十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

発見・感動・創造の十分間俳句

2007-12-16 | ジュニア俳句

14日に行われた石橋太郎さんの授業、子ども達にとっては難しい内容だった面もあるが、骨格のしっかりした明解な視点の話だった。
私は、二つの感想をもった。
一つは、世界に伍して日本が生き延びるためには、本当にしっかりした人間を育てなければいけないということだ。
自分の頭でものを考え、日本人としての教養を備え、英語や外国語を駆使し、体力も気力も充実した人間。実際には、一人の人間がこの総てを兼ね備えること難しいかもしれないが、それが「当然」という高い目標を掲げてこそ、そういうことが可能になると思った。
もう一つは、日本の中枢を担ってきた人間というのは、ナカナカのものだと言う感想である。これは、人間から出てくるオーラの様な物であるが、「異星人との会話」と彼が称したように、たとえ相手が子どもであっても、レベルを下げることなく、全力投球で自らの考えを語る事にもその姿勢が表れていると感じた。

特別授業の後、一緒に食事をしたのだが、その際に彼が話してくれた小児麻痺のワクチンをめぐる一つのエピソードは忘れられない。
またの機会に紹介したい。



さて、時々、十分間俳句の考え方についてブログに記載する。同じ物であるが、初めてこのブログを訪れた人に、このブログの趣旨を理解していただくために必要である。(本当は、どこかに常時掲示できればよいのだが・・・)



  発見・感動・創造の十分間俳句

「十分間俳句」とは、一日十分、生活の中で気付いたことや発見したこと
など(「俳句の種」)を記録し、それをもとに十七音の俳句に作るという活動です。

十分間俳句の目的

1、生活の中の小さな気付きや発見を大切にする習慣を培う。
2、気付きや発見などを言葉にし、感動を定着化させ感性を磨く。
3、俳句という十七音の定型で表現することを通して日本語力を高める。

十分間俳句の方法

1、専用のノートを用意する。
2、日付を書き、最初の5分間、気付きや発見などの「俳句の種」を記録する。
3、次の5分間、「俳句の種」を元にして、十七音の俳句にする。
※「俳句の種」「俳句」それぞれには通し番号をつける。

十分間俳句普及の呼びかけ

1、十分間俳句は、子どもたちが、日本の自然の豊かさを発見する方法です。
2、十分間俳句は、生活の中の気付き・発見を自覚し、自尊感情を高める方法です。
3、十分間俳句は、俳句を通して、日本語のリズムを身につけ、語彙を豊富にする方法です。
4、十分間俳句は、日本の伝統文化を子どもたちに伝える方法です。
5、十分間俳句は、どの学校でもどの教室でも手軽に取り組める方法です。

  なお、十分間俳句は、脳を活性化させ、生活を豊かにする有効な方法です。

  あなたも取り組んでみませんか。