小春日や青空どこまでつづくのか
秋の空白いいわしが泳いでる
小春日や空の顔色まっ青だ
秋の空雲がひとつもありません
富士山がどーんと見えた小春の日
秋の雲いろんな形おもしろい
白い息たばこみたいでおとなきぶん
秋の空オレンジ色だもう帰ろ
小春日や外で遊ぼう元気よく
-小山-
きれいな秋の空を詠んだ俳句ですね。
真っ青な空、風がなくのんびりした小春日。その様子が立ち上ってくるようです。
小春日や青空どこまでつづくのか
暖かいのんびりとした様子が、伝わってきます。寒かったら、こんなこと考えられないかも知れないですものね。
秋の空雲がひとつもありません
この句も好きだなあ。そのままだけど、そのままのところがいい。
富士山がどーんと見えた小春の日
「どーんと」がいいね。富士山の大きさがそのまま出ている。遠くから見ても富士山はやっぱり富士山だ。