はげまる、悲しい事に
にここ数年は
泊まりの旅行なんぞ行って無い、
高齢の母がいるせかもしれないが
ます仲間からお誘いも無いし
こちらから誘う仲間もいない、
まぁ、はげまる同様
同年代の仲間も
どんどん勢いがなくなってきているんだ
だから70歳を過ぎるともらえる
敬老特別乗車証なんぞを
バスの運転手さんに
どーだ
なんてニタリ顔で見せて
南区あたりの立ち飲み屋やら
毎度の埼玉屋さんに行くのが
息抜きである
あ〜
こりゃ〜 もう一生泊まりの温泉旅なんかは
出来ないんだなぁ〜
どんどんこじんまりして来て
人生の最後あたりは
気がふれて野垂死にかー
なんて思っていたら
交通費が出て
温泉が出るペンションに一泊して
美味い刺身や天ぷらなんぞ頂き
ライブをやる仕事がきた
(おね〜さんは付かないみたいだ)
横浜駅から踊り子号快速に乗って
いざ出発だ
隣には昔からの音楽仲間である
ベースの松崎さんが座っている
湯河原駅
あ〜〜
湯河原温泉♨️には子供のころから
いつも行く常宿の小ぶりの旅館があり
よく連れて行ってもらったなぁ〜
もちろんおね〜さんとも行ったし
呑兵衛工◯と男二人旅なんぞも
行ったりしたっけ
なんて想い出が頭に
ぶぁ〜っと蘇る
湯河原駅を出て奥湯河原方面の写真を撮る
左側には川が流れている
昔の頃は川の両端には沢山の
温泉旅館があったが
時の流れには勝てない
今ではその面影はほとんど残って無い
車窓からテキトーに写真を撮りながら
踊り子号はどんどん走って行く
以前だったら、この辺りはどこかかなぁ〜
なんて思い調べていたもんであるが
ここ最近では
まぁ、そんな事ど〜でもいいか
老い先短えんだ
考えたってしょうがねぇ
気楽に行くか〜
なんてなってしまう今日この頃である
ガタゴトガタゴトガタゴトガタゴト
ガタゴトガタゴトガタゴトガタゴト
ライブハウスがある伊豆高原駅に到着
駅の近くに置いてあった
江戸城の石垣で使われた石だそうである
それにしても
こんなスゲーでかくて重い石を
寸法通り切り出して
東京くんだりまでよく運んだもんだ
多分船で運んだんだろうなぁ〜
なんて死滅しかけている脳味噌で
考えるはげまるであった
お迎えの車が待っていてくれて
伊豆高原駅からどんどん
シャボテン公園方面に坂道を
登って行くと
今日泊まるペンションに着いた
外にはバーベキューセットがあり
こりゃ〜いいなぁ
旅気分がどんどん増してくる
三階建てのペンションで
部屋が腐るほと沢山あるが
今日泊まるのはバントメンバー4人と
ここのペンションの管理人兼
運転手兼カメラマン兼
その他いろいろやってくれる
鈴木さんだけである
そう貸し切り状態だ
全員温泉から出て
裸で走り回っていてもいいのだ
あはははははは
鈴木さんは昔からバントリーダーの
浅利さんのファンであり
なにかの縁でこちらのライブハウスの
段取りなんぞやってくれている
はげまるが泊まった部屋
二階から下方面を撮る
はげまるはお風呂温泉大好き人間である
さ〜て
早速温泉♨️にでも入ってみるか
掛け流しの源泉からの温泉だ
あ〜
たまらない
たまらない
至高の時間である
温泉につかりながら
ステンドグラスの窓を撮る
温泉から出て
まずは本日ライブをやるライブハウスの
サウンドチェックに向かう事になる
運転手をする鈴木さんが
「この道の両側は桜の時期は
桜並木のトンネルが出来て
すごいですよー」
なんて話してくれた
はい
本日のライブハウス
さてと
中に入ってサウンドチェックしますか
壁いっぱいに飾らせているレコードジャケット
はげまるが大好きなレコードも
何枚か目に入る
サウンドチェックは綿密に
おこなわれないで
テキトーに終了した
ライブハウスの外にある喫煙場所
この喫煙場所がすごく良かった
ウグイスの
ほーほけきょ ほーほけきょ
なんかの鳴き声やら
小さいリスが木の枝を素早く
動き回っていたりもう文句無しの
喫煙場所である
「空気がうまいから
煙草もうまいね〜」
なぁんてはげまるが言うと
皆さんニタリとうなずいた
さて
サウンドチェックも素早く終わり
これからが温泉同様
本日のメインイベントである
そう、
ライブ前に美味い天麩羅屋さんでの
夕食である
鈴木さんとベースの松崎さん
お〜〜
いいぞいいぞ
中に入って行く事にする
浅利さんとボーカルのヤッコさん
手間が松崎さん奥が鈴木さん
お通し
これが薄味で出汁がきいていて
ご機嫌なお味
刺身の盛り合わせ
中トロ
たまりまへんへんあたまへん
ここでひとつ悔しい事がある
ライブの前には酒は飲まないのが
一般のライブバンドみたいである
こちとら、いつもやっている
はげまるバンドはもちろん
横須賀のバンドやら
エディさんバンドなんぞは
ライブ前に軽く一杯飲む
ライブ中にも軽く一杯飲む
休憩時間に軽く一杯飲む
終わってから重く一杯飲む
なぁんて癖が体に染み付いているから
あ〜
悔しいなぁ〜
ほんと
悔しい悔しい
海老さんの目ん玉
揚げたて
ご機嫌な天麩羅がどんどん
こまめに皿の上に乗る
酒は無いが大満足の夕食を終え
お味噌汁をいただき
さーて
これからペンションに帰り
温泉入って寝るか、
なぁんてならないならない
車は天麩羅さんのご近所の
ライブハウスに向かって走り出した
さーて
楽しいライブやりますか。
