十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

今年もあと一日

2009-12-31 | ジュニア俳句

今日一日で、2009年も終わる。


 死んだ子の歳を数える大晦日


毎年、あんなこともできなかった、こんなこともできなかったと人生の後悔ばかりで、来年は頑張るぞと思いながら大晦日を迎えてしまう。
しかし、今年は
◎子どもの俳句に正面から向かう決意ができたこと
◎自分自身も俳句を生活の中に組み込む事が可能と考えられるようになったこと
が大きい。


また、具体的な前進も多くあった。
◎「発見・感動・創造の俳句教育」の研究発表会を行えたこと。
◎現代俳句協会ジュニア研修部(田付賢一部長)との連携が進み、ジュニア俳句祭を江東区内で開催できたこと。
◎八名川六か町で第1回深川芭蕉祭が行われ、その中で小学生俳句大会が実施されたこと。
◎中学生句会が、北大路翼さんを中心とする「いちじはん」として定着したこと。
◎八名川の保護者・地域の人たちによる「八名川句会」が八名川ファミリーの下、定着してきたこと。
◎八名川子ども句集は、第13集を数えた。
◎松山の俳句教育研究会との連絡ができたことも成果として数えてよいように思う。


この間に多くの人との交わりがあった。
その一人が研究の講師として1年半八名川小学校においで下さった 俳誌「鷹」編集長の高柳克弘氏である。氏は、まだ二十代。俳句界の石川遼と言ってもよい。これは、氏の最新の句集である。

未踏―高柳克弘句集
ふらんす堂

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その高柳氏が、つぶさに小学生の俳句に触れてくれたことは、将来の児童俳句の発展にとって極めて大きな役割を果たすと期待している。


角川書店発行の月刊誌「俳句」の新年号のページをめくったら、巻頭をその高柳克弘氏の句が飾っていた。


 つくる火   高柳克弘


夜も力抜かぬ鉄路去年今年


橋はねむり川は覚めをり初便


初夢のあとかたもなき梢かな


手毬つく紅唇すこしゆるみをり


つくる火のたちまち高し雪の谷


高柳氏は、「現代俳句の挑戦」と題する連載ももっており、第13回 十七音に徹して読む も同誌に掲載されている。機会があれば、読んでほしい。


 



日本俳句教育研究会メールマガジン

2009-12-30 | ジュニア俳句

日本俳句教育研究会メールマガジンを転載します。(小山)
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2009年も一日を残すばかりとなりました。会員の皆様には、本会の活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。
2010年は、1月9日(土)に開催されます「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」にて本会の活動の幕をあけます。お知り合いの方にもお声がけして頂きまして、ぜひとも大勢のご参加を頂きます様お願い申し上げます。会場にてお目にかかれますのを楽しみにいたしております。
来年も、どうぞ日本俳句教育研究会をよろしくお願い申し上げます。
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(以下、大会のご案内です。既にお申し込み頂きました方には重ねてのご案内になりますことお許し下さい。)


各位   
            日本俳句教育研究会(nhkk)
            会  長 愛媛大学教育学部教授   三浦 和尚
            副会長 俳句集団「いつき組」組長 夏井いつき


    「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」の御案内


「日本俳句教育研究会」は、「俳句」を教材とした様々な教育の可能性を研究し、ま「俳句」を教材とした様々な教育活動を展開している教師・俳句愛好家たちの情報交換を目的とする会です。NPO法人・俳句甲子園実行委員会を側面から応援する組織として結成され、「俳句」と「俳句甲子園」を愛する教師・俳句愛好家によって構成されています。
新指導要領において、小学校では平成23年度、中学校では平成24年度から、国語科の「創作」が義務づけられるようになりました。ひとまず、新指導要領実施までの三年間を活動の目安とし、日本中の子どもたちに「俳句」の楽しさを知ってもらいたい、との思いで、俳句を愛する教師を増やしていくための実技研修句会を毎月1回開催しています。今秋より欠席投句の受付を開始し、県内外を問わず参加者が広がってきています。
この度「第2回日本俳句教育研究会・研究発表会」を下記のように開催することとなりました。「俳句」を教材とした教育活動の情報交換の場となる研究発表会です。ご参加頂きたく、御案内申し上げます。


              記
1. 日  時 平成22年1月9日(土)13時30分~16時00分
                (開場・受付 13時00分~)
1. 開催場所 松山市立子規記念博物館 4階講堂
       (松山市道後公園1-30 TEL089-931-5566)


1.主  催 日本俳句教育研究会
1.後  援 愛媛県教育委員会、松山市教育委員会、
       NPO法人・俳句甲子園実行委員会


1. 内  容
1. 基調提案「県内高等学校の連携について」(13:30-13:50) 
           松山東高等学校教諭  門田 篤稔
 1. 事例発表
1. 「夏休み句集をつくろう!コンテスト」 (13:50-14:10)                   
  ~40句に挑戦する小・中学生たち~   
          愛媛大学教育学部教授  三浦 和尚
  2. 俳句甲子園in青石中(14:10-14:30)  
  ~青石中学校における指導例~ 
          八代中学校教諭     馬詰 昌子
          青石中学校教諭     上田由記美
3.壁又壁雷雨後晴古暦 (14:30-14:50)      
  ~公立校における指導例~        
          松山中央高等学校教諭  櫛部 隆志
  4. 質疑応答(14:50-15:05)
    休憩(15:05-15:20)
1. 本年度資料解説(15:20-16:00)          
  選句力をつけるためのノウハウ・
   授業にそのまま使えるワークシート他    
                        
      日本俳句教育研究会副会長  夏井いつき
           同      キム・チャンヒ


◇ 「基調提案」では、高等学校俳句指導における、他校や他団体との縦横の連携についての提案を、「事例発表」1では、午前中に表彰式を終えたばかりの「夏休み句集をつくろう!コンテスト」に、本年度より初めて審査委員として参加した本会会長から、小学生中学生が40句の句集に挑む意義と成果について、2では、八幡浜市の青石中学校で開催されている、地域の人々を巻き込んでのミニ俳句甲子園の実践報告を、3では、伯方高校と松山中央高校という規模の違う二つの公立高校で続けてきた高校生への俳句指導について、本年度「俳句甲子園」優勝チームの顧問より語って頂きます。
◇ 「本年度資料解説」とは、昨年より三年間に分けて本大会でのみ配付している教材(夏井いつきが開発してきた小・中・高にわたる教材)の第二回目の説明会です。全て「句会ライブ」で実際に使用して効果のあったもので、創作の授業に役立てて頂けるものとなっており、第一回でも大変好評を頂きました。今回は目玉として「選句力アップのためのノウハウ」も収録しております。同時に、本会で現在開発中の俳句創作のための小・中学生用ドリルについての経過報告並びに意見交換も行います。


「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」に参加御希望の方は、会場の準備の都合上お手数ですが別紙の申込用紙(コピー可)を郵送またはFAXして頂くか、メールにて同内容を事務局E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>までお申し込み下さい。参加費は無料ですが、資料代として1,000円のみ御負担頂きます。
なお、研究発表大会の資料のみ必要な方には、送付手数料別途にてお送りいたします。<資料代1,000円+送付手数料500円、計1,500円>をご負担下さい。お申し込みがございましたら、送金方法等の詳細を事務局よりお知らせ致します。
また、第一回の資料ですが、前回作成分につきましては完売しましたため、コピー対応となり価格が変更になっています。ネットhttp://shop.marucobo.com/>にて(1,700円+送料別途)にて購入いただけますが、「研究発表大会当日受取」で予約頂きました方には、大会会場にて特別価格1,500円にて販売します。ご希望の方は、申し込みの際に「第一回資料希望」をお知らせ下さい。


メールにてお申し込みの方で、一週間を過ぎても返信のない場合は、再度ご連絡をお願い致します。また、会員に登録されると、メールマガジンにて会からのお知らせ・情報提供等をお送りします。入会及び会費は無料です。その他、不明な点は下記へお問い合わせ下さい。


申込先  〒790-0022 愛媛県松山市永代町16-1
           日本俳句教育研究会事務局・八塚(ヤツヅカ)
           tel&fax  089-943-1512    E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>
    申込締切日 1月4日(月)必着でよろしくお願いいたします。


※ 当日午前中は「第3回夏休み句集を作ろう!コンテスト」表彰式、翌10日は「第8回まる裏俳句甲子園」が行なわれます。よろしければ、こちらも是非ご参加ください。


「日本俳句教育研究会」では、毎月一回第2木曜日に、俳句を愛する教師を増やしていくための実技研修句会を毎月1回開催しています。今秋からは、nhkkの輪をさらに拡げていくために、「欠席投句」の受付も始めました。それに伴いまして、句会参加費は2010年より、チケット制にて徴収することになりました。チケットは6回分(3,000円)を購入頂き、購入日より一年間有効とさせて頂きます。頂いた句会費は、nhkkの活動費として活用させて頂きます。大会会場や句会場にて購入もできますし、欠席投句の方につきましては、口座等への送金にて対応致します。詳しくは、ホームページのCATEGORIES「欠席投句」をご覧いただくか、事務局E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>までお問い合わせ下さい。
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            申 込 書 


氏名(フリガナ)


                                     
   学校名または所属結社


                                     
   住所 〒


                                     



                                     
電話番号
   
                                     
E-mailアドレス
  
                                     
(会員への御案内は基本的にメールで行っています。E-mailアドレスをお持ちの方は必ずご記入下さい。)



以下、当てはまる項目にチェックをお入れ下さい。


□ 「第2回日本俳句教育研究会」に参加します。
             (資料代1,000円が必要です。)


□ 前回「第1回日本俳句教育研究会」資料を希望します。
(会場特別価格 1,500円)


□ 「第2回日本俳句教育研究会」資料送付を希望します。
(資料代 1,000円+送付手数料500円、計1,500円)


□ 前回「第1回日本俳句教育研究会」資料送付を希望します。
(資料代 1,500円+送付手数料500円、計2,000円)


□ 「日本俳句教育研究会」に入会します。
(入会及び会費は無料です。)


※ お寄せいただきました個人情報は、日本俳句教育研究会のご案内のみに利用させていただきます。
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◆このメールの送信アドレスは送信専用となっており、返信されても応答できませんので、ご用の際には事務局までよろしくお願いいたします。ご連絡頂いた方には、八塚(学校担当)または渡部(俳人担当)より返信いたします。
E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net
◆配信停止、メールアドレス変更も事務局までお知らせ下さい。
E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net
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■ 日本俳句教育研究会 事務局・八塚
  (俳人の方の担当は渡部となります)
■ 〒790-0022 愛媛県松山市永代町16-1
■ TEL&FAX 089-943-1512
■ HP http://e-nhkk.net
■ E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>


宮代町

2009-12-30 | ジュニア俳句

お餅をごちそうに宮代というところまで行った。
宮代は、駅で言うと、東武線の「東武動物公園」である。
昔は「杉戸」と言った。
合併するはずだったが、住民投票で「NO!」となった。
駅の近くにある
宮代町コミュニティーセンター進修館は、どうした弾みか、有名なコスプレスポットになっている。




地元で、「農業大学」の先生の役割を担っている木村さんを訪ねた。
一日で、のし餅三百枚をつくるのだと言う。



 



 




一家総出の戦場の中で、おいしいお餅をいただいた。

「うまい!」




お餅になる前の蒸したお米も何とも言えない。
関東平野の真ん中のひろびろと、のんびりした風景。




おいしい空気が食べるものもおいしくしているのかもしれない。


ここで一句   


休耕田おぬしの仕事は日向ぼこ



これは、小松菜だ。もう一句。


小松菜の黒光りする大地かな


東武動物公園の隣には、町立笠原小学校がある。
この建物が秀逸である。




こう言っちゃナンだが、琉球の建物のようだ。
建築に造詣の深いI氏に尋ねたら、
それは、


「きっと、象設計集団の仕事だ。」


と言う。彼等は沖縄の名護市の市庁舎の設計で日本建築学会賞を受賞した。
「どうりで・・・・」
笠原小学校も名高いらしい。


遠くで、東武動物公園のジェットコースターが回っている。



冬休みの長閑な一日であった。


 


第一回PTAネット句会選句結果発表(その2)

2009-12-29 | ジュニア俳句

第一回PTAネット句会
選句結果発表(その2)



まずは今回参加して頂いた20名の方々をご紹介します。
俳号・ペンネームの方も含まれています。


以下敬称略、名前を列記させて頂きます。
正見、紀美恵、よんとうか、傘灯花、恵、
直子、志津香、佳代子、容子、瑞穂、
佳都子、真理、清一、英紀、健太郎、
聖記、賢治、なんちゃってハットリくん、純一郎、利行
以上20名のみなさん、投句&選句ありがとうございました。



今日は上位得点句のコメントをご紹介します。
今回の最高点9点を取られた33番の句です。
《眠る子に足絡ませる冬の夜》
この句を特選に選ばれたのは傘灯花さんです。
傘灯花さんおコメントを下記に紹介します。


★傘灯花:◎33
『自分の足が冷たくて、
布団の中で寝ている子の足で暖をとる・・・。
いいですねー、ほんわか暖かさが伝わってきます。
旦那さんの足でないところがいい!』


以下、入選に選ばれたのは、
恵、直子、志津香、佳都子、健太郎、聖記、純一郎、利行、
の8名のみなさんです(敬省略)。


私も取らせて頂きましたが、
この気持ちよくわかる句ですよね。
個人的にはできれば子供と言い切らずに、
読み手に想像させる言い回しができたら尚良かったかな、
とも思いますがでもあったかい感じが伝わる作品だと思います。



続いて8点句が2句。35番の
《酉の市わが家サイズの夢を買い》
の句は3名の方々が特選◎をつけており、
ある意味トップを取った句と言えましょう。
3名のコメントを以下に紹介します。


★正見:◎35
『我が家サイズの夢という表現が絶妙です。』


★紀美恵:◎35
『幸せを願う思いに身近さを感じました。』


★健太郎:◎35
『不況のなか、我が家の幸せを祈って、
適度な大きさの熊手を買って、
家族みんなが楽しそうに笑っている姿が浮かんできます。』


以下入選で取られた方々は、
傘灯花、恵、佳代子、聖記、利行の5名。
私もこの句は特選争いに残った句でして、
みなさんおっしゃっているように身近だし、
「我が家サイズの夢」が絶品ですね。
適当なサイズの熊手を買われた作者の情景が思い浮かびます。



もう一つの8点句は17番の句。
《みかん風呂揉んで遊んで冬の夜》
この句は私が掲載を間違えまして特選◎0、入選○8の8点句です。
入選で取られた8名は、
正見、佳代子、瑞穂、真理、清一、英紀、聖記、ハットリくんです。
特選者がいないのでコメントがないですが、よろしければ
取られたどなたかコメント書き込み頂けるとうれしいです。



ちょうど年末年始のお忙しい時季で、
俳句で遊んでる暇などない方がほとんどかと思います。
句会の雰囲気を少しでも味わって頂ければと思います。
コメント・書き込みなどはお時間許す範囲で、
お気軽に頂けたらうれしいです。
次回は7~4点句のコメントなどをご紹介させて頂きます。


津野 利行


石田波郷 「江東歳時記」

2009-12-29 | ジュニア俳句

石田波郷の「江東歳時記」
この実物を見たことはなかった。
それが、手に入った。
古本屋で壱千弐百四拾円也。


写真は、越中島の今の海洋大学である。

白南風やうつうつとして明治丸


の句がある。写真と、俳句と随筆。まさに写真俳句の原型である。

発行日は、昭和41年7月15日。


現在は、講談社学術文庫で読むことができる。


江東歳時記・清瀬村(抄)―石田波郷随想集 (講談社文芸文庫)
石田 波郷
講談社

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第一回PTAネット句会選句結果発表(その1)

2009-12-28 | ジュニア俳句

第一回PTAネット句会
選句結果発表(その1)



20名の方々に投句して頂き、
また年末のお忙しい中、
選句もして頂きありがとうございました。


20名全員から選句をして頂きました。
句を創ることもさることながら、
選ぶのもまたとても難しいものです。


今日は取り急ぎ、
高得点を得た句をアップさせて頂きます。
最高得点は9点でした。9~5点の句、
計12句の作品を今日は紹介させて頂きます。



尚、全70句は以前のブログをご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/haiku_2007/e/92eb7e4e722dc282bbc863320931e9ce



【9点】
33.眠る子に足絡ませる冬の夜(◎:1、○:8)
【8点】
17.みかん風呂揉んで遊んで冬の夜(◎:1、○:7)
35.酉の市わが家サイズの夢を買い(◎:3、○:5)
【7点】
14.ニンニンと落ち葉で遊ぶ子供逹(◎:1、○:6)
41.ざわめきに我をうずめる冬の夜(◎:1、○:6)
44.落葉掃くあと追ふやうに葉は落ちて(◎:1、○:6)
54.冬の川魚と釣人根比べ(◎:0、○:7)


【6点】
4.冬の夜の星座教えてくれた兄(◎:0、○:6)


【5点】
34.幸願い手締め響いて酉の市(◎:2、○:3)
55.老後の話切り出してみる冬の夜(◎:2、○:3)
29.冬の川鴨も滑って餌探し(◎:0、○:5)
37.吹きだまり温もり集めて紅落葉(◎:0、○:5)


以上が高得点を取られた上位12句です。
みなさんが作った句、
またみなさんが選ばれた句はありましたか?


年末年始でお忙しいと思いますが、
これらの句を選んだみなさん、
どの辺がよかったのかをこのブログ上で
コメント頂けるとうれしいです。


特選句◎を選句して頂いた理由を、
みなさんにはコメント頂いておりますので、
次回それらをアップさせて頂きます。


その次の回あたりにどの句がどなたの句だったのか、
最終的に発表させて頂きますので、
高得点を取られた句をお作りになった方は、
もうしばらくニンマリダンマリしていて下さい。
よろしくお願いします。


津野 利行


放送委員会主催俳句コンクール

2009-12-27 | ジュニア俳句

放送委員会主催の俳句コンクールに応募された句は、のべ603句にのぼったそうだ。


最初にこの話を聞いた時、
「コンクールになるくらい句が集まるの?」
と心配したほどだ。
放送委員の努力と担任の先生の応援があったにしても、子ども達の中に俳句を作ることが定着している一つの証としてうれしくなった。
「校長先生賞を選んで下さい」
ということだったので、三句選んだ。
下の句である。


自転車のかごにこっそり冬もみじ    すず


ヒヤシンス根っこニョキニョキ水の中  かほ


クリスマスあねとあらそうかざりつけ  まお


このコンクールには、幼稚園生のあすかちゃんも投句してくれた。


さんたさんみんなにあったかありがとう あすか


先生達・げんきっずの指導員・主事さん方の投句もあった


吐く息の白さが僕の温度計


イルミネーション寒さ忘れて立ち止まる


白かめんインフルエンザ予防中


青空に残り少ない枯葉かな


サンタさんぼくに彼女を下さいな


 第2回日本俳句教育研究会全国大会←クリックしてください


おはなしライブ

2009-12-26 | ジュニア俳句


八名川小学校を軸にして、いろいろな文化が生まれている。
その筆頭は、「墨絵」である。ウィークエンドスクールの小さな集まりが、親子の教室に、そして地域の教室に発展している。指導してくださる墨美会の大野先生の熱意と、やながわファミリー・PTAなど応援部隊との合作である。
1月からは、ファミリー主催で、大人向けの連続講座が始まる。
ウイークエンドスクールからは、合唱やよさこい等が巣立っている。
今年は、盆景クリック  が新たに加わった。
もちろん、俳句もであるが・・・・

そして、今度は上記の企画だ。
これは、毎週木曜日に全学級で行われている「読み聞かせ」のお母さん方から生まれた企画である。
地域や保護者の方々は様々な才能を持ってる。
くりはらさんは、女優だし、こまつさんは、音楽に長けている。のりまつさんは絵本作家である。
皆、八名川小学校の保護者だ。
こうした才能が結びついて、本邦初公演となるこの企画に結びついた。

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時 1月10日 午後6時~  5時半開場
場所 上亀(新大橋通沿い)
料金 大人500円、子ども300円 ワンドリンクつき 
連絡先 03-3631-4923
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 上亀さん←クリックは、親子三代八名川出身 お魚や煮物のおいしい家族的なお店である。

こうした試みが生活が楽しい素敵な地域をつくりだしていく


クリスマスイベント

2009-12-25 | ジュニア俳句

「今日で二学期が終わった。」
と言った方がよっぽどすっきりする。しかし、今江東区の学校は、二学期制なので、そう言えないのが苦しい。まだ、二学期の途中なのだ。
今日は、八名川小学校恒例の愉快なイベントがあった。
PTAの有志が、お菓子を配りながら各学級を
「メリークリスマス」
と叫びながら回るのだ。
そして、ハンドベルの演奏をプレゼントする。


この催し、始まったのは五年前に遡る。丁度耐震工事の関係で旧白河小学校に「疎開」していた時である。PTAの役員の忘年会で
「子ども達にプレゼントして回りたいね」
という話が酔ったついでに飛び出した。
「それは面白い」
その一言で実際に行われることになってしまったのだ。
前代未聞。
激励のつもりで当日準備していたPTA室に行ったら、その場で私(小山)は、無理矢理?「にわとり」に変身させられてしまった。
(ちなみに今年は「にわとり」ではない。)
その年は、ブレゼンとだけだったが、
「それだけではつまらない」
と次の年からハンドベルの演奏つきになった。
そうして、それが今年まで続いているのだ。
「面白くなくなったらいつでもやめていい」
のが、このイベントだが、よく続いている。物好きなんだなあ。(なんて言ったら怒られる!)
しかし、子どもの演奏を聴く顔つきは真剣そのもの。
2年生ではアンコールまで飛び出した。
この記念写真は、サンタなどに化けて、各学級に討ち入った面々。
サンタとその一味!



今日は、もう一つ面白いイベントがあった。
放送委員会の俳句コンクールだ。
全部で確か六百句以上集まったという。
その中から校長先生賞、放送委員会賞が表彰され、入賞した子どもが紹介された。
その句は、玄関に掲示してある。
また、後ほど紹介したい。
 


第二回日本俳句教育研究会研究発表大会←クリックしてください


 


日本俳句教育研究会メールマガジン

2009-12-24 | ジュニア俳句

第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会の案内を転載します。(小山)


 


日本俳句教育研究会メールマガジン
(このメールは、「日本俳句教育研究会」に会員登録されている方にお送りしており、すでにお申し込み頂いた方にもご案内しております。ご了承下さい。)
第2回研究発表大会のご案内2回目になります。
---------------------------------
平成22年1月9日(土)に開催されます「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」のご案内です。
「nhkk」ではこの三年間に、俳句を愛する教師を増やし、日本中の子どもたちに「俳句」の楽しさを知ってもらいたいとの思いで、ボランティアで活動しております。活動資金は、毎月1回開催してきました実技研修句会で頂きました参加費と、「研究発表大会」の資料代のみが会の運営費として当てられております。
つきましては、一人でも多くの方にご参加頂きたく、会員の皆様はもちろん、お知り合いの方にもお声がけして頂きまして、大会に沢山の参加者があります様、御協力をお願いします。
「nhkk」の活動に御賛同頂ける方であれば、どなたでも参加は可能ですので、どうよろしくお願い致します。


なお、以下の資料を添付ファイルにてご希望の方は、事務局E-mail e-nhkk.info@eーnhkk.netまで御一報下さい。折り返しお送り致します。
---------------------------------


各位   
            日本俳句教育研究会(nhkk)
            会  長 愛媛大学教育学部教授   三浦 和尚
            副会長 俳句集団「いつき組」組長 夏井いつき


    「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」の御案内


「日本俳句教育研究会」は、「俳句」を教材とした様々な教育の可能性を研究し、ま「俳句」を教材とした様々な教育活動を展開している教師・俳句愛好家たちの情報交換を目的とする会です。NPO法人・俳句甲子園実行委員会を側面から応援する組織として結成され、「俳句」と「俳句甲子園」を愛する教師・俳句愛好家によって構成されています。
新指導要領において、小学校では平成23年度、中学校では平成24年度から、国語科の「創作」が義務づけられるようになりました。ひとまず、新指導要領実施までの三年間を活動の目安とし、日本中の子どもたちに「俳句」の楽しさを知ってもらいたい、との思いで、俳句を愛する教師を増やしていくための実技研修句会を毎月1回開催しています。今秋より欠席投句の受付を開始し、県内外を問わず参加者が広がってきています。
この度「第2回日本俳句教育研究会・研究発表会」を下記のように開催することとなりました。「俳句」を教材とした教育活動の情報交換の場となる研究発表会です。ご参加頂きたく、御案内申し上げます。


              記
1. 日  時 平成22年1月9日(土)13時30分~16時00分
                (開場・受付 13時00分~)
1. 開催場所 松山市立子規記念博物館 4階講堂
       (松山市道後公園1-30 TEL089-931-5566)


1.主  催 日本俳句教育研究会
1.後  援 愛媛県教育委員会、松山市教育委員会、
       NPO法人・俳句甲子園実行委員会


1. 内  容
1. 基調提案「県内高等学校の連携について」(13:30-13:50) 
           松山東高等学校教諭  門田 篤稔
 1. 事例発表
1. 「夏休み句集をつくろう!コンテスト」 (13:50-14:10)                   
  ~40句に挑戦する小・中学生たち~   
          愛媛大学教育学部教授  三浦 和尚
  2. 俳句甲子園in青石中(14:10-14:30)  
  ~青石中学校における指導例~ 
          八代中学校教諭     馬詰 昌子
          青石中学校教諭     上田由記美
3.壁又壁雷雨後晴古暦 (14:30-14:50)      
  ~公立校における指導例~        
          松山中央高等学校教諭  櫛部 隆志
  4. 質疑応答(14:50-15:05)
    休憩(15:05-15:20)
1. 本年度資料解説(15:20-16:00)          
  選句力をつけるためのノウハウ・
   授業にそのまま使えるワークシート他    
                        
      日本俳句教育研究会副会長  夏井いつき
           同      キム・チャンヒ


◇ 「基調提案」では、高等学校俳句指導における、他校や他団体との縦横の連携についての提案を、「事例発表」1では、午前中に表彰式を終えたばかりの「夏休み句集をつくろう!コンテスト」に、本年度より初めて審査委員として参加した本会会長から、小学生中学生が40句の句集に挑む意義と成果について、2では、八幡浜市の青石中学校で開催されている、地域の人々を巻き込んでのミニ俳句甲子園の実践報告を、3では、伯方高校と松山中央高校という規模の違う二つの公立高校で続けてきた高校生への俳句指導について、本年度「俳句甲子園」優勝チームの顧問より語って頂きます。
◇ 「本年度資料解説」とは、昨年より三年間に分けて本大会でのみ配付している教材(夏井いつきが開発してきた小・中・高にわたる教材)の第二回目の説明会です。全て「句会ライブ」で実際に使用して効果のあったもので、創作の授業に役立てて頂けるものとなっており、第一回でも大変好評を頂きました。今回は目玉として「選句力アップのためのノウハウ」も収録しております。同時に、本会で現在開発中の俳句創作のための小・中学生用ドリルについての経過報告並びに意見交換も行います。


「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」に参加御希望の方は、会場の準備の都合上お手数ですが別紙の申込用紙(コピー可)を郵送またはFAXして頂くか、メールにて同内容を事務局E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>までお申し込み下さい。参加費は無料ですが、資料代として1,000円のみ御負担頂きます。
なお、研究発表大会の資料のみ必要な方には、送付手数料別途にてお送りいたします。<資料代1,000円+送付手数料500円、計1,500円>をご負担下さい。お申し込みがございましたら、送金方法等の詳細を事務局よりお知らせ致します。
また、第1回の資料ですが、前回作成分につきましては完売しましたため、コピー対応となり価格が変更になっています。ネットhttp://shop.marukobo.com/>にて(1,700円+送料別途)にて購入いただけますが、「研究発表大会当日受取」で予約頂きました方には、大会会場にて特別価格1,500円にて販売します。ご希望の方は、申し込みの際に「第一回資料希望」をお知らせ下さい。


メールにてお申し込みの方で、一週間を過ぎても返信のない場合は、再度ご連絡をお願い致します。また、会員に登録されると、メールマガジンにて会からのお知らせ・情報提供等をお送りします。入会及び会費は無料です。その他、不明な点は下記へお問い合わせ下さい。


申込先  〒790-0022 愛媛県松山市永代町16-1
           日本俳句教育研究会事務局・八塚(ヤツヅカ)
           tel&fax  089-943-1512    E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>
    申込締切日 1月4日(月)必着でよろしくお願いいたします。


※ 当日午前中は「第3回夏休み句集を作ろう!コンテスト」表彰式、翌10日は「第8回まる裏俳句甲子園」が行なわれます。よろしければ、こちらも是非ご参加ください。


「日本俳句教育研究会」では、毎月一回第2木曜日に、俳句を愛する教師を増やしていくための実技研修句会を毎月1回開催しています。今秋からは、nhkkの輪をさらに拡げていくために、「欠席投句」の受付も始めました。それに伴いまして、句会参加費は2010年より、チケット制にて徴収することになりました。チケットは6回分(3,000円)を購入頂き、購入日より一年間有効とさせて頂きます。頂いた句会費は、nhkkの活動費として活用させて頂きます。大会会場や句会場にて購入もできますし、欠席投句の方につきましては、口座等への送金にて対応致します。詳しくは、ホームページのCATEGORIES「欠席投句」をご覧いただくか、事務局E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>までお問い合わせ下さい。
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            申 込 書 


氏名(フリガナ)


                                     
   学校名または所属結社


                                     
   住所 〒


                                     



                                     
電話番号
   
                                     
E-mailアドレス
  
                                     
(会員への御案内は基本的にメールで行っています。E-mailアドレスをお持ちの方は必ずご記入下さい。)



以下、当てはまる項目にチェックをお入れ下さい。


□ 「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」に参加します。
             (資料代1,000円が必要です。)


□ 前回「第1回日本俳句教育研究会・研究発表大会」資料を希望します。
(会場特別価格 1,500円)


□ 「第2回日本俳句教育研究会・研究発表大会」資料送付を希望します。
(資料代 1,000円+送付手数料500円、計1,500円)


□ 前回「第1回日本俳句教育研究会・研究発表大会」資料送付を希望します。
(資料代 1,500円+送付手数料500円、計2,000円)


□ 「日本俳句教育研究会」に入会します。
(入会及び会費は無料です。)


※ お寄せいただきました個人情報は、日本俳句教育研究会のご案内のみに利用させていただきます。
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◆このメールの送信アドレスは送信専用となっており、返信されても応答できませんので、ご用の際には事務局までよろしくお願いいたします。ご連絡頂いた方には、八塚(学校担当)または渡部(俳人担当)より返信いたします。
E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net
◆配信停止、メールアドレス変更も事務局までお知らせ下さい。
E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net
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■ 日本俳句教育研究会 事務局・八塚
  (俳人の方の担当は渡部となります)
■ 〒790-0022 愛媛県松山市永代町16-1
■ TEL&FAX 089-943-1512
■ HP http://e-nhkk.net
■ E-mail e-nhkk.info@e-nhkk.net>