十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

エコッツェリア

2007-12-21 | ジュニア俳句

先日、新丸ビル十階にあるエコッツェリアを訪問した。丸の内再開発の工事の外壁に子ども俳句を掲示できないかと言う件の相談に行ったのだ。
丸の内は、これまでの自分の生活にまるで縁のない場所だ。
東京駅に行くことがあっても、丸の内は歩かない。丸ビルが新しくなったときに、物珍しさでちょっと観に行ったに過ぎない。
新丸ビルというのは、丸ビルが新しくなったから新丸ビルだとばかり思っていたら、そうではない。丸ビルの向かいに新丸ビルという古いビルがあり、それが、今度新しく立て直されたのだ。新新丸ビルとでも呼んだ方がよさそうなビルだ。
一見、セキュリティが厳重そうだが、エコッツェリアは、セキュリティの隣を通り過ぎて、エレベーターで直接行ける。
説明を受けたが、実に面白そうな場所だ。丸の内をエコタウンにする作戦本部の様な役割を担っていると言う。ドアやその他の素材の中には、古い新丸ビルで使われた物の再利用品があったり、置かれている大きな地球儀は、地球の気候変化を表したり、地震の様子を示したり刷る優れものだ。子どもに見せたい。(詳しくは、エコッツェリアのホームページで見て欲しい。)

責任者のOさんと話をした。大変興味を持ってくれて、話は前向きに進んだ。一月には具体的な提案を持っていくところまでいった。(しかし、実現にこぎ着けるには、まだまだハードルがたくさんあるだろう。)
また、エコッツェリアでは、昨年も夏に小学生対象の俳句教室を開催していることもわかった。この事業も一緒に進めることが可能になりそうだ。
エコッツェリアと共に運営している大手町カフェ、丸の内カフェでも面白い企画がたくさんあるとのこと。
一緒に行ったKさんが、「俳句は、世界中で最もエコな文学だから、ぴったりだ」(文字数が少ないから)と言ったのが印象的であった。
エコッツェリアは、非常に刺激的であった。社会で最も先進的な事を考えている場所の一つであるということだ。今、社会で何が進行しているのかを知っている事が重要だと痛感した一日であった。

今日、本校で新たな新聞が発行された。編集は保護者の有志である。
「もっと体験!」と称して、子ども達向けの最新のイベントを紹介する内容である。前述した事柄の子供版であり、実に大きな意味合いを有していると考えている。
12月の授業は今日で終わり。明日から冬休みに入る。