十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

八名川子ども句集第七集

2007-12-12 | ジュニア俳句

今月の授業の終了は、21日である。それまでに、八名川子ども句集第七集を渡したい。
九月以降に作った句の中から一人一句、気に入った作品を句集に載せる。各学年から作品が上がってくる。一人一人ユニークである。
飛び抜けたものがあるかどうかは別として、表現に工夫の跡が在り、個性的な発見があるものが多い。
我田引水だが、これは「十分間俳句」を続けてきた成果と思う。継続は力というが、まさにその通りだと実感する。
全部で18ページ建ての文字通りの小冊子であるが、今年から製本だけは、業者に頼んでいる。これまでは、最後の週に頑張れば出来てしまったが、製本をやって貰うには、一週間は見ておかなければならない。締め切りが早まる。今日、明日には印刷を済ませなければならない。

昨日打ち込んだものを今日、担任の先生に校正してもらった。名前の間違え、抜けている児童はいないか、句の確認などが主な点だ。
今日は、14ページまで印刷した。そこまで印刷して、わずか一時間程度の時間である。枚数にすると、3500枚だ。

思えば便利になったものだ。私が教師になったときは、ガリ版と謄写版であった。ヤスリの上で、鑞原紙に鉄筆で書く。間違えると、マッチの燃えさしで蝋を溶かして修正したりした。慌ててやると原紙を燃やしてしまい、また最初から作り直しだ。
出来上がった原紙を謄写版で刷るのだが、下手をすると、わずかな枚数を刷ったところで原紙が切れてしまったりしたことも度々であった。
その後、いろいろな機械が登場してきた。FAXと呼ぶものもあった。いずれも、印刷する原紙の作り方がかわるだけで、印刷の原理はずっと同じ。
今、学校で活躍しているする印刷機は、コピー機とは違って、今でも謄写版の原理を応用したものになっているのである。
それにしても、スピードがまるで違う。まことに便利である。
まてよ。最後に人数を確かめたかな。児童数と句の数が合っていれば、全員分の句がきちんと載っていることになる。各担任に任せたままで、最終チェックをしないまま印刷した事に今気がついた。大丈夫なはずでも、時に失敗することがある。明日直ぐに確認しなくては。まずい。
最近、こういうミスが著しく多い。先日は、重要な約束をすっかり忘れてしまった。許していただいたが、普通なら許されることではない。
気は急いても足がついていかないのだ。
そろそろ引き時ということなのかもしれないと思ったりする。

 

-宣伝-

 12月14日(金) 10時半~12時  五・六年生対象

 特別授業「地球人間って何だろう?」

                 講師は、元外交官の石橋太郎

 石橋太郎氏略歴

暁星中・高校、東大、ハーヴァード大学院。
外務省で、30年間外交官として、外国政府との交渉、海外の調査、日本の宣伝などに従事。アメリカのボストン、ワシントン、フランスのパリ、タイのバンコク、ベルギー・EUのブリュッセルに住んで勤務。<o:p></o:p>

2001年に自分の会社を作り国際的な調査、情報収集、プロジェクトの企画、交渉、PR活動などを手がける。

 

 保護者の皆様、地域の皆様もぜひおいで下さい。