笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

エレキコミック第22回発表会「と、或る人が云っていた。」

2013年04月29日 | ライブ
少し前になりますが、
東京公演を見に行きました。
エレキコミックの単独ライブです。
本多劇場。
名古屋大阪へのツアーが終わり
ネタバレ解禁。
今までも、DVDが出るのを待たずに
地方公演が終わったタイミングで
ネタバレ感想を書いていました。
しかし
これってどうなのかな?
DVDで見ようと思っている人にとっては
邪魔な感想かも。なんてよぎってはいたんですが、
先日
エレキコミックやついさんがツイッターで
「解禁」宣言されていて
あ、いいんだ。
と確信が持てた。
DVDで見ようと思っている方は
事前知識がないほうが
断然楽しめると思います。
見てきた人宛て
そして備忘録として記します。

感想は安定の面白さ。
ライブ好き、お笑い好きから
もっと支持されていいのになー
と改めて感じました。
内容は実にばかばかしく腹の底から笑って
元気になりたい私のような人間には
とてもありがたい単独ライブです。

前置きが長くなりましたけど、
全ネタ感想をします。
タイトルなど記憶を頼りにしており、
間違っているかもわかりませんが。

1、或る人が言っていた。
卒業式がおわり、
定年を迎え、学校生活最後の時をしみじみ教室で噛みしめるやつい先生。
そこへかつての教え子がやってきて
やつい先生に感謝を告げる。
先生の言葉でこれまで苦難を乗り越えやってこれた。
とのこと。
しかし、その先生の言葉は
ある人物の言葉の引用だった。
この「ある人物」の絶妙なチョイスが
いま、このときにしかないもので
ちょっと感動する。
来年このコントをするなら誰になるだろう。
10年前なら?
そんでもって
テレビっ子万歳と思った。
しかし
ずばりなチョイス。

VTR:オープニング

2、結婚相談所
今回のわたしのベストコント。
結婚相談所にやってきた今立さんに
野沢雅子(やついさん)相談員が
お見合い相手をひたすら紹介する。というもの。
ブスしか紹介しない。
「ブス」というワードの使い方
って、難しい。
簡単に使います。
って方には伝わらないかもしれません。
女性に受け入れられ、
笑いになる「ブス」の使い方の話です。
女性の間では
とってもデリケートなワードで
使い方を誤ると
一生の亀裂になりかねない。
自虐に使ったのしか
仲間内では耳に届いたことない。
エレキコミックは
上手に使う。
「“不機嫌な美人”と“陽気なブス”だったら
 長い目で見て、“陽気なブス”のほうがいい」
という名セリフが入ってました。
本当にそうだと思う。
歳をとれば
ブスと美人のふり幅は少なくなる。

VTR:物販CM
CMのパロディをふたりが次々にやる。
アルゾックのやつ
前にもありませんでしたっけ?
見物の子どもにバカにされたところまで入っていて
とっても良かった。

3、ケガ山君
高校野球の試合で
3年生最後の試合。
一度も試合に出たことない
ケガ山くんが
バッターに。
包帯でぐるぐる巻きのやついさんと
監督の今立さん。
の掛け合いが、…なんだろうなこのコント。
面白かった。
でもどう感想を書いていいのかわからない。
ピーン!
って手がなっちゃうのを利用してボールを打つとか
マンガですよね。
現実的に矛盾だらけで
そこも考え出すと
面白なー。なんなんだろう。
最後のエンディングの映像で
この「ピーン」の練習風景が流れていた。

VTR:マネージャーとのサッカー対決
サッカー経験があると豪語する
マネージャー上田さんと
PK対決をする模様を放送。
試合前の鼻につく自信満々っぷりと
やられた後の負け犬の言い訳が
とにかくすごい。
いろいろカットされていて
こんなもんじゃないんだろうな
というのが
よおおく分かった。
面白いを
すごいが追い越して行った。

4、親子
中学生になったばかりの
息子(今立さん)に
話があるという父やついさん。
「実はお前は才能がない」
夢を持っても、努力をしても
無駄無駄~♪
最高のコントですね。
才能がない
かどうかは、親の見る目もあると思うけど、
かなり早い段階で
子どもが持っているものって
決まっている
と私は思う。
自分が親になる前に予想していた
5倍くらいは
いろんなことが最初から決まっている。
公共の場で大暴れしている子どもを見て、
「親の教育が悪い」
と一概に言えないことが分かってくる。
だからある意味、
核心をえぐるコントともいえる。

VTR:今立進のシャコってビューティ
ラジオ企画で
送られてきたメールのなかに
ワニの糞をニキビにつけると
とれる。
というのがあり、
それをアポなしで今立さんの家に上り込んで
実行してみる。
というものでした。
いきなり窓ガラスを傘で強めに度突く
とか、
ベランダから入り込むとか
遠慮のなさが
ベテランだな
フワフワしてねーな。
ファンとして二人のやりとりは
楽しかった。

5、やっつんケータイショップ
携帯の調子が悪いとケータイショップを訪ねてきた
サラリーマン今立に
つぎつぎにおかしな携帯を進める店員やつい。
なんだ?
と言われたらなんてことないけど
面白かった。
やっつんクリーニング、
ドラッグ
につづく、やばいお店屋さんシリーズ。

VTR:ロボットショーでテンケテンケ1
歌舞伎町で話題のロボットショーに潜入し
やついさんのギャグ
テンケテンケをしてもらう
というもの。

6、囲み
今立結婚記者会見のコント。
記者からの質問(ナレーション)が
ぜんぶボケになっていて
今立さんのツッコミが光る。
やついさんは司会だが
これもボケていて
多重構造になっている。
雑誌名が全部エロ本とか
くだらなくてとっても好き。

VTR:ロボットショーでテンケテンケ2
顛末として、
テンケテンケ大流行で
大盛り上がり。
作家のゴウさんが、
エロいお姉さんを凝視していて
これが…。
と思いました。
お姉さんが落ちそうになりながらも
テンケテンケしていたのが印象的。

7、ジャパニーズドリーム
学生のやっつんだっつん。
やっつんが
ホームレスのアイドルになる。
光GENJI「ガラスの十代」のパロディ。
やついさんが
動く。
とにかく動く。
なんかかわいそうで
笑う。
どういう感情だか。

エンディング。

エレキコミックの単独ライブがあるたびに
書いているけど、
バカを貫く格好よさに
毎回痺れる。

格好よさは
見ている分には全然ない。
だって
バカ
だから。
ウンコとチンコ満載だ。
やついさんも
単独前のラジオで
「あれ、見られたら…学生の時だったらイジメられる」
と、半笑いで言っていた。

だけどここまで
地に足をついて
完全なるばかばかしさを
ひとつのダンディズムも出さずに
やりきるって
相当、格好いいんじゃないか
って思う。

そんなわけで
わたしは
エレキコミックのウンコのコントにさえ
知性が見えてしまう。

え?考えすぎ。
たぶんね。
バカと天才は
表裏一体ゆえ
勝手に勘ぐってしまうのです。

1年を待たないで、
また単独ライブをされると思いますので、
腹の底から笑いたければ
ストレスがスウと抜けますので
ぜひ足をお運びください。
22回もやっていながら、
まったく過去のものを知らなくても
このコンビを知らなくても
笑えるようになっているので
ご安心を。
わたしの前の席に
上品な中年のおばさまが
3~4人座ってらしたのですが、
やはり
「ウンコ」のくだりで
大笑いなさっていました。

では連休の前半が終了しました。
また水曜日に。

パワプリ、旅猿、御一行、白黒、ロンハ、御殿、怒り新党

2013年04月26日 | テレビ
ビールをいただきましたら、
寝不足のときの症状と似た
頭痛がやってきましたので
さくさくテレビの感想を書いて終わります。

・パワー☆プリン
リニューアル
と噂をききまして
ひさびさに録画しました。
オープニングが変わって
コントが充実してました。
トリオが2組出ているってので
なかなかいいな
って思っています。
吉本だけってのが
なんとなく
残念ですよね。
いろいろ楽なのかもしれないけど。
ジャングルポケットの
可能性をいつも感じます。
だって
いちばん顔を覚えられているであろう
斉藤さん以外のふたりが
面白くていい仕事をするから。

・東野・岡村の旅猿3
なんとシーズン3が始まりました。
瀬戸内海の島めぐりです。
で、今回は
ゆっくりゆっくりトークを見せるやんけ
と思っていたら
東野さんからネタばらしが。
どうしてもDVDを2本つくりたいので
たくさんカメラを回したいのだとか。
「あれ、やめなあかんで」
「続きはDVDで、ってやつ!」
と、東野さんと出川さんが
矢継ぎ早におっしゃっていて
ああ
すっきりしたわい
と思いました。
ここをきっちり放送するってことは
よっぽど評判が悪かったのでしょうか。
しっかりしてください。(奥村薫さん風に)
今回の放送だけでは
まだ
島にいってもいません。
四国について
うどん食べただけ。
分かりやすい!エゲつない!
でもずっとこのほうが好みです。

・バカリズム御一行様
東京03、バイきんぐ、アルコ&ピース。
のコントに
混ざってみよう。
マザリズム。
という企画。
まずは本ネタを見せて
それに乱入するひととのネタをもう一本やる。
乱入ネタは
アドリブ。
東京03の交通事故のネタに
ジャングルポケット斉藤さん
バイきんぐの教習所のネタにバカリズム
アルピーのすし屋のネタに
次長課長河本さんが
混じってました。
優勝は
斉藤さんでしたが、
わたしは個人的に
河本さんが面白かったです。
そもそも
アルピーのあのネタに入っていけるのが
すごいし
底力を感じました。
あのキャスティングのラインナップだと
河本さんが最もアウェイだったはずなのに。
ガリガリくりぃむも思いだした。

・白黒アンジャッシュ
Wikiを修正する企画。
アンジャッシュ渡部さんの項目を修正。
仕切りは
アンタッチャブル柴田さん。
白黒みると渡部さんの素を見ることができるよね。
ボケたがりだし
わりと場を滅茶苦茶にする。
渡部さんは
芸人になってからバイトは全然してない。
二十代後半まで親に歯医者行くとか嘘ついてお金もらっていたり、
消費者金融で借金したりしていた。
借金しているのが怖くて
ある日、新宿の街がぐにゃぐにゃとゆがんで見えた。
初耳だし
かなりの重量のある話をしていたのが印象的。
「最悪でしたよ!」「クソやろうだよ」
と自分で。
あと資格とったり本読んだり
必死であがいていた何年間もの間が
見え隠れする。
意外とハードボイルド芸人だな。
見えているものが全てじゃないねぇ。

・ロンドンハーツ
芸人格付け。
有吉さんが
新しい形を提示?
ランキングつけ
というか、暴露ですよね。
風俗のことをピー音入りで暴露された
矢作さんが
「そういうこと言って黙らせるのって
 フェアじゃないと思う」
と、真っ当なことを言っていて
ここらへんの世代の人々が
有吉さんと対等にわたっていけるのかな
と光を見た気がしました。

・踊る!さんま御殿!!
医者VS不摂生。
のくくり。
女医
というくくりで
勢力が強くなっているような気がいたします。
なんていっても
勝ち気でよくしゃべる。
知識もあるし、ぶっちゃけるし
見てくれも良ければ…。
バラエティ番組における
女性の登場の仕方を観察している身としては
なかなか捨ててはおけないことだと思っておりました。
要するに、
グラビア・アイドル
女優
おねえ系
のほかに
女医
ってカテゴリーできちゃうよ。
女性芸人あやうし。
基本的にその番組内で同じ職業のひとが
2組以上いる場合は団体としてカウントすることにしている。
今回芸人さんとしては
バービー
北陽虻川さん
TKO木下さん
やしろ優さん(倖田 來未さんのモノマネの子)
でした。
虻ちゃんは
こういう不摂生、不衛生、ダメな嫁など
残念なカテゴリーで
よくこの番組に呼ばれるね。

・マツコ&有吉の怒り新党
すごく良かった。
日本初の車いすのプロテニスプレーヤー
国枝慎吾さんの
三大テニスプレーが。
最後の
映像がないので二大までしか
できなかった
というスタッフのコメントは
過剰演出に思いましたが、
二大で十分にすごかったから
すべて流しましょう。
あと
子ども関係の怒りメールについては
わたしはぜったいに何か言いたくなる。
なんでなんだろう。
子どもについての
知識があるってのを
アピールしたいのかね?わたし。

あとスクール革命とか
日10☆演芸パレードとか
日曜×芸人とか
10匹のコブタちゃんとか
ケータイ大喜利とか
徹子の部屋とか
リンカーンとか
ガキの使いとか
見ました。
見すぎです。

ではまた月曜日に。
楽しい連休をお過ごしください。


共感百景

2013年04月24日 | ライブ
本日
イベントに行ってきました。

六回目の開催だそうです。
お題が出されて、
それに沿った共感を得る詩を
色紙に書き、
先生の講評を聴き、
出場者のなかから
優秀賞を決める
というものです。

出演者は以下。
博多大吉 MC
東直子(特別顧問)

東京03・豊本
東京03・角田
アンガールズ田中
能町みね子
大橋裕之
鳥居みゆき
クボケンジ(メレンゲ)
桃野陽介(MONOBRIGHT)

私の目当ては
能町さんです。
と、東京02です。

面子を見て
わー
となり、それでも迷っていたら
入金忘れて
もう一回チケットを取ったところ
一番前の席だった。
平日だし、
夜だし、
下北沢だし迷ってましたが、
これは
行け
という神の啓示だな
と勘違いして、行くことにしました。

大吉さんが、
「要するにあるあるですねー」
とおっしゃって
途中でつなぎとして
RGさんからメールできたあるあるネタを
披露してくださいました。

往々にして
芸人さん以外の方は、
自由におしゃべりになる
それを巧く交通整理する様を
まざまざと目撃しました。
特に大吉さんが素晴らしかった。
劇団ひとりさんの代役だそうで、
いつもの共感百景とは
違う仕切りだったのかもしれませんが
大活躍でした。

芸人さん以外の方々は
それぞれ独特のセンスを持っていて
詩として
芸人さんとは
違う切り口を披露されていて悪くはなかったです。
ただ舞台に立ってお話をすると
所在なさげだったのが印象的でした。
東京03のふたりでさえ(ファンだが、失礼)
芸人さんはこういう場に慣れてるなあ
と、感心しました。

イベント自体は
共感した瞬間に
劇場の空気が一体となるのが新鮮でした。

あるある
って苦手だったけど、
こうやって「ありき」になると
楽しく見ることができる。

お題は


公園
一人暮らし
確率

で、漫画家の大橋さんが、
「嘘」
というお題で唄った
「本当は
 ベストアルバムしか
 聞いてない」
が優勝しておりました。
大橋さんのセンスは素晴らしいです。

お題「公園」
の子供にまつわるエトセトラは、
子どもがいる身としては、
ことごとく共感できずに、
自分とは距離があると感じ
寂しかったです。
たとえば、鍵っ子のくだり
とかね。
クラスの半分は共働きで、
今は3年生まで放課後あずかってくれたりするから
実質、鍵っ子って少ないんだよ。
だから
だいたい鍵っ子って高学年だし、
そもそもあんまり珍しくはない。
セキュリティ上、
鍵を首から下げるって
現実的ではない。
などなど考えが出てきて、モヤモヤした。
こういう知識…邪魔ですよね。

それから出演者で言えば
鳥居みゆきさんがひたすら可愛かった。
顔小さい。
肌きれい。
おしゃれ。
あの場で爆発する気はあんまりしないけど、
あの味が好きな人がいることは分かります。
あら辛口?
うん、最近ね、思うことがあるのさ。

能町さんは、
コメントをする際には
所在なさそうにしておりましたが、
詩は
直筆の力も合いまって
とっても良かったです。
色紙の空間の使い方が抜群でした。
ラジオからのファンなので、声がスピーカーから聴こえてくることに
感動した。

東京03豊本さんは
このイベント常連ということでイベントの空気と合っているなあ。
角田さんは、
後半からコツが分かったのか、
とても良い答えを連発してました。

そうそう。
アンガールズ田中さんは
存在そのものが
面白いなあ
素敵だなあ
って思いました。
きもーい!
とか簡単にやっぱり思えないよ。
このひとの
面白さや輝きは
そんなことでは片付かない。
ひとこと発しただけで
その場を自分の空気にするひと
なかなかいない。
もうスターだと思う。
落語家だって
自分の落語に入る前に
何分か枕話をするではないですか。
ここで
落語家はその日のお客さんを読んで
自分の話がしやすいように
空気を操作する。
田中さんは2秒あれば
それができる。
加えて
まったくフワフワしない。
ああいう大勢のなかにいても
出しゃばることもないのに
堂々として、安定している。
知っていたけどさー。
改めて、格好いいなー!
って感動した。
結構、卑屈なことおっしゃってましたが
わたし、全然そんなこと思ってないわ。
輝きが半端ないから。

会場を出てロビー(?)に、
その日に出演者の方たちが書いた色紙が張ってありました。
能町さんのものを撮ろうと思ったけど、
人が多くて無理だった。
夜の都会は怖いから
そそくさと帰ってきてしまいました。
でも
いい一日だった。
眠いから今日はここまで。

ブラゆか渡辺正行さんの回。

2013年04月22日 | テレビ
ブラックマヨネーズとゆかいな仲間たちは、
渡辺正行さんがゲストでした。

どうやら
ほうぼうで聴いている
ライブハウス「ラ・ママ」に関する
芸人のいい話をさせるようでした。
結果、
やっぱりどれもどこかで聴いたなあ
と思いつつ、
それでも何度か聴いても悪くない
と思ってました。

かつては
リーダー男前~
のあとに
多少のイジリというか
尊敬されない感じのエピソードが
挟みこまれてオチになる
ということがあったように思うんだけど
最近では
リーダー男前のまま
終わる。
そりゃあ
男前ですけど
でもなんか
でもなんか
わたしの好きだった料理の味と違うんだよな。
毎週のように同じこと書いちゃって、ごめんなさいね。

M-1のときのブラマヨに関する渡辺さんのコメントを
吉田さんが完全コピーして
本人に伝えるくだりは、
ブラマヨらしさが出ていて
とっても良かったです。

最後は、
リーダーが推薦する若手芸人紹介のコーナー。
まあまあ
そんな展開でしょうな~。
と、ほええと見ていた。

ランチランチ
阿佐ヶ谷姉妹
ロビンソンズ
なすなかにし。

阿佐ヶ谷姉妹は個人的に応援しているので
名前が出たとき
おおお
と、前のめりになったけど、
持ち時間がかなり短く
「これじゃあ良さが伝わんないよお」
と不貞腐れました。
よく知っているひとには
ほかの組に対しても同様に感じたんではないでしょうか。

ただ
吉田さんが
ランチランチのツッコミ海野さんに
「ツッコミですけど、まあまあ気持ち悪いっていうことを
 忘れんように」
とハッキリおっしゃったところで
ちょっと
あら?
と居住まいを正した。

顔面インパクトと言われた
ロビンソンズの
ツッコミの方にも
「男前やから成立しているじゃないですか」
「これから太ったり、ハゲたりしていかないように!」
と吉田さん。

見た目いじり
って、若手芸人のなかに星の数ほどあるネタだけど、
そのなかで
どう面白くあるか
ということを考えに考えたからこそ出るコメントだなあ
さすがトップランナー
って思った。
哲学がある。

ロビンソンズのインパクトのある方の顔は
ザ・ゴールデンゴールデンの方とそっくりだわ。
こんなに瓜二つの顔があるのかしら?
と思ったら、同一人物だった。あは。
ザ・ゴールデンゴールデンのうちの二人が
ユニットとして組んでいる…らしい。どうして。

ロビンソンズのネタに
ブラマヨふたりはいちばん笑っていたように思います。

最後になすなかにし。
そりゃあ巧いですよ。
M-1準決勝の常連ですし。
ふたりの良さは
でもこの枠では当然のごとく収まりきれない。

そこで
吉田さんが
このふたりは「ゴールデンで漫才することも」多いと
物静かにコメントをはじめ、
突然大声で、
「深夜やからって、短いやないか!!おまえらっ」
と、ぶち切れ。
「ここは本ネタやる場じゃないってかっ」
とたたみかけてました。

違います違います。
と笑顔のなすなかにし。

良かったなあ、この絡み。
たぶんM-1準決勝で良く顔を合わせている
よく知った同士なんだろうな。
と想像する。
同じ場所にいた大勢の芸人のなかに、
かつては一緒にいたのだ。
今はホストと
チャレンジ芸人としての立場だ。
そこで吉田さんは
安易な優しい、気を使ったコメントで
なすなかにしを
持ち上げたりしない。
このふたり、面白いんですよー
実力あるんですよー
なんで売れないんでしょうねー
とか
そんな安いコメントはしない。

でも
結果、
同じこと言ってる。
吉田さんの怒号のなかに
その意味が含まれている。

なすなかにしの面白さは
こんな短い時間じゃ発揮できない。
彼らの実力は、こんなもんじゃない。

って吉田さんは言っている。
番組の時間ってのがあるから
あらかじめネタ時間が決められているのは
誰もが承知していることで
もちろん吉田さんは
そんなことは分かっているはずなのに。

格好いいぜ。
いちばん最後に
すごいの
あった。
最後まで見て本当に良かった。
阿佐ヶ谷姉妹に手を出そうとするくだりも
素敵だったわ。

この番組、
吉田さんに注目してさえすれば
ほかはいいか
と思えてきた。

来週は
小島慶子さん。
…製作しているひとは
ラジオ好きかい?
そのうち
宇多丸さんとか
高田文夫さんとか
くるんじゃないの?
大沢悠里さん来たりして。
高嶋秀武さんとか。
永さん?
永さんは?
でも外山惠理さんと出なくちゃダメだからぁ…。


しまった。
だんくぼ
のこととか、
書こうと思ったのに、
字数がだいぶ来ちゃったので
また今度。
書くことがあるからこの番組は
いい番組だなー。

旅猿、怒り新党、ハマ3、白黒、ロンハ、ストライク

2013年04月19日 | テレビ
テレビの感想。

・旅猿
スペシャルでは放送されなかった未公開シーンの回。
スペシャルのときは
今まで以上に「旅に出たい!」
って思わなかったんですけど、
この未公開見ていたら、
バンコクに行ったときの思い出がよみがえってきました。
東野さんと岡村さんが
暑~い暑~い
とダラダラ歩いているところを見て
そうそう
5mと歩いてらんなかった!
とにかく湿気と暑さで
ヘットヘトになった!

そのあとに飲んだスムージーの美味しかったこと。
なんて。
俄然、旅に行きたくなってきた。
旅をしていると
起こりえる不都合の映像が
記憶をよみがえらせて
結果、すごく旅に出たくなる。
タイ…またずいぶんと変わったらしい。
行きたい。
Wi-Fiつながるし。
来週からシーズン3。
楽しみだなー。

・怒り新党
バレーのロシアコーチ
ニコライ・カルポリの
字幕、すごく面白かった。
遊んでた!
え?それだけ?
14歳の子の
起きたら怒っていたことを忘れている自分に腹立つ
というメールが
とても面白かった。
そのひとにしか書けない素直で健やかな文章。
こんな文章書きたい。

・ハマ3
そうか。
これか。
と、始まってしばらく経つけど
初めて見る。
ハマカーンはいいよね。
そして出ている人がみんな面白い。
千鳥が面白いところを
たくさん見ました。
すごい、千鳥。

・白黒アンジャッシュ
大声のやつ後編。
鈴木拓さんになぜかオーラが。
売れっ子のオーラでしょうな。
田上よしえさんの
R-1前日収録ってのが
貴重だな。

・ロンドンハーツ
女の自分格付け。
この企画に出てくれる
って時点で
すごくいい人たちですよ。
あそこに出ている人たちは、
製作者からしたら
本当にありがたい存在だと思うよ。
製作者からしたらね!
でも正直
もっと暴れろやい。
と思っている。
野呂さんに何かしらの期待をしたんだけどな。
前から何度も言っているけど
女性を格付けするなんて
失礼。
それを覆す面白さがほしい。
ところで今回は
大島麻衣さんが
あんまり上位に行かず
どうしたものか
と思っております。
上位に行っていたときは
ふん
と思ったものでしたが、
下位に行ったら
もっとディスれや。
と思ってしまう。
悪役だったら
このひとは最高なのになー
まったくそういうところを
出さないなー。

・ストライクTV
何にでも文句を言いたがるかみつき女子。
というテーマ。
ふんっ。(本日2回目)
文句を言いたがる
って失礼な。
こっちはおしゃべりが好きなだけだ!
毒と悪口をネッチャネッチャ混ぜて
エンターテイメントとして日常を盛り上げているのだよ。
何しろ、生きていたら嫌なことしかないからね。
そこを笑えるように明るく変えて言っているのに
かみつき
ってさー!
ケンカ前提で考えることの浅はかさよ。
考えたの、誰よ?
ゲストの美保純さんが
素敵だった。
面白かった。
「ぶっちゃけすぎ」と太田さんが
コメントしていたけど
あれくらいが
わたしにはちょうどいいんですけど。
むしろ足りないくらいだわよ。
だからどうしたって
男性がつくるテレビの尺度とは
あわないですよね。
女性アナウンサーをひいき目にしているっ。
という女性からの攻撃を受けて
「しょうがないじゃん、あっちのほうが若くて可愛いんだから」
と言ったツッチーの発言
ブックマークして
みんなに広めたいね!
こういう目線のひとなんだよ~~~。
だから
昔から苦手なんだよ~~。
要するにこのひとは素直で正直で
受け皿が狭いのだ。
そのことは別に大したことでもない。
彼自身も悪くはない。
しかし
世間の評価が高すぎる気がして、
勝手にむうう
って思っている。
だからこっちの問題。
有吉さんがどこかでひな壇で皆一緒に
「おいおい!」と立たなくて許されるのは
ツッチーくらい
とおっしゃっていました。
わたしはそのとき
「え?許してないけど!」
と思ってました。
むしろ、あれどうなの?
って思ってましたけど。
わたしの許しなどいらないのは承知です。
突っかかると
リアルにやべえやつ
と、カテゴライズしている。
わたしのなかで土田晃之という芸人は。
人への突っかかりは笑いにしてオチをつけようとするけど
自分への突っかかりを笑いにすることはできない。
たぶん彼は保身することで手一杯で
笑いにするところまで回らない。
という仮説が私の中であります。
そこがジュニアさんと違うところだ。
(どういう比較の仕方?私の中ではつながっているの)
特殊ですから、嫌いというか観察は面白いです。

では短いですけど
今日はこのへんで。
あーやれやれ。

さんま御殿、ブラゆか、コブタちゃん、リンカーン

2013年04月17日 | テレビ
見ているテレビのことを
誰ともお話していないので
ここで書こう
と思います。

・さんま御殿
離婚したひとと
結婚にあこがれるひと
というくくり。
…なんだろーな!
対立構造でくくっているはずなんだけど
意見ばらばら。
そりゃそうだよね。
強引だよ。
さんまさんが
好きな感じの
ナチュラルに面白い女優さんが出てらした。
あの方はまたどこかで見る気がします。
美波さんといったっけ?
ハライチ澤部さんの重心がしっかりしていて
ちょっとびっくり。
いつの間に落ち着きを手に入れたのか。
芸人さんは
ドランク塚地さん
オアシズ大久保さん
青木さやかさん
そして
ほっしゃん。さんが出ていた。
ほっしゃん。は、
離婚後のことを語るんだね!
と新鮮だった。
元妻がテレビに出ていた話。
でも
話しとしては
広田レオナさんの
娘が塾をさぼったことを
離婚(当時)した元夫吹越さんに言ったら
吹越さんが泣いて
それを
「ざまあねえな!」
と爆笑した
という話しが
最強に面白かった。
この話には
いろいろ入ってんなー!と感動した。

・ブラックマヨネーズとゆかいな仲間たち
吉田豪さんの回。
少々短くて
後半に少し次回のゲストのトークが入ってました。
それはいいとして、
豪さんへの質問から話しだした話が
ほとんど以前ラジオで聴いた話だったことで
この番組の気持ち悪さは「これだ!」
と思い当たりました。
水道橋博士のときも
カンニング竹山さんのときも感じた
気持ちの悪さ。
これは番組側からの
「あの話ししてくださいよ~~~」な演出にあるんだ。
違うかもしれないけど
わたしの仮説、書きたいから書くね。

どう気持ち悪いかってーと
ラジオで一回聴いたときは
吉田豪さん発信の話題で
聴いてほしいという想いが
そもそも感動的だったのだ。
ブラゆか
では違う。
話す側が受け身の姿勢から始まっている。
だから、
その話、面白いは面白いけど
そんなにわざわざもう一回(一度聴いているから)あえて聴くほどのことか?
と思う。
熱量が一回目と違うから
あきらかに落ちるな!
て感じるのです。
で、水道橋博士と竹山さんの時もそうか
というと、
実はどちらの話も初耳。
1回目は聴いたことない。
でも
あきらかに再放送聴いているような気分だった。
鮮度の落ちた話を聴かされているように感じた。
いや、厳密に言うと
「鮮度が落ちているなー」とは
そのときは思わなかった。
後から考えてみて、あのまずさはなんだったのだろう
って分析したら、こう出た。
たとえば
80年代のドラマの再放送を始めてみたときの感覚に近い。
いま!現時点で、最高!!
とは思わないけど
昔に放送されていた
と、頭を切り替えて
はじめて「おもしろい」と感じる。
そんなフィルター入りな気配がぷんぷんしてたから
イマイチ話に入っていけなかった。
ゲストが
最初にこれを発表しよう
って思った時の衝動から
だいぶ時間がたったものを
いまさら話しても
それを超えることはないわけで
それは、はたして「アツッアツッ」なの!?
と思う。
この番組は
前前から書いているけど
保身したがり。
そんなことしていると
鮮度も熱さも、どんどんなくなって
トークは
劣化するばかり。
それで
熱さ判定などして恥ずかしくないのか?
いいすぎたワ。
これは妄想で、
現実はまったく違うかもしれない。
ゲストが話したい話を
打ち合わせなしで
そのまま放送したかもね。
だったら、ごめん。

だいぶ書いちゃったな。
サラッと行くよ。

・10匹のコブタちゃん
ひさびさにレギュラー放送。
面白かったなー今週。
ゲストの西川貴教さんへの怒涛のイジリと
黒沢さん、西川さん、渡辺直美さんの
マイクパフォーマンス。
で、終わった!早い!
来週も楽しみ。

・リンカーンSP
もう1週間以上経ってしまった。
巨大お好み焼きをつくろう。
という、企画自体は無駄にお金をかけた勿体ないだけの浅いもの。
を、豪華芸人さんたちの共演で
見ごたえがあるものになっていた。
あの企画の浅ささえなければいい番組なんだけどな。
面白さに見合うだけの製作費をかけてほしい
と、自分が払ってもいないくせに大きなお世話なことを想う。
別にいいんだよ。
こっちの懐は痛くないから。
でも、かけるべきところにちゃんとお金をかけるバラエティ番組が
ちゃんとあるから
断然そっちの番組びいきにはなるよね。
製作のひとを尊敬するのはそんな番組だ。
この番組はキャスティングに助けられている。
最初から。
ナイツの漫才とそれを見るダウンタウンや
芸人さんたち、そのすべてがすごく感動的でした。

長くなりました。
今日はこの辺で。
そうだ、来週の
バカリズム御一行様に
東京03、アルコ&ピース、バイきんぐが出る。
それぞれの芸人さんのコントに、即興で乱入して
いかに巧く混ざるかを競う。
だって!
何、この、よだれが止まらない企画は。
ひさびさにテレビの企画だけで
心を鷲掴みされた。
いい時代が来たなー!
期待しすぎないように
注意して見ようと思います。

エレキコミック第22回発表会「と、或る人が云っていた。」を見に行った自慢

2013年04月15日 | ライブ
単独ライブに行きました。
大阪、名古屋公演もあるので
ネタ感想はまた今度。

評判はすこぶる良かったですね。
いつもの
くだらない
ばかばかしさのなかに
見え隠れする知性や
この世の真実が入った
良いコントばかりで
最高でした。

ウンコチンコずっと言っていたら
男のファンが増えた。

とエンディングトークで
エレキのおふたりが言っておりました。
これ言ったら
男ファンが増える
とかそういうプロデュース性はまったく感じません。
ただただ楽しさ全開で
とっても軽快でした。
あっという間で
「え!もう!?」
と思いました。

22回も単独やっている芸人さんが
それをやるのか。
っていつも思います。
偉く思われようと言う気が一切見えないところも
素敵で
格好いい。


これからも見に行ける人が
ちょうどよく見に行けるライブでありますように。
関係者席も解放し、
当日、補助席まで入れての
大入り満員で良かったよかった。

さ、
それはいいとして
本多劇場で執り行われた単独ライブでしたので、
ラーメンズ片桐仁さんが
渋谷パルコで
個展をやっているのだった(説明セリフ)
と思い立ってライブ前に行ってみました。
片桐さんはラジオでのキャラクターがすべてだと思うと
バカにしてしまうんですが、
アーティストとしての側面は
また違う印象で入ってきます。
自分では下手だとか失敗しただとか
才能のないコメントをたくさんかましてますけど
あれだけの(14年毎月分の)作品群を見て
そのなかに共通した片桐さんのイメージを思い描くことができます。
ああやっぱりこういうひとなんだな
って、わたし個人が勝手に読み解くと…

エロくてグロくて
それでもほっこり懐かしい優しさがある。


作業ブースがあり
運が良ければ
片桐さん本人の作業風景を見ることができる。
わたしが行った11:30は
ちょうど片桐さんがいた。
とてもラッキーでした。
下北沢でお昼を食べる約束をしていたので
しばし片桐さんを眺めてから
人だかりを後にし、展示物を眺めていたら
いつの間にか
片桐さんはお帰りになっておりました。

下北沢では
やついさんが
しょっちゅうブログであげている
パスタ屋さんに。
満席なので少しお待ちください。
と言われて店内覗くと
やついさんがいらっしゃいました。

空いた席は隣のテーブル。
会話に集中できません。
なぜなら隣のテーブルがめっちゃしゃべっているから。
聴き耳たててはいけないので
ラジオの話などお友達としていたら
やついさんひとりテーブルを立ちました。

ここでわたしは
やついさんの前に飛び出して
うお!
とびっくりしているやついさんに
「あ、あくしゅしてくださいっ」
と大声で。
さらに
「ライブ行きます、これからっ」
とたたみかけました。
ガシッと握手してくださったやついさんは
「ありがとうっ」
とさわやかにおっしゃいました。
するとどうでしょう。
店内のあちこちから
「あ、あたしもライブ行きます!」
「あたしも!」
「行きます!」
と声が。
そう店内はエレキファンで埋め尽くされていたのです。
やついさんはファンの声に笑顔で答え
去って行きました。
さらっとして
しなやかな手でした。
それはいいとして、
よくよく考えてみると
店内はいっぱいだったのです。
それなのに、
隣のテーブルの声がよく聞こえた。
そう。
満席だったのに、誰一人おしゃべりをしていなかった。
ということは、全員聴き耳立てていたのだ。
むしろわたしが友達と話す声が邪魔なくらいだったはず。
つーか
どーでもいい子どもの話しとかしちゃったよ!
恥ずかしいよー。
そしてテンパって握手を求めた私も
全員、完璧に観察していたのねー。やだよー。

握手していただいてしばらくはその興奮で
ぼやああ
となって気付きませんでしたが
家に帰ってきて
時間差で恥ずかしさがやってきたよね。

まーでもいいの。
二度と会えないかもしれないもん。
出待ちは違う
と思っているわたしなので
街中であったら
絶対に声をかけて握手してもらう
と決めている芸人さんが何人かいる。
偶然というのは
人生に何度もないので
声をかけるかどうかという悩みは
事前に済ましておいて
居たらGO!な憧れのひと。

会えて幸せだったな。
その分、勇気を使って
恥をかいたけど。

こういう話って
ラジオに投稿すべき?
うーん。

体力が回復しないので
今日はここまで。
子どもと話してたら
ケンカが行くところまで行きそうだったので
別居風親子で行く
と宣言して
それぞれ勝手に夜まで過ごした。
子どもは自分で寝た。
しかし今、罪悪感がひどい。
疲労もすごい。
寝る。
また水曜日に。
回復してたらいいな。

アメトーークはお笑い番組近代史

2013年04月12日 | テレビ
アメトーークは
3週ぶち抜き
10周年記念企画。
だそうです。

1週目は過去のアメトーークを
さかのぼってみていく
というものでした。

めがね芸人懐かしい!
イジリーさん面白かったな!
そっか、イケテないグループ、これはずいぶん前かあ。

という興奮とともに、
これはバラエティの歴史だ
と思って見ていました。
この10年分のお笑い番組の歴史。
アメトーークがトップをきって提示してきたような気もする。
追随企画をいろんな番組で目にするようになった。

番組だけではない。
番組に出演する芸人さんの歩んできた歴史を
見ることもできる。

ひな壇確立から
それが逆転していく様。
出世や浮き沈み。
コンビの関係性。

10年経つと
いろんなことがある。
有吉さんや大吉さん、
そして地味芸人くくりで出ていた
飯尾さんが売れた。
ワッキーが今また面白い。
ダンディ坂野さんに
まったく時を感じない。
などなどなど。

ものすごく貴重で
楽しかった。

ここから始まった!
というものも数限りなく
同時に
今考えても、なんだそれ!
という企画も多い。
越中芸人とか
おあげ芸人とか。

たぶん
つくっているひとは
バラエティ番組の指針をつくろう
とは
これっぽっちも思っていないと思う。
(失敗しないようにしようとはたぶん思っている)

ついつい好きな方向に
寄って行ってしまったら
結果、好成績だった。
そこから
方法論を見つけていった。
気がする。

人力舎芸人
って、すごく覚えている。
そういうくくりにしちゃっていいんだ!
って感謝したことも。
芸人さんのことを好きじゃないと
そこは決断できないんじゃないだろうか。

ま、ぜんぶ推測ですけど。

とにかく芸人愛があふれんばかり。
そして
実力者ばかりが
勢ぞろい。

来週からは、
もっと細かく芸人さんを見ていくようで
とっても楽しみです。

それにしても
総合司会の出川さんは
おもしろいなあ。

出川ナイトを見逃したんですけど
ちゃんと見ればよかった。

それにしても
武井咲さん
出すぎじゃない?
アメトーク、ロンハー、アメトーク
とこの系列隙間なく出てんな。
すごい前の週刊文春のゴシップネタが
本当のことだと妄想して見ているので
まだ平穏な気持ちで見ることができます。

今日は短いですが
この辺で。
明日、パーティやから
サンドウィッチつくらなあかんねん。


ストライクTV、ロッケンロール、ロンドンハーツ、ブラマヨ

2013年04月10日 | テレビ
さあさあ
なぜかグロッキーで
泣いてしまいそうなので
今日は、
さくさく書いて
エレ片聴きながら寝ようと思います。

・ストライクTV
撮りだめているけど、
今週分だけを拝見。
伊集院さんと小島慶子さんは
レギュラーのように登場している。
爆笑問題のふたりが
伊集院さんと小島さんのことを好きで
仲の悪いふたりを
とりもっているのだ
という妄想で
楽しんでおります。
そうすると、どう?
ふたりのやり取り、絡みそのものも
味わい深くなるのです。
ラジオ好きのくだらない妄想でございます。
柳沢慎吾さんのおもしろさ。
太田さんとの化学反応が良いです。
ふたりが全力でフル回転しながら
坂道を転がっていくのを見ているような
言葉では表現しきれない面白さがあります。
体(てい)のいい言葉で言うと
「暴走」「めちゃくちゃ」「空回り」と言うのかもしれませんが
そんな言葉で片付けたくない
素敵な何かがあるのよ。
柳沢さんが光浦靖子さんに優しい
ってのが
なんとも好きになりました。
紳士なんですよね。

・ロッケンロール
二丁拳銃とニブンノゴ!のローカル番組に
エレキコミックが出る
というので見ました。
こうなるとわたしはファンですね。(今更?)
ファンと公言しなくてはいけなくなる。
今まで見ていなかった番組に
好きな人が出るので初めて見てみる
っていうのは
お笑好きとして見るのではない
ファンとして見るのだ
という自意識が沸いて
恥ずかしさが…。
その番組を知らないという恥ずかしさが
わたしを包みます。
どーでもいいこと書いてしまいました。
結果、楽しかったです。
エレキコミックが
新宿の吉本本社にいる。
エピソードトークをしていました。
絡みがしっかり面白くて
二組とエレキコミックの関係も
なかなか見どころありました。
二丁拳銃、売れるといいなあ。
あ、ニブンノゴ!も。

・ロンドンハーツ
武井咲さんと浅尾美和さんに
別撮りで芸人の名前をあげてもらって
スタジオにいるひな壇芸人たちの
名前が呼ばれるか
という内容でした。
武井さんは31人。
有吉さんがすばやく抜ける。
浅尾さんは
100人超え。
長いこと芸能界に足入れているな
という印象を受けました。
仕事をしているひとから揚げているし
バラエティ好きなんだな。
ということは…
とわたしは妄想する。
わたしなら100人以上言えるってことだよね。
でも大体あいまいに覚えているので
お笑い好きとしては
少ないほうだ
きっと。
と、考えている時点で
はっ
と気付いた。
そもそもわたしにこの仕事は絶対にこないだろう。
芸能人
しかも名前を呼ばれて
嬉しいくらいの
美しさとプレミア感
さらにはテレビ朝日の番組に
ちょいちょい出演してなきゃいけない。
あそこで名前を呼ばれるのは
選ばれし美女なのである。
ほーほー
そういうことだね
ふんふん。
そこらへんにいる
テレビ大好きおばちゃんに
やらせても
「知ったこっちゃねーよ!」と思われる企画だ。
企画をキャスティングでカバーしているのね。
別に書く必要ないけど
一応、表にさらして発信しておくねっ。

・ブラマヨとゆかいな仲間たち
未公開のやつ。
吉田さんの優しさが出るエピソードが。
平成ノブシコブシ徳井さんから
と、
南海キャンディーズ山里さんから。
まっすぐなゲスさのなかに
優しさと面白さが共存しているのが
稀有な存在だな
って思います。
だからブラマヨの絶大な面白さは
テレビじゃなくて
劇場のなかのほうが
きっと輝くはずなのに
って、
勝手に思っている。
これもまたエゴな願望ですけど。
関根さんのトーク部分で
ゴルフに例えて
カップに入れたい気持ちばっかりでは
入らない。
正確なインパクトの結果入る。
ブラマヨが
ダウンタウンみたいになりたい(させたい)では
ならない。
今のブラックマヨネーズの良さを磨けば
いずれ上に行く
と、すばらしいアドバイスをされていました。
ブラックマヨネーズが
面白い方向へ
どんどん進化していきますように。

ではでは
今日はこのへんで。
アー明日も仕事だー!

ふんづけてやる!

2013年04月08日 | テレビ
『ふんづけてやるっ!』

を見ました。
新番組でしょうか。
おすぎとピー子
ミッツ・マングローブ
矢作兼
が出演者。

どうでもいいけど
おすぎさんとピー子さんは
コンビ名なんだろうか。
おすぎ
ピー子
と、分けて書くとすっきりしないね。
おすぎとピー子だな。

双子の不思議。
子どもや可愛い女の子より
年齢を重ねたおじさんおばさんの双子のほうが
遺伝子の神秘を感じるけど
同じ間合いで笑っているおかまのおじさん二人を見ると
不思議だなあ
って改めて思う。

失礼発言はいいとして
ひさびさに
緊張感のある番組を見た。

なぜなら
一切の空気を読まない
怖いオカマの双子がいるからだ。

司会の矢作さんが
アップアップしているのを見た。
めずらしい。
たぶん記憶なかで初めてだ。

矢作さんは最初ひとりでオープニングトーク。
「困らせようとしてるんでしょうね」
なんて言って始めは余裕に感じました。
でも
しょっぱな
服をダメだし
さらに
進行させてくれず
進んだとしてもまったく乗ってこない。

矢作さんはオネエ系への理解がないことから
そもそもまったくかみ合わない。
こっちも
「そこから?」
と思ったくらいだ。
それくらい矢作さんには知識がない。

ミッツさんも
かなり目が泳いでいた。
ミッツさんは進行に乗ろうとする。
それなりのコメントをしようともする。
でもおすピーさんが
すべてにいちゃもんつけるので
そちらの側つかざるえず
軸が、ぶっれぶれだった。
切り口の鋭い部分は影をひそめ
嫌われないような発言をひねり出していたように感じた。
あたしの気のせいかもしれませんけど。
でも最後に
ミッツさんが呟いたのをわたしは聞き逃さなかった。
「これも修行と思って…」
え?どれが?

この番組は
さまざまなランキングを見て
みんなで語ろう
という番組だ。

もう大体のことは見えるよね。

どういうふうな番組をつくりたいのかが。
だから怒り新党的なこととか
お願いランキング的なこととか
まあ
流行っている番組をいろいろくっつけて
このキャスティングで
と。

だから
肝心のランキングとして
用意したものが
浅い。

「むむ、ここ来たか!」

と思えるような創意工夫を感じられないのだ。
抱かれたい男ランキングなんて
あっさいあっさい!!
さらに
上位組に
おすピーさんが気に入りそうな
ダンディ路線を入れたりしてさ。
ゴマすりが見え見えなんだよっ。

それを
なんとか
調理するのが出演者の腕?
まあそうかもね。
そんな目くらましの術、わたしたちには通じないけどさ。

おすぎさんとピー子さんは
たぶん
そんなこと見抜いていたのかも。
あっさり
流していた。
ふたりに届くランキングつくらないと
成立していかんぞっ。

怒り新党の第一回を見て
同じようなこと書いた気がします。

ひさびさにワクワクしました。
こういう危なっかしいの
待ってたのよ。

優等生ばかりのテレビなんて
つまらないよねっ。
ミッツさんも矢作さんも
結局、優等生なのだ。
嫌われないように
怒られないように
しっかりやろうとする。
そこは食傷気味なんだっつーの。
と思っていたところに
良いキャスティングしてくれましたな。

次回ももちろん見る。
でもね、ランキングが一向に良くならなかったら
見なくなるよ。

そんなことを思って
怒り新党
をひさびさに見てみました。
もう半年以上未視聴のまま放置していたんですけど
先週のやつをピッと再生してみた。
変わらず見やすくて
面白い番組です。
変わっていたのは
塙さんのナレーションに
力(りき)みがなくなったことか。
あの力みが好きだったんだけど。
さかのぼってみようとは思わないので
あとで消去だな。
変わらないってことは
いつ見ても良いってことだ。


え?
いいすぎ??
大体、世間はこんな感じですよ。
先日、妹とだべっていて改めて感じました。
一般のひとのほうが
毒が強い。
芸にしてないから遠慮がない。
妹は毎週のように図書館で本を借りてきていて
ここ数年で読書にハマっています。
それで
面白い本
って出会わないという話になり
軒並みの人気作家のつまらなさを
ふたりでしゃべり倒してきました。
売れているから
面白いのかな?
って手に取るけど
クソつまんねー
ってこと良くあるよね。
と。
文学的観点や
今までなかった実験的表現とか
いろいろあるから
文学好きから怒られそうですが。
では面白い本とはなにか
というと、
読んでも読んでも手元が止まらない本
です。
読書好きなひとって
面白い本については語るけど
(売れているけど)つまらない本については
あんまり話さないよね。
え?そんなことない?
バカ
って思われたくないからかなー。
って時々思います。

映画でもお笑いでも
同じで
途中で
「うーん、よくわかんないけど見るの辛い」
と思ったら
自分の中ではつまらない認定なんだと
思います。
それがどんなに「価値がある」って言われても。
だから
バカ
と言われるのを恐れないよ
わたしは。
これからも。

余談が過ぎました。
また水曜日にお会いしましょう。