笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

FUJIWARAは面白い

2015年07月18日 | 芸人さんのはなし
耳鼻科の待合室で
『WITH』
読んでたんですよ。

女性ファッション誌です。
ローラが表紙の。
ターゲットは
20代後半くらいか?

分からんが
とにかく
みんなの憧れを刺激して
服やら何やらをたくさん買わせようとしてる。
世間のファッション誌だ。

それはいいとしてね。

途中で
片面1ページの本の広告があって
木下ゆきなさんの
エッセイ本だった。
育児エッセイで
結婚、妊娠、料理と立て続けにヒット!
今度は育児!
みたいな
コピーが書いてあり。
ベッドにちょけて倒れ込む
おそろいのパジャマの
娘さんと
FUJIWARAの藤本さんつまり旦那様
そして
その横で
両手で口を押さえて笑っているユッキーナが自然な感じで映る写真があった。
詳しくは覚えてないけど
読者からの声的なニュアンスで
「育児すごーい」「しあわせそー」
「あこがれるー」
って書いてあった気がする(あくまでも印象)

なるほど…。

と耳鼻科のビニールのソファでわたし。

自然体で育児をする素敵なママ
憧れ作戦ですな。
そういう方向で
ユッキーナは見られてるんだな。
と勉強になりました。

いや
イイ女ですよ、ユッキーナは。

わたしの認識は
ヤンキーのなかでも
トップクラスのイイ女
それが
ユッキーナ。です。
気持ちの上でも
見た目も
あと審美眼な。
おバカタレントとして世に出た彼女ですが
バラエティでやることなすこと何かブレナイものがあった。
ズバッと真理をつくその瞬発力。
頭の良さ。
野性の感的な。
運動神経が良い感じの対応をする。
素敵なひとだ。

ただ…
わたしは
この広告に言いたい。

フジモンのすごさ
知ってんのか。って。

ちがう。
FUJIWARAのすごさだ。

こんなおどけて
ベッドに倒れ込んで
「ユッキーナ、幸せそー、いいなー」
とか言われるだけの
材料ではないんだ。

FUJIWARAだよ!

世間的には
フジモンは
ユッキーナと結婚したことで
タレント性が上がったのかもしれない。

でも
あの面白さを考えたら
当然ついてくる結果であった
と豪語したくなる。
いや言いすぎた。
ユッキーナとフジモンが出会えて結婚したことは
FUJIWARAにとってすごいラッキーとは思う。
ヘキサゴンファミリー万歳。
ただこの結婚は
FUJIWARAの面白さを少しも増やさないし損なわせはしない。

待てよ。
結婚したことで
藤本さんはもっと面白くなっただろうか?
・・・わたしは、変ってないと思う。
結婚をネタにするけど
芸風はそれまでとも変わらない。ウルサイまま。
もしかしたら心に余裕ができたかもしれないけどさ。
ただ明らかな違いは見られない。
原西さんは
ずっと同じ。
むしろおじさんになって
どんどん面白くなってきている。

FUJIWARAのすごさやおもしろさ
あのちょっとのテレビのゲスト出演では
3割も出てない。
(主にロンハーな)

あんなに手を抜かず全力で仕事に取り込むFUJIWARAを活かせないなんて
はっきりいって
テレビを作る側に問題あると思うよ。

あれ?また言いすぎた?

ゲスト感丸出しなテンションがもう少し収まれば
もっとハマるのに。
たびたび苦しくなってます。
これも絶対テレビ作る側のせいだと
わたしは
逆恨みしてるよ。
もっと当たり前に出演させてください。
主に笑神様出演回のことだけどね。
いいんす。
あれはあれで
たんぽぽ白鳥さんに彼氏ができたし。

わたしは
FUJIWARAふたりで出演しているときが
やっぱりすごく好きなので
ふたりのロケをもっとやってほしいと思っています。
え?もうどこかでやってる?
モニタリング?
うんまあまあ
あの番組は今、経過観察中なので
またどこかで話します。

こんなことばっかりいうの
嫌なんですけど
生で見るなら
FUJIWARAは本当にオススメです。
全力で
お腹が出たオジサンが
意味のないことをする。
わたしの笑いの種類で言うと
もっとも好みのコントをする二人組です。

そんな
最高な姿を見ているから
応援し続けてます。

いま、
「フジモン」ってググってみたら
ロクな関連ワード出てこなくて
ぎゃふん
となった。
嫌い、とか言うな。
あんな心が女子の可愛い藤本さんに。

もっと二人が認められますよーに。
準レギュラーからレギュラーにいっぱいなりますよーに。

また
深夜にレギュラーやんないかな。

今日は感情的でスイマセンでした。






さんまさんが還暦

2015年07月04日 | 芸人さんのはなし
さんまさんが
60歳の還暦だそうで
特別番組がやってました。

『さんまでっか!?TV』

4時間半
長い!

前半はマツコさんとのBBQの一日。
後半はゆかりの人が集まって
『ホンマでっか!?』豪華版って感じで
見るのが大変でした。
後半、フジテレビ的だったな。
悪い意味でワチャワチャしてて。
出ている人が豪華。

それはそうと
わたしは明石家さんまさんが好きです。

テレビを面白くしている人は
全員スーパースターだと思ってます。

たけしさんも
タモリさんも
徹子さんも
スターです。

ただ「芸人」と肩書で分けて考えると
ほかのひとは別枠になります。
明石家さんまさんがわたしのなかでは
独占勝ちです。

芸人さん
がテレビのなかで最高ランクであるという私の気分によるものです。

けっこう並列で
選ぶ感じあるじゃない。
たけし派タモリ派とか。

比べる必要ある?
だって
ほかのふたりと
さんまさんは全然違うもの。
そりゃみんな好きだけど
同じジャンルじゃない。
考えるまでもない。

さんまさんは
芸人。
現役トップをただひたすら孤独に走り続けてる芸人さんだ。

好きなのはそれが理由ってわけじゃないけど。
とにかくずっと面白いから好きです。

この4時間特番で
明確化したことは
「芸人」にすごくこだわっていることだ。
職業の住み分け
についてとても厳しく
トークや笑いのシロウトに関しては
ずかずかと自分が入っていって
いじり倒して笑いにする。

生瀬勝久さんが
舞台で役者が台詞を少しでも噛むと
そこから永遠に傷口を広げる作業になる
と暴露しても
さんまさんは
「助けてあげてんのや」
の一点張り。
失敗を笑いにするのは芸人の仕事と信じて疑わない
頑なさ。

一方で
芸人さんがボケをしくじると
容赦ない。
助けることよりも先に
説教。

同業者のテレビはケーブルテレビまで見て
怖いと思って見ている。

その道の「プロ」であることが
絶対条件なんだな。
さんまさんは常にストイックです。
周りの人は本当に大変だろうけどな。

とにかく
これだけ最大公約数の人に受け入れられるテレビスターは
ひととして
異常なはずです。

そういえば
『白黒アンジャッシュ』でさんまさんが
成功しているひとは
家庭では幸せになってない
と言っていたように思います。

きっと
最高のなにかを手に入れるためには
なにかを捨てなきゃいけないんだと
思う。

みんなのためにありがとう。

特番では
4時間過ぎたころから
さんまさんの声がガッサガサ。

どうぞ長生きしてほしい。

伝説の人物だから
死ぬまでに
動いている姿を目撃したい。

最初のマツコさんとのロケも
なにか象徴的な気がした。
テレビアイコンがふたり並んで
千葉の木更津に行っていた。
なにか嘘みたいな感じがしたもの。






最近印象に残っていること

2015年06月01日 | 芸人さんのはなし
テレビやバラエティの感想を
自分のツイッターを見て思い出そうとしたら
なんっにもお笑いのこと書いてない!
なんでだ!

見てるし聴いているし
情報を入れてるはずなのに
なんか書いてない。
本当にお笑い好きなのか?怪しいもんだ。

このところ
印象に残っていることを書き綴ります。


月曜日の更新は
東京03のラジオを聴きながら書いております。

飯塚さんの誕生日に
学生のころからファンだった
アルフィーの坂崎さんにバースディソングを歌ってもらって
感無量。
「内村さんとコントしたことと並ぶくらい嬉しかった」
のすぐあとに
「いや内村さんのほうが断然嬉しかったけど」
とのこと。
後半は冗談まじりに。

そういえば昔の
『マツコの知らない世界』を見ていましたら
社交ダンスの回にて
統一全日本ダンス選手権6連覇のペアの女性のかたが
ダンスを始めたきっかけは
『ウリナリ芸能人社交ダンス部』だとおっしゃっていて
そんな影響力が…!
と興奮しました。
なつかしいな。
ビビアン・スーとか。

5/27『水曜日のダウンタウン』は松野明美さんが凄すぎて
二回目は笑わないだろうな
と思っていたけど
やっぱり笑っちゃった。
「松野明美を超える大根などいない」説
前回、予想をはるかに超える大根役者ぶりを発揮して
ドッキリの仕掛け人になった松野さん。
仕掛けられる方もすべて知った上での逆ドッキリ。
今回はそのOA前に収録。
第三段あるかどうかは分からないけど
絶対に見たほうがいいやつ。
それから
前半は
マテンロウの大野さん大フィーチャーで
なんかホッコリしました。
「アントニーの相方誰も知らない説」
を調べるため、
自ら相方である大野さんが
街に出てアンケートをとっていた。
本当に誰にも気付かれなかった。
カットされてるのかしら?
ネタばらしとかはしなかったのかな。
傷つきながらもオイシイ役でした「。
これが無駄にならず
きっかけになって、もっとテレビに出れますように。

その前の週だったでしょうか
ハライチの漫才フォーマットで漫才をやれば誰でもおもしろい
という説にて
ナイツがプレゼン
ハライチがゲストで出ておりました。
VTRに
ハライチのフォーマットで漫才をするインパルスがいたのですが
とっても面白かったです。
単独ライブしたりしてるのでしょうか。
いろんなところで
仲が悪いと聞くけど(YouTubeでコンビ企画だとなぜか引っかかってっくる)
まあそれはいいとして
今後の要チェックコンビであります。

最後に
『LIFE!ステージ ~人生にささげるコントライブ~』
では
いつものコントではなく
若手(?)実力派芸人さんたちがユニットコントをしてました。
司会はムロツヨシさんで
コント全てやり終えて
エンディングトークも終わったと
ウッチャン扮する三津谷寛治さんが登場。
なにかにつけ
NHKにふさわしくないものを注意するという役ですが
さんざんいつもの批判を繰り返したあとに
最後のセリフで

「しかしこうやって若い才能を発掘する『LIFE!ステージ』という番組は
続けるべきなのかもしれませんね、NHKなんで」

と締めて
かっこいい~
ってなりました。

ちょうどいい声の温度
ちょどいい間。
ちょっとでもやりすぎると
格好つけになるセリフをばっちり決めたウッチャン。
素敵でした。

今日は
内村さんで
はじまりウッチャンで終わる。

10年目のラジオ エレ片コント太郎

2015年05月09日 | 芸人さんのはなし
今日は
ラジオだ!

とウキウキします。
土曜日です。

未だに、です。
今年で10年目。
TBSラジオ
『エレ片のコント太郎』を
わたしはまだしつこく聴き続けてます。

録音して
何度も聴く。
ポッドキャストも聴く。

2年目から聴いているので
古いリスナーになってしまいました。

以前は平日にやっていましたので
さすがに子育てして仕事もしているとなると
深夜オンタイムで聴くことができないこともあって
それも逃したくなくて
録音できるラジオを買いました。

今はネットを検索すれば
次の日にはどなたかが音源をアップしていて
たとえ聴き逃しても聴くことができるけど
当時は
検索にまったく引っかかってこなかった。

昔の音源を聴いていると
出演者である
エレキコミックのふたりと
ラーメンズの片桐仁さんの関係性が
微妙に変わってきていて
より
片桐さんがダメで自由になる一方
やついさんの大将っぷりが強固になっている気がしています。
みんなオジサンになってきたことを感じています。

投稿者であるラジオネームもどんどん変わってきて
新しいリスナーもたくさんいるだろうけど
昔から聴いている人のなかには
大人になって
卒業したひともいっぱいいるんだろうな
とふとさびしくなったりもします。

この番組は
モテなくて
卑屈で
妬みと嫉みを
常に持ち合わせていて
リアルなえぐみを大切にしている気がしています。
その魅力に
あまりに自分を重ねすぎてしまうと
もしかして
聴き続けるのが苦しいのかもしれない。
そこは一時のことだし
ラジオにのっていることは
エンターテイメントだと
割り切らないと
裏切られたような気がするんじゃないかしら。

モテなくて卑屈
というのは
実際のエレキコミックと片桐さんとは
きっと若干違う。
そこの引き出しをあけて
ラジオにのせているだけかもしれない。

先週のポッドキャストで
深夜に書いたであろうウッカリ投稿メールが
謎のポエムで
エレ片では繰り返し
読まれていて盛り上がりました。
それが今週それに乗っかった投稿が
「ちがう」
と言われていて
なんかそんな気がしたの。
リアルと虚構の境目が実に難しい。

わたしは
8年前はすでにおばさんの精神を獲得していて
いまもまったく変わらないから
聴き続けていられるのかな。

それはそれ、
この場限りの深夜のお楽しみ
とわたしは楽しんでいる。
積極的にひとにも言う。
だってこんな面白い番組ほかにないから。
わたしが声に出して言わなければ
せっかく知り合ったその人は「エレカタ」という音さえ
聴かずに死んでしまうかもしれない。
それではあまりにも勿体ない
と思って
言うようにしております。

最近、
やっぱりこのラジオ最高かも
と思ったことがありました。

生きていて良かった10個のこと。

という人気長寿コーナーがあり、
リスナーの人生を垣間見れる素敵なコーナーなのですが
そこに
元風俗嬢のリスナーさんから
幸せな結婚するまでの話があり
笑いながら
なんだか泣きそうになりました。
文面から
頭がよく率直な性格が伝わり
いろんなひとがラジオの向こう側で人生を送っていると思うと
愛おしいぜ
と思ったのです。

ラジオの内容はひたすらクダラナイけど
ふと転がっているイイ話に
は!
と思える良いラジオです。

モテナイモテナイと
内側にこもっている人だけのラジオじゃないってところも知りながら
楽しむべし。










アイジン問題

2015年04月29日 | 芸人さんのはなし
しゃべくり007に
ビートたけしさんが出てらした。

正直
昔から
たけしさんの愛人にまつわるエピソードが
あまり好きではないなと思っていた。
すごく当然のことのように
「おねえちゃん」のことが語られ
笑いになっていることに
その話は
面白いかも
と思いつつ
違和感を持っていました。

潔癖で頭が固いと言われれば
はい、まあ、そうです
と認めましょう。

ただ
「アイジン、ゼッタイ、ダメ!」
っていう意見が先に来ていないことだけ言いたい。
頭で考えて嫌だ
ってわけいじゃないの。
むしろ
頭で考えれば
人生いろんなことがあるのは当然だと思ってる。
他人に説明しても理解を得られない自分だけの正論もある。
後ろ指さされても仕方ないことだって経験する。
何もない人生なんて
面白くともなんともない。
ひどい人生を乗り切れるように
笑いがあるんじゃん
とも思ってる。

だから
愛人問題については
頭で考えるより先に
気持ちが拒否してるのを感じる。
ソープ行った話も同様ですよ。
別にいいんだよ。話がダントツに面白ければ。
行きなさい。売ってるものを買いたいなら買いなさい。
って頭では理解しているけど
わたしのアイデンティティ(←うるせー)が元々そういうのが嫌いだ
と言っている。
だからこればっかりはしょうがない。
無理して笑っても仕方ないから。
心に従うまでよ。


しゃべくり007でも
この話が出た。
キヨスクで働いていた女性と付き合ってた話。
ま、愛人ですよね。
あまりにも貧乏な彼女のためにマンションを買った。
つまりマンションに囲ったら
そこに
強姦魔(…強い…アイデンティティ的に語彙が強い)が侵入してきて
犯人は逃げたんだけど
自分の指紋が出てきて疑われた
という話。

やっぱ文章で見ると
…無理だな。
わたしの気持ちが狭いのかもしれないけど
いろいろ障害がありすぎるな。

でもたけしさんが話しているのを聴いたら
今回自然に笑えたのです。
いままで
笑えなかったのは
たけしさんの活躍を見ていないせいではないだろうか
オンタイムで活躍を知らないからだ
と思っていたんですけど
きっとそうではない。
どんなキツイ内容でも
たけしさんが話すと
マイルドに感じる。
話術やスキルもあるんだろうけど
一番の理由は
このひとがとてつもなくチャーミングだからだな
と気付いた。
この人だから面白いんだ。
だれか別の人が全く同じテンションで
まったく同じ話をしても
意味がないんだ
ってことを理解しました。

人間の段階的に一個上にいるひとは
愛人がいようがなんだろうが
許されちゃうのかもしれない。

葉加瀬太郎さんが
同じ日だか前の日に
音楽家ワーグナーがお世話になった人の妻と寝まくってた
という話をテレビでしていて
ほかの出演者が「最低だ!」という中、
ニコニコと
「そういう次元のひとではなかった」と言っているのを思い出しました。

かといって
はなこばアイデンティティはそれを許さないけどね。
例外はあるんだ!
ってこと。

そういえば『水曜日のダウンタウン』で
浜ちゃんがイジられていた。
めずらしいし
それを甘んじて受ける浜ちゃんは素敵だったけど
それでも
愛人がいたことは
この時期になったら誰もイジれないよね
って
余計なこと考えてた。

ずっと気になっているのは
どうして浜ちゃんは同じ顔の女性ばっかり好きになるのか
ってことだ。
愛人は若いころの奥さんにそっくりだった。
もう誰かがどこかで言ったかな?
愛人は
たっぷり示談金をもらってどっかで暮らしてるのだろうか
って妄想してます。幸せだといいよね。
男女のあいだは…いろいろある。加トちゃんとかさ。

では
『水曜日のダウンタウン』はじまったから、これで。

ギター芸人どぶろっくの森さんについて

2015年04月27日 | 芸人さんのはなし
4/2に放送された『アメトーーク!』のギター芸人は
理由は分からないけど
思った以上に
楽しい回だった。

チョット弾けます♪ギター芸人

というタイトルで
フットボールアワー後藤
狩野英孝
東京03角田
スピードワゴン小沢
松浦真也
野性爆弾川島
どぶろっく森(敬称略)
でギターの魅力を伝える回でした。

ギターが好き!
という気持ちがあふれる回だったのと
ギターの技術を持っていることで
笑いが増幅されたから
きっと好きだったのかもしれない
って後付けで分析しています。

オープニングとエンディングをみんながギター生演奏する
楽しそうな姿が最高だったのと
あとひとつ
「俺のギターを聴いてくれ!!」
というみんなが得意の曲を披露するコーナーがあり
そのコーナーのどぶろっくの森さんに
ちょっと胸を打たれた。

芸人になって歌ネタをやるためにギターをはじめて3年の森さん。
ここで
森さんは
ほかの芸人さんの歌ネタメドレーをやりました。
テツandトモの「なんでだろう」
AMEMIYAの「冷やし中華はじめました」
クマムシの「あったかいんだからぁ」
を「そういうことだろ♪」で締めて
スタジオのみんなが笑顔でした。

これが全部「お手本」なんで
と森さん。
テレビを見ながらずっとギターを合わせて習得した。
とのこと。

そこで
このひと相当お笑い好きなんだな
って一気に好きになりました。
ギターもどんどん巧くなるし素晴らしいよ。
ネタのためにやっているのに
ぜんぜん嫌そうには見えない。
拗ねてる感じが一切ない。

どぶろっくは
ネタを書く江口さんも素敵で面白いですけど
森さんについても
ずっと注目しております。

きっかけはTBSラジオ土曜日のJUNK「エレ片のコント太郎」にゲスト出演したとき。
そのときにやついさんにイジられて
闇の部分を出していた森さんに
このひとはなかなか面白い人物なのかもしれないと思ったんです。

それからテレビに出るたびに
森さんが何を言うかを毎回注意して見ているんですけど
発言にいつもブレがなく
目が泳ぐこともなく
もともと表情に出ない人なのかもしれないけど
ここぞというときにタイミングがばっちりなことに
いつも感心しています。
打率の高いひとだ。
立ち姿とギターを弾く姿も
スッとしていて格好いい。

それはきっと笑いに思い入れが強いからなんだな
って、『アメトーーク!』見て合点がいった。
森さんがちょいちょい独りでテレビで出ているの見て
まだまだ
こんなもんじゃないよ。
もっと評価を。
そして
もっと活躍してしかるべき
って思っている。

念のため、
Wikiでどぶろっく調べたら
中学生雑誌のアンケートの好きな芸人部門1位
とか
輝かしい経歴が載っていましたが、
わたしが一番、どこ情報?と情報元を知りたくなったのが

「ゆず、福山雅治、桑田佳祐など一部のアーティストからはそのネタが絶賛されている。
特に福山・桑田はその才能に嫉妬し、「俺もあんな歌が作りたい」と語ったという。」

というとこ。
歌と笑いのクオリティが高いって
前にも書いたよね!
ほらね!
という気分です。

どぶろっくの「魅惑のパンティライン」聴きたくなって
YouTube漁ってたら
すごい時間が経過してた。

ではこのへんで。

狩野英孝というひと

2015年04月20日 | 芸人さんのはなし
4/14の『有吉弘行のダレトク!?』のゲストが
狩野英孝さんとナジャ・グランディーバさんのおふたりでした。
ぼんやり見ていて
狩野さんって
有吉さんの前でも
自然体で話していて
すごいなあ
って思ってたんです。
エッチして違和感を感じたらゴムアレルギーだった
というド下ネタを無邪気に話していて
大笑いしました。

らーめん
つけめん
ぼくイケメン

でお馴染み
このコントの中のフレーズで売れた頃の狩野さんから
だれがいまの狩野さんを想像したでしょうか。
もう誰も「一発屋」のカテゴリーに入れない。
「一発屋」というグループから頭ひとつ抜けたのはすごいと思うのです。
同じ時期に流行った小島よしおさんは逆に「一発屋」というカテゴリーを武器に頑張ったけど
狩野さんはそうではなかった。
狩野さんのギャグはそこまで浸透力がなかったからかもしれないけど。

ロンドンハーツの2009年の特番で
この芸人にだけはなりたくない
というアンケートにて
「あんなポテンシャルでよく前に出てこれる」
と言われて
ひな壇の芸人さんから拍手がでました。
あの時点では
そのコメントは少しの悪意を感じられた。
見ている人も
出ている人も
だれも狩野英孝さんを面白い人とは認めていない状況で
これが出たのだろうと思うのです。

でもいま
この言葉を言ったら
それは褒め言葉になる。

笑いの神さまが宿ってるんだもんね。

有吉さんが
これまたロンハーの飲み会企画で
狩野さんを羨ましい
と言ったことからも
努力しても行きつくところにいけない立ち位置に
狩野さんはいるのです。
みんなに可愛がられてイジラレて笑いを取る天賦の才能は
だれしもが持てるものではないのだ。
有吉さんはそうなりたかった
と言っていました。
ありだけの才能とカリスマ性を持った有吉さんがそれを言った
ということをちゃんと蛍光ペンを引いて強調しておいて損はないと思うわけです。

出川哲郎さんの後継者

と有吉さんが今回の『ダレトク!?』でも言ってた。
とっても光栄なことなのに
いつもはっきりと否定する狩野さん。
自分は司会者になりたいから。
有吉さんに言われることなんて
とてもとても恐れ多い気がするのに
狩野さんはケロッとしてます。
そこも他の人にはないところで
まったく何も諦めてない。
芸人さんは己を知ることが笑いを取る近道であるのに
このひとは別の方向からこの世界に舞い下りてる。

わたしが狩野さんを
ここまで評価してるのは
狩野さんのコントのネタが好きだからです。
コントでは
格好つけているけど
みんなから無視されて嫌われている自虐的な狩野さんがいる。
とても真面目にネタをつくっていて
好感を持てる
と思っていた。
「つまんない」ってイジラレルこともあるけれど
わたしは自分を信じているので
この説は推し進める。
いつか最近のネタを見たときに「あ、ちがった」ってこともあるかもしれないけど。

そら
周りにいる人は大変だろうけど
それでもわたしたちの人生に笑いを提供してくれる
素晴らしい人だと思います。

実家を継がずに
長くテレビに出てほしい
貴重な人材。

小器用なひとばかりじゃ
つまんないもの。