笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

コンプレックスを笑いに変えること

2015年07月13日 | 面白い女性
コンプレックスを笑いにするのは「差別」かどうか。

ちょいちょいこの話は書いてきました。

「差別」の笑いとは
蔑むことを笑いに変える。
人よりちょっと下であることを誇張して笑いにするからそれは差別の笑いだ。
という解釈なんだろうと思います。

ま、言ってることも分かるけど。

でももう時代遅れの考え方だと思う。
だってお笑い芸人さんって格好いい職業だもの。
笑いを取ることは格上の行為。
それを前提にすると
格上の方々が自分たちのレベルに降りてきてんじゃないの?

…とか言って、うそー。
いや半分本気ですけど、偏った考えだと分かってます。

たとえば今テレビで『ENGEIグランドスラム』やってるんですけど
トレンディエンジェル。
禿げてることを前提にネタをしている。
わたしはトレンディエンジェルを見るとき
ハゲネタには笑ってますけど
決して禿げてることを下に見てはない。
むしろそれで笑いを取る彼らはとてつもなく格好いい。
斉藤さんが出てくるだけでわたしはいつも「きゃー!」となる。アイドルだ。
一般的にウィークポイントだと言われることでも
くすぐりとして華麗に笑いに変える彼らは本当に素敵だ。

…ま、これで説得はできないわな。

わたしコンプレックスを笑いにするのは「くすぐり」だと思っています。
クスクスと笑えるようにする挨拶程度の小技。
お笑いの能力
種類が100あるとして
そのうちの1~10種類くらいの能力が
「コンプレックスを笑いにする」という能力の類だと思います。
それは芸人さんにとって非常に大事な能力である「客観視」や
「お客さんの空気を読む」能力につながっている。
自分が世間一般のなかでどのように見えるか
というのは
同時に人を笑わせるために何を言う/するのが一番早いか
ということに直結している。
だから太っていること
やせていること
背が高いこと
低いこと
顎が出ていること
おでこが出ていること
歯が出ていること
歯の神経が死んでること
肌がぶつぶつ
髪が薄いこと
などなど
一般的にはマイナスである容姿は
自分たちが何者か世間にお客さんに知られていない場合
一番早く笑いに変えることのできる武器だ。
お客さんに強く印象付けるには
これが一番早い。
だから
若手であればあるほど
自分の身体の特徴をネタにする。
自己紹介であり、
インパクトであり
武器だからだ。

売れてくると
そんなに必要ない。
顔が知れてしまったら、効力はあまりないからだ。
フットボールアワーはもう岩尾さんの顔をイジル必要はあまりない。
ブラックマヨネーズもぶつぶつハゲネタは実際そんなに必要があるように私は思えない。
ただ
そこのステージに行くまでが苦難の道なのだと思ってる。

賞レースの予選に行くと分かるけど
ずっとそんなのばっかりだ。
「変な顔でしょー」「気持ち悪いでしょー」
「髪型変でしょー」
コンプレックスを上手にすくい取っているかは別にして
とにかく多い。
最初ウンザリしたけど
見てるうちに
でもそれは武器だもんね
と思うようになった。
これが下手だと
悪口やかわいそうなことになる。ヤなこと言うな!ってなる。

で、この能力なくても面白ければ上に行ける。
実際にない人もいる。
お笑い能力の中でも
そんなに大きな能力でもないから。

ただ武器を持ってるなら活かさないのは絶対に勿体ない。
活かし方でそのひとの能力もこちらは見ることができる。
どれほど自分を客観的に見ているのか。笑いを取ることに対する姿勢。
サンドウィッチマンは『M-1ぐらんぷり』でネタのなかで
伊達さんが
「焼き立てメロンパン」を買いに行かなきゃいけないと言う。
イカツイ不動産屋の社長みたいなルックスの伊達さんが
メロンパン好き。
ギャップが笑いを産んだ。
そのとき二人は
敗者復活で勝ち上がっていて
きっと一部のコアなお笑いファンしか知らなかった当時
あの一瞬でふたりへの見方が変わった。
ふたりは完ぺきに自分たちを客観視できていることが分かったひと言だった。

さんまさんだって
もうそんなに歯も出てないけど
歯をイジラれる場面や
ねじ込めるところは
今でも
嬉々として自分の出っ歯いじりをする。

要は面白ければいいのだ。
それを見て引いたら
それまでの面白さってわけだ。
ただそれだけのこと。

能力だけあっても見てる人の調子が悪かったらダメだし。
笑いを受け取るのは人それぞれだから
それはそれぞれの人の境界線があると思う。

髪の毛がぽろぽろ抜けていることに気付いた日に
トレンディエンジェルで笑えないかもしれない。
ケガをしたばかりで
歯の神経が死んでしまったことを悲しんでいるときに
ハリセンボンは見れないかもしれない。
だから人それぞれ。

さて。

長くなりましたが
ここからが本題です。

女性が
ブスを笑いにするのは
ありかなしか
問題です。

ブスで笑いを取る。

ってなんて大雑把なコンプレックスだろうか。
広範囲すぎる。
身体的特徴はもっと事細かいはずだ。
ブスって何よ。
世の中のたいていの女の子はブスともかわいいとも言える。
すべては曖昧なグラデーションだ。
「真実の美」があるとして
それ以外はぜんぶブスだと言ってもいいし
どんな人にも
人としての魅力が見えることがあり
それはチャーミングであり本当のブスなんていない。とも言える。

昔のコントで見たような
(今でもあるかい?)ただの「ブス」って昨今コントのなかで見ないですよね。
容姿が悪いのみで笑いを取ることってない気がする。
ウザさや苦みや、変った特長が乗っかってる。
でその人は容姿が悪いと必ずしも断定されない。

渡辺直美ちゃんの顔芸はブスで笑いを取っているか?
ハリセンボン春菜ちゃんの泣き芸はブス前提のことか?
柳原可奈子ちゃんのウザさは太ってるから面白いのか?

よくよく考えてほしい。
わたしは違うと思う。
そうだ
というひとは
きっと細かいことがよく見えない
かわいそうな人なんだと思う。

さて
こんなこと書いたのは
おかずクラブの記事を教えてもらって
読んだからです。

おかずクラブが
テレビでやってるコントは果たして
「ブスだから」を前提にしているからか
と考えたときに
わたしはそうは思ってなかったので、違和感を覚えた。

あれは
オカリナちゃんがあの不思議な容姿なのに
小悪魔的に本当にモテる世界のなかにいるんじゃないかな
言いすぎ?
本当言うとそれを肯定も否定もせずに見てた。
だって
この世の中
美女だからってモテルわけじゃないじゃん。
それ自体がこのコントでは問題ではなくて
大げさな友達が
過剰に保護する強さが面白いんじゃないかな。
どこが面白いかって解説するのは
野暮ですが
受け取り方は人それぞれ。だ。

おかずクラブが出た正月の『おもしろ荘』で
「これは!!」と思いました。
勢いと
これまでにない世界観。
この人たちはちょっと独特で面白い。って思った。
なにしろ明るい。
ネタの雰囲気がカラッと湿り気がなくて
ブスとか
デブとか言いがちなところを
全部肯定的に転換していた。
自分たちがモテてイイ女であるというのを信じてることは
別に蔑みの対象じゃない。
プラス思考でイイ話だよ。
あれ?
やっぱり解釈は独特だろうか。
つまり
あのコントを誰もが「ブスがなんか言ってるー」って思って見てないってこと。

それから
ユーモアを受け入れる度量がある人は
おかずクラブのコント見て笑っても
女優だろうが
男性だろうが笑ってる姿が嫌みには映らないってこと。
これ?笑っていいの?
とか言ってる人のほうが
ちょっとヤダってこと。
ユーモア万歳。

わたしはこれを語らせると長い。
だからたぶんまた書こうと思います。

おやすみなさい。

大島さんの出産@イッテQ

2015年07月06日 | 面白い女性
エレキコミックやついさんのDJイベントに行きました。

って書こうと思ったけど
いま
『世界の果てまでイッテQ』の
森三中大島さんの出産リアクションを見たので
これ書こうと思う。

出産シーンをビデオに撮る際の目的って
いろいろあると思う。
同時に
テレビで放送するということにも目的ってある。

たとえば
感動させたい
とかね。
簡単なことを言えば。

7/5(日)に放送された
森三中大島さんの出産シーンは
番組内で過酷なアトラクションに挑戦する際に頭に装着させられる
ヘルメットに小型カメラがついた
その名も「ヘルメットカメラ」をかぶって行われた。

陣痛がきて
1時間以内に出産と言われ
いよいよってときに
ヘルメットをかぶって
大島さんの顔面が大写しになり
すべての顔のリアクションが映っていました。

これは
新しいかも
って思った。

もちろん感動したし、命を産みだすってことは尊いし、しんどいことだ
って思ったけど
最後やっぱりちょっと面白かったの。
大島さんがいい顔していたんだ。
今までいろんなロケで
ひどい顔
ってのがあったけど
今回は表情がまったく新しくて
それでいて面白かった。

最初のほうに
目的がある
って書いたけど
この回のイッテQは
「リアクション芸人大島美幸」の記録にある。

そんなことができる芸人さんは他にはいない。
さまざまある出産VTRとは
一線を画してた。
あくまでも芸人として
職務を全うしていた。
嘘のないリアクションだった。

とくに
陣痛まっただ中、
「かぶるか」

スッと黒いヘルメットに手を伸ばしたときの
冷静な動き。
自らCCDカメラのスイッチをオンにしてた。

分かる人だけ分かればいい。

ってこのとき初めて
この言葉が心に浮かびました。
いままで
笑うことに関して
「分かる人だけ分かる」笑いなんてものは
言い訳にしか思えなかったけど
前人未到の地を裸足でずんずん歩いて行く芸人大島さんに
細かい野次なんて
どうでもいい。

わたしはすごいものを目撃した。
歴史的瞬間かもしれない。

なにかがものすごく進んでいるのを感じたし
上手に理解できる段階まではきていない
と思っている。
MCの内村さんが
なにごとかフォローしていたのも
「配慮」が必要なものだったのかもしれない。

出産をバカにしてる?とか
ジェンダーがどうのとか
いろいろ聞くと
笑いの市場はまだまだだなあ
って思う。

笑い分かってる

って人がたぶん一番分かってないのだと思ったりした。
笑いは誰も分かりようがない。
だれもがまだ分からないのだ。


でわまた
水曜日に。

ニッチェ江上さんがプロポーズを受ける@ロンハー

2015年07月01日 | 面白い女性
『ロンドンハーツ』3時間スペシャルに
阿佐ヶ谷姉妹、出とるやないか!
言っといてくれないとぉー。
油断してました。

ニッチェ江上さんのプロポーズ密着の
コメンテーターで出演されておりました。

バスの後部座席で
ただただ見守る役です。
たんぽぽ白鳥さんもいらっしゃって
女性芸人はこの3人と
相方の近藤さんだけです。

ジュニアさんと出川さんも出演されてましたけど
今回は小規模。
北海道ロケということだからかも?しれないです。

ありがとうございます。
misonoさんなどなど
みんな忙しかったのでしょうか。
これからも阿佐ヶ谷姉妹
どんどん出演してくれますように。

さて
ニッチェ江上さんがプロポーズされるのに
密着したこの企画。
相手の方は
一般の方です。
5か月の同棲を続けている仲とか。

この企画は基本的に苦手です。

巧く処理できない感情を
無理やり箱に納めるような
そういうことをしてくさる。
機微はどこにある。
今回も随所にそういうのを感じました。

なので
むむむ
と思いつつ見てましたけど
覆った瞬間があったのでお知らせします。

最後
プロポーズするのに
彼氏が読んだ手紙。
函館の夜景を見ながら
突然
手紙書いてきたんだけど
と言われて
「なんで手紙…」
と笑う江上さんに読んだ彼の手紙。

最初なにげない手紙でしたわ。
誕生日プレゼントにラジコン送った話とか。

でも徐々に
仕事でテレビに出ていることが不思議で
いつも楽しいという彼。
人知れず努力しているところを語ったあとの
一文。

「一人の女性としても、社会人としても、とても尊敬してます」


涙腺決壊。
ま、決壊するのは、いつものことなので
大したことではないのです。
泣くなんてことは
わたしのなかで軽いこと。

しかし
この一文は最高だ。
落ちる!
毎日、歯を食いしばって生きてるとね。

これを書いたのが作家でもいい。
好きだ。

読み方も上手でした。

女性芸人がみんな良いリアクションだったので
それも泣けた。

憔悴するほど泣き
泥酔する相方ニッチェ近藤さんを見ることができて
最高でした。
どうぞお幸せに。

ニッチェはネタも面白いですし
人柄も素敵ですし
ぜひ
これでもう一段階
売れるといいね。

あと
阿佐ヶ谷姉妹がまた
ロンドンハーツに呼ばれますように。

温泉同好会新弟子ツアー

2015年06月22日 | 面白い女性
久々に
うわー
と笑った。

何がって
おかずクラブが『世界の果てまでイッテQ!』に出たのだよ!

先週から楽しみにしていたけど
期待以上の面白さだった。

…これはハマったな。



今回
おかずクラブの二人のほかに
たんぽぽ川村さん
やしろゆうさん
の4人。
お!世代交代かな?

おかずクラブのふたりは
すべてのシーンで
面白い結果を残してました。

相撲
鼻ヨガ
体力(ダイエットグッズ)
絶叫マシン(ウォータースライダー)
アート(お尻に拭き矢)
アクティビティ(フリーホール)

いろんなことをやらされてたけど
ちゃんと1回は面白くなってた。
すごいよ。
いろんな人がゲストで来てたけど
こんなに軽々と
しかも勢いがある若手女性芸人は
久々な気がします。

次も呼ばれると思う。

吉本のイチオシだろうけど
今まで見たことのないタイプの笑いを取ってる。
オカリナさんは
ノーリアクションがひたすら面白い。
存在感が抜群です。
ゆいPは圧倒的な相撲の強さ(わたし番組の中でこの相撲が一番好き)と
鼻ヨガの余裕っぷり。
堂々と面白い。
これから観察対象となる新しい女性芸人さんです。

ブレイク直前、
数ヶ月前におかずクラブを職場の人に紹介したので
今、
尊敬されてます。えへへ。

さて
わたしはこの温泉同好会があるから
イッテQを見続けているようなものです。
このコーナーがなければ
毎週予約にはしてません。

女性芸人さんたちの頑張りを見たいから、この番組が貴重なのです。

この番組に出ている女性芸人さんは
はっきり言って
特別です。
日本で最も人気のある番組のなかのひとつで
何しろとっても過酷。
絶対に手を抜けない仕事で
枠はものすごく狭い。
選ばれし人々だ。
ベッキー
てごしくん
いもとさん
宮川大輔さん
といなきゃいけないレギュラーとも違う。
違う人と入れ替えの可能性だってある。

だから
わたし
前のめりで見てんの。
温泉同好会はすごいコーナーだ。

今回も川村さんは頑張ってた。

そうそう
これを書いてたら
ヤフーニュースで
森三中大島さんの第1子誕生のニュースが。
村上さんと黒沢さんのコメント見て
ほっこりして、涙した。
格好いいな、森三中は。
女性芸人の前人未到の地をずんずん進んでいる。



今いくよさんと鬼奴さん

2015年05月29日 | 面白い女性
今日は2回泣いた。

よく泣く。
泣くと言うか
じわっときた
ということですけど。

今いくよさんが
亡くなった。
ガンで。
最期をみとったのがくるよさんだった
という記事を読んで
45周年の舞台をやろうと話していたと聞いて
ふたりの45年について
あれやこれや
考えてたら
じわ
と来た。

漫才師だった。
考えてみれば不思議な職業だ。
ビジネスパートナーであっても
ビジネスだけだと
巧く行かない
とわたしは思っている。
漫才はコントやお芝居よりも
人間性やふたりの関係性をダイレクトに注入されているため
もうちょっと人生が乗っている気がするのです。
家族とも違うのに
長いこと一緒にいて
ずっと喋って
人を笑わせるという戦いを続けている。

それを45年余り続けてきて
相方の闘病を支えるなんて
どんだけ近い存在なんだろう。
そして
どちらかの死で解散するって
その喪失感はきっとわたしごときの人生経験では想像しきれない。

もう一個は
椿鬼奴さんの『徹子の部屋』出演でもらい泣き。

白い素敵な着物で登場した鬼奴さんは
紹介されるやいなや
泣いていた。

泣いていた。
という表現ではちょっと足りない。

こらえられず
泣きじゃくってた。

うぷ。
って口を押さえて
感情を抑えようとすればするほど
泣いちゃってた。
一瞬、え?吐くの?
と思ったくらいだ。

鬼奴さんは
『徹子の部屋』の大ファンだ。
一時期のブログより
その前の
『恵美子のおしゃべりクッキング』から録画していることを知っていた。
でも
こんなに感無量だったのね
と思った。

それを見て
徹子さんが
こんなに泣くほど喜んでくれる人がいるなんて

もらい泣いて
それを見て
わたし
もらい泣きです。

ずっと同居して娘の健康を考えてご飯をつくり
生活を支えるためにパートに行っていたというお母様も
そのご親類の方々
そして
大学時代からの友人も
あとから観覧に来ていることが分かり
鬼奴さんが
しばらく泣き続けていたとき
どういう気持ちだったのかな
と想像しています。

冒頭から泣いて心配になったかしら
それとも一緒に泣いたかしら。

番組自体は面白くてあっという間。
マイペースでナチュラルに変ってる鬼奴さんが出ていた。
本当に良かった。鬼奴さんがこんな幸せになるなんて!

今日はそんなわけで
2回
うぐぐ
と目頭に熱いものがこみあげた。
もうとにかくおばちゃんだから
なんでも泣くのかもしれない。
そういえば
朝ドラでも泣いたわ。

では良い週末を。

阿佐ヶ谷姉妹 IN ロンドンハーツ

2015年05月27日 | 面白い女性
ロンドンハーツに
阿佐ヶ谷姉妹が出てたんですよね。

お昼休みくらいに情報を知って
ワクワクして
待ってました。

内容は
芸能人が告白する企画

基本的には
大嫌いなやつだなー
って思ってて、
でも
ニッチェ近藤さんと
我が家坪倉さんがターゲットでいて
さらに
スタジオのひな壇(?)も
珍しい出演者だったので
うまく気が散って良かったです。
なんかの番組とかぶらないようにしてたのかもしれせん。

珍しい出演者というのは
出川哲郎さんに
狩野英孝さん
ロッチにブルーセレブ青木さん
阿佐ヶ谷姉妹江里子さんと
ニッチェ
そして
有吉さん。

とても楽しい雰囲気だったし、
阿佐ヶ谷姉妹江里子さんの活躍の場面もあったし。

目的の美穂さんパートは
なぜか
ロケで
以前番組でフラれたキングオブコメディ高橋さんとのデートの様子を
放送しておりました。
淳さんが
どっきりで
阿佐ヶ谷姉妹の部屋へ突撃し、
高橋さんが得意の潮干狩り&バーベキューIN八景島のデートを決行。

美穂さんの妄想デート。

デート中は手をつなぐ
手を重ねて潮干狩り
手をぐいぐい引っ張って進んでいく


をかなえてもらうとのこと。

もともと…ですが
高橋さんのギクシャク半端ない。
高橋さんって
イケメンで
才能のあるひとだけど
人間味の薄いひと…というイメージ。
ひどいイメージだ。
なにかが抜け落ちているイメージなんだよね(益々ひどい)
それでも
なんとかやってくれたんだね。

これをロンハーで見ている不思議に
打ち震えながら
最後、浜辺で
美穂さんが
高橋さんに読むカッチリした丁寧な手紙に江里子さんが泣いているのを見て
わたしももらい泣きです。

ネタでは
あまり感情の起伏が分からない美穂さんですが
すごく楽しそうだったから
お笑い好き女子の感情が揺さぶられました。
感情移入度100%でした。

美穂さんパートは
カウンター見たら
9分もなく
カットばっかりで
あーあ
ってなったけど
ま、贅沢は言うまい。

ちょいちょい阿佐ヶ谷姉妹がロンハーにこれからも呼ばれますように。

ちなみに
ロンハーデビューは
オアシズ大久保さんの誕生日パーティ
ということを記しておく。

ではまた。

夜の巷を徘徊するマツコ

2015年05月15日 | 面白い女性
アメトーークのあとにやっている
マツコ・デラックスさんの街ブラ番組
『夜の巷を徘徊する』
は、ある意味
マツコさんの
新境地だと思っている。

出ているタレントは
たったひとりで
そのタレントが
マツコ・デラックスさんで
そのマツコさんが
ロケをし
街の人とふれあうのだ。

なにが新境地かというと…
全部だ。

まず
ロケ
というのが
スペシャル番組のゲスト以外では
あまりしてこなかったのではないだろうか。
動くマツコさん
というのはこれまでの番組ではイメージがあまりない。
なにしろ
ビジュアルが街と溶け込まない。
とっても浮世離れしているマツコさんが
現実世界の街になじむとはどうしたって思えない。

そこを逆手にとっての企画なんだろうな。
よく出したね、この企画。

それから人とふれあうなんて。
どちらかというと
インドアなひと
というイメージ。
失礼なことを言われたら
どなってやる
と言ってたマツコさんが
名もなき一般のひとと
やり取りをするなんて。
そもそもそこまで処理能力のある人だった?
と私は驚いたのです。
5時に夢中では
多少あったけど
ガッツリ一般のひとと絡むというのが
イメージにない。

キーワードは
そこで
「夜」。

マツコさんのイメージにぴったりの
真夜中の街を歩くのだ。
出会う人も
夜にウロウロするくらいだから
それなりに
ふるいにかけられている。

放送時間のせいか
マツコちゃんの体力的にそういうことになっているのか
ウロウロ
ってほど移動しないんだけど
それでも
マツコちゃんは
うまくやってる。
面白いし
30分あっという間で楽しく見てられる。

この番組
それでも
いろいろと難しさをはらんでいて
たとえば時間帯とか
出演した一般の人のやばさとか
続けるのは体力のいりそうな感じです。
長寿にはなりにくいんじゃないかな、って思ってる。
今はまだフワフワとしてる…気がする。あくまでも、気がしてるだけ。
もちろん
続くほうが嬉しいけど。

それでも…よ。

マツコ・デラックスは
テレビスターとして
完全にアイコン化された。

と思うのです。
街を歩くだけで
なんだか嘘みたい。
わたしでも
二度見すると思う。
街の人のリアクションも
「うそー」「すげー」
というもので
とてもとても現実感がない。
実存してたんだ!
ってことよね。
テレビの枠の中にいすぎていて。
タモリさんとか
徹子さんとか
そういうひとと同じになった。

そんなひとが
ブランド「マツコ・デラックス」という肩書にあぐらをかかず
チャレンジしている
というのも
凄いことだと思ってます。

ブレイク寸前に
どこかの番組で
魂を売る決心をした
とマツコさんはおっしゃってました。
プライベートを捨ててでも
テレビで売れる道を選ぶ
と宣言してらした。

その覚悟は
ここまでだったのかな
と思うと感慨深いです。
ゴールはまだまだ先だったのだ。少なくてもわたしが思っていたゴールよりもずっと先。

マツコさんの番組は
どの番組見ても
しっかり面白い。
とくにMCを担当する冠番組は
ちゃんとしている。
これはたぶんマツコさんが手を抜かず
しっかりとお仕事をした結果
仕事のできる制作陣が集まったということだろうと
勝手に
訳知り顔で思っています。

もうテレビ史からは「マツコ・デラックス」は消えないだろな。

これだけテレビを分かっていて
同時に
テレビで自分を面白く見せることができる
ふたつを
共存しているひとは一握りのスターだけですもの。

とりあえず
健康だけ。
マツコちゃんが長生きしますように。



ベッキとミソノ

2015年05月13日 | 面白い女性
世界の果てまでイッテQ
の総集編見てましたら
ベッキーのロケのやつをやっていて
「あの」ベッキー様が
こんなことやらされちゃうなんて!
という前提はどこから生まれたのだろう
と考えていました。

お仕事をセーブしていたり
NGごとが多いことが
業界で有名?とか?

ベッキーに関しては
優香に続く
バラエティを語るときにかかせない
女性タレントだと思っています。

好きとか
嫌いとか
一回置いといて。

一旦
歌のほうにシフトしてはいるけれど
未だにバラエティの仕事もしている
ベッキーですが
わたしのなかでは
最初は
misonoと同じカテゴリーとして
認識していたので
どこで
その味を薄くしていったのかな?
って考えていた。

misonoと同じっていうのはどこから?
と思われるかもしれませんが
まず
自己主張の固まりであるというところ。

一時期
携帯電話に
ありとあらゆるストラップをつけて
自慢していた。

ストラップをつけすぎて
千羽鶴のようになってたな。

けっしてセンスとかは感じられないけど
それでも
「イイと思ったものはゼッタイ!」
という強い主張が半端ないのだ。

当時はベッキーもわたしも学生でしたが
…この子相当痛いな
って思ってた。

この間
ロンドンハーツで
misonoちゃんのお宅拝見で
ディズニー系からジブリ系からのぬいぐるみや
おもちゃの山を見て
ベッキーのストラップ思い出した。

それにmisonoさんは
美人で朗らか
そして
闇を抱えている。
ね、ベッキーと一緒でしょ。
歌に熱いところも一緒。

それはそうと、
イッテQのロケでは
いとうあさこさんと
イモトアヤコさんと
三人で
氷の上で綱引きをして
氷の水に落ちてましたけど
最初に練習して
ベッキーさんが転んでひと言
「でも本番は逆転するって知ってるもん!
 バラエティってそうだから!」
と叫んでいて
笑いは足されていたけど
なんか引っかかるなー
ってよくよく考えたら
この発言、
…ぜんぜん、面白くない
むしろ
イラッとするわ。
あ、misonoだ
と気付いたわけです。
自分発信のユーモアはまったく面白くはない。
ユーモアポテンシャルはものすごく高いはずなのに
不思議。

あのロケは本当に味わい深かった。
いつも見るには
ちょっと胸やけするけど
たまに見てみたい。

では
今日はこの辺で。

ハリセンボンの現時点

2015年04月17日 | 面白い女性
ヒルナンデス
って
芸人さんがコンビで出演しているんですね。
アンジャッシュ以外。

ハリセンボンもふたりで出ていて
わー!
なんて
お昼時間にテンションあがったんですけど、
ミッツ・マングローブさんの隣にいる近藤春菜さんを見て
その小ささに
はっ
としました。

春菜ちゃんは
本当に小さくて
あと顔も小さいですよね。

芸風とその才能で
そんなに小さい人という感じはせず
また
隣にいるのが
とても痩せているはるかちゃんなので
比較で大きく見えているだけなのです。
小さいふたりに
これほどの才能があるのって
すごいよな。
体の大きさはとかは関係ないけど。
わりと芸人さんの体躯には
興味あるほうです。
この話もいつかしよう。

何度も書くけど
ハリセンボンは
男性芸人女性芸人というカテゴリーを取り払って考えても
相当面白い芸人さんです。
女性芸人というカテゴリーを
取っ払って考えてもいい
と思わせてくれた
わたしにとって
はじめての芸人さん。

だから
その凄さをもっともっと評価されていいはずだと
常々思っている。

そこで
D-lifeの「ラジオなふたり」ですよ。
BSの無料ディズニーチャンネルで
11時から帯で曜日ごとに違う芸人さんが
ラジオ的なスタイルでトークをします。

木曜日がハリセンボンと渡辺直美さんなんです。

そこで
お!
と思うのは
話のテンポの良さです。
こんなにリズム的にポンポンと話すんだね
って
渡辺直美さんもそうですが
尊敬度数をあげました。
テレビで売れる人にはそれなりの理由がある。

そもそも
わたしがハリセンボンのふたりを
「最高ランクの芸人さんだ」
と確信したのが
5,6年前
よしもとの生放送動画配信
よしログです。
そのときのふたりのトークが
本当に面白くて
ブレイクしてからずっと経ってからだし
そもそも売れてるんだけど
二人の話す姿を見て
芸人さんとしてブレナイ何かを
感じたのです。

芸人としての
使命が与えられた
選ばれた人なんだとそのときはじめて確定した。

出川哲郎さんとか狩野英孝さんとか
もともと芸人志望ではなかったけど
いつの間にか奇跡を起こす芸人として
トップランナーになっているひとびとも
わたしは芸人として選ばれた人
という引き出しに入れてますけど
ハリセンボンも
理由は違えど
選ばれた人々です。

ハリセンボンは
頭のいい人たちだ。
礼儀正しく上品で
きちんとした女性。
社会で生きていくのに
もっと別の道もあったはずなのに
お笑いの才能に溢れすぎて
笑いの神さまに選ばれて
この世界にいるんだと
わたしは思っています。

神さま
あのとき
ふたりをNSCに入れてくれてありがとう。
はるかちゃんは
大学でひとりも友達できなかったから
明るくなりたいと思って学校に入った
って言ってますけど
理由はどうあれ
ありがとう。

だから
ハリセンボンが面白いことをするたびに
おもしろい!という感情と
ありがたい!という感情が同時に来るんです。

いまさら
どうにか
ふたりの人生が動いたりするんだろうか。
とにかく幸せに生きて行ってほしいよ。

たんぽぽ@ブラゆか

2015年02月02日 | 面白い女性
なにがそんなに引っかかったって
はっきりいって特にない
んだけど
記録として書いておこうと思います。
1/31(土)の
「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」のゲストは
たんぽぽでした。

時間が足りなかったのかな。

先輩女性芸人が自分たちと比べて
「幸せ」か「不幸せ」かなんて
たんぽぽに判断させるコーナーなど
やらせなくてもよろしい。
だって批判や批評が得意なわけでもないでしょうに。
そこで時間つかってんのか
肝心なところをもっと聴きたい
ってのがあったのに
消化不良です。

白鳥さんは
宮沢りえ似だと両親に育てられていたので
芸人になって不細工といじられるのが
可愛がられているのだと思うことにして
悲しい気持ちを出さないようにしていたけど
小杉さんに見抜かれてたこと。
処女がコンプレックスで
大学時代、彼氏がいると嘘ついて皆に無視されていた。
最初の仕事が
伊集院光さんの番組のオーディションで
隠さずにそれを言ったら笑ってもらって
温かい
と思ったこと。

川村さんは
幼稚園のころから自分が不細工と認識していて
父親にせめて字だけは巧くなれと
習字を習わされていたこと。
いま芸人になって青春を取り戻している
とのこと。

そこらへんが
琴線に触れたポイントでしょうか。

ほかに知りたかったことは

ふたりが憧れているピンクの電話さんの良いところとか
ふたりが出会ったころの下積み時代とか
コンビ同士でお互いをどう思っているのかとか
今後、どういうふうになりたいのか
とか
そこらへん基本の芸人話をすっ飛ばしているのが
わたしの期待と違ったのです。

女性芸人はモテるのか?モテないとしたらモチベーションは?
っていう質問が番組のなかであったのですが
わたしに言わせてみれば

この質問、何回、聞ぃとんねんっ!!
答え出とるやろがいっ

ってどなり散らす勢いです。
それをふたりの口から聞いてどうすんのよ。
たんぽぽを信用しなさすぎです。
「さんま御殿」見てもっと研究して!
たんぽぽ、面白い味をたっくさん出しているからっ(巻き舌)。
ほんっと、爪の甘い番組よのう…。

ふー
フラストレーション溜まったー

出演者は悪くないですよ。
いや、ブラマヨちょっと悪い。
もっと責めても
たんぽぽは面白くなったのに。
吉田さんが白鳥さんに
「蝶くらい飛べるミミズになれ!」って言ったのは
面白かったもの。

ところで
イッテQのときも思うんですけど
川村さんの衣装はいっつも
かわいい。
千鳥柄のワンピースだったよね。
お腹も隠せるし
どこのお洋服だろうか。

引っかかりがない。

とか最初に書いておきながら
実際、結構あったみたいで
たくさん書けました。
毎週録画しているので、引き続き見るけども。

最後に
たんぽぽを紹介する時、
小杉さんが「オンナ芸人」と言ったすぐあとに
吉田さんが「女性芸人ですね」とかぶして言いなおしてたのを
メモっておきます。
なんの意味もないことかもしれないが。