赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

中央道は敗者の行進(1)

2009-11-12 07:43:39 | ぶらりアウェイの旅
これまた随分と前かつ鬱な話になるが、松本で赤っ恥をかいて帰ってきたときのお話でも・・・。日帰り行程で、行きはあずさ、帰りは節約のため高速バス。8:02新宿駅発のスーパーあずさ53号に乗り込むと10時半過ぎに松本駅着。車内には見るからに浦和な方々はちらほらという程度で登山客が多かった。とりあえず、せっかく松本に着たのだから蕎麦くらい喰っておくかということで、駅の建物にある榑木野(くれきの)駅前店へ。

こちらは鴨南蛮そば。鴨はやたらな店で頼むと痛い目を見ることが多いが、こちらの鴨南蛮は上々。しかしまあ折角蕎麦どころに来たのだからどう考えてもせいろにしておくべきだったなというのが反省点。



馬刺し。恥ずかしながら馬肉が信州名物のひとつだとは今まで知らなかった。脂分が少ない感じがするが、ぬめっとした舌触りとしなやかな歯応えでおいしゅうございました。正直にんにくをもっとたくさんまぶしたかったし、それこそ一杯やりたくなっちまったが試合前なので一応自重しておいた。



初訪問の松本アルウィン、駅からバスで何十分も揺られることになるアクセスはともかく、噂通りピッチが近くて臨場感抜群。個人的には絶妙の規模感でもあり、素晴らしいスタジアムだった。この試合のチケット発売日は広島に居て、当日現地のコンビニで買おうとしたらゴール裏は既に完売ということで今回はバックスタンドだったのだが、フクアリのバックスタンドを思い出すほどのピッチの近さ。



松本山雅FCのファン・サポーターの方は失礼ながら予想していた以上の規模でびっくり、そして彼らのサポートもあたたかいものだった(さぞかし痛快だったでしょうなorz)。「4部相当」の地域リーグのなかでも北信越地域は近年JFL昇格チームが出ておらず、ゆえに上が痞えていて戦国状態なんだとか聞いたが、まあそれにしてもねぇ・・・。しかし器も立派だし、早くJリーグに昇格してきて欲しいなと素直に思いましたです。



最近負け試合では終了のホイッスルが鳴るととっとと席を立って帰ることにしているのだが、この試合はもはや笛が鳴るや否や立ち上がったので今季最短記録だったかも。そんなわけで復路のピストンバスには易々と乗り込むことが出来た。傷ついた心を美しい山々の姿が癒してくれる・・・はずなのだが、余りに傷が深かったせいかかなりのやさぐれモード。



少年たちがプレーしている向こうに見えるのがアルウィン。掘り込み型スタジアムであるため、一般的なスタジアムのように聳えているような感じがない。つまり、バックスタンドではコンコースからスタンドに入ると、スタンドの真ん中あたりの高さの地点に出ることになるだが、掘り込みであることを思い起こすと「ああなるほどな」となる。



(つづく)

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