十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

東洋大学 現代百人一首

2013-08-25 | ジュニア俳句


東洋大学の2013年度版の現代学生百人一首を神田重幸先生からいただいた。
俳句もいいが、短歌もいい。

その中から幾つか。

覚悟決めゲリラ豪雨へ突っ走る君を引き留め傘を差し出す

授業中時計の針はかたつむり遊ぶ時にはウサインボルト

入学式みんなの顔はのっぺらぼうこれから見つけるほんとうの顔


日本学校俳句研究会夏合宿

2013-08-21 | ジュニア俳句

恒例の夏合宿は、今年は被災地の南三陸を含む宮城で行われました。

俳句だけでなく、見所満載の旅行となりました。

永沼の蓮見船です。

昼ご飯は、名物のはっと汁

登米の明治村。町全体が史跡になっています。

能のミニ公演を鑑賞し、体験講座も。

夜は、夕食をとりながらの句会

宿舎、泊崎荘近くの海です。信じられないほどきれいな朝でした。

二日目は、被災地を廻り、南三陸さんさん商店街へ。
実際に見る被災地の状況は、様々なものを心に残しました。
その思いを胸に、午後は、今回の合宿のメインイベント、高野ムツオ先生の講座と句会です。



俳句に対する考え方、作り方・教え方の基本、句会の裁き方、評価の仕方など実に多くのものを学ばせて頂きました。

三日目は、座禅体験・松島もめぐり帰郷。
今回も得るものの多い夏合宿になりました。

「日本学校俳句研究会」について詳しくお知りになりたい方はご連絡下さい。


 

 

 


夏休みの俳句づくり

2013-08-13 | ジュニア俳句

ちっとも更新していないのに、やけにアクセス数が多い。

どうしてかと思って調べてみたら、夏休みの宿題に俳句が出される学校が増えている。

実にうれしいことだ。

そういう事情で、夏休みの俳句の作り方を求めているのだということがわかった。

そこで、サービスと宣伝を兼ねて、俳句8月号を紹介する。

俳句7月号から9月号まで、小分けにして、俳句の作り方を提供している。

よろしければ、本屋で立ち読みでもしてくれるとヒントになるかもしれない。

 

 

 

もし、知りたいことがあれば、直接メールをいただけるとヒントを提供できるかもしれません。

アドレス oyamamasami@gmail.com


長谷川櫂著「俳句の宇宙」

2013-08-12 | ジュニア俳句

 

長谷川櫂さんから、「俳句の宇宙」をいただいた。「俳句」の「場」という問題について書かれ、追求されている。

私たちがコミュニケーションとしての俳句と言うときに、この「場」の問題が大きい。単に、俳句の善し悪しというだけでなく、子どもの俳句の意義を語るときに、この「場」の問題は避けて通れない。そんな意味からも、とても興味深い著作であった。大きな示唆を得ることができた。