はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(101) 「赤灯台」の 百貨店「松喜屋」(2)

2011-07-18 04:02:56 | 日記



前回「赤灯台」の 百貨店「松喜屋」として完結したつもりでいたら

CPHさんと言う人からの貴重なコメントがあった

<いつも楽しく拝見しています。
ユニー(ピアゴか)の最上階に行くと、屋上に
いく階段がチェーンで規制されています。
その屋上へ行く階段の壁に、「屋上遊園地」などと描かれた壁画があると思います。
随分とレトロな絵面で
たぶん当時のままではないでしょうか?>

うほっ ^^  ほんまかいな そ~かいな
テナ事で
異国情緒あふれる港町  横浜(100) 「赤灯台」の 百貨店「松喜屋」第二弾である

副題として
 <はげまる またしても 屋上に行くために侵入禁止のチェーンを
 決死の覚悟で突破を試みる はたして無事に帰還できるのか
(またまた テレビのコメンテータのノリだな)>

写真は その もと赤灯台」の 百貨店「松喜屋」今のピアゴの近くのある
青江三奈さんの記念碑の後ろの看板
コノ記念碑は なんと音楽入りであって 
美奈さんの 「あっふ~ん あ~っ うっふ~ん」の声が間奏の間に聞こえてくる
(そんなこと言ってないか)






今回の散策は前回より 緻密に慎重にやらなければなるまい
はげまるの アホハゲずらも いつなくキリッとりりしいのである
エレベータには乗らず 歩いて上に行く





三階から四階に上がる時に ふと気がついた
う~ん 待てよ~  この曲線を帯びた階段の手すり
もしかしたら 赤灯台の名残りの手すりかもな

なんてね






右側の手すり
う~ん  これは間違いない 赤灯台の名残りの手すりだ  どんどんどん
(床を踏みならしている音  うそです)





う~ん  曲線美の安全柵 これも臭いぞ~  クンクンクン (犬ではないぞ)






四階から目指す五階に上がる時には その疑念が確信へと変わっていったのである
そして四階の床のみ木製の床であり これも
ぱんぱんぱん  赤灯台の頃からの床である
と確信をもったのである






五階から屋上に上がる階段には
チエーンがかかっていて「屋上閉鎖中」 立ち入りはご御遠慮ください
の看板が架っている

ここで あきらめるのが普通の人である

ここで奮い立つてしまうのが はげまるの凄さ
異常性なのである
ど・う・に・も・止・ま・ら・な・い・ なのである
(山本リンダさん風に 口を丸めてはっきりと 区切りながら発音してね)

はげまるは あたりを猫のように 舌舐めずりしながら
そろ~り くる~りと見まわす
五階のリサイクル店は 客が少なく ちらほらの人である
はげまるは決意して 「にゃ~ん」と声を出しながら
チエーンを乗り越えようと思った

ん?  待てよ 足が短いのでチエーンに足が獲られて転倒
腰打撲股関節脱臼足首捻挫(中国語ではないぞ)
という事態もありえるので

かがみこんで無段侵入する事にしたのである




かがみこんで無段侵入して はげ頭をふと上げると
なんと横の壁上に ど~んと 赤灯台「屋上お子様遊園」の看板である

ひゃ~  ありました ありましたよCPHさん
はげまるはその看板を見上げながら
感無量 安心立命 異体童心 一意専心 包茎早漏(なんなんなんなんだ)

まあ 感動したのであります




「屋上 お子様遊園」の看板の横上には
躍進 ほていや 全国チェーン と書いてある看板
その当時の ほていや(ユニーの前身であるほていや(創業地は 伊勢佐木町)
の勢いを感じるのである
「松喜屋」が ほていやに店舗を売却したのが1968年
ユニーの名前になったのが1875年の事である

<考察>
 と言う事は コノ看板は1968年以降に書かれた看板である事が分かる
「屋上お子様遊園」の看板はその前の「松喜屋」さんからのモノ
と考察されるのである






「屋上 お子様遊園」を左上に見ながら階段を登っていく
またしても安全柵である

間違い無いぞ  先ほどの安全柵の時に 怪しいとにらんだ通り
赤灯台からのモノであるとね
(さすがの考察だな 自画自賛)





階段を上がりきった所で 下方を撮る





さらに少し上がって行った所から 下方を撮る





屋上が見える もちろん 昔の遊園場の面影なんぞ有るわけもない
赤灯台の頃の昔は ここに赤灯台の遊覧飛行機4台が
子供達を乗せてぐるぐると回っていたのかな~
なんて思うと楽しくなってしまうのである





決死の散策を無事に終え 帰りはエレベーターに乗る事にした
えらく狭いエレベーターであり 速度も信じられない位遅い
五階から一階まで直通で降りたのであるが
とろ~り そろ~り とのんびり下がって行く
(確かめたい人は乗ってみてください タダですよ あなた)


う~ん  間違い無し

エレベーターも 「赤灯台」の 百貨店「松喜屋」開店当時からのモノである。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無段侵入 得意です (はげまる)
2011-07-18 11:11:47
ゆたかさん

はい そこそこ無段侵入頑張ります(そこそこね(^^♪)

>あの真っ赤なビルがほていやの創業地だったんですかね?

そのあたりは知りませんので残念ですね


CPHさん

はい おかげさまで 赤灯台の完結編ができました ありがとうございます

写真でもみつけたら追加するつもりですよ
返信する
貴重な写真ありがとうございます (CPH)
2011-07-18 08:21:08
何かお役に立てたようでうれしく思います。
ほていやの看板には気が付きませんでした。
あの空間だけ、エアポケットのように
時間が止まっているような気がします。
安全柵のデザインも素晴らしいですよね。

ありがとうございました。
返信する
イモト? (ゆたか)
2011-07-18 07:35:35
やっぱり不法侵入しちゃいましたか(笑)
珍獣ハンターのイモトっているじゃないですか?シリーズ化しちゃったらどうですか(笑)

改装とかしちゃってると、表面的にはのっぺりしたミテクレになっちゃいますよね。
でも、カネを掛けずに切り捨てられたところがこんな形で残っているとは…
でも、古いと言っても野澤屋とか松屋とは時代が違うんですかね?それとも、同じ伊勢佐木町でも入口と奥まった所と言う違いから想像する通り、カネの掛け方が違ったんですかね?
当時はスーパーという業態自体がなかったのかもしれないですけど、レベル的にはそこだったんですかね?
あのエレベータは凄いですよね。あとから付けたエレベータがあんな感じですよね。階段の吹き抜け部分に無理矢理追加してるから、狭い狭い(笑)県庁のエレベータがそんな感じですよね。
ほていやっていうのも凄いですよね。もしかしたら、あの真っ赤なビルがほていやの創業地だったんですかね?真っ赤なところばっかり印象に残っているんですけど、レトロな建物だったような記憶も…
そういえば新宿の伊勢丹も元ほていやの建物だそうです。
返信する

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