赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

中央道は敗者の行進(2)

2009-11-15 07:51:57 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

とっととスタジアムを出てさっさとバスに乗り込んだせいか、復路は駅まで20分足らずで到着。不甲斐ない試合と合わせ、お陰で帰りの高速バスまで2時間ほどあいてしまったため急遽松本の市街地をぷらぷらすることに。想定外で全く予習をしていなかったためとりあえず松本城方面へ向かう。こちらは市街地を流れる女鳥羽川で、なかなか趣がある。「松本」で「川」というと学生時代に好きだった「白線流し」というドラマが懐かしく思い出される。しかし残念ながらおっさんふたり連れにスピッツはマッチしませんな。



その女鳥羽川の傍にあった四柱神社。その名のとおり四柱の神々を祀っている神社らしい。四柱もの神様が祭られているくらいだからいろんな願い事がかなうと信じられているようで、むしろ試合前に無事祈願をしておくべきだったか・・・。ちょうど境内?で結婚式が行われていた。



やがて松本城のお堀に沿って歩いていく。実は松本城は少し前に訪れたばかりだったのだが、その際は城内見学しか出来なかったのでお堀散策はある意味新鮮だった。ちなみにさきほどの女鳥羽川は松本城の外堀の役割も果たしていたとか。



開智学校。旧藩校か何かかと思ったが、そうではなく、ご覧のとおり洋風であることからもわかるとおり、維新後に全国の旧藩がこぞって教育に力を注ぎあった時代に建てられた学校とのこと。現在は隣にある「開智中学校」にその名前は引き継がれているよう。件の「白線流し」のモデルと聞いたことがあるような気がする名門・松本深志高校もこの周辺にあるようだった(11/16追記:「白線流し」という儀式それ自体は岐阜の高校のものらしい)。



松本城は相変らず絵になる名城だった。しかしながらこのあたりで地元の若者が話しかけてきて、

地元:「試合どうなりました?」
我々:「ああ、松本が勝ちましたよ」
地元:「ええ!マジですか?うおおおお、ありがとうございます」

みたいな何かの罰ゲームみたいな心温まる交流があったことをご報告しておきます。



連れの極太うぃあーさんがいかがわしそうな看板に興味を示している(盗撮)。先生残念ながら今日は日帰りなんです・・・。と、罰が当たったのか知らないが、帰りの中央道は35kmもの大渋滞に閉口、大幅に到着が遅れて新宿での終電に間に合わないかと焦ったが事なきを得る。まあ、やはりスピッツはないなと。



(松本編・了)

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