赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

見事な立て直し

2017-02-21 23:38:57 | Urawa Reds
AFC Champions League, Group G - GS MD1
Western Sydney Wanderers (AUS) 0 v 4 Urawa(JPN) @Campbelltown Sports Stadium, Campbelltown (AWAY)

スーパーカップから中2日という短いインターバルで迎えたアジア緒戦は豪州Aリーグ準優勝WSWの敵地に乗り込んでの対戦。浦和は槙野が左STでスタメン復帰を果たし、負傷で遠征に帯同しなかった柏木に代わりゼロックス杯同様ボランチには青木が入り阿部とコンビを組みました。WBは左宇賀神、右関根のセット。WSWさんは4-2-3-1の布陣で高めのラインで浦和攻撃陣を迎撃。彼方のスタメンに"JUMPEI"とあったので何かと思ったらかつて川崎やC大阪でプレーしてた楠神選手がWSWに加入していたのですね。全く知らなかったのでびっくりしましたがこの試合では効いてましたね。

ピッチがかなり荒れていたように見受けられたので、不測のボールロストからの被カウンターを恐れてか浦和は慎重な組み立て。それでも鮮やかなサイドチェンジなどでWSW守備陣を揺さぶりますが、思うように相手ゴールに迫ることはできません。ゼロックス杯で好調だった関根も疲労のせいか今日は(関根にしては)全体的に今ひとつ。対するWSWはセットプレーで素直を蹴ってこず、例えばCKでショートコーナーをやってきたり妙に策を弄してくるので浦和としてはかえって対応しやすいように見えました。1トップに入っていた18歳の#49も終始空回り気味。そんなわけで前半はスコアレスのまま折り返し。

双方ともハーフタイムでの選手交代はなし。点が取れそうで取れないじりじりした展開が続きましたが56分に均衡が破れます。チュンソンがドリブルでアタッキングサードまで突進して、その横を裏へと走り抜けた興梠に絶妙のタイミングでパス、それを興梠が綺麗に流し込んでの先制点。直後には右WB関根のエリア内侵入から青木にバックパス、その青木からのパスを興梠がオシャレにワンタッチで裏に出したボールに今度は逆にチュンソンが反応し、これまた見事なゴールで追加点。さらに68分にはCKから槙野がチョン蹴りで押し込んで敵地で3点リードに成功します。

そして3点リードとなったこの場面であのミシャ監督が快足ラファエル・シルバを投入してWSWにプレッシャーをかけるというミシャさんらしくない采配。そしてそのラファが同じ途中投入の矢島のパスを受けてストライカーらしく実に簡単にゴールを決めてくれました。このミシャさんらしからぬ用兵だけでもびっくりなのに、さらに浦和守備陣が大差リードにも気を許さず最後まで「やらかす」ことなく見事に完封して試合を締めます。こんなこと言ったら失礼ですが実に浦和「らしくない」ソツのないゲームでした。ゴールはどれも素晴らしいゴールでしたが、丁稚奉公から復帰の矢島のパスを浦和デビューが国際試合となったラファのゴールしてくれたのは今後を占う上でも実に心強く感じました。

(´-`).。oO(しかし仕事をさぼって夕方から飲むビールは実にうまいな

AFCチャンピオンズリーグ グループFマッチディ1
WSW0×4浦和@キャンベルタウンスポーツスタジアム

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