赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

紀伊街道の要衝(3)

2009-11-06 23:56:48 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

随分と間が空いた上にネタ的にどうにもハンパな感が否めないのだが、諸般の事情から今季はシーズンが早々に終了しそうなので敢えて引っ張ってつないでおくことにさせて頂く。

岸和田城を後にして駅まで戻ろうと歩き出すと岸城(きしき)神社という立派そうな神社に遭遇。岸和田城の旧三の丸に位置し、歴代藩主に崇敬されたお宮だそう。ご覧のとおり本殿は数年前に新築されたばかりで、鳥居の周辺の古めかしい様子とある意味鮮やかなコントラストを形成していた。



1619年に小出氏の後に岸和田城主となった松平康重が新たな社殿を建立。その後城主となった岡部宣勝は、荒れ果てた社殿を修復して美しく飾り立てた由。平成23年に鎮座650年記念大祭が行われる予定とか。



前述のとおり、岸和田は「だんじり」なんかの豪放なイメージ(オレだけ?)とは別に、こんな美しい街並みが広がっているエリアが少なからずあった。遠くに見えるネットは岸和田高校のグラウンドのもの。



岸和田駅前には熊谷駅北口同様、主に避暑目的で「ミスト」を浴びることができる施設も。その熊谷駅では、ミストはかなり高いところから降り注いでいるため直撃を受けることは不可能に近い。しかし、ここ岸和田の施設はミストの立ち込めるトンネルを潜ることが出来るようになっているので、比較論で言えばより涼を楽しむことができるのだろう。と思ったが・・・正直さほどでもなかったw



アーケード商店街にある和蘭豆(ランズ)という喫茶店で一服。名古屋ほどでないにせよ、大阪は人口一人あたりの喫茶店(カフェ除く)の数が東京より多いような印象を持っているのだが気のせいだろうか。おっさんおばさんが多いが、いずれにせよ喫茶店派の自分としては有難いことだ。こちらのアイスコーヒーは上々だった。



大阪に出、阪神電車で甲子園での巨人戦に向かう夥しいタイガースファンに揉まれながら神戸に到着、「ホムスタ」へ。しかしながら、岸城神社での当方の密やかな祈りも空しく終わった。いやそれでも、10月や11月になれば「あの頃は大変だったねえ」とか笑っていられると思っていたのだが、残念ながら現在の状況はよりカオスになってたりして・・・、ははははは。



(神戸編・了)

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