十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

江東区立扇橋小学校

2013-06-27 | ジュニア俳句

江東区立扇橋小学校は、俳句に力を入れ始めた学校である。
6年生は、俳人の高橋博夫さんに指導を受けている。
私は、今日は1年生や5年生で指導。
句会を中心として授業を行っている。
これまでは作句が中心の指導が多かったので、句会中心の指導は試行錯誤が続く。
しかし、ただ読むだけでなく、どう詠むことと繋げるかが大切と考え、今日は鑑賞の後そのポイントを生かして推敲に取り組ませた。
具体的には、季語がない句には、季語を入れること、季語が二つ入っている句や意味が重なっている句は省略することで、すっきりした句にするなど。
直すと必ずしもよくなるとも言えないが、ああでもない、こうでもないと考えるところが大切なのである。
扇橋小学校の今後に注目である。
 


「楽しい俳句の授業アイデア50」が紹介されました。

2013-06-12 | ジュニア俳句



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週刊アスキーのホームページに「楽しい俳句の授業アイデア50」が紹介されました。
優柔不断に必要な決断力を磨く!

 

『楽しい俳句の授業アイデア50』は教師向けの本だが、項目ごとの授業シミュレーションがそのまま俳句づくりの秀逸な初心者向け指南書になっている。俳句とは写生とのことで、一瞬の感情や風景を記録する訓練は、決断力の養成そのもの。


俳句には、こんな力もあるのです。(^_^)v


長崎市立西北小学校

2013-06-03 | ジュニア俳句

5月の終わりの三日間、長崎市立西北小学校を日本学校俳句研究会六名のメンバーで訪れた。
ことの由来は、2月に遡る。
西北小学校の校長先生が、俳句教育の視察ということで八名川小学校を訪問されたのだ。
そのときにお目にかかったことが縁で、今回の訪問となった。
私たちメンバーが2年、4年、5年で授業し、西北小学校の6年生の授業を見せていただいた。


西北小学校は、さだまさしの出身の学校で、校門の近くには、さだまさしの碑があった。

 


また、校内には至る所に俳句の掲示板があり、達筆な字で子どもたちの俳句が掲示されていた。


授業は、低学年が「運動会」中学年が「あじさい」高学年が「日記俳句」で取り組み、午後は、6年生の句会を見せていた。
ここでは紹介できないが、その6年生句のレベルの高さに舌を巻いた。
先生方と一緒の研修会。そして夜は、長崎一の中華料理屋での懇親会とすばらしいおもてなしを受け。一同感激。
俳句研究の輪が大きく広がった三日間だった。