十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

一茶の俳句の版画

2007-12-23 | ジュニア俳句

先日、Kさんというかつて金融界で活躍しておられた方が八名川小学校に見えられた。八名川で俳句が盛んだという話を聞かれて、恩田秋夫さんという版画家の版画をもって見えられたのだ。一茶や芭蕉の句が書かれている「俳画」(版画)である。すばらしいものだ。もちろん本物である。
「小学校でぜひ活用して欲しい」
Kさんはそう言われた。しかし、 それだけではもったいない。
一茶は、大島に住んだことがある。芭蕉も、波郷も、そして一茶も江東区の関係者なのだ。
そこで、東大島文化センターで展示会などの企画が出来ないかと考えた。連絡を取ったら、早速担当のHさんが見えられた。
これも、すぐに企画として立ち上がるかどうかわからないが、Hさんは、ぜひ実現したいと言ってくれた。
いろいろな形で俳句を中核とした文化が広がっていくのは、うれしいことだ。出来ることを一つ一つ積み重ねていく。
深川芭蕉通り(桜並木の通り)もそれにふさわしいものにするアイデアを考えるなど、森下を俳句の街にする算段も地域の方々と一緒に考えていこう。