笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

ワイドナショー

2013年11月29日 | テレビ
『ワイドナショー』
お友達に勧められて見ました。
東野幸治さんMCの
夜のワイドショー番組です。
レギュラーは
ダウンタウンの松本人志さんです。

これ
『10匹のコブタちゃん』の後にはじまった番組なのですね。
気付かなかった。
わたしは相変わらず情報に疎い。
もうはじまって
2カ月経っていますね。

松ちゃんがコメンテーターとして
本当にコメントしてます。

当たり前ですけど、
松本コラム
だと思いました。

彼の目線によるニュースの切り取り方が
いかにも
松本人志で
懐かしいやら
びっくりするやらで
嫌いなひとは
もしかしたら
聴いてられないかもしれませんが、
わたしとしては
ただただ嬉しいです。

こんなに長い時間
彼が自分の思考を話すことが
電波にのるなんて
貴重でありがたいな
と思った。

わたしは
このひとに影響されて
グッと深くお笑い好きになったので。

「独自の目線」とはよく言ったもので
かぶらないし
まっすぐでシンプル
ユーモアと怒りの融合があり、
もちろん言葉選びに
キャラクターが乗っている。
わたしのアイドルだなあ
ってつくづく思うのでございます。

ただ思うのは
彼の意見をただただ鵜呑みにするのって
つまらないなあ
って思うんです。

松ちゃんの意見が
世間一般とは違っていて
目の届かないところを突くために
面白いのだ
と思うためには
世間の一般の意見を言う人が
ちゃんとあの空間にいてほしいな
って
松ちゃんのコメントにいちいち頷く
そのほかのコメンテーターを見ていて思ったんです。
カウンターでもないけど
別目線がほしいよね。

東野幸治さんは
もちろん素晴らしいです。
今までのところを見逃していたのが
悔やまれる。

アナウンサーの子は
あれでいいのかな。
来週は安藤裕子さんが。
怒られればいい。

では今日はいろいろとやることもあるので
このへんで。
よい週末をお過ごしください。



伝達手段としてのテレビのスターについて

2013年11月27日 | テレビ
見に行ったライブを後から
動画で見ると
まったく印象が違っていることが
多々あります。

たいてい後から見たもののほうが
面白くないです。
つまりDVDとかネット上とかで見たときのほうが
つまらなく感じる。
見たモノは同じはずなのに、
生で感じたモノのほうが
面白く思うのです。

一回見た
ということを差し引いて考えても
間延びして見えたり、
実際に聴いた時には響いたセリフも
あんまり伝わってこなかったりする。

さて。

わたしは
生のライブで見たほうがいいとか
DVDのほうが冷静な分析できるとか
どっちかを称賛するために
言っているのではありません。

こう感じるのは
伝達する方法
つまりメディアの使い方が
それぞれ違うと
表現方法も変わってくるのだ
という
当たり前のことに
ただただ気がついたからです。

ライブは、
目の前のお客さんに伝わるように
笑いを表現する。

だから
それ以外のメディアにのせると
作り手(芸人さんとか)が
目指したところ
以外のところが
情報として
乗っちゃたりするよね。
いらない
たとえばアラとか見えたりしちゃって
笑うのに邪魔な情報に見えたりします。

で、
ここから本題です。

ネットラジオでね、
三週にわたって
有吉弘行さんについて語ったわけです。

わたしはそこでとくになにってことを言わなかったのですが、
今更、意見がわいたので書きます。

このひとに思うことは
テレビが成熟期(これ以上発展性を望めない時期ってこと)を迎えた今、
もしかしたら
テレビというメディアをこんなにも面白くできるひとは
もうあらわれないんじゃないか
ってことです。
この言い方はずいぶん乱暴で
この先、
製作者や
技術者の側で
もっともっとテレビをより楽しくするひとは
あらわれる可能性は随所に感じるわけですけど
表立ってテレビに映るひとのなかで
という意味で、
最後のテレビスター芸人なんじゃないかな
って。
今現時点でよ。
ちょっと先やもっと後はわからない。
なぜなら、
有吉さん自身も
テレビのあり方も
どう変わるか分からないから。
でもこれ、ずっとここ数年思っていたことで
それでも変わらないから、
今言っておく…
現時点で
テレビというメディアに限り
笑いの現場で
ここまでの仕事をするひとは、
もうなかなか出てこないでしょう。

芸人として
というカテゴリーで見ると
いろいろ他と並べて
ネタがどうの
とか
結婚がどうの
とか
なんとか
いろいろと語られ方が出てくるのだけど
伝達方法を完ぺきに使いこなす
っていう技術者としての問題として
語るべきだったんだよね。
ネットラジオでは。
今更…。

思うにだから
クラスの人気者も
ネット動画スターも
同じラインにいるんだろうけど。
そのメディアでスターになるって
そういうことだけど
テレビっていう
不可思議で増大な場所のなかで
これだけのこと
それも笑いにつながることをしている
凄さを思うと
まあ…褒めてしまうよね。

今日は褒めたよ。
カリスマは相変わらず苦手だけど。

ではまた金曜日。

ネットラジオ「なみこば配信(仮)」第04回

2013年11月25日 | ネットラジオ
毎度毎度すいません。

更新日を宣伝に使わせていただきます。
わたし
ネット上で音声配信をはじめたのですよね。
名のないわたしのようなものでも
こんなことができる
未来…来ているな。

もしおひまがありましたら、
ぜひお聴きください。

内容は
死んだ目でダブルピースというブログをされている
作家の中山涙さんと
毎週
15分間、お笑いについて話してます。

今回は
芸人・有吉弘行さんについての
3回目です。

URLは以下。

YouTube版→http://www.youtube.com/watch?v=Sed-jc4VCd4

U-stream版→http://www.ustream.tv/recorded/40605421

上記ふたつとも内容は一緒です。

なみこば配信(仮)第04回


中山さんが、内容をまとめてくださっています。

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今回はスペシャルゲストあり!
引き続き、テーマは有吉弘行さん。
内容は以下の通りです。

・共演者との関係性の作り方
・明石家さんまとの共通点
・「リングの魂」の頃
・有吉ブログ
・「松紳」で紹介される。
・「内村プロデュース」で土を食べる。
・将来どうなっていくのか?
・結婚は??

次回のテーマは、「日常生活とお笑い」です!
よろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回の目玉は
スペシャルゲスト…
で、楽しくなっちゃっている感じです。

有吉さんの猫男爵のキャラをわたし、
認識間違っていたみたいで、
検索しても
正装している猫男爵が出てこないんですよね。
記憶とはあいまいだ。
適当に発言しちゃいけないわ
と反省しました。

訂正してお詫びいたします。
恥ずかしいなー。

おしゃべりが上手になりたくて
始めたのですが、
伝えるために話すのって
大変だと分かります。

またこんな名のないわたしのような人間の話に
耳を傾けてくれる人が
少なくとも何人かはいる
という事実も驚きです。
社会人として
意見を言う必要のない立ち位置にわたしはいるので。
いや、まてよ。
この再生回数は…
全部、中山さんのファンかも。
だったら納得。

次回のテーマ。
「日常生活とお笑い」
興味…惹かれないかんじですか?
これ、ぜひ聴いてほしいんだよなー。
個人的にはお気に入り。

アーカイブにしてみました→ネットラジオ

↓過去分。

第1回の配信は、こちら。↓
なみこば配信(仮) 第01回(前半) 20131012_1
http://www.youtube.com/watch?v=lbINASTLR8w

なみこば配信(仮) 第01回(後半) 20131012_2
http://www.youtube.com/watch?v=AggB4bkAFAIそのときの記事→ネットラジオ「なみこば配信(仮)」

なみこば配信(仮)第02回 20131110
テーマ=有吉弘行

http://www.youtube.com/watch?v=IdZlGaMaLds

なみこば配信(仮) 第03回 20131116
テーマ=有吉弘行

https://www.youtube.com/watch?v=AQPz0a59jE0

ではまた~

やついさん結婚する

2013年11月22日 | テレビ
この話題
1週間も自分の中に蓄積させておきました。
ええ
そうですとも。
咀嚼するのに時間がかかりました。

エレキコミックの
やついいちろうさんが
突然結婚を発表しました。

先週のTBSラジオ
『JUNKサタデーエレ片のコント太郎』のなかで。
終了3分前、
告知の最後に
「おれ、結婚した」
とサラリと言いました。

さて
常々
わたしは言っているのです。
好きな芸人さんが結婚すると
しばらく落ち込む
と。
なかなか認められない。
と。
ツイッターなど見ていると
みんなあっさり
「おめでとうー」
と言うなあ
と驚きます。

理由は、
アイドルなんだよね。
わたしにとって
好きな芸人さんは。

笑いを提供するという仕事は
尊い職業だと思っている。
そのなかで
自分が面白いと思っているひとは
ほとんど神さまと同じ位置にいる。
笑いというのはある意味
規制であり
そのなかで戦っているひとを
勝手に孤高の存在にしている
というのもある。

またわたしは前々回の記事で
好きだという気持ちを差し引いて
笑いを評価しようとする
と書いたばかりですが、
その一方で
笑うという行為は
自分のアイデンティティと密接に関係していて
それゆえ
女性から見た
男性芸人というのは
もちろん異性として笑っている。
評価とは別の場所で
わたしは笑う。

笑うというのは
好意を持つ最たるもので
だから
異性として
好きなんだよね。

そんなわけで
あっさり(これはこちらの受け取り次第だけど)

というリアルな存在が出てくると
一気に
アイドル神話が崩れ去る。

そして
落ち込む。

理屈を書きましたが、
エレキコミック大好きなわたしは
やついさんの結婚は
大変なパニックなわけです。

このひとの才能と
家族に対する関係性や
センスの良さ
を考えると
それは恋人はいるだろうし
いつかは
結婚するだろう
とわたしの理性をつかさどる大人の脳みそは
考えておりましたよ。
想定していたと。

でも。
でもね、
嫌なの!!

わたしのアイドルだからっ。
えーんえーん。

今回は完全に
理屈なしに
ただの愚痴です。

とはいえ、
やついさんが幸せになるのは
嬉しいことです。
愛するひとと人生を送ることができるというのは
素敵なことだし。

もうどっちだよ。

感情がぐっちゃぐちゃ。
まだ
おめでとう
とは言えない。
だってだって…。

というこういう話は
そのうちラジオでしようと思います。

そして明日は
ラジオ更新日。
早いな一週間。


発表のはなし

2013年11月20日 | テレビ
ヨシモトについて
SWOT分析しました。

マーケティングの授業で
個人発表があったのです。

SWOT分析とは(↓この説明、読まなくて大丈夫だよ)


目標を達成するために
意思決定を必要としている組織や個人のプロジェクトやベンチャービジネスなどにおいて、外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析し、
事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つである
(出典Wikipedia)

簡単に言うと、
新規事業開拓とかするときに
その業界やら会社を
S-強み
W-弱み
O-機会
T-脅威
に分けて分析する方法のことです。


で、興味あるものとして
お笑い関係のことがいいなー
と思い、

じゃあまあヨシモトがやりやすそうだ

と気軽な気持ちで決めました。
そんなわけで、
今日はせっかく授業でやったし、
資料の使い回しっ。

娘8歳が将来芸人になるときに
よしもとクリエティブエイジェンシーではどうかな
という仮目標を達成するために
考えてみました。

以下資料。

強み (Strengths)
 ・業界における老舗 (1912年創設)
 ・認知度が高い(ブランド力)、リーディングカンパニー
 ・多角経営
   人材育成ーお笑い養成所(NSC)作家裏方の養成、
   コンテンツ制作ーCD・DVD作成、テレビ収録用ホール
   不動産経営ー劇場の所有
   チケット販売
   マネジメント
   販売(グッズ・配信)
 ・所属タレント数 約800人(最大)


弱み (Weaknesses)
 ・同族経営による歴史(内部分裂)
 ・強引なビジネス戦略をしてきた背景
 ・人材不足 マネジメントの不足 (従業員数305人2007年)
 ・収入格差 (年収450万円以上は100人前後)
 ・多角化、市場拡大による投資の失敗
  →世界(アジア)への輸出、S-1バトル、映画事業など

機会 (Opportunities)
 ・集中度が低い
 ・テレビの成熟化
 ・メディアの多角化(デジタルコンテンツの充実)


脅威 (Threats)
 ・ブームの衰退
 ・競合他社

以上。
この資料をもとに、
吉本興業の歴史、NSC内情、対松竹、劇場の紹介、グッズの提示、
暴力団、ピンはね、住みます芸人、
お笑いブームについて、他事務所の活動
を絡めて話しました。
質問まで入れて約20分。

結論として、
劇場があることが強いので、
毎年東西合わせて1300人入学してくるNSC養成所の生徒の中で
乗り切ることができれば
新喜劇女優を目指して
腐ることが少なくて済むのかな
と、才能が中くらいの場合ね。
決して自分の娘を面白い…とは思っていない設定ですが。

まあごちゃごちゃ書きましたが、
何が言いたいかといいますと…。
発表…吐きそうなくらい緊張したのだけど、
20分お笑いのことを
びっしり話せて、
ものすごく幸せだった。
みんなが耳を傾けてくれるのも
嬉しいけど、
それ以上に、
知識の解放ですよ。
大学の先生っていつもこういうことやってんのか。
最高だな。

好きなものの
好きなことをどう伝えるかってことに
頭使って
大勢の前で話すなんて
すごくいい商売ですね。

こういう仕事したいなあ。
ないだろうけど。

伝わったか
というのは別の話。

カリスマについて

2013年11月18日 | テレビ
ネットラジオで
話したことについて
言い訳…ちがった補足をしたいと思います。

話した
といいましても、
わたしは基本的に聴き役でして、
意見はほぼ言いません。
しかしそんなこといいつつ
生意気な発言は相変わらずなわけです。

そのなかで

「カリスマ性が強いから、我々は気をつけなくてはならない」

などといいがかりに聞こえる発言をしております。

わたしが
お笑いを見る目的は
ただただ笑いたいだけ
というのと、
本当に面白いと思えるものの発見と研究
があります。

まったく自分だけの偏った見方ですが。

どんな好きなものでも
好きな気持ちを一回差し引いて判断しようとします。

圧倒的な実力と面白さを持っている人
がいて、
そのひとを推しはかろうというときに
信じすぎるのは禁物だ
と思っています。

だって、そのひとがつまらないことしても
笑ってしまう。
それでいいのか。
…ってこれ別にいいのか、たぶん。

ただただ自分にとって
面白ものとは何かを
追及したい。
そうやっていたら
こんなにネジれてしまいました。

これがわたしのクセなんです。
批判と批評の精神を忘れちゃいけない。

楽しければ楽しいだけ
それでいいんだけど、ホントは。
そして実は
信じる気持を持っている人を羨ましくもあります。

また。

カリスマなひと
そのものは
どうでもよくて、
「カリスマ扱い」が本当は苦手なのだ
と真逆のことも言ってみます。

○○ファミリーについても
「そういう目で見るよ」
といったことも、
傘下にいることで
傘下の芸人さんたちが
自分たちの実力に関係なく
いろんなものを同時に背負うように感じるから
そのように言いました。
アルコ&ピースがそういうふうに見られるのって
なんかもったいなくない?
って・・・うん、わかっている。
よけいなお世話ですよね。
ここまで書いていて気付いたけど、
わたしは
なんだか全てを敵にまわしているようだ。

これは自分の視聴者として
笑いに向き合うときの
作法であって
なんら人に押しつけることではないのですが。

それを
ネット配信のなかで言いたかったけど
なんてたって
おしゃべり…で言うの、むずかしくて。

毎週、苦労してます。
テンパって、緊張して
ぜえぜえ言ってます。

考えたことを
言語化し、しゃべり言葉で伝えるのって
こんなに難しいものか
と痛感している。

話すことで
仕事をしているすべての人を
尊敬します。

ぜえぜえ言っているわたしのラジオの記事は

こちら

ネットラジオ「なみこば配信(仮)」第03回

2013年11月17日 | ネットラジオ
何様だ、おらっ!

とお怒りかと存じます。
こんなあたしが
ネット上でお笑いについて
語っております。
というわけで恒例の宣伝です。

死んだ目でダブルピースという人気ブログをされている
中山涙さんと
15分で
ネットラジオをしております。
今回は第03回。

芸人・有吉弘行さんについて
話してます。

三回目にもなりますと、いろいろと緩んできます。
お聴きぐるしいかもしれませんが、
本人的には楽しくなってきてるようだ。

アドレスは以下です。

YouTube→http://www.youtube.com/watch?v=AQPz0a59jE0

ユースト→http://www.ustream.tv/recorded/40604810

内容はどちらも同じです。

なみこば配信(仮)第03回


中山さんが、
以下のように配信の概要を書いてくださっております。

----------------------------------------------------------------
今回も、テーマは有吉弘行。
内容は以下の通りです。

・有吉の仕事の変化
・有吉がアイドル番組のMCを務めた理由
・有吉のカリスマ性
・有吉ファミリー
・テレビタレントとしては、すでにネプチューン、さまぁ~ずを超えている?
・ビートたけし・松本人志との類似性
------------------------------------------------------------------

ご興味ある方は、
お聴きください。

あと中山邸で収録しており
よく聞くと
愛犬のトイプードルれもんちゃんが
ハアハア
してます。
喘ぎ入り。

反省としてましては、
「カリスマ性」について
コメントをちゃんとできなかったなあ
ってことです。

「カリスマ」が嫌いじゃなくて
「カリスマ扱い」が嫌いなんだけど、
その件については、明日のブログにでも
書こうかしら
と思っています。

第1回の配信は、こちら。↓
なみこば配信(仮) 第01回(前半) 20131012_1
http://www.youtube.com/watch?v=lbINASTLR8w

なみこば配信(仮) 第01回(後半) 20131012_2
http://www.youtube.com/watch?v=AggB4bkAFAI


なみこば配信(仮)第02回 20131110
テーマ=有吉弘行

http://www.youtube.com/watch?v=IdZlGaMaLds


それでは、
いつも中山さんにおんぶにだっこの
はなこばでした。

ウエストランドは熱い

2013年11月15日 | テレビ
最近、動画配信のGyaoでウエストランドを見ていることを
書こうと思います。

1ヶ月後には
THE MANZAI 2013の決勝もOAされますが、
漫才師について考える中で
今ひさびさに私の中で急上昇に面白いです。

ポイントは個性的なことです。
個性とは
このひとたちじゃないとあの漫才の内容は無理だろうな
ということです。
交換がきかない
あのひとたちの持ち味ではじめて
漫才が活きる素敵な漫才をすると思います。


最初に見たのは
THE MANZAI認定漫才師の紹介番組だったか
オンエアバトルだったか
とにかくひとつネタを見て
「あれ?このひとたち、なんか、なんか気になる」
と心に残って
それから間もなく
レッドカーペットで見て
あらあら
と思ったのです。


どこが好きかっていうと
最初、
笑いが薄いように感じるのに…
こういう言い方はあれですけど
滑っている。
あれ?下手なのかな?
って思わせる。
ただ
5分もたつと
ふたりの漫才に聞き入っている
というところです。
圧倒的に好きになっている。
後半とくに強く。

ここが、
M-1やここ最近のショートネタブームから生まれた
つかみからオチまで笑いの手数を多く注入し、
小さなボケを積み重ねていく漫才のスタイルとは
まったく違っていて
すこぶる魅力的です。

笑いの手数が多い漫才は
見ている側としては
いっぱい笑った気になり
面白いと思える後味にはなるけれど
一方で、まったく心に残らない
という特徴がある。

テクニック満載の漫才は
人間そのものの個性を薄くする。
あくまでもわたしの考えですけど。

ウエストランドは違うんだよね。
前半すべりまくっていても
待てるんだよね。
というか
後ろに下がった観客を
ねじ伏せるようにして
後半
取り戻すんです。
もしかしたら、一回下がらせたのはわざとか
と最近では思っている。

お友達の(中山さんの)お家で
そんな話をしてましたら、
今年の『オンバト+』のウエストランドの漫才を見せてもらいました。

すごかった。

ネタをいっぱい見ていくと
井口さんのツッコミは
あらかじめ細かいエピソードとして
使いまわしているということに気付く。
でもそれなのに
お客さんの間合いを読むように
まるでそのとき発せられたかのように
しっかりとした精度になっていた。
また河本さんの間合いも雰囲気も
たたずまいとして、本物感が出ていた。

「わけわかんない漫才になっていたよ!」

と井口さんはおっしゃいますけど、
まぎれもない正統派漫才師だと
分かったな。

そのときのオンバトのネタ内容も
なるほど、こう変えてきたか
と唸るようなもので
「下手かも?」なんて言っちゃって
わたしは完全に油断させられていた
ということに気付いたのでした。

とにかくすごいです。
今年はたぶんウエストランドは
大躍進するな
と思う。
え?もうしてる?
そういえば、『笑っていいとも』…。

ギャオの動画→こちら


東西芸人いきなり!2人旅

2013年11月13日 | テレビ
TOKYO MXTVが買ってくれたので
うちでも見える
わーいわーい。


『東西芸人いきなり2人旅』は
2011年の秋頃から
特別番組として放送され、
満を持して2012年4月からレギュラー番組化し、
今年の春に終わった
関西でのみ放送されていた
バラエティ番組です。

放送当時、
話題になっており、
ずっと見たいと思っていたの。

三週分を一気見しました。

どうやらリサーチによるラインナップと
ずいぶん順番が違う。

1回目は
オードリー春日×プラスマイナス岩崎

2回目は
ホンジャマカ 石塚英彦× 矢野・兵動 兵動大樹

3回目は
ハライチ澤部佑× 坂田利夫

どうやら間とばしている。
買い付けるお金が…なかったのかな。

それはそれとて、
全部の回が全部良くて
感動しました。

芸人さんのふところの広さや気持ちの熱さが
サラッと出ていて
あと
大笑いするような映像がかならず一か所はある。
偶然かもしれないけど。

このなかでは
わたしは
一番期待してなかった
3回目のハライチ澤部さんと坂田さんが
もっとも良かったです。

坂田さんのたたずまいが
神がかっていた。

それに加えて
澤部さんの人柄の良さが
存分に発揮されていた。

わたしが
一番グッときたのは
旅なので
ふたりでぶらぶらするのですが、
千日前に来た時。
あの
吉本の劇場、
なんばグランド花月に続くアーケードを抜けて
エスカレーターでグランド花月の2階の記念写真コーナーで
ふたりで写真を撮る
それから
行きつけの喫茶店で昼食を取る。

この一連の流れ。
泣きそうになった。

大勢の人がいる中に映る坂田さんは
本当に小さいおじいちゃんだけど
そこだけは
存在感がグッと増し、
お顔は少しだけ誇らしげで
その町や
またその町にある古い喫茶店に実によくなじみ
格好良かった。
芸人としての色気がバンバン出ていたのです。

それはわたしが勝手に
あの場所の歴史を想っていて
それを
坂田師匠の肩の先に見ているからかもしれない。
なんだったら
ただの妄想かもしれないけど、
アホの坂田と言われたひとの
劇場出番前と後の様子が
見えたのです。
70歳を過ぎて
芸歴繰り上げたら50年。

格好いいなああ
って思った。

笑いを拾うちょっとした間も
全部良かった。

一個前の旅で
石塚さんが
林家三平さんは
寄席の出番を書いためくりが出るだけで
大爆笑をとれた
と言っていて
そういう芸人さんになりたい
とおっしゃっていましたが、
坂田さんもそういう芸人さんだな
と思いました。

想像するだけで
ちょっと面白いし、
いるだけででコメディになる。

坂田さんが
感動させたいんじゃない
お客さんが、
笑って疲れがとれたわ
と言われたらそれでいい

名言をおっしゃっていました。

ちなみに
第1回のオードリー春日さんと
プラスマイナス岩橋さんは
ふたりの心根の優しさと
岩橋さんの暴走と
春日さんの持っているオーラを感じて
良かったです。

うーん全部見たいんだけど。

ではまた
金曜日に!

ネットラジオ「なみこば配信(仮)」第02回

2013年11月11日 | ネットラジオ
何様か
とお思いでしょうが。
わたし
ネット上で
音声配信をしていこうと思っているんです。

そんなわけで宣伝です。


死んだ目でダブルピースという人気ブログをされている
中山涙さんと
お笑いやテレビについてあれこれ
話しております。

今回
第2回目となります。

初回配信を検討し以下のように改良しました。

1、配信時間を30分から15分に減らす
2、毎週更新
3、タイトルに「(仮)」をしつこくつける

アドレスは以下です。

YouTube→

http://www.youtube.com/watch?v=IdZlGaMaLds



ユースト→http://www.ustream.tv/recorded/40604038

なみこば配信(仮)第02回


どっちも内容一緒です。

今回のテーマは、有吉弘行さん。

時間を半分に減らしたことで
時間配分を間違え
有吉さんの番組宣伝だけに時間を費やしてしまう
という
シロウト丸出しの失敗をしてしまいましたが、
1回目よりは、
聴きやすくなっているかな
と思います。

今回はオープニングということで
気楽に聴いていただければと思います。


第1回の配信は、こちら。↓
なみこば配信(仮) 第01回(前半) 20131012_1
http://www.youtube.com/watch?v=lbINASTLR8w

なみこば配信(仮) 第01回(後半) 20131012_2
http://www.youtube.com/watch?v=AggB4bkAFAI
そのときの記事→ネットラジオ「なみこば配信(仮)」

どうぞよろしくお願いします。