赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

あいかわらずなボクら

2017-02-18 21:27:03 | Urawa Reds
FUJI XEROX SUPER CUP 2017
Kashima 3 v 2 Urawa @Nissan Stadium(YOKOHAMA)

散々っぱら各所で「リーグ王者の鹿島とリーグ2位の浦和の対戦」と言われ続ける我慢大会のようなスーパーカップでしたが、内容といい結果といいまさにその事前の煽りのどおりのものになってしまいました。浦和は柏木が負傷のためベンチ外で阿部とコンビを組んだのは青木。前線のトリデンテはズラタン1トップにチュンソンと武藤。左WBにはソウル戦同様菊池が入り、左STには槙野に代わり宇賀神、そして右WBには駒井を配置。鹿島さんは金崎選手とPJの2トップで左SBは山本選手ではなく新加入の三竿選手、中盤の底は小笠原とレオシルバのコンビ。GKには韓国の全北から新加入のクォン・スンテを起用。やはり曽ヶ端先輩がピッチにいないのは浦和ファンとしては寂しい限りです(笑)

さて、カウンター狙いっぽい感じだった鹿島さんに対し、鹿島DF陣の厳しいマークもありズラタンはじめボールが収まらず前線の楔からの展開はままならず左SBの菊池も沈黙気味。辛うじて右の駒井は攻勢に出ますが鹿島守備陣を攻略することはできません。攻めあぐねるうちにある意味いつもどおりカウンターを浴びはじめます。前半も最終盤に差し掛かろうというタイミングで鹿島右SB西のドリブル侵入に浦和守備陣がうまく対応できず、恐らく浦和DF遠藤だったと思いますが、ペナルティエリアのすぐ外の絶好のスポットで倒してFK。これを小笠原でもレオシルバでもなく遠藤が左足で壁の上を超えるボールを蹴りあっけなく先制を許してしまいます。

さらに前半終了間際にはセンターラインあたりでレオシルバの気の利いたパスで一気に前線まで進出を許し、金崎のシュートがポストを叩き最後はそれに詰めていた遠藤に蹴り込まれてまたあっけなく追加点。ミシャさんは調整とかテスト的な位置づけとしてこの試合に臨んでいたようには感じましたが、それにしても前半からえらく随分とリスクをかけて攻め込んでいくものだなとは思いましたが、前半から2点のビハインドを負うことになるとは。

交代のなかった鹿島さんに対し浦和は後半頭からチュンソンに代えて興梠を投入することで多少ボールが収まるようになり事態はやや改善。そして菊池→関根、駒井→長澤というミシャさんお得意の2枚替えに加え、鹿島が(やはり)小笠原ではなくレオシルバを下げてくれたので浦和としては更に事態が好転。せっかくの好機をズラタンのミスショット連発で逸機する場面はありつつも、興梠の裏抜けPK奪取(ドキドキしましたが今回も決めてくれました)、そしてこの日いつに増してキレキレだった関根のクロスから武藤が決めて試合を振り出しに戻してみせます。長澤も存在感がありました。

しかし、実に浦和らしいというか今年もかよという感じで、途中投入された鹿島FW鈴木に追われ後退していたDF遠藤がGK西川との連携がままならず体を入れられ脚を伸ばされてゴールに流し込まれてジ・エンド。痛恨のミスによりせっかくの良い流れを台無しにしてしまいました。監督のスタンスは勿論個々の選手のコンディションが上がっていない部分もあるのでここで今季を判断するのは早計に過ぎるとは思いつつも、「この道はいつか来た道」という感じはあり、シーズン早々鹿島にタイトルを許すという胸糞の悪さは勿論のこと、火曜の豪州でのACL緒戦もやや心配になってきました。

それにしてもスーパーカップで両クラブ2ndユニの蛍光色というのはどうなんでしょうね。鹿島との対戦と言う雰囲気が全く盛り上がらない上に目もチカチカしました。ちなみに個人的に今日一番盛り上がったのは小笠原選手が異議でイエローをもらった場面でした(笑)

富士ゼロックススーパーカップ2017
鹿島3×2浦和@日産

2月17日(金)のつぶやき

2017-02-18 01:53:47 | Weblog

五能線ありきの旅(5)

2017-02-18 00:10:03 | アウェイじゃないけどぶらり旅
前回までのつづき)

リゾートしらかみの旅は深浦駅でしばしの停車であたりをうろうろすることができます。写真を見返した上でネットで調べて確認できたことですが、江戸時代に北海道~大阪間の物流を海路で結んでいた北前船のいわゆる「風待ち湊」だったのですね。



深浦駅はこのあたり…といってもわかりにくいですね。方角的には地図の左側が北になります。



こちらで同じリゾートしらかみの「くまげら号」とすれ違い。お互いの乗客がお互いの車両の写真を撮り合う異様な光景に。



というわけで深浦駅を発ちます。このあたり、旅行番組にありがちな「沈む夕陽を眺めながら浸かれる」臨海露天風呂があったみたいですね。機会があればそういうのにも入ってみたい気はしますが。



深浦駅を出てからの写真は以下のようなものばかりです。



ネットで調べても確信を持てなかったのですが、このあたりを「千畳敷」というのでしょうか。



いずれにしてもブラタモリ的考察をしたくなるような荒々しい地形に息を飲みます。



(つづく)