赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

8月10日(木)のつぶやき

2017-08-11 02:47:29 | Weblog

甲斐路そして欧州路

2017-08-11 01:54:31 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 21st sec.
Kofu 0 v 1 Urawa @ Yamanashi Chuo Bank Stadium, KOFU(AWAY)

DAZN様の見逃し配信で観戦したアウェイ甲府戦は堀体制2試合目。浦和は前線にラファ、興梠、武藤のセットで好調っぽかったズラは今回ベンチ外。左WBには前節抜擢された菊池が入り、その逆サイドには巷で物議を醸した渡独前日の関根をスタメン起用。これに対し甲府さんは5-3-2で浦和に対峙してきましたが、堀レッズは引き続き大きなリスクは冒すことはなく、甲府さんが3ボランチで固めた中央への縦パスは影を潜めて、バックラインからのフィードやサイドからの攻撃が中心という印象でした。しかしながら、浦和の先制は数少ない中央からの攻めによるもので、柏木がDFを背にしたラファにボールをいったん預けて再びボールを受けて、左サイドに流れながら左足でゴール右隅に決め実にる芸術的なループシュートによるものでした。

甲府さん相手に先制をすればあとはいなしながらカウンター狙いで逃げ切れそうなものでしたが、後半に入り、引き続き独善的なプレーがちらほらなラファや、浦和でのラストマッチで肩に力が入っていた関根が突っかけてボールを奪われ逆襲を受けること少なからず。ブラジリアン中心にあわやというカウンターを浴びる場面やFKでゴールを脅かされる場面がありましたが、甲府さんの決定力不足に助けられた部分は大いにありつつもこの日は浦和バックラインが踏ん張ってゴールを割らせませんでした。久しぶりの勝ち点3、そしてかなり久しぶりのクリーンシートで勝利。堀体制の浦和ですが、ミシャ体制でリスクを冒して攻撃に重きを置いていたところからどのあたりに妥協点を見出していくのか、まだまだ試行錯誤が続きそうですね。しかし無失点勝利は何よりの薬なのかもしれません。

試合後に珍しく涙を見せていたという関根については、去りゆくアカデミー出身の選手が「また浦和に戻りたい」と言ってくれることは素直にうれしくはあります。しかし、幣ブログやTwitterでは何度か申し上げているとおり、浦和から海外に羽ばたいていった選手がまた舞い戻ったところで双方がハッピーになるのはそうそう簡単なことではないと思っている(阿部は例外中の例外)ので、個人的にはあんまり無理しないで、ドライなようですがまたご縁があれば…くらいの心構えをしておきます。むしろ、アムロ・レイじゃあるまいし「帰れる場所があるんだ」なんて甘っちょろいことは思わずに、退路を断って覚悟をもって闘ってきて欲しいものです。無論欧州での飛躍、引いては代表での活躍をそりゃもう手放しで心から祈っていますよ。

J1第21節 甲府0×1浦和@山梨中銀スタジアム