十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

江戸川区の三年生の俳句です

2007-12-03 | ジュニア俳句

 小春日や青空どこまでつづくのか

 秋の空白いいわしが泳いでる

 小春日や空の顔色まっ青だ

 秋の空雲がひとつもありません

 富士山がどーんと見えた小春の日

 秋の雲いろんな形おもしろい

 白い息たばこみたいでおとなきぶん

 秋の空オレンジ色だもう帰ろ

 小春日や外で遊ぼう元気よく

-小山-
きれいな秋の空を詠んだ俳句ですね。
真っ青な空、風がなくのんびりした小春日。その様子が立ち上ってくるようです。

 小春日や青空どこまでつづくのか

暖かいのんびりとした様子が、伝わってきます。寒かったら、こんなこと考えられないかも知れないですものね。

 秋の空雲がひとつもありません

この句も好きだなあ。そのままだけど、そのままのところがいい。

 富士山がどーんと見えた小春の日

「どーんと」がいいね。富士山の大きさがそのまま出ている。遠くから見ても富士山はやっぱり富士山だ。



コメント
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