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東洋大学の2013年度版の現代学生百人一首を神田重幸先生からいただいた。
俳句もいいが、短歌もいい。
その中から幾つか。
覚悟決めゲリラ豪雨へ突っ走る君を引き留め傘を差し出す
授業中時計の針はかたつむり遊ぶ時にはウサインボルト
入学式みんなの顔はのっぺらぼうこれから見つけるほんとうの顔
恒例の夏合宿は、今年は被災地の南三陸を含む宮城で行われました。
俳句だけでなく、見所満載の旅行となりました。
永沼の蓮見船です。
昼ご飯は、名物のはっと汁
登米の明治村。町全体が史跡になっています。
能のミニ公演を鑑賞し、体験講座も。
夜は、夕食をとりながらの句会
宿舎、泊崎荘近くの海です。信じられないほどきれいな朝でした。
二日目は、被災地を廻り、南三陸さんさん商店街へ。
実際に見る被災地の状況は、様々なものを心に残しました。
その思いを胸に、午後は、今回の合宿のメインイベント、高野ムツオ先生の講座と句会です。
俳句に対する考え方、作り方・教え方の基本、句会の裁き方、評価の仕方など実に多くのものを学ばせて頂きました。
三日目は、座禅体験・松島もめぐり帰郷。
今回も得るものの多い夏合宿になりました。
「日本学校俳句研究会」について詳しくお知りになりたい方はご連絡下さい。
ちっとも更新していないのに、やけにアクセス数が多い。
どうしてかと思って調べてみたら、夏休みの宿題に俳句が出される学校が増えている。
実にうれしいことだ。
そういう事情で、夏休みの俳句の作り方を求めているのだということがわかった。
そこで、サービスと宣伝を兼ねて、俳句8月号を紹介する。
俳句7月号から9月号まで、小分けにして、俳句の作り方を提供している。
よろしければ、本屋で立ち読みでもしてくれるとヒントになるかもしれない。
もし、知りたいことがあれば、直接メールをいただけるとヒントを提供できるかもしれません。
アドレス oyamamasami@gmail.com
長谷川櫂さんから、「俳句の宇宙」をいただいた。「俳句」の「場」という問題について書かれ、追求されている。
私たちがコミュニケーションとしての俳句と言うときに、この「場」の問題が大きい。単に、俳句の善し悪しというだけでなく、子どもの俳句の意義を語るときに、この「場」の問題は避けて通れない。そんな意味からも、とても興味深い著作であった。大きな示唆を得ることができた。