笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

テレビは楽し

2009年11月30日 | テレビ
週末テレビ感想をサラサラお茶漬け感覚で書いていきます。

☆レッドカーペット
充実の内容。
面白かったです。
ロッチ、少年少女、アンガールズ田中さん。
でも特に、ひいきにしている
アルコ&ピースがでていて素晴らしかった。
バイト面接という設定で、人事側と面接志望側が逆の立場のコント。
おかわりで
勉強ばかりする息子とそのことを叱咤する父親のコント。
良かったです。
アイディアも良いですが
そのアイディアについていける説得力のある演技。
表現力が優れている。
ここがポイントでございます。

☆エンタの神様
ダブルネームが無理なくハマっていて
ひょっとしたら実力派なのかも。
と思い始めています。M-1効果です。
マシンガンズはあっという間だなぁ。
ハイキングウォーキングはだんだん面白さが分かってきた今日この頃。
ラバーガールと友近は
鉄板で面白いです。
友近のオーガニックを連呼する女社長。
一般的に使われているシュールではなくて、
意味不明な美
としてのシュールといういみで、
友近のコントはシュールです。
でも今日のわたしの一番は
メルヘン倶楽部。
このコンビが出るときは
毎回注目しようと決めました。

☆アメトーク
なんとなくガンダムのよさが
分かったようなそうでないような回。
興味がないので、アホな顔して見ていたか、
妄想していたかで
内容が入ってこなかったのです。

☆フットンダ
ついにケンドーコバヤシ登場。
南海キャンディーズと山崎邦正、レッド吉田。
回答も良かったけど、
やり取りが楽しかったです。

☆スクール革命
森三中による婚活学。
アンタッチャブル山崎さんのパスが素晴らしく
大いに笑いました。
大島さんは、イジるほうが巧みになればなるだけ
面白いです。
たぶん芸人さんに人気があるのはそこなんだろうなぁ。
お笑い能力が高い人ほど、自分の頭のなかで面白さを完成できる。
凡人な視聴者であるわたしには
まだまだ通訳が必要です。
個人的には
40代女性の結婚できる確率が1%であるというデータに
鳥肌が立ちました。
こえ~。

☆笑点
特に今週は特筆して書くことはなく、
しいて言えば、
SPに扮装してのお題が出て、
小遊三さんのSP姿が
チンピラのような風貌でめっちゃ似合っていたことくらいかしら。
渋いっす。
書きたいことはそうではなく、
来週の予告で
演芸が
あした順子・ひろし
になっていたので、
興奮しました。
どうなの?元気なの、ひろしは。
そればかりが気になります。

☆ウェルカムTV
めっちゃ面白かったです。
この番組はアイドルを売り出すために
オーディションをしていく番組なんですが、
今週は細マッチョアイドルを作ろうと
芸人オーディションを
開催したのです。
みんな上半身裸で
アピールをしてきますが、
これが豪華出演陣で素晴らしかった。
思わずメモったのでご報告。
出演陣
・ロバート山本→ボクシングをアピール。柴田さんに顎をいかれてマジであせる。
・モンスターエンジン大林→赤ふんどしで、ファミコンボタン連打。乳首が妙に大きく、顔も面白い。
・ピース綾部→胸毛が濃く「胸ドルです」とのっけから主旨が。最初お立ち台が360度回転し、肉体美を見せるアピールタイムがあるのですが、complexを選曲し、バカウケ。
・チョコプラ松尾→もはやマッチョでもなんでもない。レゲエダンスを踊りたいだけ。何度見ても笑う。肉体の丸みが面白すぎる。
 ブラマヨ吉田「ビリケンさんコンテスト出てこいや」
・カナリア安達→釣りをアピール。麦わら帽子とGパン。三平?釣りの衣装は譲れず、企画を無視。

というふうな
ふざけすぎていて
最高に面白かったです。
ピース綾部さんが特に突き抜けて面白かった。
むむ、ピースはあなどれん。
来週、後半を放送しますので、ぜひともごらんあれ。です。

いま、
やりすぎコージーに島田さんが・・・。
こんな感じで号泣(元)をゴールデンタイムに見ることなど
誰が予想したでしょうか。

でわでわ。



M-1 2009・3回戦 11月26日ルミネtheよしもと(後)

2009年11月29日 | テレビ
後半をレポ。
ちゃっちゃと終わらせましょ。
合格者には◎。
コンビ名(事務所)→ネタひとくちメモ。感想。

ツーナッカン(よしもと)→侍の切りあい。どっかで見たことあるなぁ。と思いつつ思い出せない。面白い。
虹組キララと研究生(オフィス★怪人社)→ハローワーク。2回戦のほうがテンポ良かった。
Vステーション(よしもと)→SMファーストフード。引いた。その線引きはどこにあるのか。
◎ダブルネーム(㈱トップカラー) →チャゲアス。うまい。歌もネタも。
どんぴしゃ(よしもと)→息子の門限。ツッコミの方の年齢が1個違いでビビル。
マヂカルラブリー(よしもと)→見えない子が見えるネタ。前述ですが何気ないところが素晴らしい。奇抜が苦手な私だけに、見逃しそうですが、要注意コンビ。
響(SMA)→お父さんと息子。ミツコキャラを払拭できるのかこれからが注目。私の中では髭男爵と被るの。

デスペラード(よしもと)→イランの子どもの遊び。2回戦と変わらず。他を見たい。この名刺的漫才、気に入ってないから。
ザ・アンモナイト(ホリプロ)→南米ドラマ漫才。女性の二人組み。こちらも2回戦と一緒。でもこのネタ好み。くだらなくて良い。
コア(ワタナベ)→売れない10年を自虐。名刺代わり的ネタなのかなぁ。もう少し見れば何かが分かるかも。
クロンモロン(浅井企画) →ホントのシンデレラ。今年からプロだ。このコンビこそ個性的と呼ばずして何と呼ぶ。戦略なしで奇抜。怖すぎて好き。
マッドドックス(ニュースタッフエージェンシー)→早口言葉。見た目と内容のギャップ。毒がない良い子な内容。そう考えるとクロンモロンと間逆。
ものいい(よしもと)→やせとデブのネタ。去年と同じ?気のせい?
◎我が家(ワタナベ)→ファミレス。変われ!のネタではなく、コントテイストな漫才。トリオとしての観点で見ると他と比べてイマイチ。

◎ポテト少年団(よしもと)→変態への対処法。ジャングルポケット同様、3人組の特徴を生かした矢継ぎ早なボケとテンポの良いツッコミ。私は黄色いメガホンにだけ、どうもノれないのですが、笑った。
かたつむり(よしもと)→キャンセル。「え~」の声。残念ですね。
オリエンタルラジオ(よしもと)→子ども産む話。面白かったと思う。ただ覚えてない。
新宿カウボーイ(太田)→薄毛のこと。ふたりのこと好きなテイストだけど、ネタのハゲ押しは苦手です。
◎ハマカーン(ケイダッシュ)→ゴキブリ。個性と笑いが完成されている。とにかく面白かった。
◎囲碁将棋(よしもと)→J-WALKとアムロ。大喜利みたいな漫才だ。どっちかっつーと笑い飯系?違うかも。
◎U字工事(アミーパーク)→栃木FA宣言。知っていたのに、ハマル。なぜなの。その魅力は。

3回戦は面白いです。
2回戦と同じくらいの笑いレベルだという脳みそで行くと、
びっくりします。
面白すぎて。
それくらい、面白い人がたくさんいます。
なので、
敗退した芸人さんのなかにも
受かっても良かったのでは?
と思う方々も多々います。
完全に
合格でしょ
とこちらが思った芸人さんは確実に合格してますけど、
グレーゾーンがやはり好みの問題という感じです。

はりけ~んずさんが
オープニングのトークで
裏で芸人が緊張している
とのお話で、
「準決勝敗退と三回戦敗退では響きが違いますから」
とリアルなことをおっしゃってました。
確かに。
芸人さんのプライドとして
絶対落ちたくないだろうなぁ。
と思いました。
現実は
実力者が
ごっそり落とされている。
全体数が
多いのかな。
今年は4629組だそうです。

こんな感じで、
近日中は
M-1の話題が多いかと思われます。

準決勝は一週間後です。早いなぁ。



M-1 2009・3回戦 11月26日ルミネtheよしもと(前)

2009年11月28日 | ライブ
全組のひとこと感想を申し上げます。
2日目の回に行ってまいりました。
のでイチイチ書くのは中途半端と申しましょうか。
さらに記憶も消えつつある・・・。
でもとりあえず来年用の備忘録的なメモとして残しておきます。
誰も待ってないでしょうが、
とりあえず。
お待たせです。

司会ははりけ~んず。
今年は一回戦から行っていますが、
たまたまハリケーンズの回に当たっていないため、
一年ぶりです。
嬉しいです。
面白いんですもの。

それではやっとこさ感想を。
会社名は省略しております。
一口メモ→感想。という形で書いていきます。
合格者には◎をつけちゃいます。


オクヨコ(よしもと)→ヒーローもの。トップバッターとして良い仕事。
スモールート(アマチュア)→三人組。そしてまさかのヒーローかぶり。
◎井下好井(よしもと)→めんどーカフェ。ウケてた。よく出来た構成。
◎ジャングルポケット(よしもと)→ボクサーとイジメの2部構成。前述ですが、テンポが秀逸。
弾丸ジャッキー(ニュースタッフ)→自衛隊の保育士と体操選手の武士。2回戦のほうが好きでした。
キャン×キャン(㈱ヴィジョンファクトリー) →那覇アニメ。今一歩な感。
◎磁石(ホリプロコム)→料理番組。ウケてた。個性的とは思うけど。

ポケットパラダイス(SMA) →パンティがベランダに落ちていたという悩み。ツマらなくはない。けど気がついた。ブラマヨとそっくり。
ワタルwithオカン(よしもと)→千羽鶴。ネタと全く関係ないけど親子愛を感じてジーンとした。芸歴長いはず。
しんのすけとシャン(ワタナベ)→ラーメンのクレーム。一個一個のボケがたいしたことを言わない。それがこのコンビの個性でもある。
オオカミ少年(よしもと)→いつもの応援団。好きなんです。でも満足とまではいかなかった。なんでだろう。
髭男爵(サンミュージックプロダクション) →ルイの生い立ち。本を破るくだりなしだけど、まんまのネタ。
Wコロン(あ・うん) →もてたいネタ。いつもの感じでした。いつもの掴みで「えーーー!」というリアクション。まだまだ定着してないのね。
◎カナリア(よしもと)→インストラクター。好みではない。笑うしふたりのキャラもいいけど、コンセプトが分かりやすすぎて苦手。

クレオパトラ(よしもと)→放課後コント。ツッコミの子が個性的だったような。動きもあって、良かった・・・気がする。忘れかけている。
ヒカリゴケ(松竹芸能)→顔のクオリティのネタ。Tシャツが気になって集中できない。とか、いろいろつめ込んでる。
◎朝倉小松崎(サンミュージック)→ギター漫才。若い世代にしか通じない小ボケが満載。
◎メメ(よしもと)→バーでモテタイ。前述の大注目女性コンビ。バーコントの設定にほうりこんでくるボケが野球マニアネタで、ツッコミが説明的にならない程度にうまく拾っていて、素晴らしい。ふたりともオシャレめがねをかけていて、ポッチャリ。ボケの方は森三中の黒沢さんに似ている?どっかでブレイクするかも。

あら書きすぎた。ホントに一押しなんで、熱くなりました。

◎アームストロング(よしもと)→ボーリングデート。ウケてた。人気もすごい。ボケの方の台詞回しが好き。
マキシマムパーパーサム(よしもと)→変身したい。まあまあ面白いと思います。
◎ナイツ(マセキ)→漫画の紹介。だったかアヤフヤ。ドッカンドッカンウケていたと表現するのがぴったり。ハマったら最後。大いに笑う。

えんにち(よしもと)→映画。好きなんですけど、もうちょっとトキメキたいのよ。
笑撃戦隊(フリー)→携帯に名前をつけるやつ。悪くないがハマらず終わる。
◎スリムクラブ(よしもと)→葬式。このふたりは何なのか。異様にガラガラ声のボケ、アドリブのようなゲラであるツッコミ。不思議。とにかく。
あきげん(マセキ)→相方の嫌なところ。ボケに見えてツッコミのぽっちゃりアフロの方。好きです。
イシバシハザマ(よしもと)→救急車。いつものネタ。好きです。変に変えないでいてください。
飛石連休(サンミュージック)→お見舞い。独特の雰囲気で良い。ご贔屓にさせていただきます。
安田大サーカス(松竹芸能)→旅館。もうベテランの風格。

安田大サーカスは毎年盛り上げ役
とのはりけ~んずのおふたりのコメントで
3分の2が終了。
というか、書ききれないので
前後半わけさせていただきます。

結構辛口かも?
いえいえ、そうは言っても、ここまでダイブ笑って疲れております。

つ・づ・く

M-1 3回戦 合格発表とよこみち観戦日記

2009年11月27日 | テレビ
全ネタ感想をしたいのですけど、
体調引き続き悪いため
あとでガッツリさえていただきます。

いま
さっと触れておきたいのは、
メメという
女性芸人さんが
ちょっとめっけものだったことです。
野球オタクの
ふつう女子コンビでしたが、
ツッコミが上手だったし、
テンポが良いのに
マニアックで愛されそうです。

あと
昨日
ジャングルポケットについていちゃもんをつけましたが、
本日
生で拝見して
びっくり。
超おもしろかったので。
3人組としてのよさをこんなにも漫才に活かせるのね。
と、
目からうろこ落ちました。
コントでは大オチ担当のあの方が
ツッコミでした。
巧み。
手のひら返しでごめんなさい。

あとは
マジカルラブリーは奇をてらったところでない
ふつうのボケのクオリティがすごく高いことに気がついてしまいました。
変わった風を装っておりますが
あれは本当に装いだわ。

で、いま、HPをのぞきましたら
今日の
合格者が出ておりましたので、
転記です。
~~~~~~~~~~~~
井下好井
ジャングルポケット
磁石
カナリア
朝倉小松崎
メメ
アームストロング
ナイツ
スリムクラブ
ダブルネーム
我が家
ポテト少年団
ハマカーン
囲碁将棋
U字工事
~~~~~~~~~~~
すごい狭き門ですね。
49組中この人数です。
感じとしては
ハマカーン
が今日いちのウケだった気が。
完全にトップ漫才師として覚醒している気がします。

やっぱ3回戦はいいですね。
それでは
次の更新は一日半後です。
ちょっと所要で福島に行ってきます。

なんかスイマセン。

ロバート ROBERT LIVE! 2006

2009年11月25日 | 映画とかDVDとか
今年見たお笑い系DVDのリストをまとめていたら、
あと3本で
今年の目標「お笑いDVDを100本見る」を
達成できます。
わーいわーい。
なんだかわかんないけど、嬉しい。
なんのためかちっともわかんないけど、
リスト見直すと古いものや
一部映画とかもありますけど、
いいじゃん。目標だったし。
達成感だけがあります。
いえーい。

さて只今、
ロバートの2006年開催のライブDVDを見ておりました。
キングオブコント2008で
披露した
トゥトゥトゥサークルも収録のライブ。
KOCを見直していたときに
やっぱり
ロバート
気になる気になる
と思って借りたのです。

すごい。
面白いです。

面白い。
と言い切るよりも
わたしにとってはかなり好みでした。
と注釈をつけておきます。

この笑いをひとことで表現するなら
くだらなさ
でしょうか。
無意味なことがただひたすら面白いです。
理屈なしに笑いました。

三人の楽しそうな雰囲気も良く、
とってもいいトリオです。
ツッコミの山本さんが
思っていたよりもずっとちゃんとしていて(失礼)
嬉しい誤算でございました。

わたしは基本的に
キャラを中心に展開するコントが
苦手なんです。
秋山さん個人のボケだけでは
しつこすぎて
これがコンビなら好きにはならないんだろうなぁ
と思うのですが、
馬場さんがこれまた強いキャラでボケを重ねるため、
そこがウヤムヤになる感じがします。
スパイスが足されることで調和する
不思議なチームだと思います。

それから
この個性。
テレビでは秋山さんが突出して個性を出しているように見えますが、
ネタを見ていると
これまた抜群のバランス感覚。
どのひともちゃんと役割があって、
だれもあまらないし、
しっかり練り上げている。
遊びの部分もあるし、
なんかすごいです。

ロバート絶賛?
このDVD、ライブ的な楽しさも写しているので、
ひとによっては
ゆるい印象を若干うけるかもしれませんが、
ぐずぐず
とまではいかない、程良い加減だと思います。
ロバートに好意を持っていれば、
ちっとも気にならないレベルです。
わたしは大いに笑いました。

どのネタも20分以上で
展開の妙でみせるコントは入っていないのに、
あっという間でした。

不思議なんです。
分かりやすいくせに
ぜったい面白いから
って人に勧めるよりも、
自分だけの秘密にしたいような
カルト感もあるんです。

とにかくネタいいよなぁ。
と無理なく言えるトリオなんだ
と分かりました。
ので、ほかのDVDも借りてみようと思います。

ネプチューン、ロバート、東京03。
いまのところトリオで実力のあるコントグループ
と、はなこば認定がついております。
東京03は
KOCで優勝したことでその実力が世間に知られたかと思いますが、
まだまだお笑い芸人として
トリオ
というのは世間的にピンときていないんじゃないかな
と思います。
もっと広くみんなに認められてもいいよねぇ。
ネタ面白いってことを。

そんなわけで
大注目のトリオとして
次は
ななめ45℃研究をしてみようと思います。
そうそう。
トリオで思い出したのですが、
ジャングルポケットはいつどこで見ても、
あの演劇コントで最後は歌いだすパターンなのですが、
もう
あれだけで行くつもりなのかなぁ。
はじめてこの展開をみたときは
おお!
と思ったけど、あのパターンばかりやられちゃうとね。
そこは
そんなに大々的に全面に押し出しちゃいけないと思う。
確かにウケルし、鉄板なんだけど、
わざと出し惜しみするぐらいで丁度いいのです。
ホワイト赤マンの乳首を紹介するのも同様です。

余談も余談。
知らない方には
なんのこっちゃな
ことを書いてしまいました。
失礼しました。

明日M-13回戦に行ってまいります。


有吉弘行賛歌

2009年11月24日 | テレビ
ほぼ日の連載はすんごかったです。
これを読んだ人のテレビの見方が変わるくらい
しっかり
面白いテレビの見方を指南していた
と思います。

後半の対談で、
わお!
と最も思ったのが以下のクリップ分です。
視聴者の冷酷性について語った部分。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
糸井 有吉さんは、苦労してた時期に、
   いい気になっておしまいになっちゃう奴とか、
   いい気になってるけど大丈夫な奴とか、
   ずっと見てたわけでしょ?

有吉 はい、いっぱい見ました。

糸井 そして、普通のお客さんが
  普通の目で見てることが
  だいたい当たってるということは‥‥

有吉 はい、当たってます。

糸井 わかってたんだよね?
  有吉さんが芸人だから
  「あいつはダメだな」をわかるんじゃなくて、
  普通の人がみんな普通に、
  そのあたりを冷たーく見てるんです。

有吉 見てますね。
  ほんとに‥‥ぼくら、
  邪悪な気持ちで
  見られてるんですよね。

一同 (笑)

有吉 世間って邪悪だな、と、
  ぼくは思ってます(笑)。

糸井 それは、被害があるように
  やってるんじゃなくて、
  なんの思いもなくやってるんですよね。

有吉 そうなんです。

糸井 その、温度のない意地悪のようなものをね、
  テレビは、ないことにしてるんですよ(笑)。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

すごいポイントをついてくる。
と思います。
口には出さないけど
わたしたちは冷淡にテレビのひとを評価しています。
でもやっぱりあんまり声高に言ったりしません。
だって建て前があるし
あることないこと言って、
嫌われたくないもんね。
だけど、
たとえば何か言い訳できないような
たとえば沢尻えりかの「別に」事件みたいなことが起こると、
えええ
そんなに?!
ってくらい集中豪雨のように批判されたりするのって、
そういう
内に眠る世間の邪悪性をよく表していると思います。
ふだんは口をつぐんでいるんですよ。
そういうとこ汚いんです。
基本的にいいひとに見られたいからです。
わたしもその一員ですが、
「ほれみたことか」っていうのは
格好悪いのでなるべく後からは言わないようにして
心の中で言っています。
うん。声に出していうひとびとより、
もしかしたらもっと根性悪かもしれません。

この
根拠もないので口に出したら嫌われそうだし~

モヤモヤ
している段階を
巧みに笑いに変換しているのが有吉さんです。

それ、言っちゃうんだ。
ってことです。

大事な点は、
見ているこっちがびっくりしちゃうレベルだってことです。
見ている人が「そうそうそうなのよ」としごく当たり前に頷くレベルは
昨日、泉ピン子さんがしゃべくり007でおっしゃっていたようなことです。

先週の「アリケン」のしゃべり場企画で、
有吉さんは
「アリケンって、何がおもしろいの?」
というテーマを出してきました。
もうこのテーマだけで
すべてを表わしていると思います。
見ているこちら側の意見のすべてです。
有吉さんは、

最初は有田さんとホリケンさんの化学反応を見るとか言ってて
ずいぶんやってるけど  
化学反応なんて
おこらないし
笑ったことがない

というようなことをおっしゃってました。
言っちゃったよ。
すごい的を得たことを。

アリケンという番組は
「おもしろいですよ。何か?」
っていう前提で
そこはあえて追求せず、
ごり押しで進みます。
だから
見ているこっちは汲み取ろう汲み取ろう
としてしまうのです。
企画がよさそうなときだけ、
録画して見る私ですが、
どこが面白いのか
しばらく考えてみました。

でも
やっぱり
どこが面白いんだろう?
って答えに行きつきます。
女性芸人系でたまにヒットがありますけど、
ありがとうアリケン
と一度も思ったことないです。
有吉さんの意見に乗っかるようで
格好悪いですけど、
でも言葉にて初めて確信したのです。
面白いところが分からない番組だなぁ。
って。
アリケンHPで放送された内容のキャプチャがありますが、
見ていた印象よりも番組側に優しく書かれています。
実際は
もっとスタッフ側の空気が引き締まった感触があったし、
アリケンのお二人がぐうの音も出せず、
有田さんが何か打ち返すことを期待したのですが、
エセ紳士
と有吉さんに猛攻撃され
結果、有吉さんの筋書きに乗っかる結末を迎えます。
いつもは優位な立場にいる有田さんが
完全敗北する様を見ました。
新鮮でよかったです。

そういう有吉さんを
形成しているものが
すべて偶然と奇跡の産物である
ということが
対談から分かります。実に不思議です。
まだの方はぜひ。

この対談をずいぶん宣伝してしまいました。
ほぼ日に感想・・・送ろうかなぁ。
ずいぶん上からの感想なので、
やめておく方向で。

小さきネタ

2009年11月23日 | テレビ
ふーん。
連休中はこどもに振り回されて、
あんまり家にいないため、
ほとんど笑いにふれずに生きております。
そんなときは
これだ!

笑いに関する些細な事柄を
小さく小声で書いていきます。
あ、数行前に「これだ!」って叫んじゃったけど。
でもここからは小声で。
テレビ感想も混じっております。
でも小声です。

・笑点
は今週も続きます。
大喜利以外のところが面白いんですよね。
これっていいことなのか、悪いことなのか
もはやなんか分からない。
江戸屋小猫さんが猫八を襲名されました。
襲名って
なんだろうねぇ。
落語の名跡って、歌舞伎に比べるとゆるい感じがするのは私だけ?
失礼だっつーの。
調べたら4代目です。
伝統ある由緒正しき名跡です。
さらに調べたらブランドを継承するってことなんだわ
要するに
と当たり前のことが分かったです。
無知なわたしは、
名前変えるくらいで
わあわあ皆騒いで
大袈裟だわ
と思っておりました。反省です。

・品川裕に第一子
いきなり下世話なネタ。
下世話ではないですね。おめでたいことですから。
はしゃいでる。品川さん。
子どもができたからこそ
もう何でも言えるのです。よかったね。
子どもに関するネタは絶対感があります。

・ゆず師匠
子どもつながり。
エンタの神様を一緒に見ていたら
しずるが出てきて
「ママが好きな芸人さんでしょー!」
と興奮しておりました。

そんなに好きと言った覚えは・・・。
まあ、好きですけど。
で、
村上さんの台詞のときに
ユズ「かっこいい~」
だとさ。
ユズ自身が好きなようです。

・板尾さん
と最近立て続けに出会います。
一方的に媒体を通してみるだけですが。
浜ちゃんの番組で
ドンキホーテーで買い物をしていました。
買い物対決という企画なのに。
必要最低限のエンジンオイルだとかを
ふつうに買い物していました。
ガキの使いでも
板尾さんの企画でしたね。
笑う
とかいうよりも
ふつうの不思議映像です。
きみはこれを笑いに変換できるかい?
と試されているような
そんなポッカーンを残していきます。
そして板尾さんは私の前から颯爽と去るのです。
さわやかに普通に。
なにか笑いに関して、
究極のものを感じている私です。
最近、子どもを寝かしつけながら、
ポッドキャストでエレ片のラジオ(2巡目)を聴いているのですが、
さっき聴いていた回は
一年位前に
板尾さんがゲストで本放送に来た回でした。
運命を感じたので、
「板尾日記」を図書館で借りることにしました。
ほぼ日でもたくさんコンテンツがあり、
ミステリアスっぷりが
発揮されております。

・バカリズム
をyoutubeで見てから寝たら、
夢に出てきました。
エロい感じになりそうな瞬間に目覚めました。
ちくせう。
そんなとき、みんなはどうする?
そうだよね。
気合で二度寝だよね。

・アレ、やってみよ
番組名あっているかどうか・・・。
アンガールズが加圧トレーニングをしていました。
いろんな気になるものをやってみよう
という番組で
ほかにもRGが断食ダイエットをしていたのですが、
私が期待したのは、
加圧トレーニングで苦しんでいるアンガールズのキモイ映像を見たい
ただそれ一点だけです。
そして期待通りのキモ面白映像でした。
お腹がいっぱいになりました。
RGは
あの格好するだけで
どうしてこんなにもムカつくんでしょうか。
だって断食してちゃんとがんばって登山したりしてたのに、
どうも感情移入できないのですもの。
いつまであの格好をするのかしら。
と、問うてみたけど、
そこまで興味もないのでした。ごめんなさい。

それでは今日はこの辺で~。
途中にエロいネタを入れたことが
なんだか欲求不満みたいですけど、
基本エロエロな人間ですので、
エロい夢は結構見ているわたしです。ふふん。

は。
必要のないカミングアウトまでしてしまった。
小声で小声でお許しください(?)
ではおやすみなさ~い。

エンタの神様あたり

2009年11月22日 | テレビ
今週はあんまり早送りせずに
見ちゃった。
悪魔の顔したひと(名前覚える気なし)以外見た気がします。
裁判傍聴のひと、意外とふつうの漫談なんだなぁ。
と思いました。
あ、これは名前書いたほうがいいか。
阿曽山大噴火さんですね。
いままで、まったくハマったことはなかったのに、
ふつうの話として面白いんだなぁ。
と思いました。
あくまでも普通ランクですけど。(名前書いたことが裏目に・・・)


この番組に
出演する芸人さんのネタには
いくつかパターンがあって
それは演者がかわっても似通っている
のが特徴です。
(けっしてヤラセとか言ってはダメです。
 だってすべてのテレビ番組は台本と演出で出来上がっているからです)

まず、
フレーズ系。
マシンガンズのマックスめんどくせぇ
とかね。
今週はまあこさんが、写真による顔まね(みっちゃんがやっている感じのやつね)で
「はいこれあたし」
というフレーズをクッションに入れていました。
まあまあ。
この程度なら、大丈夫よ。
ネタは
「ふーん」という感想だけですけど。
まあこさんの雰囲気が好きなのでアリかと。

あとリズム系。
今週はリズムと顔芸のみで
内容はちっとも面白いことは言わない
という超ど級のリズム系女性芸人さんがいらっしゃいました。
あまりのことに
笑いました。
時間が短かったのも
良かったかと。
また、芋洗坂係長とマイコーりょうもこの部類なのかなぁ。
ダンス系か。
今週はくどくなくわりと良かったです。

フレーズとリズムに関して
この方法こそが
みんなの心に届きやすく
ぜったいにウケルんだ!
という頑固な意思を感じます。

こうなったらもう
信じていることを貫きたまえ。
と思います。
だって、ずっとずーーと
そうやって来ているのですもの、もうそろそろ批判する気もなくなり
根負けしてきました。
内容の面白さポイントがイマイチつかめずにいますけど、
笑いのつぼはひとそれぞれですからね。
くわえて、
万人に受け入れられるには分かりやすさがイチバンなのは
私もよく知っております。

コントに関していえば、
しずる、ジャングルポケット、サンドウィッチマン、東京03
と豪華な出演陣。
どれも持ちネタを持ち時間十分でやっているので、
面白いんですけど、
毎回思うのは、
セットが合っていないような気がします。
洋服のサイズが若干でかくて
ブカブカしている印象です。
しずるの青春コントは視力検査のネタだったのですが、
後半になって、ようやくどこに検査の表があるのか分かりました。
あれは保健室だったら、
ふたりの演じている付近に入り口を書く必要があるんではないだろうか。
そうしないと、検査する人はどういう方向に並んでいて、
どの方向に検査表があるのかわからない(ってこれって検査表でいいのか?)
東京03に関しては
コントの導入部で入り口から入って
部屋の中央まで歩いていくのが長すぎて
どうも気持ち悪い間が。
でもこれはライブに行った印象と違ったからかもしれません。

その点、ナイツの漫才はとっても良かったです。
あと河本さんも。

あ!
それから最後に言わなきゃ。

わたしが近頃あらびき団で再見し、
「いいじゃん」と喜んでいた
女性とおかまの女性芸人コンビ「あげは」
が出演していて、
・・・なんだこれ?
ってくらい
つまらなくなっておりました。
なにがって。
おかまちゃんがぜんぜん大人しいじゃないか!
私だってそれほど詳しいわけではないですけど、
なんというか、今まで見ていていいなぁと思ってた持ち味が
全部消されているような印象でした。
あらびき団では
男子に告白をする場面にて、
さっきまで「言っちゃえ!」と応援してたおかまちゃんが、
「ちょっとまったー」
とちょっとまったコールにて
なぜか
ふたりのダンス対決になる
というシュールな内容。
そのダンスも
ジャズダンス的なマジダンスで
バトる。
告白の場面から、よくこのダンスシーンに飛んだな。
つながりが分からない。
でも理由なく面白い。
このぶっ飛んだ発想がとっても良くて、
たしかレッドカーペットの連弾でも
同じこと感じたはず。
それが今回なぜか
「女子力」というフレーズをクッションに
合コンお持ち帰りパターンを
指南する
というコントで、
ほんとにHOWTOを教えにきたのかな?
という普通の内容だったのです。
もー!
何してくれてんのよ。
と、イライラしてしまいました。
わたしは
あげはのオリジナリティあふれるコント構成が
すごく気に入っていたので残念で残念でなりません。
あれは
浅い時間用のテレビコント使用で
ちゃんと自分たちの個性を別のところで磨いているに違いない
と思いたいです。

そういえば
先々週のエンタの神様にて
ビートルホークが
おなじみ(といっても人力舎好きな方の間でかな?)の
アテネっぽい格好で
鞭をもって
優香の年についてやるコント(なんだこの説明)を披露していて、
なんか
気負ってる?
ってくらい、変な感じの演技になっていました。
何がって具体的にいえないのですけど、
優香のくだりは
けっこう盛り上がるはずなのに、
なんかそれほどでもなく、
あれ?
と思ったのでございます。

ひさびさにちゃんと見たので
ながなが書いてしまいました。
お粗末さまでございました。

それではお休みなさいませ。

テレビをさくさく片付ける

2009年11月21日 | テレビ
どうもどうも。
今年ももうすぐ、終わるんだなぁ。
早いですわ。

そんなこんなで、
たまったテレビをいろいろ見ております。
DVDも見なくちゃなりません。
明日はM-1準決勝のチケット取りだわ・・・。
うん。なんか忙しい気がしてきた。

・トップランナー
次長課長がゲストだったので、見てみました。
井上さんの不思議ワールドが全快で
おもしろかったです。
結局はなにもわからない。のがいいですね。
次長課長社長だった話とか、
上京ばなしとか家族の話とか
一切出さない今回のトップランナー。
つかみどころがないのが
次長課長なのかなぁ。
と思わせる切り口です。
ネタは分かりやすいのに。
とにかく個性的な芸人さんだ。
とつくづく感じました。

・アメトーーク
好みの企画。
人見知り芸人くくりでした。
オードリー若林、有吉弘行、インパルス板倉、フットボールアワー岩尾
バカリズム、ライセンス藤原、NONSTYLE石田、U字工事益子
という
なんと才能あふれるエース級メンバーでした。
が、
なんとも暗い暗い人見知りっぷりを発揮しており、
じめじめと良かったです。
打ち上げに出たくなくて架空の仕事を入れるバカリズム升野さんとか
ラベルを読んで場の空気になじめないことを誤魔化す若林さんとか
暗すぎてバイト首になるのんちゃんとか
おつまみが取れなくて酔っ払っちゃう益子さんとか
いちいち
ちっさくて
でも
美容院でうまく言えないとか
病院で症状を説明できないとか
わたしにも思い当たるふしがあって、
あれ?
あたしも人見知りじゃん?
と気づいたりもしました。
それでも、
人見知り知らずのゲストとして
アンタッチャブルが後半出てきていたのですが、
おいしい役どころでした。
一気に場の空気を持っていったし、
面白かったもの。
先週といい今週も、なんか風が吹いている?と思いました。

・フットンダ
なんだかスポーツ競技のようなものがやっているのでしょうか?(無知すぎる)
延長で録画できていないことが多々あり、
困りものです。
ロザン、光浦さん、インパルス板倉、ビビる大木
がゲスト。
で、ロザンがどんだけ面白いのか
みてやろーじゃん。
とえらそうに思っていたのに、
ゆるキャラもじりの前にて、録画が終わってしまいました。
だので、ぜんぜん分からず。
やっぱり板倉さんのセンスがぬきんでていることが
分かったのみでございます。

・THE RED THEATER
バカリズムおもしろかったわーい。
好みでないと、早送りしてしまう閉鎖的なわたしをお許しください。
でもはんにゃと我が家は見ないけど、
狩野英考は見るわたし。
天邪鬼ですいません。
ホワイトシアター。
アロハという女性コンビ面白かったです。
朝ドラのヒロインコント。
なかなか良いコントでした。
M1予選で見たような気がします。
あとはなー。
基本的に名前に「!」が入っているコンビは苦手意識があります。
なんでだろう?
それから、
若手ネタを見るときは、
それを本当に表現したくてやっているのかなぁ
ということに着眼点をおいて見ております。
たとえば身体的なネタ(今回は背が高い人)で
そのことばかりに終始していると、
それをやっているひとたちは
それが面白いと思って、それを伝えたいと思って
本当に本気でやっているのだろうか?
と思います。
たとえそれが名刺代わりで覚えてもらうだけのネタだとしても
やっぱり
そこに独自性というか、個性がほしい。
だって名前は覚えたとしても、面白いひとたちとして記憶できないもん。
わたしたちは、こうです!
というとき、
たとえば双子です!高学歴です!デブです!ブサイクです!
っていうのより、
面白いと思っていることはこれです!
と示してくれるほうがいいのに。
いわゆる「売り」になることは後からでいいんだよなぁ。
と思う。
どうでしょう。
間違っている?

いまいつかの、
笑いがいちばん
を見ながら書いております。
なんで撮ったのかな?と思ったら、
パックンマックンとカリカが出ているからだった。
ではでは。
今日は眠いのでこのへんで~