十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

ハートランドの加藤さんから  日本語であそぼ

2012-08-31 | ジュニア俳句

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夏休み明け最初の授業

2012-08-30 | ジュニア俳句

きのうも暑い日でしたが、堀本裕樹さんと一緒に南陽小学校で授業を行いました。
3クラス4時間の授業でしたが、学校と子どもたちが素敵。
子どもたちから元気をもらえる授業でした。

夏休み、そして校庭の朝顔、ゴーヤなどをテーマに俳句づくり。
教室に帰ってから、次の三点について推敲して、句会を行いました。

1、「楽しい」ことを伝えたいときには、「楽しい」ということばを使わない。「きれい」を伝えたいときには「きれい」ということばを使わない。
2、上五と下五を取りかえてみるとどうなるか
3、季重なりをなるべくなくす。

それぞれ、例を挙げながら学習し、俳句をまとめました。
手応えを感じた授業になりました。


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堀本裕樹さんの句集「熊野曼荼羅」が発売されます

2012-08-29 | ジュニア俳句
熊野曼陀羅
       堀本裕樹著

この写真、ちょっと見づらいですが、堀本裕樹さんの第一句集「熊野曼荼羅」が文学の森から発売されます。
今日は、その堀本さんと一緒に南陽小学校の5年生の授業をすることになっている。夏休み明け最初の授業である。しかし、朝から暑いですねえ。

写真をクリックするとアマゾンに飛んで予約することができます。

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足立区立鹿浜第一小学校の実践

2012-08-28 | ジュニア俳句

学研の「教育ジャーナル」9月号に鹿浜第一小学校の特別支援学級での俳句の実践が4ページにわたって紹介されました。「俳句の授業アイデア50の執筆にも関わった松本先生を中心とした実践である。9月には、私も授業にお邪魔することになっている。
本文の一部を書き抜いて紹介する。

 「・・・・確かに,ボキャブラリーの豊富さや文章の長さが勝負の作文や、発表、調べ学習などの他の教科では通常学級の児童と同様に扱われるのはなかなか難しい。しかし、十七音の世界なら彼らの感性、個性で勝負できる。思いがストレートに伝わり、障害も感じられない。句会で一位になる、友達に選ばれ、いい句だと共感してもらえる、褒められる。
「そのたびに子どもが見せる笑顔は最高で、たまらない。大好きです」と松本先生は目を細める。たびたびの喜びからの体験から自信が生まれ、それが彼らの大きな武器にとなる。ひいては、一人ひとりの自尊感情の育みへとつなかり、そこから新たな可能性も広がってくる。」

いろいろな形で俳句教育が広がっていくとは,実にうれしい。

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新五郎せんべい

2012-08-27 | ジュニア俳句

これは、紹介せねばなるまい。
これが名高い「新五郎せんべい」なのだ。
曽根新五郎先生の俳句が書かれている瓦せんべい。
ちなみに、右側に写っているのには、

東京都式根無番地磯巾着

とある。
このせんべい、「式根銀座」(と言っても数件のお土産屋さんや日用雑貨を売る店があるだけだが)に近いサンバレーというお店で売っている。作成しているところが、見えるのも面白い。箱が堆く積まれているので、東京に帰る日にでも買いに行けばいいと高をくくっていたら、とんでもない。
すべて売り切れ。予約をしておかないと、危ないということを知った。
結局、後で宅急便で送ってもらうことにした(宅急便はちゃんとある)
また、これがうまい。
曽根新五郎先生の俳句ごと、ポリポリポリポリと全部食べてしまった。
曽根新五郎先生を腹に入れて、少しは俳句が上達するだろうか?

 

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アイデアマラソンの樋口さんと

2012-08-22 | ジュニア俳句

昨日、久しぶりに樋口さんと会った。約1年ぶりである。樋口さんに最初にお目にかかったのは、今から約15年前だ。私が日本基礎教育学会の事務局におり、月例会で樋口さんに話して頂いたのがはじめだった。
その時、樋口さんは、東京電話の営業部長をされていた。樋口さんは、もともと三井物産でアフリカやサウジで活躍された商社マンだ。海外での子育ての話は、基礎教育を考える上でも大変刺激的だった。
その後、樋口さんは、ベトナムやネパールに赴く。したがってしばらくの間は、彼が帰国したときにちょっと会うというような関係だったが、帰国されたから会社を勇退。アイデアマラソン研究所を開設し、本格的に企業教育などに取り組みはじめられた。
これ幸いと、頼み込んで八名川小はじめ幾つかの学校の保護者や子どもたちへの話もしていただいた。

10分間俳句が生まれたのも樋口さんからのヒントが大きい。アイデアマラソンを学校で実践することを彼から強く勧められたからだ。10分間俳句は、ある意味アイデアマラソンの応用版ということができる。

この写真、撮っているのは、実はT先生だ。T先生は、かつて新島に赴任していた。T先生は、樋口さんの講座を受講した経験をもつ。
樋口さんと私の二人一緒に新島に授業をしにいったことがある。私は俳句の授業を、樋口さんはアイデアマラソンの授業をT先生の教室で行ったのだ。
「これおぼえているか?」
と樋口さんが一枚のコインを見せた。そのコイン、実は新島に授業をしに行った際に、子どもから贈られたものだ。樋口さんは、キーホルダーに通して大切に身につけていた。
その子はすでに中学生になっているだろう。

樋口さんは、ジャバネット高田やジャストシステム、東芝などの社員教育の傍ら、子どもたちへのアイデアマラソンの普及に熱心だ。発想力を子どものうちから高めたいという願からである。
今、特に幼稚園での実践が軌道に乗りつつある。東京都足立区の泉幼稚園では、樋口さんのシステムを全面的に取り入れている。
幼児が毎日、小さな絵を書く。この実践を続けると集中力や発想力が高まり、園の目玉になっているという。この幼稚園だけでなく幾つもの園に広がりつつあるとのことだ。
こうした実践に加えて、樋口さんは、北陸先端技術大学院大学での研究活動を行っている。このエネルギーにはシャッポを脱ぐ。

これまでも樋口さんは、いろいろな小学校で、自らの体験に基づいた極めて興味深い話をされてきたが、もし聴いてみたいと思われる方がいましたら、小山まで連絡して下さい。
紹介します。

昨日もT先生と二人でかなりの刺激を受けて帰路についた。
さあ、俳句の方もやるぞ。という感じだ。

 

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日本学校俳句研究会 夏期合宿研修会IN式根島

2012-08-21 | ジュニア俳句

日本学校俳句研究会は、2月に発足し、6月には「学校俳句交流会」その他の月には,勉強句会を続けてきました。
この8月17日~19日は、式根島で夏合宿を行いました。若手の先生を中心に約15人が参加。実に実りある歴史的な合宿となりました。

中心は、曽根新五郎先生の二回にわたる講座。
この講座は刺激的でした。
特に印象に残ったのは、季語についての考え方。俳句は季語の文学だと言うことを改めて痛感しました。


式根島を一周した吟行。式根島の自然を堪能しました。

見事な景色が広がります。
そして、海水浴。海の水は透き通り、コバルトブルーの海には、魚の群れ。熱帯魚も見ることも出来ました。
夜は,俳句ゲームや句会で盛り上がりました。
特に若手の成長を感じることができた合宿となりました。
この合宿は、日本学校俳句研究会の恒例の行事になりそうです。

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例えば、池田澄子の句

2012-08-05 | ジュニア俳句

「俳句」7月号の平成の名句600をまだ見ている。

そこで、20人の俳人が選んだ句。例えば池田澄子。

人が人を愛したりして青菜に虫

大広間ななめに雪を確めに

茄子焼いて冷やしてたましいの話

人類の旬の土偶のおっぱいよ(3人)

前へススメ前へススミテ還ラザル

般若波羅蜜多甘そう涼しそう

戦場に近眼鏡はいくつ飛んだ

この中の多くは、平成17年刊行の「たましいの話」に収録されている。選者は、「この句」というよりも、池田澄子という俳人の句がやはり平成という時代を代表している一つの句だと感じているのだろう。

形式で言えば、ほとんど口語。切れ字がなく散文的である。
俳句は文語が常識の中で、口語表現は定着するのか。子どもの句が文語で書かれることはあり得ないことを考えると興味がある。

池田澄子の歳は別として、「人が人を愛したりして青菜に虫」など若い女の子の雰囲気だ。
「般若波羅蜜多甘そう涼しそう」この句もおばさんらしくない。
「茄子焼いて冷やしてたましいの話」若い女の子が何人かで旅行をしている、その一風景に見える。
「戦場に近眼鏡はいくつ飛んだ」この戦場は、どこだろう。少なくても太平洋戦争らしくない。中東という雰囲気だ。映画で言えば、「ハートロッカー」の様な感じだ。
題材とその切り取り方ということなんだろうか。

 

コメント (1)
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俳句界の「今日の編集部」ブログ に発見

2012-08-01 | ジュニア俳句

「学校俳句の集い」vol.1

ひょんなことから、文学の森「俳句界」の大井さんがブログに「学校俳句の集い」のことを書いて下さっていたことを見つけた。
もう、期限切れの記事であるが、紹介されて頂く。

今日の編集部 ←クリックして下さい

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