十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

春の夢

2019-03-11 | ジュニア俳句
そろそろ、今年度の俳句の授業も大詰めである。
後2日、計4時間で終了である。
低学年の授業が多いが、「春の夢」という題を取り上げることもある。
春の夢とは、誠に儚い夢であるから、逆に大風呂敷を広げることも許される。
小学校低学年では、自分の目標を考えさせるときにリンクさせることも可能だ。
夢には三つある。
第一はもちろん実際に見た夢である。
野良猫がとことこ歩く春の夢
である。
それが少し外れて
ライオンと一緒に吠えた春の夢
でも良い。
二番目は、現実社会での夢。今の夢である。
二重跳び百回達成春の夢
三番目は将来の夢である。
プロ野球選手になるぞ春の夢
の類だ。
子供たちの心の中が少しわかるような気になる。