笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

密着田中直樹@ガキの使いやあらへんで

2012年03月30日 | テレビ
ガキの使いやあらへんで

「密着田中直樹」
という企画で
田中さんの狂気の10日間を
ドキュメンタリータッチで撮ったものでした。
キレやすく
情緒不安定
エロイことしか考えず
手も歯も洗わない
不気味な男

田中さんが演じておりました。
フェイクドキュメンタリー
ってやつですかね。
最後に
「この番組は~」
と説明テロップが出たので
わざわざ
このように説明しましたが
ガキの使いが長年得意としてきた
この手のフェイクドキュメンタリーは
説明がなかった気がするんだけど。

まそれは
この時世なのでいいとして。

狂気の男
田中直樹。

わたし
田中さんが
この番組で輝いているのを
はじめて見たかもしれません。

いや
今までだって
いっぱいあったわ!

ということでしたら
すいません。
見てない時期のほうが
長くなっていて
田中さんのイメージは
わらわらしているひとの
ひとり。
「そうですねええ」
と困り顔でしょぼんといる印象です。
変態
といえばいつの間にか遠藤さんの役割で
常識人というか
良心というか
ココリコ
って羽目をはずさないなあ
と勝手に思っていました。

でも
あやまりたい気分です。
田中さん
見限っていてごめん(失礼)

とにかく
田中さんは
活き活きしていた。
野球のフェンスを
つかんで
脈略なく
揺らす田中さん。
霊柩車で登場する田中さん。
自動販売機に落書きする田中さん。
まっくろの歯をむき出しにして
笑う田中さん。

突き抜けた狂気を嬉しそうに表現していた。

少しでも迷いや
やりたくないという遠慮があれば
こんなに
突き抜けることは
なかっただろう
と思う。
表現者として
かなりレベルの高いところにいるのが
よおおおく分かった。

ココリコ。
深く考えたことはなかったけど
今日から
よくよく考える。
お笑い好きの心に残ったわ。

おしまい


タレント☆名鑑の最終回はガチ相撲

2012年03月28日 | テレビ
タレント☆名鑑最終回
ガチ相撲SP
を見ました。

面白かった。
スペシャルにふさわしい二時間でした。

しかし。
スペシャルにふさわしい二時間ではあったが
タレント☆名鑑の最終回にふさわしいか
というと
うーん
物足りない。
という感想です。

私の中の
この2時間SPの最終回ピークは
最終回を伝える
今までの出演者のVTRをダイジェストにした冒頭の映像でした。

みんなめっちゃ笑っている。
腕のある大好きな芸人さんたちが心から楽しそうに。
それから
パンチのある名場面の数々。

ガチ相撲は
面白い企画だけど
タレント☆名鑑の中の一部分にすぎない。
というか。
キャッチーな企画ではあるけど
わたしの好きなタレント☆名鑑ではない。
だって
笑いが少ないでしょう。

そういえば
お笑い好きは
格闘技好きが多い
ということを言っている人が言ったけど
理由はなんでしょうね。

わたしは
まったく興味がない。
知識もない。
あの決勝のメンバーの中では
芸人さんである安田大サーカス・HIROさん以外は
ボブ・サップしか知りませんでした。
それでも人間の強さは
オーラで分かるものよね
なんて思ってましたけど。

興味のない理由は
単純です。
わっはっは!
と笑えないもの。
痛そうだし?
わたしは
趣味に関して
笑うことにしか興味がないのです。
それはそれで
だいぶ
やばいな
人として
とも思いますが
笑いにまつわること以外の一切が目に映らないのです。
見たら見たで
何を見ても何かを感じる多感症のため
感動したり
感じ入ったりするんですけど。

そんなわけで
格闘技全般は
居住地区の運動会
オリンピック
父の参加するマラソン大会
などと
まったく興味がないわけじゃないけど
ちょっとは知ってるスポーツカテゴリーに
いっしょくた
に入れてます。

だから。
ってわけでもないんですけどね。

タレント名鑑の好きなところは
完全にふざけているスタジオの芸人さんと
いじわる目線のVTRづくり
なので
普通に検索ワードクイズをやってもらえていれば
満足度は高かった気がする。

ガチ相撲でも
予選のVTRはかなりふざけてましたし
ぜーんぜん!
ってわけでもなかったけどさ。
決勝には
口を挟ませない雰囲気びんびんで
まあ
すごいけどおお
と感情移入もなく見てました。

淳さんが最後に
「ガチ相撲だけでも特番」と言っておりましたが
うーん
見ないかも
と思いました。

あかつとボビーの動向だけ知りたいから
予選だけは見ようかしら。



東京03第13回単独公演「図星中の図星」

2012年03月26日 | ライブ
ライブに行ってきました。
昨年11月にこのツアーのスタートである
東京公演に行ってきました。
そして
ツアーの最後
凱旋公演としてまた東京に戻ってきました。
前回のツアーで
この最後の凱旋公演が
すごく面白そうだったので
チケットぎりぎりに取ってみました。
そんなわけで、すみっこの席。
でも見るの二回目だし、いっか。

では、11月にはできなかった。全ネタばれ感想。
の前に
総合的に前回の公演と違った点どこだろう。
と考えてみた。
オチのセリフがちょっとずつ違っていた。
あと流れがすっきり感じた。
セリフをそぎ落としている印象を受けました。
よりスリムで軽く格好いいことになっていた。
また
最後だからなのか
一個一個の遊び部分が長くなっていた。
それでも次に展開するセリフがするっと出てくるので
その細かい技術にも舌を巻いた。


では全ネタ感想。



・1人足りない
オープニングコント。
会社の休憩室で
とりとめのない会話をする同僚豊本さんと角田さん。
そこへ
合コンにひとり足りないので
どっちかきてくれないかの誘いをする飯塚さん。
行きたくないけど~
そこまで言うなら~
の絶妙な間合い。
こういうひとにイラっとする東京03視点。
大好きです。
板付きは
飯塚さんより
豊本さんのときのほうが好き。
飯塚さんは
ほんの一瞬顔に動揺が見えるのだ。
てファン過ぎるコメントを書いておく。

・フォロー
上司豊本さんと部下角田さん飯塚さん(同期)で
仕事の打ち上げ。
飯塚さんを褒めるつもりが
角田さんがフォローしすぎるために
上司の飯塚さんに対する説教がはじまる。
社会人あるある。
なのかなー。
角田さんの大げささが
光るようになっていた。
前回見たときよりも。

・山の上の別荘
親の別荘に友人夫婦を招いてバーベキュー。
火をつけようとする飯塚さん。
と友達角田さんとその妻トヨミ。
夫婦は道中、ケンカしてきている。
「気い使うわあああ」
飯塚さんの立ち位置と設定それから
リアルなセリフに
心うたれた。
このコントがあるおかげで
このライブは
見るだけの価値がある。
と前回も思ったし、
今回も痛感した。
カップル感の小競り合いと
女性がキレたときの態度に対する
観察眼が鋭い。
そしてエレ片と同様
女装する豊本さんのきている服
所作ともに
リアルそのもの。
すごいから。
ぜひDVDになったら見てほしい。
わたしの最近のコントではベスト1です。

・救世主
子どもへのプレゼントを壊された上司角田さんと
壊した部下豊本さん。
通りかかってそれを直しにかかる飯塚さん。
世の中
うまくいかないことだらけね。
意地悪なオチをしっているから
切ない気分で見ていたが
後半遊びの部分が。
セットを破壊しまくっていた飯塚さんに
狂気を感じた。
闇が濃いねえこの人は。

・友人の友人
同僚どおしの飯塚さんと角田さんが飲み屋で
飯塚さんの学生時代の友達豊本さんを待っている。
前回飲み会で三人で飲み
豊本さんと意気投合したと
角田さん。
仲良しエピソードを話すものの
豊本さんが登場すると
ふたりは初対面のように緊張。
ここまで見ると
このあとどう展開するか
読めない。
東京03のコントは
そっちに行くの?というものが多くて
期待を裏切らない。
想定外の展開が出てくるのだ。
そして
三人じゃないと
このコントはできない。

・だれ?
これも豊本さん女装コント。
苦しい恋をしているモトコは
だれかと話をしたくて
たまたま昔、告白されたことのある角田を部屋へ呼び出す。
今は「ふっきれてる」「応援している」という角田だが
詮索したい気持ちがあふれ出ている。
モトコの魔性ぶり

好きな相手に格好つけたいけど
けっきょくしつこくしてしまうダメな人間性など
そこかしこに
人間の嫌ああな部分をちりばめ
それでも軽く笑えてしまう。
東京03の真骨頂。と思う。
めずらしく飯塚さんがセリフの少ない
格好いい役。

・ラブホテルの攻防
ラブホテルの従業員三人の控室での会話。
それぞれの過去の話とかが
前回見たときはくどくどしていたが
すっきりしていた印象。

10分の休憩のあと。

・「脇役たちの大冒険」
と題した
東京おまけ公演。

客席のライトがついているところから
黒い蝶ネクタイのおぎやはぎが登場。
「つなぎです」と言いながら
ふたりのトークで
おぎやはぎの空気になる。
ラジオでのネタを盛り込みつつ、
客席がうけているところをみると
みんなJUNK聴いているわね。
そこへ
ジェントル久保田さんが登場。
ひとり舞台に残され
トークののち
幕が開くと
ビッグバンド(ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド)が登場。
久保田さんが指揮棒を振るい
袖から浜野謙太さんがオールバックのタキシードで登場し
1曲歌って踊り
おぎやはぎ、東京03、浜野さんによる
宇宙海賊のスペースワイルダーの
音楽劇がスタート。
楽器をつかった効果音や
バンドとの絡みもありつつ
展開の場面で浜野さんがシャウトする
どこかなつかしいブギのような曲調で(ま日本語ジャズだからね)
とにかく格好良すぎて
圧倒された。
そして
東京03はもちろん素晴らしいのだけど。
おぎやはぎのコントをしている姿をひさびさに見た。
何をやっても
面白い。
独特の間と空気で
すべてを包んでしまう。
当たり前のことを当たり前のトーンで言う矢作さんのセリフ回し
ノリツッコミを大げさかつ独特にやってのける小木さん。
すごかった。
そして浜野さんと飯塚さんのやり取りは
ひさびさにお腹が痛くなるほど笑った。
浜野さんは、芸人にはない個性的なテンションと間合いを持ち、
信じられない角度から来るアドリブの返しを
飯塚さんが
拾って軌道修正する様がたまらなかった。

この特別公演だけど
1時間やっていた。
でも
あっ
という間。
豪華だし格好いい。
格好いいほうに行かないでよ。
とずっと思っていたけど
ここまでやられたら
ちょっと黙っておこうと思う。
突き抜けちゃったからね。

6月からまた公演が始まる(早い!)ので
ぜひご興味ありましたら
行ってみてくださいませ。


R-1グランプリ 2012を見ていろいろ腑に落ちたこと

2012年03月23日 | テレビ
ももくろのDVDと怒り新党だけ見て
木曜日が終わったので、
今日は
ぐちぐちと
ぼやきたいと思います。
毎週金曜日恒例のネタがない記事。です。

R-1の優勝が
COWCOWの多田さんでした。
準優勝はスギちゃん。
わたしはというと、
スギちゃんの涙ばかりが
印象に残るのでした。
ネタのみで見ると
多田さんのネタは
続けざまにギャグをするというベースに
味付けを変えて2ネタした。
それゆえ多田さんを評価する。
としたら納得はいきます。

でこれはツイートキャスティングでも話したかと思うのですが、
ショーレースもので優勝する
ということは
売れることにつながるのか
という問題において
COWCOWは今後売れるか
という疑問が出てくるわけです。

そしてそれはないかも。
って思う。
むしろ
スギちゃんの方が仕事が増えそうだ。

過去、
ショーレースもので「優勝」して
次の年
爆発的に「売れた」のは
チュートリアルだけ
とわたしは思っております。

「優勝」=「売れる」
ではない。
それは幻想だと思っている。
ネタとしての高評価は
必ずしも
観客やテレビをつくっているひとの心に届くとは
限らない。

ただ、
ショーレースに出たことがきっかけで
売れる
ということはある。
たぶん競争のなかでの
1番をとる
ということと
人の心をつかむのとは
別問題だからだ。
優劣をつけなきゃいけないからついてるだけであって
見ているだれしもが
そう思うとは限らないし
「笑い」という曖昧なものにおいて
評価は千差万別だから。

芸人さんが
ショーレースで決勝にいって売れたい!
というのならば
1番をとることを考えるよりも
より多くのひとに届くパフォーマンスをするべきなんだ。

競争するからには
1番とるのが
健康的だし正しいのかもしれない。
ただ
過去のショーレースを考えると
テレビで長く活躍する魅力的な芸人さんは
そういうのとは関係ない。
たぶん、お笑いはスポーツじゃないからだ。
それは
M-1でいうと
第1回のおぎやはぎからはじまってる。
方法論よりも表現なのよ。

わたしは
頭で考えたネタよりも
理屈のないネタのほうがずっと好きだ。
だから今回の多田さんのネタ
スギちゃんのネタ
サイクロンZさんのネタ
を評価する。
フリップのネタは
頭で理解しなきゃいけないので
苦手です。

発想のすばらしさ。
を褒める人がいますが、
わたしは、
それはいつか限界がくるから
大したことではない
と思う。
そのひとの脳内はとめどなく進化するわけでなく
そのひとの言いそうなことは
長く観察していれば見えてくる。
さんまさんが言ってましたが
人間が考えることは
大体決まっている。
だから上手い事を言う芸人を見ると
「オレが言いたかった」って思う。と。

一方、表現はいくらでも進化するし、
うまい表現はそのひとだけのもので、代替えがきかない。
発想は
一個方法論がみつかると
コピーできてしまう。
だけど
表現はコピーするとB級品になるのです。
自分にぴったりのネタをしないと
ふわふわした身の丈にあわない代物ができあがるでしょう。

最近思い出したんですが、
わたしは大学時代すこし演劇にハマっていた。
「笑い」というのともうひとつ「表現」が好きだったから。
舞台上で披露されるすべてのものに興味があって
歌舞伎とかも行っちゃったりしてた。
ダンスとかも見に行ってたな。
それで大人計画とかナイロン100℃とか見て
違うな
笑い以外のものはいらない。
と気づくのだけど。
ハマったきっかけは
ひとりで旅行に行ったロンドンで
学割使ってみたミュージカル。
人間としての能力をフルに活用して
全力で表現しているひとたちを
見ちゃったからなのです。
余談ですが。
ミュージカルは
本場で見るのがいいです。
来日公演も悪くないけど、
一歩間違ったら役を落とされる
というギリギリ感がないからなのか、
ぜんぜんパフォーマンスの熱が違います。

あら
今日は話がそれにそれました。

結局なんだっけ?
R-1見て
いろいろ考えた
って話です。

いつもより字数がちょっとだけ少ないのでおまけ。
ツイッターで
いろいろなお笑いファンの方と交流ができて
楽しい日々です。
それで気づいたのは
みんな出身地が違う
ってことです。
ファンになったきっかけや
趣味嗜好が様々で
その多様さにも驚きます。
見ている番組や
見てきたものは同じなのに。
まるで異文化交流。
そしてたまに言葉さえも通じないこともある。
ただ
異文化交流のときのポイントとして
相手に敬意を払う
と、より理解の窓口が開ける。
こんなときに
文化人類学で習ったことが役立つとは。


では今日はこのへんで
また来週お会いしましょう。

R-1グランプリ 2012

2012年03月21日 | テレビ
昨日の生放送。
一瞬忘れて出かけてしまったため
放送前に滑り込みでテレビをつけました。

優勝は、
COWCOW多田さん。

最後のところが
一番のドラマだった。
と思うのは言いすぎでしょうか。
ともかく全ネタコメントを。

Aブロック
・友近 「水谷八重子」
じったりんじんの「夏祭り」のバージョンは始めて見た。
歌詞を間違えていたのは、わざと?気のせい?
ずいぶん早口だな

思ったら、後半に歌を詰めたかったんだなと分かった。
 
・野生爆弾川島 「絵描き歌」
すごいな。
独特の感性で、
これで決勝これるもんか。
と思った。
ナレーションの声がこもっていたのは味か?

・AMEMIYA 「赤ちゃんが乗っています」
R-1が不思議なのは、
前年度と同じタイプのネタで
さらにクオリティがあがっているとは思えなくても
決勝にこれてしまうってこと。
まあ審査にはいろいろな基準がある
と思うけど、
M-1とKOCにはないパターンよね。
歌は良かったです。

・COWCOW多田 「50音ボックス」
ボックスに50音ボールが入っていて
出てきたボールに書いてある平仮名のギャグをやる。
うん。
面白かった。
ギャグ好きだから。

Aブロック COWCOW多田さんが勝ちあがる

Bブロック
・サイクロンZ 「勢いでマジック」
これ小さいテレビで残念だったな。
カメラが追いついてないし
小さくて
全部の動きをみることができなかった。
でも
わたしの今日のベストネタ。はこれ。
理由は、
体を使うネタが
好みってのもあるけど
ピン芸人のネタとして
格好良かった。
楽しかった。

・いなだなおき 「言われた言葉にい返すネタ」
ピン芸人のネタって
ひとり
の個性を前面に出せることが
利点であり、
欠点だと思う。
これは
すべてのネタが消化不良のまま
こちらへ伝わってきた気がして
失礼ながら
後者だと思う。

・チュートリアル徳井 「ヨギータ」
徳井さんはインタビューで
「ネタ番組がないから」
ネタをやりたくて
と言っていた。
だったらどうして挑戦するネタを
やらないのかしら。
かなり前の大会でやってたやつよね。
必ずウケるからかしらんけど
ラサール石井さんがおっしゃるとおり
もう「飽きた」
いや
飽きさせないでほしい。
とこのネタを見たときは思った。
勝ちあがらなかったら、この感想のままになっていた。

・キャプテン渡辺 「180万勝ったときの話」
渇舌が気になりました。
もっと爆発してもいいのになあ
と前年も思いました。
サイズが合わないのかな。
それとも
違うタイプのネタがいいのかな。

Bブロック チュートリアル徳井が勝ちあがる。

Cブロック
・千鳥大悟 「七万円盗んだの誰」
フリップと見せかけての
ひとりコント
ですよね。
自分たちの空気にする
千鳥の漫才の良さが
出るといいな
と思ったけど
もうひとりほしい。
 
・ヤナギブソン(ザ・プラン9)「いつ屁をするか」
で、ひとりコントなわけだけど。
展開よりも
構造重視
なところが、
わたしの苦手とするところなんだよな。
もっとネタ長ければ
好きになれたかも?

・ヒューマン中村 「かっこ美しい言葉」
よく練られたフリップ芸。
ここまで練らなきゃフリップはもうしないでください。
と言いたい。
でも。
きれいで上手いけど
好きか
と言われると
別に。
笑っちゃうけど、別に。

・スギちゃん 「ワイルド」
ドキドキしたけどな。
フワフワしてたし。
ただ
独自性が届いたようで良かった。
小道具を使う漫談。

Cブロック なんとスギちゃんが勝ちあがり。

決勝。

・COWCOW多田 「お題ボックス」
これもボックスに入っていたお題で
ランダムにギャグをする。
内容は同じだけど
システムを変えることで
新鮮な気持ちで見ることができるから
こういうところ
うまい
と思う。

・チュートリアル徳井 「パンティ」
このネタをしたかったのかな。
って、結局思った。
下ネタはたぶん勝ちあがらないと思うけど。
それでも
これ
やりたかったのかしら。
それほどの変な気迫があった。

・スギちゃん 「ワイルド」
ワイルド押し。
このひとのどこらへんに
笑っちゃうのか
分析していたけど
うーん
分からないんだよね。
ただ
好きなんだよね。
短い手足かなあ。

優勝は
スギちゃん
多田さんが
同点で
唯一、審査員で徳井さんを選んだ木村祐一さんが
ふたりのうち
ひとりを決定。
で、
多田さんに。


最後のコメント言う多田さんが涙で言葉をつまらせた。
時間が余ったのか
女子アナが
スギちゃんにコメントを振ると
泣いているスギちゃん。
「多田さんの涙見て…」
手ではなく、
腕で涙をぬぐうスギちゃん。

あら?
これはもしかして。
思うに、
スギちゃんは
チャンスをつかむかも?

レビューはこんな感じ。
で、感想ですが。
全体的に
あんまりネタとして
ぐっと
くるものはなかった。
という印象です。
「これはすごい!」
と、興奮と驚きをもって見ることのできるネタが
1個はほしい。
ほぼ予想の範囲内だった。
ピン芸人のネタこそ
そういうのをチョイスすべきじゃないだろうし
チョイスできるでしょ!
と思う。

わたしは
冷たいのかしりませんが
「○○だから出場するべきじゃない」
というのは
あまり同意できない。
だって公募してるし。
広く募集するっていう意味だから。
そういう意味だから。
って思っちゃう。
それに
ダントツに面白いひとがいれば
その議論は一掃できるのだ。
どんな経歴だって面白いひとは面白い。
審査員
もしくは出場者
そしていろんなことに一言ある客が
理屈をつくっているだけだと思う。
要するに
「面白くないのに」
出場しようと思うな
合格させるな
ってことだよね。ひっくるめと。

毎回ショーレースのたびに言っているけど
テレビ番組としてお金が出ている限り
優勝とか
関係ないんです。
見ているこちらが
なにか
「!!!」
ってものを発見できれば
その大会は見るべきものだった
と思うべし。

でも
いかんせん
R-1という大会は
その「!!!」度合いが低いのよね。
もっと様々な種類の
芸達者がいたはずだ。
だってピン芸人だよ。
人数が減るから単純に表現力が減るはずはないんだ。
ひとりの世界
を思う存分表現しているはず。
昨年、一昨年よりも
番組として
微妙
ってどうなのよ。
進化しないとさ。

んー。
疲れてる?
どうも愚痴っぽくなりました。

エレ片「コントの人6」をツイキャスで話した

2012年03月19日 | テレビ
エレキコミックとラーメンズ片桐仁さんのユニットによるコントライブ
エレ片「コントの人6」を見に
吉祥寺前進座に行ってきました。
東京公演は明日20日まで、
この後、名古屋大阪と地方公演がはじまりますので、
詳しい感想は
すべてが終わってから
と思っています。
あえてひとこと言っておくと、
やっぱり行って良かった。
好きな人が見れれば良い
などという優しい気持ちは毛頭なく
笑うためにチケット代を払っているので
どんなに好きな芸人さんが出ていても
面白くなければもう行かない
という気持ちで毎回行っておりますが、
このライブに関しては
裏切られたことは
一度だってない。
飽きる気持ちすら湧いてこない。
すごいコントライブでした。

さて、
それはさておき、
そのライブのあとに
ツイートキャスティングなるものに
参加してきました。
簡単に言うと(全然違っているかもだけど)
ツイッター上の音声配信です。
うちの家族が
「ラジオに出るんだってよ」「出るらしいよ」
などと言っておりましたが、
大雑把にいえばそうともいう。
詳しく言うと規模が違う。
iphoneアプリがあれば
だれでも音声を配信できるらしい(という理解でいいのか)

このツイートキャスティング略してツイキャスは
ツイッター上で知り合った
東京お笑いライブシーンに詳しい
インサイド弁慶(@inside_benkei)さんがやられているもので、
ライブ後に
同じライブを観たこれまたライブシーンに詳しい方と
感想を語らうもの。なんです。

わたし、
これの第一回目を聴き
衝撃を受けました。
いまや誰でもラジオ番組をつくれるのだ
ということに加え
お笑いライブは
そのときその場所のみで
空間を共有しているひとだけで完結されてしまう
と思っていたのに
それがある種の形になって残ることに。
さらに
素人の方がやっているとは思えないほどの
聴きやすさ。
話がとっちらかってないんですよね。
着眼点、知識に加えて、すっきり聴きごたえのある内容。
お笑いライブ知識は中級以上必要かなと思う時もありますが
興味のあるライブの感想は貴重な情報と思って耳を傾けていたのです。

というのは、「お笑いファン」と称する人の中で
ライブ通いしているひとたちこそが
お笑い界全体の「屋台骨」
と私は思っております。
芸人さんにとってはここがスタートですし、
生で見る笑いこそが何にも優る。
だから
テレビの前でアホ面さげている自分など
まったく入りこむ隙もないわ
と、憧れの目でツイキャスやライブ感想ツイートを見ていたわけです。

偶然にも同じライブを見に行くということが分かり
お誘いいただいたときは
あたしなんかでいいのか
という気持ちがグルグル支配してましたが
たまにはスピンオフ的なものもありか
と、楽天家特有の強引な自分励ましを行い
参加させていただくことになりました。
ライブに一緒に行った友人のおかよさん(@okayopi)とともに参加してきました。

エレ片の「コントの人」。
は、
TBSラジオのエレ片のコント太郎
というラジオ番組から派生したコントユニットのため、
お笑いライブ好き
ラジオ好き
エレキコミック・ラーメンズ好き

どのジャンルで戦っても不利な気がして
歯がゆい思いをしてまいりました。
そんなわけで
少しでも
このライブのファンが増えるといいな
という気持ちで一生懸命話してみました。

結果、
自分の足りなさは一旦棚の上に収納するとして、
言いたいことは
大体言えたし
最初の緊張はどこへやら
後半、とっても楽しく話してました。
このブログを書いている私
が話す意味
というのも少し出せた気もする。
(要するに生意気で大雑把な物言い)

なにが良かったか。
と考えると
まず三人だったこと。
それでまた、
私以外のふたりが
すごかったこと。
おかよさんのライブ知識は広く深く
何を言っても助けてくれるだろう
という安心感が大きかった。
さらに
弁慶さんの進行。
これは
垂れ流しにならないわけだわ。
という方法がちゃんと出来上がっていて
ふわあああ
と感動しました。

こんなに書きつつね
「ぜんっぜん、つまんねー!」
と聴いているひとに思われる可能性もないとはいえない。
けど
しゃべってる私は楽しかったよ
と主張したい。

もしご興味あれば
こちらのリンクで

「エレ片コントライブ『コントの人6』@前進座劇場・昼の部を、はなこばさん(@hanakoba)、おカヨ坊さん(@okayopi )と観てきました。」

お聴きください。
ちなみにコントライブのネタばれは
なし
です。

自分でも聴きましたが
恥ずかしさで悶え苦しみつつ
後半
エレ片が好きすぎる気持ちがあふれ出ている
わたしと弁慶さんに
自分で笑いました。
弁慶さんとは
エレ片リスナー同志
話さずとも通ずる部分が多く
今でもにやにやが止まりません。

明日まで
前進座で
「コントの人6」
やってますので
お暇な方で吉祥寺近辺に行かれる方は
当日券が出ているそうなので
オススメいたします。
そういえば
私が最初に見に行った「コントの人3」も
当日券で見たな。
行きたい人が行けるライブ。
そこもエレ片のいいところ。




今日はきままに

2012年03月16日 | テレビ
ここ数日で見たテレビは以下。
 怒り新党
 バナナ炎
 キカナイト
 世界は言葉でできている
それから以下のポッドキャストを聴きました。
 バナナムーン
 キラ☆キラ ゲスト:マツコ・デラックス

なんか被ってるなあ。
同じ味ばかり食べた気になりましたが
今のお笑いとテレビを牽引するのは
まちがいなく
ここらへんのひとびとなのです。
贅沢言ってしまうわたしをお許しくださいませ。
なにせ
テレビは消費のメディア。
もともと飽きっぽい私。
飽きっぽいといわれる世間の2倍のスピードで
わたしは飽きちゃうのです。
愛情はあるんだけど
正直者です。
お許しください。(って誰に向けての…)

ただラジオというメディアは
さらけだす
ということにおいて
なかなかの生々しさを持っているな
と思う。
見えてないのにね。
バナナムーンでアンジャッシュ児嶋さんに大説教の回。
と、
マツコ・デラックスさんの女子アナと局の関係についてのメス。
いいなあ。
言っちゃったもん勝ち
と言えば簡単ですけど
ギリギリのところを行く判断力は
常人ではできないことです。

キカナイトの企画。
THEディスカス。
最近、
ディベートについて考えていたもんで
シンクロニシティ
を感じました。
やっぱりすごい。
芸人さんは
本当に頭がいい。
要点のまとめ方と
言葉のキレ味が。
どんな職業にだってつける。
と前から思っていたことを書いてみる。

そういえば
怒り新党では、
6年目はまだ足軽
というマツコさんのコメントがあり
芸歴20年目の有吉さんは
50万石くらい持ってるわね
もうすぐ100万石ね。
と言っておりました。
20年仕事したら、あんなふうになれるか
っていったら絶対にそんなことはないと思うけど
私の歳でもうすぐ15年くらい?
になろうかというひともたくさんいるわけで
それと比べて
全然しっかりしてない自分に喝を入れたい気分ですわ。
働こう。

働いている人はそれだけで尊敬に値します。
わたしはすでに脳味噌が大人になってしまっていて
ネット社会で尊敬されているひとを
あんまり尊敬できない頭脳になっているらしい。
大人になってから
思想で感心することはめったになくなってきていて
たとえ
その思想が感心に値することであっても
尊敬度合いは
毎日満員電車で都内に働きにいくサラリーマンより
上に行くことはほぼない。
思想は労働の上に成り立っていると思う。

そこで、
世界は言葉でできている

きちんと仕事をした
ビビる大木さんに感動いたしました。
良いこと言おうとするのも仕事かもしれませんが
番組を面白いと思わせるのには
持ち味を出して
盛り上げること
と思います。
以前もどこかで書きましたが
良いこと言おうなんてのは
どーっちゃない
と思う
あまのじゃくのあたしには
大木さんの存在が嬉しかったのです。
ジュブズもつかこうへいも
1行では
どーっちゃない
です。
成し得たことや日々の積み重ねがあってこそ
前後の文脈の一部としての名言があるのだ。

そして
そのままそれを自分に注入しております。
自分の仕事の甘さ
積み重ねのなさに
精進しようと思う日々です。
バレた?
ちょっと落ち込んでるのさ。

では
みなさま良い週末を。
これから
アメトーークの娘デレデレ芸人を見て
泣いて(確定)
寝ます。

おやすみなさいませ。

踊る踊る踊る!さんま御殿!

2012年03月14日 | テレビ
2時間SPを見ました。
3ブロック編成のなかで
古坂大魔王さん、Hi-Hi目当てで見ましたが、
芸能人親子のブロックに
ダチョウ倶楽部リーダー肥後克広さんが娘さんとご出演で
今日はこれを書きたいと思います。

肥後さんは
ほとんど話しません。
少し照れたように
「しょうがないお父さん」を語る娘さんの話を
うんうん頷きながら聴いてました。
苦労時代に浮気を2回していた話に、
「え!バレてたの?」
とそこで初めて声を張り上げた。

アンジャッシュの児嶋さん(!)に
ファンレターを書いたと知り
大げさにテレビで言われた嫌だった
とのこと。
うそばっかりつく!
と娘。
「お母さん(肥後さんの奥さん)は整形に失敗した」とか言う!
ひどい。と。
すると、さんまさんが
「脚色や」
「テクニックや」
と。
ブサイクというのはよくあるけど
整形に失敗したと一個のせているのだと。
家族の中では嫌なことも
芸人という職業柄
あきらめたければいけないこともたくさんあるのだ。
でも
肥後さんは
格好いいお父さん。と娘。
芸能界に入って余計そう思うし、
長男も芸人さんで、
芸人論をお兄ちゃんに語る姿を見て。
そう思ったとのこと。
「アツアツおでんで育った」
どっかで聴いたことあるけど
名言。

たぶんこんなことを言ってくれるのは
愛情いっぱいに育てたから。

肥後家では子どもは中学一年生まで
「赤ちゃん」ということになっている。
恥ずかしくて嫌なのに
赤ちゃん扱いをされる。
と不服顔の娘。
妹には、
「大きくなるな~」という呪文を毎日かけつづけ
中二になって
あんまり背も伸びなくてかわいそうだから
「大きくなっていい!」
と呪文を解いたら
10cm背が伸びた
とのこと。
子役の子が
大きくなるなと言われ続けているから背が伸びない
という話をきいて
実験として、毎日やってみた。
と肥後さん。

子どもにしたらエライ迷惑
とお思いでしょう。

でも、これ痛いほど分かるな。
と見ていて思った。
親のエゴと知っていても
ずっと小さいまま
自分のことを好きなまま
いてほしい。
だって
大好きな子どもの人生が80年と考えて
そのうち心から頼りにしてくれるのは
せいぜい7年。
それ考えたら、
大きくなって欲しくない。
いや立派に育ってほしいけどね。
親の想いは複雑ですよ。
肥後さんは
子どもが大好きなんだな。
って
見ていて思った。

このひとなら
どんなに
ダメ人間でも
信用できる。

と、改めて思ったんですよ。
家族を大切にする人に弱いんで。わたし。
ま、それだけ。なんだけど。

ちなみに一番笑ったのは、
出演女性芸能人女性芸人が
全員ウエディングドレスの
がけっぷち女ブロックです。
森三中の黒沢さんが
「結婚に向いてないなあと思う時」について
見られてないことに慣れ過ぎて
野菜を切らなきゃいけないとき
包丁出すのが面倒くさくて
口でひきちぎってフライパンに入れる
という話でした。
森三中、アジアン、久本さんが芸人として出演。
久本さんは
どうしてああなっちゃうんだろ
ってくらい
変でした。
さんまさんに
「流れ止めないで」
とお話していたところに
その理由が集約していると思います。

今日は短い?
まあまあいいか。
水曜日ですしねー
さいならー



テレビ感想 まんま笑点水曜エンタアメトーーク

2012年03月12日 | テレビ
月曜恒例
テレビ感想です。

・さんまのまんま ゲスト浅野温子
女優がゲストだと
相性がいい気がします。
大物であればあるほど
面白い
という法則の次に書きくわえておこう。
さんまさん情報としては
NGタレントが珍しいほど少ない。
ということでしょうか。
苦手なひとがほとんどいない。
ことについて
所さんから褒められた
と話をしてました。
また
娘さんが芸人と結婚しないように
リアルに網を張っている
とのこと。
冗談かなと思ったことがホントだったりして
さんまさんはよく分かりません。

・笑点 先週分 演芸 ケーシー高峰
今週見るのを忘れてた。
ケーシーさんを見るために録画したので
見ました。
客いじりの名手ですね。
ピン芸人で考えると
(違ったらごめん)
ガリガリガリクソンと同じ方向にいる。
漫談、フリップ芸など
ピン芸人のネタって
いろいろあるけど
ダジャレ、客いじり、下ネタ
と、少し本当のことを入れるネタ構成。
やっぱりすごい。

・水曜エンタ!芸人ベストパフォーマンス
突然やっていた特番。
芸人がネタ分数を選べる
ってやつで
ふーん
別に
ネタの分数なんて
こっちには
関係ないし~
と思って見ましたが
ベストパフォーマンスの名にふさわしく
とっても面白かった。
オリエンタルラジオ
清水ミチコ
アンジャッシュ
いっこく堂
友近
ナイツ
2700
パンクブーブー
渡辺直美
新鮮なネタが多くて
「あらこれ見たわ」
というのは
オリラジ
ミッちゃん
ナイツ
で、どれもライブDVDで見たんで
テレビサイズとしては新鮮。
でも
今日の一番は
直美ちゃん
かな。
シンプルイズベスト。
パフォーマーとしてのレベルがぐんぐん上がっているのと
最初のインタビューで
芸への熱さを垣間見ることができたので。
2700も好き。

・アメトーーク 小忙しい芸人
大会社で実力あると
使われるだけ使われる
中間管理職的地位。
歯車の一部になるのがいいのか
そもそも歯車動かす生産機器自体が存在しない
子会社で生きるのがいいのか。
そんなことを考えつつ
博多華丸大吉のおふたりが
輝きまくっていました。
営業のじゃんけん大会やプレゼント抽選会では
とことん盛り上げる
なんなら
本ネタよりウケる
とにかくすごい
というところから
「華大さんあるあるになっちゃいますけど」
とフルーツポンチ村上さん。
滑る空気を一転笑いにし助けられたエピソード。
バス移動の営業の帰りは、缶ビールをおごってくれる。
現場では
尊敬される先輩なんですね。
「華大芸人やろう」という雨上がり。
ひな壇に座る芸人も
「めっちゃある!」「めっちゃある!」
と笑って拍手、
客席もわーーと拍手。
愛されてるなあ。
と少し感動です。
これは近いうちに早く見たい。
芸人さんのお仕事は
サービス業の最たるもの。
この世にある仕事のどの仕事も実はサービス業であり
その精神を持っている人をわたしは尊敬しております。
だから
芸人さんという職業を尊んでいるんだ
と最近気がついたんですけど、
博多華丸大吉には
完璧なるサービス精神を感じる。
だから
好きなんだな
と思いました。
ビールをおごる
という話を
パンクブーブーの黒瀬さんがしたときに
華丸さんが
「戦友ですから!」
とにっこり言っていて
素敵でした。

少ない時間を割いて
もしくは
お金を払って見る限りは
それ以上のものを
欲しい
というのが贅沢なこちら側の本音です。
笑いや楽しいと思う感覚はひとそれぞれで
だから絶対に楽しめるとは限らない。
だけど、金額以上もしくは時間を使っている以上
それを無駄にはさせないぜ
という心意気が見えれば
それだけの価値があると思うんです。

ん?
なんの話だっけ。
とにかく博多華丸大吉はすごい
って話。


子ども番組あれこれ

2012年03月09日 | テレビ
ウチには6歳の女の子が同居しておりますので
子ども番組をよく見ます。
そんなわけで
子ども番組のなかで
お笑いに関係あることを紹介。

みぃつけた
Eテレ4~5歳対象の子ども番組です。
スタジオを基本とした収録で
女の子すいちゃんと
椅子のコッシーと(サバンナ高橋さん)
サボテンのサボさん(佐藤 貴史さん)
が、歌ったりゲームやったりするんですが。
間にアニメとか、ロケとか入ったりする。

今日テレビ見てたら挿入歌がすごくいい。
声で「あれ?高橋さん?」と気づきテレビの前で聞いてたら
泣いちゃうくらい良い歌。歌詞がいい。
調べたら、「あしたわらおう」歌詞「高橋茂雄」。
まじか。
曲はスキマスイッチでした。
なるほどおお。
と唸る。
高橋さんはこのスタジオのコーナーでも
アドリブっぽいやり取りのなかで
ソツがなくてビックリする。
子供たちが送ってくる似顔絵コーナーとかね。
確実な仕事を見ることができます。

・できた できた できた「じぶんをまもるおまじない」
Eテレばかりでスイマセン。
これは、
幼児番組がひととおり終わった頃
小学1年生向けに流れている番組です。
HPの主旨は以下↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小学1年生が学校生活になじめるよう、集団生活のルールや挨拶、椅子の座り方などの生活習慣を歌やドラマでわかりやすく伝える番組。今回は犯罪や事故を避けることを学ぶ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

でこのドラマに
小学校に入学した王子役で
ジャングルポケットの斉藤さんがご出演です。
浮世離れした王子が
斉藤さんの大げさな演技とぴったり。
と以前より思ってたんですが、
今日ふと見ていたら
あれ?
知ってるひと出てる。
バナナマンの日村さんだ!
日村さんが王子の父親役。
つまり王さま役でご出演。
と思って
いまHP調べたら
設楽さんがナレーションをされているのですね。
こんな使い方があるとはね。

NHK…
シャキーン
0655
ピタゴラスイッチ
iCarly
など、子ども番組の自由度で言ったら
ほかの追随を許さないEテレ。
と私は思ってます。
だって番組が個性的だもん。
教育的に良い。
とかじゃなくて
民放の毒にも薬にもならないようなアニメや
スポンサーの商品「売りまっせ」的な
あざとさに比べると
だいぶシンプルにエキセントリック。

とか言って
そんなに見てないんだけどね。
ほかには夕方7時台のテレ東アニメ、
日曜早朝テレ朝の戦隊ものからのプリキュア、
金曜はテレ朝ドラえもんとクレヨンしんちゃん。
クレヨンしんちゃんの
素晴らしさは後日語るとして
最後は
恒例の
最近のピラメキーノについて。

ピラメキーノ。
平日6時半帯の子ども番組です。
ターゲットは
小学生高学年くらいか。
コーナーに変化が出てきています。
まずは
嘉門達夫のなつかしソングを流してます。
「ちゃらり~鼻からぎゅ~にゅ~」とか。
つぎに鉄道オタククイズ。
小学生の個性的な子どもたちが
マニアッククイズに答えます。
すでにマニアの匂いは
小学生から出ている
ということに気づかされます。
もうひとつは
3onストライカー
ピラメキーノメンバーとゲストを交えた3人が
一般の子供たち3人組と
サッカー対決。
子供たちが三方からシュートを打ち(ボールはひとつ)
30秒間の時間内にシュートを決められたら勝ち。
ピラメキーノ側はキーパーとしてゴールを守る。
このゲームコーナー自体はずいぶん前からあったんだけど、
ここへきて
元サッカー日本代表選手武田修宏さんが
ゲストで来たことにより
一気に面白さが増した。
とにかく圧倒的に強い。
3対1なので、
だいたい子どもたちが有利なんだけど、
武田さんはどんなボールでも弾く。
ボールへの怖さもないし、
たぶん、見えている。読み切っている。
子どもたちはだいたい負けるんだけど、
武田さんはどうすればもっと良いシュートを入れられるか
アドバイスをする。
さらに
悔し泣きしている子供に
「今の気持ちがサッカーを強くする」
と励ます。
言葉にチャラさが一切ないのよ。
わたしの知っているバラエティの武田さんとは違うの。
一昨日の放送では
キーパーがボールを取ると、
1ポイント子どもたちが減点されて
3ポイントで負けるというルールがあるのを知ってか
取れるのに、あえて取らなかった。
全部手で弾いていて、30秒間戦ったのだ。
それで
子供たちが必死にボールを蹴る姿に感動した。
最後スライディングして蹴ろうする子に向かって
「あのプレーができたから悔いはないだろう」
と爽やかに言っていた武田さん。
すごいよ。
素人の子供たちの純粋さを引き出した。

ここまで書いていて気がついたけど
あれ?
武田さんの話になってる?
ピラメキーノメンバーが一切出てこないけど。
そんなわけで
メンバーたちの影が薄いここ最近です。