分くらい頭痛でシンドイけど
そういう季節なんですかね?
夜になると頭痛。
そうなると
ガチャガチャと
テロップやSEの入るバラエティは
遠ざけてしまいます。
さんまのまんま
とか
ガキの使いとか
旅猿とか
ハシゴマンとか
白黒アンジャッシュとか
がちょうどいいです。
次点は
大人のバナナ、バナナ炎炎です。
バナナマンのやつは
超笑ってしまって体力消耗する危険があります。
まだ体力のある
早朝にアメトーークとか怒り新党を見るのが
最近の日課です。
みんなはテレビをどう見る?

そういや、
子どもと
料理の鉄人見てました。
面白いなー。
煽りVTRに力が入っているっ。

ではまた~

フット後藤のここがすごい。

2012年10月24日 | テレビ
最近、自分的にはヒットする記事をかけておりません。
書いていることと言ったら、過去の焼き直しです。
ご迷惑をおかけしております。

さて
『ロンドンハーツ』は
何かひとこと言いたくなる
という点において
わたしの見ているテレビの中では
ヒット率が
もっとも高いと言って良いでしょう。
それくらい
パンチ力とギリギリの線を行く心意気と
つくっているひとのエネルギーが強い。
だからこそ
ロンドンハーツは
良質の番組
と思っております。
子どもに見せたくない
とかニュースで報道されていますが、
わたしが言いますことには
子どもなんかに面白さが分かってたまるか
ということです。
子どもが上っ面だけ真似しても
面白くならないことを
思いしるが良い。
と、
子どもの隣で言ってやる。
そういうテレビです。
なんのこっちゃ。

今回は
フットボール後藤さんがメインでした。
『この後藤がすごい 達者な芸マル秘大解剖SP』
というテーマ。

なるほど。

予告を見て
どんな内容か予想します。

ドヤ顔でいう数々の名フレーズ。
有吉さんが言う「達者だな」
ザキヤマさんがイジる「耳が?耳が?耳がどうなるの?」
につながる流れで
後藤さんを辱めるVTRを
つなげるのだろう。

そこで思ったのは、
芸人つぶしの企画になりかねんな。
ということです。

後藤さんは
ある種のナルシズムがあって
そこにイラッとする要素が少量含有されております。
それを
掘り出す。
ということは
後藤さんの今までもこれからも
すべてが茶化される
茶化していい
ということになりかねない。
すでにいじられることにより
ツッコミとしての機能が低下している今
さらに
ツッコミ技術封印になるのでは
と懸念したのでございます。

たとえば
アメトーークの
「どうした品川!?」
にも似たような切り口がありましたが、
この企画のように
「すごい」(=ツッコミなどの芸人の技術)
に重きを置いていなかった。

芸人技術の解体ってのは
笑えなくなることを意味している。

「面白い」を
どうして面白いのか説明することほど
つまらないことはない。

かつて
田村淳さんMCの深夜番組
『テベ・コンヒーロ』
で、
テツandトモの「なんでだろう~」ネタを
ひとつずつ、
本当にそれがなんでなのか検証する
という企画があった。
そのとき
スタジオにいた
FUJIWARAの原西さんが
「あかんやろ!」
と言った。
ネタを説明したら絶対ダメだと。

そんなわけで
今回、このハードル(と言っても私が勝手に設定した)を
超えるほどのことがないと
厳しいぞ
と思ったのです。

長々と書いてしまったけど、
番組は
結局どうだったのか
と、感想を申し上げますと、

ハードル越えてきた。

なんで越えたか
っていうと、
検証VTRに写っていた
後藤さんが
本当に凄かったのだわ。

今までの後藤さんの活躍を
ダイジェストで見た気分で
やっぱり
誰にも真似できない
芸人としての才能を感じたのだ。

スタジオでのイジリも
アップアップのなかに
ちゃんと
後藤さんが主役になるだけの
要素がちりばめられていた。

たとえば有吉さんが
後藤さんの良いところを
大阪の後輩芸人のときだけ
声が大きい
と挙げていて
これは
たぶんそのままにしておいたら
これだけで
痛烈な批判として
場が盛り上がっても良い仕上がりだった。
ただ
後藤さんの批判的目線のあるフレーズで
(「あのときは小島がおもしろくなかったからね!」)
それが
シフトしたように思う。
みんなの思っていることをズバリと言ったのは
後藤さんのほうだったから。
有吉さんの

を期待した人には残念だったかもしれないけど。
このことに後藤さんはまったく動じなかった。
思うに彼の中で
意識的に差はないように見えた。

後藤さんは
最初から最後まで
地に足がついたまま
背伸びもせず
低くもならず
真正面から
対応していた。

それは見ている側から好感のもてるものだったし、
彼が言うこといちいちが
的を得ていて
さらに
上乗せで
面白さが付け加えられていた。

だから
ツッコミ
ですよね。

漫才師としてのツッコミの役割って
まさにこういうことだ。

決して
自ら先行で
笑いを取りにはいかない。
拾ったボールで
それをアレンジを加えて
返す。

もともと正当なツッコミとしての実力がありながら
さらに
独自の個性をも手に入れている後藤さんは
やっぱり
トップクラスのツッコミ芸人
ってことが良くわかった。

いじられる人としてハネる
ということは
上っ面の面白さで
それはたぶん後藤さん自身が
よくよく理解していることなのだと思う。
だからちゃんとノる。
役割を全うするために。
でも自分の長所はそこにはないことを
悟っている。

わたしはずっと疑問だったのだ。
これだけイジラれることを
後藤さんはどう思っているのか。
しめしめと喜んでいるのか。
それとも
ナルシズムゆえに本当はいやいやなのか。

たぶんどちらでもない。
このひとは根っからの芸人なのだ。
ツッコミ芸人としての
立場をわきまえているし
ほかの芸人さんを尊敬している。
これは
おびただしい数の編集VTRを見て思ったことだ。
凝りに凝った名場面集だった。
ほかの芸人さんを尊敬しているから
あんなに愛されている。
後藤さんのフレーズに
ひな壇の芸人さんが
すごく笑顔なのです。
どの顔も。
東京、大阪、ツッコミ、ボケ関係なく。

だから
イジラれて
バカにされるだけで
終わらなかったのだ。

「この後藤がすごい」
という企画は、
「すごい」という建前で後藤さんを辱める企画ではなく
本当にすごいことが分かる企画でした。
わたしが
湾曲して考えすぎたのかもしれませんね。あは。

長々と熱く書きました。
今日もお付き合いありがとうございます。

また週末にお会いしましょう。





オアシズ大久保さん@サワコの朝

2012年10月22日 | 面白い女性
先週の
サワコの朝
のゲストは
女性芸人
オアシズの大久保佳代子さんでした。

大久保さんは
「いつもの鉄板の話」を封印して
阿川さんに
身を任せていたように思う。
こうやってじっくり「素」を見せようとし始めた
ということが
重要で貴重なことに思えます。
そして
印象に残ったことが…。

今現在
不安で夜も眠れない。
将来が不安で。

と大久保さん。

こんなに売れているのに
そんなこといいだすのか。
と私。

テレビ番組の打ち合わせにて
男性のアイドルとの絡みがあり
「ここはいつものセクハラお願いします」
とか言われるのが
もう…。

とのこと。
30代のころは
それでもイケメンに触れるからいっか
とも思えたけど、
飽きた
というわけでもないけど
もう本当はしたいわけではないし。

なるほど。
女性芸人だから特殊に思えるけど
だれもが思い悩む
キャラと本来の自分との
境目で
揺れうごいているんですな。
なにか新鮮です。

阿川さんは
それをきいて
あまりみたことのない厳しいお顔で

与えられたことを一生懸命必死でやれば
いつのまにか
結果がついてくるのだ
わたしも人と会うのが苦痛で苦手だったけど
気がついてみればインタビューの仕事ばっかりになっていた。

とアドバイスされてました。

もがいておいたほうがいいのか
という大久保さんの問いに
50歳になってから
痛い目合うくらいなら
40代に
と答えてました。
たぶん
悔いを残さないように生きろ
ということだと
わたしは勝手に解釈しました。
阿川先生ありがとう。
(おっと、個人的な感情が…)

オンナはぶれたりゆれたりする。
さっき思っていたことと違うこと言ったり
人に影響されて
違うキャラになってみたり
ドン引いた友達が離れていったり
それこそが
女性の生(なま)の人生だけど
それゆえ
面白い
を全うするって
大変なことだ。

女性の人生は結婚、出産、離婚だけでも
激変する。
そもそも生活がいっぺんする可能性がそこかしこにある。
(しかし変わったつもりでも中身は変わらない。しかしそれはまた別の話)
マックスの面白さ
と思っていたものを
同じ調子で保ってはいけない。

そうなると
やっぱり
素のままで
切り売りしていくほうが
見せ方としては長く続くんだけど
生々しさをそのまま出して
面白い
ってなることが
はたして女性芸人の本望だろうか
とも思っています。

まるっと
そのまま素材を出してまで
笑いをとるのか。

笑いをとる。
って結局なんでしょうね。

いまテレビに出ている女性芸人さんは
それぞれ個性的で
ちゃんと才能があって
最高だ
と思っているけど
男性芸人のように
着実にステップアップ
という構図が見えないのは
揺らぎによるものかもしれません。

あくまでも
テレビの世界の話ですが。

今のところ、
フォーリンラブのバービーが
テレビのなかでは大躍進中で
期待大ですが
それだって
半年後はわかんないよ
と思っている。
なにしろあの子も心のブレを見せるからね。
太ったり痩せたりの繰り返しや
お肌の調子の不安定さは
心の不安定さを示している
はずだ。
勝手に言ってるよ。
バカ言ってるよ。

だからこそ
女性芸人ウォッチングは面白いんだけど
なかなかテレビ見ているだけでは
事情はつかめない。
女性芸人を観察して
書くならば
町(ライブ)に繰り出さなきゃいけないんだと
ここ何年も思っているんだけど
なかなか実行に移せてません。

ところで
お笑いナタリーで
「椿鬼奴、映画「大奥」で堺雅人と妖艶濡れ場」
というタイトルの記事があって
あれ?
またRGさんとイベントやるのかしら
と、読んでみたら
マジで映画に出るみたいでした。
…奴ちゃん。
彼女は
まるっと面白い。


話は戻りますが、
「サワコの朝」
番組としては
そこまでハネなかった
と書いておきます。

女性芸人のトークゲスト
って、爆笑になることは少ない。
心には残るんだけど。
ハリセンボンとかも。
あんなにひな壇などでは
百戦錬磨の面白さなのに
トーク単独ゲスト
となると
思ったほど深くエッジの利いたものが出てこないんですよね。
私の観察がまだまだなのかもしれないけど。

これについては
後ほど考えます。

それでは
今日はこのへんで。
また水曜日に。

取り急ぎテレビ感想

2012年10月20日 | テレビ
本来のアクセス数に戻ったな。よし。
30分ほど時間があるので、
その間に書けるものを。

・ストライクTV特別編復活「検索ちゃん」
何がストライクTVと違うか
というと、
小池栄子さんがいるかいないか。
それによって
ものすごく面白くなるか?
というと、
ぱっと見は、そうでもない。
なんとなく落ち着く。
しっくりくる。
安心感。
この番組を長く見るためには必要なんだろうけど
1回限りだと
なんかもったいないよな。
内容は
品川さんをいじる
ってところがだいぶフィーチャーされてましたが、
わたしはもう
アメトーークでおなかいっぱいなので、
もういいよ。
「ヘタクソなやつ出てくるよ!」
と品川さんがいいましたが
本当にそうよね。
と思いました。
基本、言うことが真っ当なひと。

・東野・岡村の旅猿2
復活。
といえば、これですよね。
昨日のものはまだ見てませんが。
本編中に「つづきはDVDで」というナレーションが。
あらあら。
そんなふうに言っちゃうの?
DVD化込み
むしろそっちが主戦場
というのが
くっきりはっきりしましたね。

・大人のバナナ
バナナ藩が終わって
よりすっきりとした
プレゼン番組になりました。
ロケに行かない方向に。
なにかしら、スケジュール的な問題を感じます。
前回は狩野英孝さんが
プレゼンターで
まあ
面白すぎたよ。
この番組の狩野さん。
は、外れがない。

・白黒アンジャッシュ
やっと
児島さんの結婚式話が。
いったい、いつ収録しているのだろう。
ダメすぎる大人は
嫌いになれないな。
と、児島さんを見ていてよく思います。

・ブラマヨとゆかいな仲間たち
こんな形で家城さんを見ることになるとは。
5年前の私には想像もつかないことでございました。
あんなおしゃれ格好つけだったのに?
モテタイ気持ちが強いひとだよな。
と、うがった見方かもしれませんが、
街ゆく美女にちゅうちょなく声をかけている姿を見て
思いました。

・アメトーーク
売れている先輩と売れてない後輩。
そうか。
「売れている」というくくりは
あまりにも断定すぎて
登場しにくいと思うので
吉本中心の構成になったのか
それとも…。
などという事前の勘ぐりは無視できるくらい
それぞれの持ち味がしっかり出ていて
贅沢で楽しい回でしたね。
人数が減ったからかな?
吉田さんの久々の面白さを堪能しました。
下衆を簡単に乗り越える面白さは
見ていて感動します。
人間としてとか
性格がいいとか悪いとか
面白さの前では
すべてが劣勢だ
と吉田さんを見ていて思います。
先週、
アメトーークSPの未公開映像にて
わたしの大好きな
かまいたちの山内さんが
小論文の書き方の例として
「アメトーークの問題点」
について
マンネリなキャスティングをあげていて
ひさびさに
アメトーーク見ていて
くっ!
と心をつかまれました。
売れていないひとが登場しにくい
と理論について
宮迫さんが
「売れていないひとはおしゃべりが下手」
だから売れてない
結果、番組がぐずぐずになる。
とおっしゃってました。
番組側をフォローしたと思われますが、
まじめに反論するならば、
それはそうかもしれないけど
チャンスをあげないと
いつまでたっても
テレビの世界が生まれ変わっていかないんじゃないか。
そんなテレビの世界は
みていて飽きちゃうよ。
すぐに見なくなるよ。
「やってやる」「おれならできる」
と思っている人はたくさんいると思う。
私個人の意見としては
テレビに慣れていないと
どんなに才能のあるひとも
最初はぐずぐず。
たぶんいろんなものとの独特の距離感を
体感しないとダメなのだ。
ピースも平成ノブシコブシも
いまはあんなにテレビにハマっているけど
最初は怒涛のごとく「滑ってる」というレッテルが張られていた。
でも
そういう痛い目あって選ばれたひとだけが
テレビに残っていくのだから
少しずつ門戸を開けなきゃさあ~
と思っていたら、
この回のアメトーークは
まさに
「売れてない」後輩
として、
門戸を開けるものだったのかもしれない。
で、来週は
喧嘩したり仲直りしたり芸人。
に、アンジャッシュ!
ペアくくり?が二週続いている。
でも楽しみ。

さあ、
今日は昨日あまりにも体調が悪かったため
朝に書いております。
まだ今の時点は元気。

ツイッター見ていると
スパイダーについてのツイートを目にします。
いよいよ施行されるの?
わからないけど。
最初からテレビ全録画してあって
後から戻って
好きな番組を見ることのできるやつ。
お笑いテレビ好きとしては
やったーー
なんて大喜び?せなあかんのかな?
とも思いますが、
自分の心に正直に答えるなら
全然、興味ない。
なぜなら
わたしは貧乏だから。
たぶん世間が手にした
5年後くらいにしか
私の元にはこない気がする。
なので
あれこれ言っても
現実味がないんだよなー。

では。

ケミカル

2012年10月17日 | テレビ
秋の夜長、本を読み始めたため、
あんまりテレビを見てません。
先週のアメトーークをやっと見始めました。

最近テレビをみるポイントとして
「芸人さんの意外な面」
「新しい切り口」
を発見することにしております。
だってもう
信じられないくらい芸人さんを目撃するわけです。
面白い企画も追いきれません。
となると、
テレビを見る理由は
大好きな芸人さんの
新しい側面
新しい立場
才能の発揮
を観察する。
それも偶然に。

で、「さんま御殿」とかさんまさんとの絡みを見ているわけですが、
先週、関東の「さんまのまんま」には
TKF(たむらけんじファミリー?)とのことで
たむらけんじさんと、
シャンプーハットと
野生爆弾が
出演でした。
見る前のだいたいの想像としては
たむらさんへの
イジリがあって、
お約束のやりとりと
何度も話している鉄板エピソードが
それぞれの口から披露される。
くらいのものかな。
でしたが…、
実際は
野生爆弾川島さんとさんまさんの
やり取りに
目を見張るものがあった。

注目点としては
ふたつあって、
ひとつめは、
川島さんが
ひとがやっていたスポーツを
自分もあると言い張って
その独特のフォームを見せるというボケに
さんまさんが笑っていたことに端を発する。
あれも
これも
やったこと「あるやろ?」
と二回目からは川島さんにきくさんまさん。
そしてそのフォームを見せてもらう。
という流れを繰り返し
最後に
川島さんが
その無茶ぶりにベソをかいていた。

わたしは勝手に
川島さんには
そういった苦しみとかのないひと
と思いこんでいました。
ボケ製造機的な性質のひとかと。
でもそれは勘違いで
計算もあって、個性も出せて
やっぱり芸人さんなんだな。
当たり前だよな。
と改めたわけです。
だって
ベソをかいた
ということは
単純に良いボケで笑いがほしかった
ということだから。

もうひとつ。

さんまさんにお土産。
と川島さんが持ってきた
例のタッチの絵を
さんまさんが爆笑。
「全然違うやん!」
「さんまさんのこんなポーズ見たことある?」
と皆がツッコむなか、
絵と同じポーズをして
「今ならあるよねえ」
とさんまさんがいい、
「個展とか開いたことないの?」
「吉本の売れているひとでこういうのそろえたらいい」
と、ふつうのトーンでしゃべっていた。
ほかのみんなは
そんなことしたら「怒る人出てくるで」
と、止めるなか
川島さんだけは
「ありがとうございます」
と短く言い
口を「おー」と開けて、さんまさんをみつめていた。
ちなみに絵はこれ↓

笑っているさんまさんが見切れてます。
ついでに
まんまちゃんが老朽化しているので
代わりにつくってきたいう
川島さん手作りのかぶりもの
ニューまんまちゃん
を、
もらって即効かぶる
さんまさん。



「かぶったで、おい」
という声の中
はしゃぐ。



全ノリのさんまさんに
芸人魂を見た。
というのと、
川島さんの
独特な個性をさんまさんが決して常識的目線で
片づけようとしなかったことに
感動を覚えました。
川島さんはこれからもっと
さんまさんの番組に呼ばれるかもしれないよ。

芸人さんが集まると
こういう新しい場面に出くわすので
見逃せない
と思います。

だいぶ書いてしまったけど、
最後に一個いい?

エンダン。
前にも書きましたが
エレキコミックやついいちろうさんのスマホでやっている帯番組に
ダイノジ大谷さんが出ていたときのものを
ユーストで
もう一度見ました。
先日のリンカーン運動会で
大谷さんが設楽さんに「勉強させていただきました」と言った話や
雷波少年に出演したときに
とがっていた大谷さんに
ほかのみんなが優しくて
青春しちゃったエピソードとか
たまらない話満載ですが、
ぜひ見てほしいのは、
このふたりのやり取りです。
「お前はこっち側だ!」
「ちょっとは(俺のこと)意識するだろ?正直に言えよ」
という、
大谷さんの猛プッシュの一切をかわすやついさん。
ふたりは
活動の場がもろかぶりだけど
美学が違うんだな
ということを感じました。

アーカイブに残っていますので、
ぜひ↓
エンダン
(この回のをどうリンクさせるかが…わからなくてスイマセン。
 アーカイブ見ていると大谷さんひとりの顔が写っているのが出てくるはず)

ちなみに
この回のエンダンとは
直接関係ないけど。
私の好みをいうと
賢い人は
というか、
格好いい大人は
黙っているもんだと
思っている。
こんだけあーだこーだ言っておいて
なんですけど。
スタイルとして、
たとえばブログでもそうだけど、
賢さをアピールすることなど
ちっとも賢くない
と思っている。
人に賢い
と思われたいひとなんて
最初から賢くないのだ。
バカになめられているくらいが
ちょうどいい。

ではでは
また週末にお会いしましょう。

第14回東京03単独公演『後手中の後手』追加公演

2012年10月15日 | ライブ
こんばんわ。
ライブに行きました。

6月から始まった東京03の単独ツアーの最終日。
恵比寿ガーデンプレイスで行われた特別追加公演を見てまいりました。
6月に始まった時のちょっとした感想は以下にアップしております↓

第14回東京03単独公演『後手中の後手』に行った自慢

今回は全ネタの感想を書いて
そのあと追加された部分の感想を
書きたいと思います。

コント:後手
いつも居酒屋に集まった角田と飯塚。
角田が忘れてきたストールを豊本が持ってきてくれることになっているが、
そのストールを首に巻いて持ってくる豊本。
というちょっとした「ん?」から始まるコント。
こういうことあるよね。
後から言えばいうほど
不利になる。
大人だから言わないけど、思ったらその時点で負けなんですよね。
でもこれはコントだから
最後まで言っちゃう。
「後手」
をコンセプトしたことが示されているためか
セリフの「後手」多用さに
少々気になりつつも、
とにかく巧い。
演技とかセリフのタイミングとか
展開とかいろいろ。
これが安定の03基準だな。
そのことに
慣れてしまっていいのかしら。
とも思う。

オープニング

コント:余裕
コンビニの商品開発の商談にきた上司角田と部下豊本。
商談先の洋菓子店バティシエの飯塚。
一個のミスで、豊本がテンパってしまいその穴埋めをしようと上司が出しゃばるが
自分もはずかしいミスをし、
それによって部下に余裕がうまれ…。
商談もの
は、多い。
三人だからかな?
描きたい内容が
毎回ちがうので
同じパターンとならないところが
良いですよね。
6月公演のときにこのコントで気になったことがあった。
そのせいでこのコントあんまり好きじゃない。って思った。
部下がテンパって商談先の部屋を散らかすのだ。
それを誰も片づけないし、気にもしない。
見ているこちらは
「あー商談先なのに散らかしてぇ」って思うのに
誰も気にしてないってどういうことだろう。
リアリティわい。
と。
で、今回それが全部クリアされていた。
パティシエ飯塚も散らかしたことを気にしていたし、
部下がちゃんと片づけてた。
どの時点で変わったのか気になる。

VTR:後手ゲームのやつ

コント:隣席
カフェで話す自分の恋愛事情を友人の飯塚に話す角田。
隣のやつが聴き耳立てているんではないか
と、隣の青年(豊本)を問い詰める角田。
あるある。
だよねえ。
こういう痴話をするときは
聞かせてやれ
くらいのテンションで話さないとね。
ところで、
これ展開が素晴らしいと思うんです。
責められた隣の青年豊本は
一回、怒ったように荷物を片づけて
その場を去る。
で、戻ってくる。
そういう形で戻ってくるんだね。
って思いました。

VTR:後手ゲームの説明のやつ

コント:東京の両親
夢破れた青年飯塚が久々に訪れた昔馴染みの定食屋。
頑固なおやじ(角田)と、やさしくてマイペースなおかみさん(豊本)。
東京のお父さんとお母さん
と思っています
という飯塚だが、
おやじとおかみさんは
そうは思っていない。
東京03のコントは心の闇の部分をポップに出す。
本当はそんな感動話あるかいっ。
ってところが発端と推察する。
だから好き。
追加公演については
飯塚さんが暴れまくっていた。
さびしくなりそうで、結局ならないのが
また良いよね。


VTR:東京の思い出
格好いいVTRだと思う。

コント:謙遜
いつもの居酒屋に集まった劇団員の三人。
豊本が映画のオーディションに受かったことを祝うが
謙遜しすぎる豊本にだんだん空気がおかしくなって…。
「謙遜は人を傷つける」
という名言がありました。
「あたしなんて全然ー」って言っているやつね。
共感しまくりですよ。
最後の大逆転も好き。

VTR:後手っちゃん
オープニングコントに入っていたセリフで
それがキャラに。
03の三人の話声に後からアニメーションをつけている。
自然で面白くて、ファンだからなのか、このVTRは特に好き。

コント:この時間
屋上で落ち込んでいるOLトヨミ先輩に告白する後輩角田。
これは、もう最高です。
わたしのナンバー1コント。
女の計算高さを
知ってんなあ。
と思うし、
しゃかりきで、
器の小ささを存分に表現する角田さんの魅力が
最大限に出ていて
素敵でした。
飯塚さんは役割としては少ないけど
すごくおいしいところで登場していて
絶妙
ってこういうことを言うんだと思いました。

VTR:トヨミの歌とともに販促物宣伝

コント:家庭訪問は三つ巴
家庭訪問にきた教師(飯塚)と
訪問先にいた男(角田)と
その家に帰ってきた男(豊本)の話。
ってこう書くと
おっしゃれ~。
追加公演では
角田さんの一人コントが存分に。
でオチを知っている私としては
それでコント大丈夫かな。
とか心配してやんの。
いいのか追加公演だから。

追加公演:ナンセンスな反乱
ナンセンス禁止法を制定した国家警察と
ナンセンス反乱軍の戦い。
おぎやはぎが国家警察に。
ジェントルフォレストジャズバンドが全編音楽を担当。
浜野謙太さんの歌。
弾丸ジャッキー松雪オラキオさんがチョイ役で御出演。
と豪華。
とにかくおぎやはぎの面白さは凄い。
もちろんオーラもあるんだけど
劇場ひっ繰り返したような笑いを取っていた。
とくに小木さん。
格好よかったなあ。
それから
ビッグバンド。
生の音の体感が
圧力とともに体に当たるので
予想以上にいいものを見た気になりました。
内容は軽いけど
音楽と楽しさで
まあ贅沢でした。
「悪ふざけ公演」とかいうエクスキューズを入れているのだけど
これは期待させない保険のような気がします。
この追加部分だけで
お金取れちゃうくらいの価値があります。
見に行ってほんとによかった。

追加公演だけは
アフタートークあるというのも
嬉しいです。
地方公演はあるみたいだけど
東京公演は基本的にないのです。

というわけで
今日はこのへんで。
次回は5月だそうですよ。
また未来に楽しみが増えました。

ナタリーニュースで。

2012年10月12日 | テレビ
どうしよう。
書きたいことがまったくありません。
そんなときは、
お笑いナタリーからの情報にいろいろと
言いましょー。
そしてお茶を濁しましょー。

・オードリーがNHK総合「マサカメTV!」メインMCに抜擢
調べたらスペシャル番組っぽい?
出演者が
アンガールズ田中さんや小島よしおさん
カンニング竹山さん
など。
しっかりと足跡を残してきた芸人さんたちが
認められたような気がして、大きなお世話ですけど、嬉しい。
なぜこう思うのでしょうか。
ことキャスティングに関して
NHKのバラエティは
石橋をたたいて渡るような印象があります。
内容ややることは
アバンギャルドやパンクな印象があるのに
出演者に関しては保守的というか
保障された人選な気がする。
たぶん気がするだけで実際は違うのかもしれません。
オードリーがMCをすることで
何かが認められた気がする。
実際Eテレでは
民放で売れっ子というわけでもないのに
たくさんの芸人さんを目撃することがあるのです。
だから「NHK」という名前にうまいこと騙されているのかもしれません。

・板尾創路らユナイテッドアローズ秋冬企画にモデルで登場
何じゃこのニュース。
と思って、
URL開いたら
かっこいい~。→URL
鳥居みゆきさんバージョンも
ユナイテッドアローズのHP
で見ることができます。
写真自体がとっても自然で
本人たちの個性を殺していないところが
良い写真だな
と思います。
鳥居さんの写るものは
「あの女性芸人が、こうも変わる!」
ってものが多くて、なんだかなー
って思ってたんです。
加工すんなよ。
もともと美人なのでどんな格好でも映えるのはわかりますが、
鳥居さんの「実は…」に興味がなく
芸人としての彼女が好きなこちらは、ちょっと歯がゆいのです。
板尾さん。
ケータイ大喜利を見て、
板尾さんの安定した判定はこの番組の大黒柱のようだ
と思いました。
ホッとする。
「口の中がねちゃねちゃする」
というやつを
その夜の大賞に選んでおりました。
SMの映画にも調教師役として御出演とか。
不思議なひとだ。

本日TOP50発表「∞総選挙」1位はLLR福田
こんなのが!
新鮮な情報ありがとねっ。
ナタリーさん。
普通に生きていたら、こんなことまったく知らずに死ぬところだったよ。
お友達との待ち合わせで
ルミネTHE吉本のお土産コーナーをぶらぶらしていたら
生写真コーナーがあって
そういえばLLRいっぱいありましたね。
確実に20年前から存在する若手芸人のまわりで
きゃあきゃあしている劇場につめかける十代女子たち
のアンテナに引っかかった芸人さんの売れ筋が分かるなあ
と思って、その生写真が入っているクルクル回るラックを見てました。
あの女子たちは年を重ねたらどうなるの?
どこへいくの?
必ず一定数存在するのはどうしてなの?
なぞが多いです。
まさかずっと同じひと
ってことはないよね。
ところで
写真買ってどうするのかしら。
とりあえず部屋のコルクボードに貼ってみる?

・ライセンストークライブ「女子会LICENSE2」チケット発売
そこで
ライセンスですよ。
いかにもライセンスがやりそうなトークライブだよ。
ふたりともご結婚された?とか?(違ったらごめん)
それによって
人気がどう変動したかが知りたい。
ある程度割り切ってたら
減らないと思うんだ。
ふたりは格好いいし、面白い。
でも、わたしの妄想傾向を考えるに
お嫁さんや彼女の存在を知ってしまうと
邪魔よね。妄想するのに。
この間、藤原さんが夢に出てきた。
格好よかったぁ。
(わたしの夢の話…どーでもいい!)


・良質な“ENGEI”新番組「日10☆演芸パレード」初回収録
伊東四朗さんと今田耕司さん司会で
初回は
バイきんぐ
TKO
嘉門達夫
清水ミチコ
ロッチ
ですって。
まーなんということでしょう。
楽しみですが…
TBSかー。
不安なのは気のせいです。

・ビートたけしと石橋貴明がコラボ、日曜夜8時に新バラエティ始動
これもTBS系列。
日曜日は忙しいですね。
そして
石橋さんについて最近考えます。
番組宣伝でもなくめちゃいけに出ていた。
精力的に見える昨今。
なにかしらの変化が見える。
とんねるずは
芸人からいきなりスターになった人たち
という認識です。
ひとっ飛びに。
間に「タレント」としての時期がない。
気がついたらスターだった。
スター然としていた。
雲の上にいるんだから
あんまりこちらには来ないと思っていたけど
けっこう最近は
こちらへやってくるではないですか。
それはどうしてかと考えると
とんねるず
と絡む人々に芸人さんがグンと増えたことに
ヒントがあるのではないか。
それまではアナウンサー、アイドル、スポーツ選手、スタッフさんなど
とんねるず色に染まりやすいタレントさんばかりだった。
でもここ最近は違う。
安定した実力がある中堅芸人たちで
それでもとんねるずの言いなりではあるけれど
何かしらの科学反応が起きたのかもしれません。
推測だけど!
昔から、とんねるずはほかの芸人さんと嬉々として絡む印象があります。
なるほどザ!ワールドの祭典(スペシャル)で
ウッチャンナンチャンに頭下げていたから
というそれだけの情報だけど。

久々に
お笑いナタリーを読んでみて
知らないことだらけだな
と気付きました。
お笑い通ぶっては絶対にいかんな!
と戒める金曜の夜です。

では
週末は
東京03のライブに行ってきます。
楽しみ~。
みなさまも良い週末を。

優良

2012年10月10日 | テレビ
先週の『マツコ&有吉の怒り新党』を見てました。
後半のコーナー。
知られざる
三大○○。
を紹介するVTRのコーナー。
正直飽きてきていたのですが、
この回は
良かった。
アニマルプラネットのスター出してきたね。
東野幸治さんが
ツイッターでもつぶやいていたことありました?
気のせいですか?
この路線で行けば
まだまだ面白い映像を見ることができそうです。

やるな。
ちゃんと会議してる。
その跡が見える。

先週あたりに
わたしは
『ロンドンハーツ』を優良番組
と言いましたが、
私が考える優良バラエティ番組とは
テーマや出演者ばかりでなく
むしろそれは二の次で
作っているすべてのひとが
懸命に仕事をしているかどうか
というところに基準があります。

深夜番組ばかりを見ていると
その落差は結構激しい。
たぶん
予算が取れないから
その分工夫をしているかどうかが如実に分かるからだろう。
と私は勝手に決め付けていました。

しかし
実は予算の問題ではない。
ということに、
『世界の果てまでイッテQ』を見て
気がつきました。

ゴールデンタイムで
贅沢にカメラやテロップを使うこの番組だけど、
それでも
製作者の熱さが伝導してくる
とても良い番組です。

普段は見てないのですが、
娘が見たいと言うので
最近は録画して見てます。

大人が仕事しているなあ
ってこの番組を見ているとつくづく思う。
スタッフの人数
お金のかけ方
深夜バラエティとは違う。
(本当は知らない。調べたわけではない。でもわかる)
面白いもの作ろう
って意欲が強く意識が高い。

大人がちゃんと仕事をしている跡が見えるバラエティ番組。
「優良バラエティ」です。
子どもに見せたくない。
っていうのはまた別の話で
それぞれの家庭の考え方だから
あえて否定はしない。
テレビなど見ても見なくても
ユーモアは育つ。

ただ個人的意見として。
トラウマになる衝撃的な映像でなければ
テレビから発せられる情報は
ある程度
一緒に見ている大人のリアクションで
フォローできると思っている。
少しやりすぎな体の張り方や
見た目によるイジりを
子どもに真似されたくなければ
それを見て
「あれはひどいね!」と言えばいい。
テレビで映っていることが
OKではないことを教えればいい。
悪い見本と
言い聞かせれば
「あれはいけないんだ」
と刷り込みを入れることができる。
わたしは、
それを良しと見せるSEや編集にも
ひとこと言っておきます。
「いまのはわざと笑い声を足した。面白くないってことをわかってるんだね作っている人は」
「この映像はきっと差し込みだ。本当は誰も笑っていない」
などなど。
前にも書きましたが、
大人には面白いけど
子どもにはまだ早い笑い所ってのがある。
出川さんの鼻をザリガニで挟むやつは
笑いながら
「あれをやるのはバカな大人だけだよ~」と
褒めつつ、子どもに言い聞かす。
基本つまんなそうなリアクションが一番子どもにはわかってもらえますが、
どうしても笑ってしまうときは
「ひどい!」
というのを付け加わえることをお勧めします。
(って誰に向けて…)

この国のテレビ批判は
正論
に偏りすぎだと思います。
面白かどうか
に基準がない。
正しいかどうか
に基準がある。
そもそも「正しさ」など誰が決めたのだろうか。
狭い世界で物事を見て、
ふけば飛ぶような「正しさ」に固執する。
テレビを「つまらない」と言う人のいわゆる「正論」を見て
わたしはいつもガッカリする。
ユーモアを愛する心が全然感じられない。
たぶんこの意見も意味が通じないくらい
「ユーモア」を軽視しているし
言葉も知らないんではないかと思うほどだ。
私の中では
この世で「愛」の次に大事なものです。
自分のことを「面白い」とは思わない。
持って生まれた才能だから別に面白くなくてもしょうがない。
でも
面白いことを楽しむことができれば
それに越したことはない
と思うんです。

ですから
テレビの中のほうで
面白いことを伝えたい!
と思っている人の仕事を
内容の末端だけ拾って
「レベルが低い」とか言っている人の
レベルを疑います。

毎日一生懸命仕事をしているテレビの人たち。
社会人として汗水たらして働いているひとの仕事は
称えなければならない。

むしろ適当に楽をして作ってる時ほうが
気がつくんだけど
それは置いておいて。

尊敬と一緒に
批評的な目線を忘れないようにしたい。
懸命に作る人がいるのだから
こちらは懸命に見るよ。

最近は
ざっくりハイボールを見始めました。
小藪さんが
すごいな。
そして
メキメキと頭角を現しているように感じるのは
偶然でしょうか。
このひとMCのゴールデン番組がリアルに頭に浮かびます。

では
風邪をひいてしまいましたので
今日はこのへんで。